マイナポイントは楽天カードと楽天ペイどっちがお得?申込方法や受取方法を解説
マイナポイントを最大限に活用するには、楽天カードと楽天ペイのどっちが得なのでしょうか?マイナポイント制度の概要から、楽天カードと楽天ペイの特徴、マイナポイントの申込みと受取方法、そしてどちらがよりお得な選択肢なのかを詳しく解説します。
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「マイナポイント」とは?
マイナポイントは、総務省によって推進されている、地方行政のデジタル化と消費活性化を目的とした施策です。マイナンバーカードをキャッシュレス決済サービスに登録・利用することで、そのサービスが発行するポイントが付与されます。さらに、マイナンバーカードで健康保険証の利用申し込みや年金受取口座の登録を行った場合にも、ポイントが付与されます。
これらすべてのサービスに登録・利用を行った場合、大量のポイントが獲得できるとして、話題になりました。楽天ユーザーにとってはマイナポイントを獲得する際に、楽天カードと楽天ペイのどっちが得かについても気になるのではないでしょうか。
ただし、マイナポイントの申し込みは2023年9月30日をもって終了しており、現在は新たな申し込みを受け付けていません。
「楽天カード」とは?
楽天カードは、楽天グループの発行しているクレジットカードです。大きな特徴として、ポイント還元率が高いことが挙げられます。利用する店舗に関係なく、購入額の1%という高還元率が適用されます。特に、楽天市場での利用では、SPU(スーパーポイントアッププログラム)が適用された場合にポイントが3倍になるなど、効率的にポイントを貯めることができます。
また、楽天グループが提供するサービスには、金融、ショッピング、旅行、携帯などさまざまなものがあります。これらのサービスの支払時に楽天カードを使用した場合にも、ポイントが付与されます。楽天カードは楽天ポイントカードや楽天Edyといったサービスと統合されており、多様なサービスを利用する際に複数のカードを持ち歩く必要がないため、大変便利です。
「楽天ペイ」とは?
楽天ペイは楽天が提供するサービスの一つで、スマートフォン用決済サービスです。このサービスを活用することで、楽天ペイ対応のオンラインストアでのショッピング時に、楽天の会員情報にあらかじめ保存されたデータを用いて、支払い情報の入力なしに購入手続きができます。実店舗での購入の場合も、楽天ペイのアプリをスマートフォンで使用し、手間をかけずにスピーディーなキャッシュレス決済が実現します。
マイナポイントで楽天ポイントを獲得するための申し込み方法
マイナポイントを楽天ペイや楽天カードから申し込む方法は以下の通りです。
楽天ペイから申し込む場合は、次の手順で行います。
マイナンバーカード申請
マイナンバーカードは、お住まいの自治体にマイナンバーカードの交付申請を行うと発行されます。交付申請方法はいくつかありますが、郵送による申請が簡単です。自宅に通知カード及び申請書類が郵送されてきますから、申請書類必要事項を記入を行い、顔写真を貼った上で、返信用封筒で郵送してください。
同封されている通知カードは、手元に保管しておきます。郵送後、自治体からマイナンバーカードの交付準備が完了したことを知らせる「交付通知書」が郵送されます。到着した交付通知書と通知カード、そして本人確認書類を持って、交付通知書に記載されている交付場所へ出向き、マイナンバーカードを受け取りましょう。
この他、オンライン申請や証明写真機からの申請、役所に直接出向いて本人確認を行うなどの申請方法もあります。申請方法は自治体によって異なるため、お住まいの自治体のウェブサイトで確認してください。
マイナポイントアプリ・楽天ペイアプリをダウンロード
「マイナポイントアプリ」を用意してください。また、楽天ペイアプリのインストールもお忘れなく。マイナポイントアプリと楽天ペイアプリは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。
楽天ペイアプリ上で申し込み
楽天ペイアプリを開き、ホーム画面からマイナポイントアイコンをタップします。次に、「特約に同意の上、申し込みを進める」ボタンをタップして、マイナポイントアプリに移動しましょう。
マイナポイントアプリ画面で、希望するキャッシュレス決済サービスとして「楽天ペイ」を選びます。次に、決済サービスのカード番号などの情報を入力してください。最後にマイナンバーカードを読み取り、マイナンバーカード受取時に設定したパスワードを入力すれば手続きは完了です。スマホ画面に、「マイナポイント申し込み完了」と表示されます。
楽天カードでマイナポイントを申し込む方法
基本的には楽天ペイと同様の手順で行います。楽天カードアプリを開き、「マイナポイントお申し込み」をタップし、画面の指示に従って「マイナポイントアプリ」に移動します。マイナポイントアプリからマイナンバーカードの認証を行い、マイナポイント申し込み完了と画面に表示されたら、登録が完了です。
楽天ペイ&楽天カードでマイナポイントを受け取る方法
楽天ペイおよび楽天カードを利用してマイナポイントを受け取る際、特別な操作は不要です。使用額に応じて、自動で楽天ポイントが付与されます。
ただし、いくつかの注意点があります。
楽天ペイと楽天カードのポイント付与時期の違い
楽天ペイは、各月の使用額を集計後、翌々月の月末頃に利用額の分だけポイントが付与されます。一方、楽天カードは利用累計額がポイント付与条件に達した月の翌々月の25日頃に、一括してポイントが付与されます。
楽天ペイの場合は実際に利用しなければポイントが付与されない
楽天ペイでは、ポイント付与条件となっている金額をチャージしただけでは、ポイントは加算されません。チャージ後、実際に楽天ペイアプリで実店舗にて買物をする必要があります。楽天市場などオンラインショップでの購入、楽天キャッシュなど各種サービスへのチャージ、請求書払い、楽天カードタッチ決済による決済などでは、ポイントが付与されない点にも注意してください。
付与ポイントには上限がある
楽天ペイ、楽天カードのいずれの場合も、付与ポイントの上限は5,000ポイントです。条件金額以上のお買い物をしても、5,000ポイント以上は加算されません。
マイナポイントの付与状況は、楽天PointClubのポイントから確認できます。
マイナンバーカードを作成した時や健康保険証と紐づけた時、公金受取口座を登録した時にマイナポイントを受け取れます。マイナポイントを楽天ポイントで受け取れる方法や、対象のサービスなどについて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
楽天カードと楽天ペイ!マイナポイント登録はどっちが得?
楽天ペイと楽天カード、マイナポイント獲得のための登録はどっちが得でしょうか?
結論は、楽天ペイです。
具体的に、どっちが得か検証してみましょう。まず、付与されるポイント数ですが、どちらも利用金額の25%(上限5,000ポイント)と同じです。しかし、支払時のポイント還元率が高いのは、楽天ペイなのです。楽天カードは還元率が1%ですが、楽天ペイは1.5%と、0.5%高くなっています。ただし、還元率1.5%にするためには、楽天カードでチャージをする必要があります。
具体的なポイント付与内訳は、次のようになります。楽天カードは、マイナポイント25%+楽天カード利用ポイント1%=26%です。楽天カードでチャージした楽天ペイは、マイナポイント25%+楽天カードチャージポイント0.5%+楽天ペイ利用ポイント1%=26.5%となります。
マイナポイントだけでなく、日常的なお買い物の場合も、どっちが得かというと、楽天ペイに軍配が上がります。楽天カードで決済をするよりも、楽天カードでチャージした上で楽天ペイにて決済をした方が、ポイントがどんどん貯まる仕組みだからです。通常も、実際のお買い物は楽天ペイを使い、楽天ペイへのチャージは楽天カードで行うことをおすすめします。
楽天ペイと楽天カードの賢い使い方
楽天カードと楽天ペイ、どちらでマイナポイントを登録するとお得か、迷っていませんか?それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、あなたに最適な選択をしましょう。
最もお得なのは、楽天ペイに登録し、支払い元として楽天カードを指定してから楽天カードでチャージする方法です。この方法で、ポイント還元率が最大26.5%に達します。
しかし、ポイント還元率でどっちが得かとういう理由だけで登録先を決めるのではなく、日常の利用シーンでどちらが使いやすいかなどの利便性も考慮して判断することが重要です。
2025年3月現在、マイナンバーカード制度に基づくマイナポイント付与キャンペーンは既に終了しており、現在は利用できません。将来的に同様のサービスが再び実施されるかは不明ですが、ポイント付与サービスが再開された際にすぐに利用できるように、マイナポイントアプリにマイナンバー情報を登録しておくことをおすすめします。
また、自治体によっては独自のマイナポイント付与サービスを提供しているところもあります。お住まいの自治体がマイナポイントサービスを提供しているか確認してみましょう。
楽天Edyでマイナポイントを受け取れるのか気になりますよね。マイナポイントとはどのようなポイントなのか、楽天Edyと楽天ペイの違いなどについて紹介します。楽天Edyについて詳しく知りたい方は参考にしてください。
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