すきバサミのおすすめ12選!セルフカットや子どものヘアカットに便利なアイテム
セルフカットや子どものヘアカットに便利な「すきバサミ」。無印良品や100均など身近な店舗で販売されていますが、商品ごとにすき率や刃の素材が違うため悩んでしまいますよね。
本記事では、すきバサミの選び方を徹底解説。初心者向けの安い価格のハサミや、美容師が監修するプロ仕様のハサミなど、おすすめの商品情報もご紹介します。
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すきバサミとは?特徴を解説
すきバサミは毛量のボリュームを減らし、髪の毛先に動きを出すためのアイテムです。通常のカットバサミとは違い一度に切れる量が少なく、刃がギザギザになっているのが特徴です。一定間隔で間引きするように髪をすきます。
カットを繰り返す手間がありますが、バサッと切れないため初心者のセルフカットにぴったりです。前髪をぼかしたり、毛量を減らしたりなど、使い方次第で幅広いヘアアレンジに挑戦できますよ。
すきバサミの選び方
ここからは、すきバサミの選び方を解説します。「サイズ」「すき率」「刃の形や素材」「ハンドルの形状」「利き手」の5つのポイントに注目すると、自分にぴったりのアイテムが見つかりますよ。以下で、詳しい内容を見ていきましょう。
1.使いやすいサイズのものを選ぼう
初めてすきバサミを使う方は、自分の手になじみやすいサイズを選びましょう。プロの美容師は指の長さに合わせて選びますが、初心者は自分の手よりやや小さめのものがおすすめです。小ぶりのサイズの方が小回りが利きやすく、一度にカットする分量も抑えられますよ。
刃長7cm前後だと手に馴染みやすく、前髪や子どもの髪の毛など細かいカットもしやすいです。ただし、手のサイズは人によって異なるため、あくまでも目安のサイズとして参考にしてくださいね。
2.すき率をチェック
すきバサミは商品ごとにすき率が異なり、数値が高いほど切れ味が高くなります。初心者は、失敗しにくい数値を選ぶのがポイント。以下では、「10〜15%」「20〜30%」「40%以上」のすき率に適した選び方を解説します。
初心者でも失敗しにくい「10~15%」
初めてセルフカットに挑戦するなら、すき率が10〜15%程度がおすすめです。一度にカットできる分量が少ないため、失敗しにくいのがメリット。さり気ないレイヤーを入れたい方や、毛束感を大切にしたい方にも向いています。
毛先を軽くするには何度もハサミを入れる必要がありますが、慣れていないうちは失敗しにくいすきバサミを選ぶのが無難です。ある程度慣れてから、すき率が高いものを選ぶとよいでしょう。
髪の量を減らすなら「20〜30%」
毛量が多い方や軽やかな毛先に仕上げたい方は、すき率が20〜30%のものを選んでください。すき率が高くなるほど、くし型の刃の数が多くなります。そのため、ハサミを2〜3回入れるだけで毛先が軽くなります。
20〜30%程度であれば、一度で毛先がスカスカになるといった失敗も避けられます。シャギーのような繊細なカットにはおすすめできませんが、前髪や耳まわりの毛量を軽くするのに適しています。セルフカットに慣れてきた方におすすめですよ。
子どもなどの刈り上げぼかしに「40%以上」
スピーディーに仕上げたい子どものカットや大人の刈り上げぼかしには、すき率40%以上がおすすめです。一度のカットで約半数の毛量を減らせるため、時間短縮に役立ちます。バリカンで刈り上げたあとの仕上げや、微妙に伸びた毛だけをカットしたいときにも活躍しますよ。
ただし、すき率が40%以上のすきバサミは、使い方を間違えると思わぬ失敗に陥ることも。初心者はいきなり40%以上のすきバサミを使うのではなく、すき率が低いタイプから試しましょう。
3.切れ味に影響する刃の形や素材に注目
すきバサミの切れ味は、刃の形状や素材によって異なります。切れ味の悪いものは、髪の毛に刃が引っかかってしまい髪を傷めてしまうおそれも。刃の形や素材に注目して、切れ味のよいアイテムを選びましょう。
アール刃・くし型・柳刃
すきバサミはギザギザの形状をした「くし型の刃」と、「平らな棒刃」の2つの刃で構成されています。くし型の刃は溝が多いほどカット率が上がり、刃先がV溝型・U溝型のものは髪をしっかり挟むのが特徴。
さらに、くし形の刃には真っすぐな形状の「直刃」と丸みを帯びた「アール刃」の2種類に分類されます。セルフカットが初めての方には、髪が引っかかりにくい形状で、切り過ぎを抑える特徴をもつアール刃のすきバサミがおすすめです。
刃先に向かってゆるやかな曲線を描いた柳刃は、毛を逃しやすく、程よい切れ味でスムーズにカットを実感できますよ。
サビにつよいステンレス素材
長く愛用するなら、サビに強いステンレス素材のすきバサミを選ぶのがポイント。ほとんどのヘアカット用のハサミにステンレス素材が使用されており、濡れた髪の毛に使用してもサビにくいため扱いやすいです。
すきバサミは通常のハサミよりも複雑な構造のため、耐久性の高いステンレス素材が適しています。プロ仕様になると高級なチタン素材を採用するケースもありますが、初心者は手ごろなステンレス素材を選ぶとよいでしょう。
メンテナンスができる調節ねじ付き
すきバサミはねじの締まり具合によって、切れ味に影響を与えます。ねじは長期的に使用するとゆるみやすく、切れ味に不満を感じるかもしれません。ねじがゆるんだまま使用すると故障の原因になりやすく、使用中に刃が落下する危険性も出てきます。
調整用のねじが付いていれば、自分でメンテナンスができて便利です。好みの切れ味を追求したい方も、ねじ付きのすきバサミを選ぶとよいでしょう。
4.ハンドルの形状をチェック
すきバサミのハンドルの形状は文具用のハサミとは異なります。初めてすきバサミを手に取る方は、以下のおすすめの形状を参考に選んでください。
疲れにくいオフセットハンドル
初心者には、ベーシックなオフセットハンドルがおすすめです。すきバサミの持ち方は、親指と薬指を指穴に通すのが基本。オフセットハンドルは斜めに配置された指穴に、自然な状態で指を通せるのが特徴です。
さらに指かけがあると安定しやすく、細かいカットも楽にこなせます。ヘアカットに慣れないうちは完成まで時間がかかりやすく、指に痛みを感じることも。思い通りのカットに仕上げるためにも、疲れにくいオフセットハンドルを選ぶとよいでしょう。
指にフィットする大きさの指穴を
ハンドルの形状だけでなく、指穴の大きさにも注目しましょう。すきバサミは文具用のハサミと比べると指穴が小さく、慣れないうちは違和感があるでしょう。自分の指にフィットする大きさを選び、開閉がスムーズなものを選ぶのがポイントです。
ハンドルに樹脂加工を施したものは滑りにくく、人間工学に基づいて設計されたものはフィットしやすいです。指穴の角度も合わせてチェックしながら、長時間使用しても疲れにくいものを選びましょう。
5.利き手にあうものを選ぶ
一般的に販売しているすきバサミは右利き用が多いため、左利きの方は慎重に選びましょう。セルフカットは細かい作業が多く、利き手ではない方で慣れないハサミを使いこなすのは難しいでしょう。
利き手用のすきバサミを選ぶのが無難です。プロの場合は、左利きでも右利き用を選ぶこともありますが、初心者は安全性を重視する意味でも左利き用を選びましょう。
すきバサミのおすすめ12選
ここからは、すきバサミのおすすめ商品を12選ご紹介します。初めてでも使いやすく、子どもの刈り上げや前髪のぼかしにぴったりの商品を集めました。この中からお気に入りのアイテムを選んでくださいね。
日本人の手になじみやすく、樹脂製のハンドルが指にフィットする無印良品のすきバサミです。くし型の刃先に入ったV溝型の凹みが切れ味を向上させています。丸く加工された刃先が安全に使いやすく、セルフカットや子どものヘアカットにぴったり。シンプルなデザインにも注目ですよ。
前髪のセルフカットに適した、小回りが効く14.4cmのショートタイプです。すき率は30%なので、初めてすきバサミにチャレンジする方におすすめ。指が2本入る大きめのハンドルが使いやすく、小指掛けが安定性を高めます。カット中の視界をさえぎりにくい取り回しのよさもポイント。美容院に行く前の微調整や、前髪をぼかしたいときに活躍しますよ。
カットバサミ、すきバサミ、コームの3点セットです。2種類のハサミはサビにくいステンレス素材を採用し、刃先が細いタイプなので耳まわりや前髪のカットに適しています。セルフカットに必要な道具が揃ううえに、安い価格帯で入手できるのはうれしいですね。セルフカットを試したい方におすすめですよ。
効率よくセルフカットができる、貝印のすきバサミです。すき率50%の切れ味のよい刃と、手が疲れにくいオフセットハンドルを採用。髪のボリュームダウンもスピーディー、毛先を軽くすきたいときにぴったりです。手に馴染みやすい小ぶりのサイズなので、取り回しのよさも抜群。バリカンで刈り上げたあとの仕上げにもおすすめですよ。
職人が手作りで仕上げた日本製のすきバサミです。刃渡り5.3cmの長めの刃先はすき率50%。軽い切れ味を実現させ、髪のボリュームを自然に減らします。刃先は髪の毛を逃がしやすいV字型なので引っかかりを感じにくく、初めてでも扱いやすいでしょう。切れ味にこだわる方におすすめのアイテムです。
丸い刃先で子どものヘアカットを安全に行える、小さいサイズのすきバサミです。すき率は45%と程よい切れ味を持つため、短時間で仕上げたいときに重宝します。刃長14cmのショートタイプなので、細かい作業も快適に。生後6カ月以降のお子様はもちろん、パパやママの前髪のセルフカットにも活用できます。安全に保管ができるキャップ付きです。
鍛治職人が金属を叩いて仕上げた、高品質の日本製すきバサミです。素材にはステンレスの中でも高品質の素材を採用し、髪が引っかかりにくいくし型の刃に仕上げています。すき率は20%と低いため、軽く髪をすきたいときにぴったり。ねじは簡単に締め直しができるタイプで、保管ケースも付属するのはうれしいですね。
人間工学に基づいたハンドルがコントロールしやすく、切れ味のよい高硬度のステンレス素材を採用しています。すき率は20〜25%と低めの設計なので、初めてすきバサミを使う方におすすめです。調整ねじ付きなのでメンテナンスしやすく、ブラックを基調とした鏡面仕上げがおしゃれですね。
セルフカットでシャギーにチャレンジしたい方におすすめの、すきバサミです。粗めのくし型の刃に仕上げているため、一度にカットする毛量が少なく、初めてでも失敗しにくいのが魅力。安定して持ちやすいオフセットハンドルを採用し、保管に便利なキャップも付属します。前髪のセルフカットにもおすすめですよ。
刃物産地で知られる関市のブランドから生まれたオールステンレス製です。切れ味のよいくし型の刃が毛先を軽くし、毛量の調整も楽にこなせます。ハンドルの内側に装備された滑り止めが安定感をもたらし、セルフカットをスムーズに。本格的なすきバサミをお探しの方におすすめですよ。
低いすき率で失敗を抑えたいビギナー向けタイプです。すきバサミが初めてでも失敗しにくく、刃は自然な仕上がりが叶うV字型。ハンドルには指にフィットしやすいラバー製のリングをそなえ、美容師による使い方の動画付きです。保管しやすいケースも付属し、専用パッケージに入って届くのでプレゼント用に選ぶのもおすすめですよ。
プロの美容師向けセニングシザーも!
切れ味や使い心地にこだわる方は、本格的なセニングシザーもチェックしてみましょう。ここでは、プロの美容師向けのおすすめ商品をご紹介します。
カットラインがなめらかな2段刃を採用し、耐摩耗性にすぐれた高級なオールブラックチタンのすきバサミです。繊細なヘアカットもはかどるメガネハンドルは、見た目にもこだわりのある逸品。すき率は25%と程よく、開閉しやすいボールベアリングを装備しています。初めての方でも使いやすく、こだわりのあるヘアスタイルに仕上げたい方にもおすすめです。
すきバサミの使い方・コツ
すきバサミの刃を髪の毛の流れに合わせて、縦に入れるのが失敗しないコツです。また、根元にハサミを入れるとバッサリ切れてしまうため、刃先を根元に近づけないようにしましょう。前髪をすく場合は、ブロッキングをした状態で行った方がきれいに仕上がります。
1度ハサミを入れたらブラシで梳かし、バランスを見ながら進めるのがポイント。毛量を減らしたいときは、髪の毛束をねじりながら毛先に向かってすきバサミを入れるのがおすすめです。何度もすきバサミを入れると毛先がスカスカになり、髪の毛も傷んでしまうため、細心の注意をはかりながら進めてください。
おすすめ商品比較表
おすすめのすきバサミでセルフカットを楽しもう!
毛先を軽くしたり前髪をぼかしたりなどセルフで調整できるのが、すきバサミの魅力です。本記事でおすすめしたすきバサミがあれば、セルフカットも自在にこなせますよ。選び方も参考にしながら、使いやすいすきバサミを入手してくださいね。