三重の日本酒おすすめの6選!甘口・辛口など人気のアイテムをご紹介
三重県は古くから「日本酒」の産地であり、日本酒好きの間では銘酒の揃う県と呼ばれています。この記事では、三重県の日本酒の選び方をはじめ、その特徴や種類、甘口・辛口やお米の品種、火入れ方法による違いなどをご紹介します。おすすめの日本酒もいくつかご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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三重県の日本酒の特徴は?
三重県の日本酒は、蔵元ごとに多種多様な香りや味わいがあり、銘柄ごとの違いはひと言では表せないと言われています。
三重の酒造りの歴史は古く、江戸時代の頃には伊勢神宮を訪れる人々のために、酒造が盛んに行われていたのだそうです。三重の地形は南北に長く、山間部の寒冷な気候や清らかな軟水、上質な酒合米など、酒造りの条件に恵まれた土地でもあります。現在は35の蔵元がありますが、コンテストで受賞歴を持つ所も多く、日本酒好きの間では「銘酒の揃う県」と呼ばれるほどなんですよ。
また、三重の日本酒は2016年の伊勢志摩サミットで乾杯酒や食中酒として提供されたことで有名です。現在も入手困難な銘柄もあり、そのおいしさは海外でも高く評価されています。
【三重県】日本酒の選び方
日本酒を選ぶ際のポイントは、主に「日本酒度(甘辛口)」「味わい」「日本酒の種類」「お米の品種」「加熱処理方法」などがあるので、これらが好みに合っているかを確認しながら選ぶことが大切です。また、三重県は有名な蔵元や銘柄が多いので、それらを参考にして選んでもよいでしょう。
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
1.日本酒度(甘口・辛口)で選ぶ
甘辛口の目安のひとつに「日本酒度」というものがあります。日本酒度とは、お酒に含まれる糖分の指標のことで、糖が多ければマイナスで甘口に、糖が少なくてアルコールが多ければプラスで辛口になります。日本酒の味わいは、ほかにも酸度やアミノ酸度、香りなどさまざまな要素があるので、日本酒度だけで甘辛口を判断することはできませんが、目安のひとつとして参考にしてみてくださいね。
甘口
甘口の日本酒は、日本酒度-1.5〜-3.4がやや甘口、-3.5〜-5.9が甘口、-6.0以下が大甘口になります。ほかにも、酸味が少ないもの、旨味が強いもの、フルーティな香りのものなど、いわゆる「旨口」や「ふくよか」な日本酒は、甘口と感じることが多いです。料理は醤油や砂糖、みりんなどを使った、甘じょっぱい味つけのものがよく合いますよ。
商品情報
毎日の晩酌にぴったりな、やや甘口の山廃純米酒です。山田錦ならではの深い味わいに、やわらかな甘味と酸味が調和した、やさしい飲み心地が魅力。幅広い料理と合わせやすいので、ぜひおいしい肴と一緒に冷酒や熱燗でお楽しみください!
辛口
辛口の日本酒は、日本酒度+3.4〜+1がやや辛口、+5.9〜+3.5が辛口、+6以上が大辛口になります。辛口といっても唐辛子のような辛さではなく、すっきりとした味わいやシャープなキレ、アルコールの刺激感などのことを表します。刺身などシンプルな料理や、塩辛などの酒肴、天ぷらなどの揚げ物など、幅広い料理に合わせやすいのも魅力です。
商品情報
内容量 1
液体容量 1800 ミリリットル
日本酒度15度と大辛口の純米吟醸生酒です。果実のやわらかい香りと雄町ならではの濃厚な旨味をクリアな酸味がキュッっと引き締めてくれます。透明感のある軽やかな飲み口は、スッと染み渡るようなおいしさですよ。
2.フルーティな味わいで選ぶ
フルーティーな日本酒とは、まるで果実のような甘い香りを持つ日本酒のことです。バナナやメロン、リンゴなど、果実の香りが混ざり合うことで日本酒独特のフルーティな味わいになります。三重県産酵母はバナナやリンゴの香りが強く出る傾向があるので、フルーティーな味わいのものが多いのが特徴です。
商品情報
容量:750ml
度数:15度
原材料:国産米・米麹
精米歩合:60%
まるでマスカットのような、華やかな香りの純米吟醸酒です。日本酒度15度と辛口でありながらも、フルーティな香りと甘味、酸味のバランスがよく、クリアな余韻を楽しむことができます。幅広い料理と相性がよいので、少し冷やして食中酒としていただくのがおすすめですよ。
3.日本酒の種類で選ぶ
日本酒は、精米歩合と醸造アルコールの有無によって、以下の9種類に分けられています。
- 純米大吟醸
- 純米吟醸酒
- 特別純米酒
- 純米酒
- 大吟醸酒
- 吟醸酒
- 特別本醸造酒
- 本醸造酒
- 普通酒
「純米」とは醸造アルコール無添加のお酒のことで、原材料は米・米麹・水のみになります。また「大吟醸」は精米歩合50%以下「吟醸酒」は60%以下「純米酒」は50%以下と定められており、精米歩合が低いほど雑味が少なく上品な味わいに仕上がります。
特別純米酒
特別純米酒とは、精米歩合60%以下で、特別な製法を用いて造られた日本酒のことです。作り手のこだわりやコンセプトで「特別」と表記されることが多いので、どのような方法で醸造しているのかを確認すると、楽しみ方が広がりますよ。
純米大吟醸
純米大吟醸とは、精米歩合50%以下、醸造アルコール無添加で造られた日本酒のことで、華やかな吟醸香とすっきりとした旨味が特徴です。ちなみに精米歩合50%とは「酒米を50%の大きさまで削ってから醸造する製法」のことで、精米歩合が低いほど雑味が少なくなりますが、その分多くの酒米が必要になるので価格が高くなる傾向があります。
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(17件)
商品情報
原産地 三重県
アルコール含有量 15 容量パーセント
商品体積 750 ミリリットル
フレッシュ感あふれる、純米大吟醸の新酒です。鈴鹿山脈の伏流水や伊勢平野の酒米など、厳選された素材で造られた完成度の高い1本!やや甘口で上品な旨味、爽やかな香りが絶妙で、華やかな味わいが口いっぱいに広がります。しっかりと冷やしてお楽しみください。
4.お米の種類で選ぶ
三重県は上質な酒米の産地であり、山田錦や五百万石、伊勢錦などさまざまな品種が栽培されています。酒米で日本酒を選ぶ際は、山田錦は芳醇、五百万石はすっきり、伊勢錦は淡麗など、酒米ごとの特徴を知っておくとさらに日本酒を楽しめますよ。
山田錦
山田錦は酒米の代表的な品種であり、全国で1番多く栽培されています。山田錦は雑味が出にくく、芳醇で奥行きのある味わいに仕上がる傾向があるので、純米大吟醸など精米歩合の高い日本酒に適しています。有名な銘柄の日本酒に使われることも多く、別名「酒米の王様」と呼ばれています。
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(3件)
商品情報
風味 やや辛口
ユニット数 720.0 ミリリットル
アルコール含有量 17 容量パーセント
商品体積 0.72 リットル
限定数わずか300本と、とても希少な純米大吟醸です。最高峰の伊賀産山田錦を35%まで精米し、全て手作業で丹念に醸造・熟成させた特別な日本酒で、上品な吟醸香と清らかな旨味が織りなす絶妙なハーモニーを堪能することができますよ。特別な贈り物としても最適です。
神の穂
神の穂(かみのほ)は、三重県が12年かけて開発した酒米で「神の国で造られた美味しい酒米」という意味が込められています。主に三重県の地酒に使われており、甘口〜中口で旨味のあるやさしい味わいに仕上がる傾向があります。
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(1件)
商品情報
ユニット数 720.0 ミリリットル
原産地 伊賀市
アルコール含有量 15 容量パーセント
商品体積 720 ミリリットル
「亀の穂」と三重県産酵母「MK-7」を使った、絶妙なバランスの純米大吟醸です。亀の穂のやわらかな旨味に、MK-7のが醸す爽やかな香りと酸味が溶け合う、ミネラル感あふれる味わいを楽しむことができます。エビやホタテ、牡蠣など、あっさりとした魚介料理と相性抜群ですよ。
5.加熱処理方法で選ぶ
日本酒を選ぶ際は、加熱処理(火入れ)の回数もチェックしましょう。
日本酒は醸造の過程で、加熱処理(火入れ)をして酵母の働きを止め、品質を安定させてから出荷するのが一般的です。加熱が2回のものは「二回火入れ」、1回のものは「生詰め酒」や「生貯蔵酒」、1度も加熱しないものは「生酒」と呼ばれています。
二回火入れは、口当たりが滑らかで酸味が落ち着いたものが多く、常温保存でも飲み頃の味を保つことができます。一方で、生酒は特有のフレッシュな味わいがありますが、品質を保つために冷蔵保存する必要があります。生酒はラベルに「生」や「生酒」と表記してあることが多いですが、どちらか分からない場合はお店の方に確認するとよいでしょう。
おすすめ商品比較表
銘酒が揃う!三重県の日本酒を楽しもう
今回は、三重県の日本酒の選び方をはじめ、その特徴や種類、甘口・辛口やお米の品種による違い、おすすめの日本酒などをご紹介しました。三重県は古くから醸造が盛んであり、現在も高品質な日本酒が多く造られています。今まで飲んだことのない方は、ぜひこの機会に、おいしい三重の日本酒を楽しんでみてくださいね。
※製品画像はAmazon/楽天より
※20歳未満の飲酒はやめましょう。