酸素系漂白剤でキッチンや水回りの汚れを根こそぎきれいに!酸素系漂白剤10選
「酸素系漂白剤」は、キッチン周りのあらゆるアイテムのニオイや汚れを落とせるアイテムです。粉末タイプと液体タイプがあり、種類も豊富ですよ。この記事では、酸素系漂白剤の選び方とおすすめ商品をご紹介します。また、漂白剤の活用法や使用する際の注意点なども併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
酸素系漂白剤とは?
酸素系漂白剤とは、酸素の力を使って気になるシミや汚れを落とすアイテムです。主成分は「過酸化ナトリウム」または「過酸化水素」で、塩素臭のような刺激臭はありません。漂白だけでなく、消臭や除菌などの効果も期待でき、幅広い用途に使用できますよ。
さらに、40度以上のお湯を使うと、過酸化水素が酸素と水に分解されます。その酸素が色素も同時に分解して無色にしてくれるので、シミや汚れ、黒ずみなどもより落としやすくなりますよ。
また、酸素系漂白剤は塩素系漂白剤のように有毒ガスが発生する危険性がないため、安心性も高いので使用しやすいでしょう。
酸素系漂白剤と塩素系漂白剤の違い
塩素系漂白剤は、主にアルカリ性で酸素系漂白剤よりも漂白する力が強いです。そのため、シミがついてしまったタオルや白いワイシャツの汚れなどの漂白に適しています。また、酸性の洗剤と混ぜてしまうと有毒なガスを発生する危険性があるので取扱いにいは注意が必要です。
一方、酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と比較して、漂白する力が穏やかなため、色柄ものの漂白にも使用できます。ただし、近年では酸素系漂白剤であっても、粉末タイプのものは洗浄力が高い傾向にあるので、頑固な汚れも落としやすくなっていますよ。
また、塩素系のようなツンとしたニオイがなく、香りに敏感な方も使いやすいといった特徴もあります。
酸素系漂白剤の活用法
酸素系漂白剤は幅広い用途に使用できますが、ここではおすすめの活用法を5つご紹介します。
- 食器と調理器具の除菌・漂白
- 浴室のカビ取り
- トイレの消臭と除菌
- 衣類のお手入れ
- 庭や屋外
食器と調理器具の除菌・漂白
使用する際のポイントも解説しているので、チェックしてみてくださいね。
食器や調理器具の汚れやくすみが気になる場合は、酸素系漂白剤につけ置きすることよって汚れが分解されます。基本的に、酸素系漂白剤を水に溶かして、汚れを落としたい食器や調理器具に注いだり、つけ置きしたりして15~30分程度放置しておくだけです。
コップについた茶渋やコーヒーの渋とり、布巾やまな板の除菌や漂白、脱臭などにも活用できます。また、ステンレス水筒の内側についた汚れも漂白できますよ。ただし、水筒の中栓やフタは漂白できないので、取り外してからつけ置きしてくださいね。
排水口のバスケットはバケツなどに入れて、酸素系漂白剤を適量振りかけて、浸るくらいのお湯を注いで30分程度つけ置きします。汚れはひどいときには、歯ブラシなどでこすると汚れが落ちやすいです。
浴室のカビ取り
浴室の椅子や洗面器、フタなどのバス用品は、浴槽に入れて全体が浸かる程度のお湯を張ります。そのうえで、酸素系漂白剤を全体に振りかけてください。約30分程度つけ置きしたら、お湯できれいに流します。
酸素系漂白剤の量は商品によって異なりますが、水10Lに対して、40g程度を目安にしてくださいね。残り湯を使ってつけ置きするのもよいでしょう。ただし、アルミ製のものは使用できないので注意してくださいね。
浴室の床のカビが気になる場合は、排水ネットに水の入ったビニール袋をかぶせて栓をするように排水口をふさいでから、酸素系漂白剤を床にまきます。その後、40~60度のお湯を床にかけて、3~6時間つけ置きしてくださいね。最後に水を抜いて、ブラシでこすりながら洗い流します。
トイレの消臭と除菌
酸素系漂白剤は、トイレの消臭や除菌にも効果的です。容器に40度程度のお湯を入れ、多めの酸素系漂白剤を溶かし、トイレのタンクに流し込んでください。その後、数時間つけ置きするだけで、トイレの嫌なニオイが解消されますよ。
また、酸性洗剤で落とし切れない便器についた黒ずみは、直接酸素系漂白剤を振りかけて、ブラシでこすって掃除するのが効果的です。それでも落ちない頑固な汚れの場合は、長時間放置する必要があるため、トイレを使用しない時間帯に掃除しなければなりません。外出前や寝る前などにすると、放置時間が長くなり汚れを落としやすくなります。
衣類のお手入れ
酸素系漂白剤は、水回りだけでなく、衣類のお手入れにも使用できます。白いワイシャツやタオルなどは洗濯機で洗浄する際に酸素系漂白剤を一緒に入れて回すだけで、くすみや黄ばみを除去して白さをキープしやすくなりますよ。
衣類についたシミは、酸素系漂白剤を溶かした40度程度のお湯に15~30分程度つけ置きした後、水ですすぐときれいになります。色柄ものにも使用できるのがポイントです。
庭や屋外
さらに、庭や屋外のコンクリートについた軽い汚れであれば、酸素系漂白剤で落とすことも可能です。酸素系漂白剤と同量の重曹、水を混ぜてペースト状にしたものを汚れが気になる部分に塗布します。一定の時間放置した後に、ブラシなどで軽くこすって洗い流してくださいね。
酸素系漂白剤は粉末タイプがおすすめ!
酸素系漂白剤は、「粉末タイプ」と「液体タイプ」の2種類があります。それぞれ、成分や特徴に違いがありますが、おすすめは、漂白力が強くさまざまな用途で使用できる粉末タイプ。
粉末タイプ
粉末タイプの酸素系漂白剤は、主成分が過酸化ナトリウムでアルカリ性です。油汚れや食べ物の食べこぼし、汗や血液など、頑固な汚れも落とせます。
液体タイプより漂白する力は強いですが、綿や麻などの色柄もの、プラスチック製品、陶器やガラスなどさまざまなものに使用できますよ。ただし、水洗いできないものや、毛や絹またはこれらの混紡、デリケート衣類には使用できないため注意してくださいね。
液体タイプ
液体タイプの酸素系漂白剤は、主成分が過酸化水素で酸性です。水洗いできる白物や色物、柄物などの繊維製品に使用できます。粉末タイプよりも洗浄力が穏やかなので、デリケート衣類にも使用可能です。
ただし、水洗いできないものやステンレス以外の金属容器や漆器、色落ちや変色するものなどには使用できないので注意してくださいね。
おすすめ酸素系漂白剤10選
ここからは、粉末タイプの酸素系漂白剤のおすすめ商品をご紹介します。液体タイプと比較して漂白力が高いので、頑固な汚れを落としたい方はぜひチェックしておきましょう。
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム
発泡の力によって、キッチンや洗濯、浴室まで気になる汚れやニオイを落とす酸素系漂白剤です。漂白はもちろん、除菌や消臭の効果も期待できますよ。750g入りですが安価なので、手に取りやすいのも魅力的です。使用した後は炭酸ソーダ水と空気に還るので、環境にもやさしいのもポイントですね。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(484件)
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、アルカリ剤(炭酸ナトリウム)、洗浄補助剤(炭酸水素ナトリウム)、酵素
液性:弱アルカリ性
高濃度の酸素に2種類の酵素が加わり、洗浄・漂白・除菌・消臭・脱臭などの5つの効果が期待できる酸素系漂白剤です。水でも簡単に溶ける仕様になっており、瞬時に泡が発生します。界面活性剤を使用していないので、お湯に溶かした洗浄液を作れば、水洗いやつけ置きができないコンロや換気扇などの拭き掃除にも効果的です。
キッチンハイター 台所用漂白剤 粉末酸素系 大容量 520g
キッチン周りの掃除におすすめの台所漂白剤で、粉末でもサッと溶けて、ニオイがないので使いやすいですよ。シンクにお湯を張り、漂白剤を入れて食器をつけ置くだけで、気になる茶渋や黒ずみをきれいに落とせるのもうれしいですね。また、布巾やまな板、スポンジなどの雑菌や悪臭を取り除き、清潔に仕上げてくれますよ。色柄ものにも使用できて便利です。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(753件)
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)
液性:弱アルカリ性
過炭酸ナトリウムのみで作られた酸素系漂白剤で、使用後は炭酸ソーダと水と酸素に分解される環境にやさしい商品です。パッケージの裏面には、洗濯や浴室のタイルやパッキンのカビ取り、バス用品の洗浄といった酸素系漂白剤の用途や使用量、使用方法まで詳しく記載されているので、自分で調べる手間がかからずすぐに使用できます。
宮崎化学 ファイブクリーン
こちらの酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムに天然由来の酵素を2種類配合し、弱アルカリ性に仕上げています。塩素や界面活性剤、石けんやアルコール、香料などは一切含まれていません。洗浄液に浸した布巾で拭き掃除をしたり、シンクやトイレの黒ずみには直接振りかけてスポンジで磨いたり、普段の洗濯時に洗剤と一緒に投入したいりとさまざまな使い方ができますよ。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(197件)
商品情報
成分: 過炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、オロイド混合剤
石油由来や酵素、合成物質などを使用せず、オーガニック成分のみで作られた酸素系漂白剤です。しつこい汚れをしっかり落とす効果がありながら、衣類はふんわりと洗い上げてくれます。洗濯機にお湯を張ってつけ置きすれば、洗濯槽のカビまできれいに取り除くこともできるので、清潔を保ちやすくなりますよ。
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、アルカリ剤(炭酸ナトリウム)、漂白活性剤、酵素
液性:弱アルカリ性
酸素系漂白剤の主な成分である過炭酸ナトリウムに、漂白活性化剤や界面活性剤、酵素も配合し、洗浄力と漂白力を高めています。除菌率は約99.99%とされており、除菌・消臭の効果が期待できますよ。塩素臭のようなツンとしたニオイがなく、有害ガスの発生も心配ありません。布巾や食器の漂白や除菌にも安心して使用できます。
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)
液性:弱アルカリ性
高い発泡力により、泡の力で汚れをはがし落とす酸素系漂白剤です。漂白や除菌、除臭力にも優れており、食器やまな板のつけ置きや部屋干しのニオイ対策などさまざまな用途に使用できます。素材や環境にやさしい無添加処方で、塩素系洗剤や合成界面活性剤は使用していないので、赤ちゃんやお子さまのものにも使いやすいでしょう。
商品情報
液性:アルカリ性
植物由来の洗浄成分とアルカリ剤、酵素のトリプル効果により、汚れに浸透・分解し、きれいに取り除くことも可能です。洗濯物のニオイが気になるときは、洗剤と一緒に入れるだけで、消臭効果も期待できます。配合成分の炭酸塩はアルカリ度がやや強く、酸素系漂白剤の洗浄力を高める力がありますよ。さらに、酵素を加えることにより、さまざまな汚れに対応可能です。
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、アルカリ剤(炭酸塩)、固化防止剤(硫酸塩)、界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)、金属イオン封鎖剤性状:粉末(弱アルカリ性)
酸素系漂白剤の業務用タイプ3.5kgなので、キッチンや浴室、洗濯やトイレの掃除など、さまざまな用途に使用できます。落としにくいシミやカビなどは30分程度つけ置きすれば、汚れをきれいに落とせます。水に浸せないものの場合は、洗浄液に浸した布巾を絞って、拭き掃除してみてくださいね。
酸素系漂白剤を使うときの注意点
酸素系漂白剤を使用する際には、「使用できる素材・できない素材」や「ほかの洗剤と混ぜない」ということを理解しておく必要があります。素材や汚れの種類に合った方法で、汚れやニオイに効果的な使い方をしてくださいね。
使用できる素材・できない素材
酸素系漂白剤は、水洗いできる素材であれば基本的に使用できます。塩素系漂白剤と比較して洗浄力が穏やかなので、白物や色柄ものでも使用できますよ。
ただし、水洗いできないものや合金属染料で染めたもの、金属製のボタンなどは使用できません。合金属染料とは、クロムやコバルト、銅などの金属を含んだ染料で染めた柄や糸を使用している生地のことです。金属を含んでいるものは酸化し、脱色する可能性もあるので注意が必要です。
また、毛や絹などのデリケート衣類は、液体タイプの酸素系漂白剤は使用できますが、粉末タイプの場合は液体タイプより洗浄力が高くなるので使用を避けるようにしてください。
JISの洗濯表示に酸素系漂白剤を使用してはいけないという表示がありません。そのため、大切な衣類は目立たないところを使って、色落ちのテストをしてみてくださいね。
ほかの洗剤と混ぜない
酸素系漂白剤自体は有毒ガスを発生させないので安全性が高いとされていますが、塩素系の洗剤は酸素系と混ざると有毒ガスを発生する危険性があるので注意が必要です。
また、酸素系漂白剤の過酸化水素というガスが発生した場合は、水に濡れた状態でフタをしてしまうと破裂する恐れがあります。
水が入ると炭酸ソーダに変化してしまうため、漂白剤としての使用ができなくなる可能性もあるので、ほかの洗剤や水と混ざらないようにしてくださいね。
おすすめ商品比較表
ミヨシ石鹸 暮らしの酸素系漂白剤 750g ミヨシ石鹸 | ダイレクトテレショップ シュワッ!とパンチ 2パックセット 粉末 | 丹羽久 niwaQ 過炭酸ナトリウム 酸素系漂白剤 500g | SONETT(ソネット) SONETT(ソネット)酸素系漂白剤 ナチュラルブリーチ 450g | 激落ちくん オキシキング 除菌プラス | エスケー すっきり 酸素系漂白剤(高発泡タイプ) 500g | OrganicFabbrica 雪うさぎ1kg [ 酸素系 漂白剤 ] | ライオンハイジーン 酸素系キッチンブライト | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | ||||||||
- | - | - | - | - | ||||
購入リンク | ||||||||
便利な酸素系漂白剤を活用しよう
酸素系漂白剤は漂白や除菌、消臭などさまざまな効果があり、家庭のあらゆるものの汚れを落としてくれる便利なアイテムです。つけ置きしておくだけで汚れが落ちるものも多いので、手間をかけずに簡単に落とせるのもうれしいですね。粉末タイプと液体タイプで洗浄力や使用できる素材に違いがあるので、使い分けて上手に活用しましょう。
「食器用洗剤」は毎日の食器洗いに欠かせないものなので、油汚れをしっかり落としながら手荒れしにくい洗剤を選びたいですよね。しかし、種類が豊富でどれを選ぶか迷ってしまいますよね。この記事では、食器用洗剤のおすすめ商品や選び方についてを詳しく解説します。泡切れの良いタイプや速乾タイプなどもご紹介します。