タブレット用タッチペンのおすすめ13選！筆圧検知・イラスト向けの商品をご紹介
イラストを描いたりゲームをプレイしたりするときに重宝する「タブレット用タッチペン」。指で操作するよりも細かい作業ができ、ストレスなくタブレットを使えますよ。本記事では、おすすめタブレット用タッチペン13選と選び方のコツをご紹介します。値段が安いものや筆圧検知タイプなどの商品をまとめたので、ぜひ参考にご覧ください。
監修者
イラストレーター
- refeia
イラストレーター。大学院の工学修士課程修了後、研究開発系エンジニアを経てイラストレーターに転身。ゲーム、小説などのイラストを制作する傍ら、東洋美術学校の非常勤講師も務める。タブレット端末に詳しく、自身でも4台を所有
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タブレット用タッチペンのタイプ
タブレットの画面は通常「静電容量方式」という方法で作られています。これは、指先の静電気をセンサーが検知するという仕組みです。
タッチペンには感圧方式（ニンテンドー3DSなどのゲーム機に付属するペン）、静電容量方式、電磁誘導方式と３つのタイプがありますが、タブレットに採用されている静電容量方式のタッチパネルで使えるのは静電容量式、電磁誘導式の2種類です。詳しくみていきましょう。
先端が丸い「タッチペンタイプ」
まずひとつめは、先端に導電性のある樹脂などが取り付けられ、指先の静電気を伝えて指の代わりに操作を行うことができるタイプです。
ペン先がシリコンゴムや繊維などのソフトな素材でできており、とくにスワイプのような画面を滑らせる動作に適しています。タブレットの画面を傷つけにくいのもメリットと言えるでしょう。
大まかな操作や、「ツムツム」や「パズドラ」といったゲームをプレイするのに便利です。要するに「指の代わり」なので、どんなデバイスでも使える点が良い点です。電池不要なのもいい点といえます。
タッチペンタイプには“筆ペン”風のものも
このタイプの中には、導電性の繊維で筆のような書き味を実現したタイプもあります。筆文字を描きたい方や、ブラシの操作感が好きな人はチェックしてみてください。
先端が細い「ペンタイプ」
内蔵電池によりペン先に静電気を発生さえるタイプで、先端が細いことでより高精度な作業を行うことができるタイプです。センサーを利用してペン先の位置や速度、圧力などを検出することが可能なものもあり、クリエイティブな用途でも使いやすくなっています。
アップルのiPadシリーズで使用可能な「アップルペンシル」が有名です。また、クリエイティブ用途で用いられるペンタブレットの専用ペンの中には電磁気センサーを利用して書き、高精度かつタブレット側からのエネルギー供給を受けることで充電不要なタイプも存在します。
指の代わり＝ペン先太めのタッチペンタイプ。ペンの代わり＝ペン先細めのペンタイプがいい
イラストレーター
タブレット用タッチペンの機能
タブレット用タッチペンには様々な機能が内蔵されています。たとえばイラスト用途であれば線の太さや色の濃淡をコントロールできる筆圧感知機能はぜひ欲しい機能ですが、逆に文字をかければそれでOKであればとくに必要ありません。
筆圧感知機能
イラストを描いたり手書き入力したりするときは、筆圧感知機能があれば便利です。筆圧感知機能とは、筆圧に応じて線の太さや強弱をつけられる機能のこと。より繊細な描写が可能なうえ、色の濃淡の表現も自由自在です。とくにイラストや漫画を描こうタブレット端末で書こうと思うと、これはほぼ必須の機能となります。筆文字のような強弱をつけるのが必要なものを書きたい場合も、筆圧感知機能が必要になるでしょう。
イラストレーター
たとえばアップルペンシルでいえば、アップルペンシル（USB-C）には筆圧感知機能がなく、イラストを描く上では使いにくいです。用途に合わせて必要か必要ないかを判断するといいと思います
傾き感知機能
ペン自体の傾きを感知する機能です。鉛筆でたとえれば、鉛筆を立てて書けば鋭い線が引けますが、鉛筆を寝かせて芯の部分を面のような状態にすれば、幅広い線を書くことができますよね。そのような状態を、タッチペンでもできるようになるのが傾き感知機能です。基本的にはイラスト用途で便利な機能だと思われますが、タブレット端末やタッチペンをクリエイティブ用途で使いたい人にとっては、あって嬉しい機能です。
イラストレーター
私個人の話をすれば、傾き感知機能はあまり必要ありません。ただ、クリエイティブ用途で使いたいならないよりあったほうがいいのは間違いありません
ホバー機能
ペン先を画面につけなくても、画面上をポイントできるという機能です。たとえばペンを使って太いブラシで色を塗りたい場合などに、どの範囲に色が塗られるかを実際に色を塗る前に把握できて便利です。
イラストレーター
色を塗ろうと思ったら、あると便利な機能です
パームリジェクション機能
タブレットに手が当たってしまい、ミス動作を繰り返してイライラした経験がある方も少なくないでしょう。パームリジェクション機能は、このようなタッチペンの使用中の誤作動を防ぐ役割をしてくれます。ペン先にしか反応しないので、液晶画面に手がふれたままイラストを描いたり文字を描いたりすることが可能です。タブレット用タッチペンを使い慣れていない方は、パームリジェクション機能の有無をチェックしてるみるといいでしょう。
用途で選ぶ
メモ・ノート
タブレットを手帳やノート代わりにしている方は、手書き入力がしやすいペン先が細いタイプが適しています。液晶画面との接地箇所が見やすいため、実物の紙とボールペンのようにスラスラと書くことができます。
また、会社や学校など外出先でもタブレットを使用するなら、ペン軸の長さにも着目するとよいでしょう。短めのものならペンケースにも収納しやすくて持ち運びに便利です。一方で、ペン軸が短いと書きづらいというデメリットもあるため、使用シーンに合わせたものを選んでくださいね。またマグネット吸着の可否も重要です。
ゲーム
ゲームを快適にプレイするなら、ペン先が丸いタイプがおすすめです。正確な動作や素早いスワイプが必要なゲームでも、なめらかに動かせるためストレスなく楽しめますよ。パズルゲーム、位置ゲームなどのゲームジャンルに合わせた商品も販売されているため、ご自身のプレーするゲームに合わせたものを選ぶとパフォーマンスが上がるはずです。
イラスト
タブレットでイラストを描きたい方は、ペン先は細めタイプで筆圧感知機能が搭載されているものがおすすめです。これらの機能があれば、繊細なタッチや太さの強弱を表現できます。キャラクターの細かい輪郭や背景などの描写も思い通りに描けるため、本格的なイラストを作成したいときに重宝します。
タブレット用タッチペンのおすすめ商品13選
ここでは、おすすめタブレット用タッチペン13選をご紹介します。ご自分の使っているタブレットに合うもの、用途に合うものを選んでくださいね。
iPadならばアップルペンシルが正規品ですし、アンドロイドタブレットや液晶タブレットの場合は専用専用ペンが付属する場合がほとんどなので、純正でないものを選ぶときは互換性をチェックしておくのがベターです。
その登場は衝撃だった「アップルペンシル（第1世代）」
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商品情報
・使用時間：-
・対応デバイス：iPad/iPad mini/iPad Air/iPad Pro
価格推移
2015年にiPad Proとともに発売されたのがこのアップルペンシル第一世代です。筆圧・傾きを感知し、文字通り鉛筆のように使うことができます。iPadの下部にあるライトニング端子に挿して充電します。使っているiPadによっては第一世代しか使えないケースもあるので、発売から時間の経ったiPadを使っている人はチェックしておきましょう。
マグネット吸着が便利「アップルペンシル（第2世代）」
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商品情報
・使用時間：-
・対応デバイス：iPad Pro/iPad Air/iPad mini
価格推移
2018年11月に発売されたのがアップルペンシル第2世代です。iPadに直接マグネットで取り付けることができ、その状態で充電されるのが特徴です。初代との違いはダブルタップすることで鉛筆、消しゴムを切り替える（割り当て設定は変更可能）などが可能になったこと。やはり、iPadとの互換性には注意が必要です。
筆圧感知はないが手に取りやすい「アップルペンシル（USB-C）」
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商品情報
対応デバイス：iPad/iPad Pro/iPad Air/iPad mini
価格推移
2023年に発売されたアップルペンシル（USB-C）は、USB-Cケーブルでペアリングと充電ができ、iPadの側面にマグネットで取り付けることができます。傾きを感知することはできるのですが筆圧を感知することができないのがデメリット。そのため、イラスト用途には向きませんが、メモを取るなどの作業には問題なく使うことができますし、相対的に廉価というメリットも。
最新機能が詰め込まれている「アップルペンシルプロ」
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商品情報
対応デバイス：iPad Pro/iPad Air
価格推移
2024年に発売された最新のアップルペンシルで、最新のiPad Pro(M4)、iPad Air（M2）で使うことができます。指で握るとパレットを表示するスクイーズ機能、回転を検知するバレルロール機能などが新たに加わり、ペン先がディスプレイに触れる場所を教えてくれるホバー機能も搭載。見た目に大きな変化はありませんが、着実に進化を遂げている高機能モデルです。
イラストレーター
2024年に発売されたiPad Pro（M4）、iPad Air（M2）を選んだら、使えるのはアップルペンシル（USB-C）とアップルペンシルプロの2種類です。アップルペンシルプロは、ギュッと握るとメニューが表示されたり、便利な機能が増えています
iPadで使えるデジタルペンシル「ロジクールクレヨン」
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タイムセール商品情報
メーカー ロジクール
シリーズ iP11SL
製品サイズ 0.8 x 1.2 x 16.3 cm; 20 g
電池 1 リチウムイオン 電池(付属)
商品モデル番号 iP11SL
カラー シルバー
商品の寸法 幅 × 高さ 8 x 12 x 163 mm
スタンバイ時のバッテリー寿命 7 Hours
同梱バッテリー あり
リチウム電池 80 ミリアンペア時間
リチウム電池パック 電池内蔵
リチウムイオン電池数 1
リチウム金属電池数 1
商品の重量 20 g
価格推移
公式にiPadに対応しているデジタルペンシルです。USB-Cコネクタで接続することができ、バッテリーの持ちが良く、頑丈という特徴があります。傾きは感知するものの筆圧感知はなく、マグネット充電にも対応していないなど、アップルペンシルよりも機能面では劣りますが、その分安価です。
書く上で必要な機能が一通り揃う「KINGONE タッチペン」
USBタイプCと磁気のふたつの充電方式が使え、傾き補正やパームリジェクションといった機能が使え、iPadとの互換性があることを売りにしているタッチペンです。筆圧感知機能は搭載されていないので、イラストなどの用途に使用したいと思っている人は注意しましょう。
交換用ペン先が3つ付属「JAMJAKE タッチペン」
傾き感知あり、パームリジェクションあり、磁気吸着あり、ただし筆圧感知はないというペンシルタイプのタッチペンです。また、交換用のペン先が3個付属するのも嬉しいところです。
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商品情報
価格推移
極細のペン先で、バッテリー残量もわかる「エレコム タッチペン 」
1mmという極細の金属製ペン先がつけられたタッチペンです。傾き感知、パームリジェクション搭載で、9時間連続使用可能、LEDランプでバッテリー残量がわかるなど、筆圧感知機能はありませんが、機能面も充実しています。
さまざまなデバイスに対応「Poiget スタイラスペン」
iPad、ウインドウズ、アンドロイドタブレットなどに対応していることがウリのタッチペンです。筆圧感知は非対応ですが、傾きを検知し、マグネット吸着に対応。USB-Cの高速充電が可能で、交換用ペン先がふたつついてきます。
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商品情報
価格推移
Windowsデバイスに対応「Poiget スタイラスペン」
ペン対応のWindowsデバイスに対応したペンです。筆圧、傾きを感知し、書き心地は滑らか。トップボタンでWindowsリンクを呼び出したり、サイドスイッチで機能をカスタマイズできるなど、非常に高機能です。Windowsタブレットなどを使用して、仕事はもちろんクリエイティブ用途などにも使いたい人に良いペンデバイスです。
パズルゲームの操作に適した機能「エレコム タッチペン P-TPGCPZBK」
ゲーム用の感度の良いファイバーチップを採用し、先端はクリアで画面を見やすく、ガラスフィルムを貼った上からでも操作がしやすい“パズドラ”“ツムツム”などのパズルゲームを操作するのに特化した先が丸いタイプのタッチペンです。スマホでパズルゲームをすることの多い人が、パフォーマンスを上げるのに役立ちます。
ゲーム用機能が詰め込まれている「Su-Pen スタイラスペン」
ゲームを快適にプレーすることにこだわって重さと長さを調整、スマホ画面を滑らかに走る書き心地を誇るタッチペンです。パズルゲームにはもちろん、画面を指の脂や指紋でベタベタさせたくない人の操作にもおすすめ。キャップ付きなので胸ポケットなどに収納しておきやすいのも便利です。
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価格推移
タッチペンのあると便利な機能
最後に、タブレット用タッチペンに搭載されていたらうれしい機能を3つご紹介します。タブレット用タッチペンの使用頻度が高い方は、便利な機能があるかどうかにも着目してみてくださいね。
先端が透明なアイテム
ペン先が邪魔で画面が見えないとお困りの方は、先端部分が透明なものがおすすめです。見やすさがアップするため、より正確な操作ができてゲームをプレイするときにぴったり。さらに、文字や細かいイラストを描くときにもスムーズですよ。
また、ペン先に透明な円盤が付いているディスクタイプもおすすめです。液晶画面と接する部分を広くとれるため、安定感が増しますよ。イラストや文字など角度を変えて書くときに重宝することでしょう。
ノック式タッチペン
会社や学校など外出先でも使用するなら、ボールペンのようにペン先を出し入れできるノック式がおすすめです。使用していないときは、カチッとノックするだけでペン先を収納できます。ペン先が傷つくのを防げるので、移動中も安心です。また、キャップと違ってなくす心配がないのもうれしいポイントですね。
2in1タイプ
先端が丸いタイプと細いタイプが左右それぞれの端につけられたタイプや、タッチペンとリアルペンが両方使えるタイプなど、2in1タイプも存在します。メモとゲーム両方に使いたい、紙にもタブレットにも書きたい、という人は探して選んでみるといいでしょう。
おすすめ商品比較表
  Apple(アップル) Apple Pencil（第1世代） |  Apple(アップル) Apple Pencil(第2世代) |  Apple(アップル) Apple Pencil (USB-C) |  Apple(アップル) Apple Pencil Pro |  Logicool(ロジクール) ロジクール デジタルペンシル |  KINGONE KINGONE タッチペン |  JAMJAKE JAMJAKE タッチペン |  エレコム(ELECOM) エレコム タッチペン |  Poiget Poiget スタイラスペン |  Wacom ワコム Bamboo Ink Plus |  エレコム(ELECOM) エレコム タッチペン |  AppBank Store Su-Pen スタイラスペン | |
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タッチペンでタブレットをもっと便利に！
指でも操作できるタブレットですが、タッチペンを使うともっと楽に操作できますし、画面も汚れません。また、タブレットをノート代わりに使うならペンタイプが便利ですし、さらに一歩進んでクリエイティブ用途に使おうと思ったら、筆圧感知などがついた高機能なものが欲しくなります。ご自分のやりたいことや予算に合わせて、最適な1本を選んでくださいね！
タブレットについてはこちらから！↓
漫画やイラストをデジタルで描く場合に必要なのが「お絵描きタブレット」です。イラストが描けるタブレットにはモバイルタブレット、液タブ、板タブと選択肢が意外に多く、性能やペンの有無、値段もさまざま。特に初心者はどれを選べばいいか迷いますよね。そこで今回は、タブレットに詳しいイラストレーターに、選び方のポイントを教えてもらいました！
タッチペンには導電性のゴム製の頭がついた「指の代わり」になるものと、静電気センサーがついた「ペンの代わり」になるものの大きく２種類がありますが、ゲームをしたり指紋がつくのがイヤなら「指の代わり」になる先端が太いタッチペンタイプ、細かい作業がしたいなら「ペンの代わり」になるペンシルタイプがいいのではないでしょうか。イラスト用途では電磁気センサーを用いたペンタイプを使うことが多いです。