登山やキャンプにおすすめのクッカー9選!ソロやファミリー向けタイプも人気のアイテムをご紹介
ソロキャンプやファミリーキャンプにも便利な「クッカー」。 アルミ製やチタン製などさまざまな素材のものがあり、安い価格で揃えられる初心者向けセットもあります。今回は、登山やキャンプなどのアウトドアにおすすめなクッカーをご紹介!クッカーの選び方についても詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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アウトドアで大活躍!クッカーとは?
クッカーとはコッヘルとも呼ばれており、アウトドアでの使用を想定して作られた小型の調理器具のことを言います。 フライパンや鍋などさまざまな種類があり、セットで購入しておけば作りたい料理に合わせて使い分けられて便利ですよ。 焼く、煮る、炒める、蒸すなどあらゆる工程ができるようになり、アウトドア料理の幅が広がります。
また、屋外に持ち運んで使うことを想定されているため、コンパクトかつ軽量で持ち運びやすいのも魅力のひとつです。 スタッキングして収納できたり折りたためたりと、携行性に優れておりソロキャンプにもぴったりです。 なかにはクッカーと食器を兼ね備えている便利なものもありますよ。 丈夫で長く使えるものが多いため、ひとつあれば、登山やキャンプなど幅広いシーンで活躍します。
クッカーを選ぶときのポイント
クッカーはアルミ製やチタン製など素材もさまざまで、容量やセット内容などによっても豊富な種類があります。
- ソロ用かファミリー用か
- 素材 ・形状
- ハンドルの扱いやすさ
- セット内容 ・機能性
どれを選べばいいか迷ってしまう方に向けて、上記のポイントに着目してクッカーの選び方を解説します。
1.ソロ用かファミリー用か
クッカーにはさまざまなセットのものがありますが、ソロ用かファミリー用かによって適したセット内容や容量、サイズなどが異なります。 なるべく荷物の量を減らしてコンパクトにまとめたいソロキャンプでは、最低限浅型と深型のクッカーがひとつずつあれば十分でしょう。
浅型のクッカーがあれば炒め物や煮込み料理に使え、深型のクッカーがあればスープ作りや湯沸かしができます。 最低でも12.5cm以上のクッカーを選べば幅広い料理に対応でき、250サイズのOD缶もスタッキングして持ち運べるので便利ですよ。
ファミリー用で選ぶなら、クッカーは人数×700mlの容量を目安にして選びましょう。スプーンやフォークなどのカトラリーは人数分セットになったものがおすすめです。コンパクトにスタッキングできるものを選ぶと持ち運びやすいですよ。
2.クッカーの素材
クッカーには、主にアルミ製とステンレス製、チタン製のものがあります。 素材によって異なる性質があり、使い勝手や価格などにも違いがあるため、用途や使用シーンに合わせて適した素材のものを選びましょう。ここでは、素材ごとの特徴についてそれぞれ詳しく解説します。
アルミ製
アルミは熱伝導に優れているのが特徴で、食材に熱を素早く伝えることができます。 短時間で加熱できるため、炒め料理や湯沸かしにぴったり。軽量で持ち運びやすいものが多く、価格もリーズナブルなので初心者にもおすすめですよ。 やわらかい金属のため、ほかの素材に比べて耐久性に劣るのは難点です。 落としたり強い衝撃が加わったりするとへこむ可能性もあるため、取り扱いには注意しましょう。また、高温になりすぎると変形するため、焚き火には不向きです。
ステンレス製
お手入れのしやすさを重視するならステンレス製のクッカーがおすすめです。 ステンレスは汚れやサビに強いため、サッと拭き取るだけできれいになりやすく簡単にお手入れできます。 また、保温性にも優れており、温かい料理が冷めにくいのもうれしいポイントです。 一方で、ほかの素材のものと比べると重さがあるのはデメリット。 少しでも荷物を軽くしたい方には向いていないと言えます。熱伝導率もよくないため、調理の際には焦げ付きに注意する必要があります。
チタン製
登山やバイクツーリングなどで使うなら、持ち運びやすいチタン製のものが適しています。 クッカーの素材の中でも特に軽量で、ソロキャンプにもぴったりです。耐久性に優れているため落としてもへこみにくく、焚き火で使用することもできます。 保温性に優れていて容器が熱くなりにくいため、温かい飲み物やスープなどを作りたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
ただし、高品質な反面、価格が高いのはデメリットです。熱伝導率が低いため食材が焦げつきやすく、扱いに慣れていないと底が焦げやすい点にも注意が必要です。
3.どんな料理を作る?
クッカーの形状はどんな料理を作りたいかに合わせて選びましょう。 主に丸型と角型があり、丸型はフライパンや鍋などと同じ定番の形状で扱いやすいのが魅力です。 OD缶も収納しやすく持ち運びやすいのが特徴。角型のクッカーは丸型よりも水が注ぎやすく、こぼれにくいため扱いやすいのがうれしいですね。 袋麺も割らずにそのまま調理できるため、キャンプでラーメンを作りたい場合にもぴったりですよ。
また、形状だけでなく深さに着目するのも重要なポイントです。 主に浅型と深型の2種類があり、フライパンのような浅型のクッカーは熱が全体に伝わりやすいため、食材を焼いたり炒めたりするのに向いています。 混ぜたりひっくり返したりする作業もしやすく、クッカーをそのままお皿としても使えますよ。一方、深型のクッカーはスープを作ったりお湯を沸かしたりするのに適しています。 ラーメンやパスタ、煮込み料理を作りたいときにもおすすめです。 中に食材やほかのギアを入れられるため、保管や持ち運びがしやすいのも魅力ですね。
ただし、深さがある分食材に熱が伝わりにくく、ムラもできやすいため、炒め物には向いていません。
4.ハンドルの扱いやすさ
クッカーを選ぶ際はハンドルの持ちやすさや安定性も重要なポイントです。 たとえば持ち手にシリコンカバーが付いているものだと滑りにくく、耐熱グローブを付けていても持ちやすくなります。 ただし、シリコンカバーは火に弱いものが多いため、焚き火で調理する際には注意が必要です。 また、ハンドルの継ぎ目にも着目しましょう。 継ぎ目の上から金具で固定されているものだと、ぐらつきが少なく安定感がありますよ。 継ぎ目を緩めて開閉するタイプだと、使っていくうちにがたついてくる可能性があるため注意しましょう。
5.クッカーのセット内容
数種類のクッカーがセットになっているものを選ぶ場合は、セット内容で選ぶのもひとつの方法です。 浅型や深型、丸型や角型など異なる形状のものがセットになっていると、作りたい料理に合わせて使い分けられますよ。 炒め物や煮込み料理など、アウトドアでの料理の幅も広がりそうですね。 また、お弁当箱のような四角い形状をしているメスティンがセットになっているとさらに便利です。 焼いたり煮たり蒸したりと、一台で幅広い調理方法に対応してくれます。料理が完成したらお皿に移さずそのまま食べられるので重宝しますよ。
スタッキングできると便利!
クッカーはかさばりやすく、形状や種類が異なるものを持ち運ぶと荷物になってしまいます。 荷物を少しでも減らしたいなら、コンパクトにスタッキングできるものがおすすめです。バッグに入れやすく、保管しておく際にも省スペースになるので重宝しますよ。 クッカーだけでなく、ほかのアウトドアギアが入れられるものを選ぶとさらに役立ちます。 直径12.5cm以上のクッカーを選べばOD缶が入るため、持ち運びや収納がしやすいですよ。
6.プラスの機能にも注目
クッカーの使い勝手を左右する機能性にも着目しましょう。 内側に目盛りがあると水や調味料などが正確な分量で測れるため、計量カップで測る手間が省けます。レシピ通りの分量で調理しやすく、失敗するリスクも減らせるでしょう。 スープやコーヒーをよく飲むなら、注ぎ口があるものがおすすめです。 注ぐ際にこぼれにくく、小さなマグカップにも注ぎやすくなります。左右どちらにも注ぎ口が付いていれば、右利きと左利きのどちらでも使いやすいですよ。
クッカーのおすすめ10選
クッカーの選び方を解説しましたが、実際にどのような商品があるのか気になった方も多いのではないでしょうか。ここからは、クッカーのおすすめをソロ向けとファミリー向けに分けてご紹介します。
ソロキャンパー・登山向け
ソロキャンプや登山で使うなら、最低限のクッカーがセットになったものがおすすめです。コンパクトで持ち運びやすく、荷物のかさを減らしてくれます。ここでは、ソロキャンパー向けのクッカーのおすすめ商品を5つご紹介します。
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商品情報
重量:約250g
セット内容:900mlポット、400mlカップ、メッシュポーチ
コールマンのソロクッカーセットは、浅型と深型のクッカーがひとつずつセットになっています。深型と浅型のものをスタッキングすればコンパクトサイズになり、専用のメッシュポーチも付いているため持ち運びや保管にも便利です。クッカーの裏側にはスパイラル加工が施されており、ゴトクに置いても滑りにくく安定感があります。
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商品情報
【セット内容】 本体x1、メッシュポーチx1
99.8%純チタンを使用しており、浅型と深型の2種類を合わせても200gほどしかなく軽量です。焚き火での料理にも使え、あらゆるシーンで活躍します。深型クッカーの外側には目盛りが付いているため、炊飯をする際にも使いやすいですよ。浅型クッカーは深型の鍋としてスタッキングでき、持ち手も折りたためるので持ち運びにも便利です。
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商品情報
マグリッドL(マグ750用)サイズ:直径10.2×奥行9.8×高さ1.3cm 重量17g
コジー重量: 40g
リフターサイズ:幅8.8×奥行2.2×高さ2.2cm 重量13g
マグ容量: 750ml
クッカーとして使えるマグのほかに、フタや保温ケース、リフターの4点がセットになった商品です。保温ケースにはアルミ蒸着シートが張られているため、マグの熱を逃さず温かいまま食事ができます。保温ケースにはシングルストーブやボンベなども入れられるため、収納ケースとしても使用できますよ。フタの上部には小さな穴があいているので、ラーメンの湯切りにも活用できます。
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商品情報
収納サイズ:Φ110×131mm
重量:195g
材質:ポット/チタニウム、カップ/チタニウム、ハンドル/チタニウム、フタ/チタニウム、フタつまみ/シリコーンゴム
カップにポットをスタッキングして持ち運べるクッカーのセットです。縦に長い形状をしており、110缶のガスカートリッジや小型ストーブなどを収納して持ち運べるため使い勝手に優れています。カップにも110缶が1個収まり、本体のフタが併用できるためカップ単体で使うこともできますよ。フタにはシリコン製のつまみが付いており、熱くなりにくいため素手でもフタの開閉が可能です。
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商品情報
重量:250g
収納サイズ:12.5cm×12.5cm×15cm
素材:アルミ製(ハードアノダイズド加工)
内側:ノンスティック(フッ素コーティング)加工済
ハードアノダイズド加工を施しており、一般的なアルミに比べて硬度や耐久性がアップ。熱や摩擦にも強くなっているため、焚き火での調理にも使えます。内側にはノンスティック加工が施されているため食材が焦げつきにくく、底面には滑り止め加工が施されているためゴトクにも安定して置けますよ。専用の収納袋も付いているため収納や持ち運びに便利です。
ファミリーキャンプ向け
大人数やファミリーでキャンプをするなら、複数のクッカーがセットになったものがおすすめです。深型や浅型のものなどさまざまな形状がセットになっていれば、幅広い料理に対応できるので重宝しますよ。ここでは、ファミリーキャンパー向けのクッカーのおすすめ商品を5つご紹介します。
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商品情報
容 量:[大 鍋](約)3.2L [小 鍋](約)1.8L
内寸:[大鍋](約)19.5cm[小鍋](約)17cm、収納サイズ:(約)幅22.5×奥行21×高さ14.8cm、主素材:アルミ、ステンレス、木材
大鍋と小鍋、フライパンがセットになった商品です。ハードアルマイト加工が施されており、耐久性が高く傷つきにくくなっています。大鍋にはハンドルが付いており、吊り下げて使えるため料理の幅が広がりますよ。ハンドルや持ち手は折りたたむことができ、付属の収納袋にコンパクトにまとめられるので持ち運びや収納にも便利です。
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商品情報
収納セットサイズ:(約)外径200×高さ130mm(本体のみ)、製品重量:1.4kg(セット)
容量:(約)18cm鍋/3.1L、16cm鍋/2L
ステンレスならではのシルバーがスタイリッシュでおしゃれなクッカーです。 大鍋と小鍋、フライパンがセットになっていて幅広い料理に対応できます。 鍋にはフタが付いているので、スープや煮込み料理にもぴったりですね。持ち手は折りたたむことができ、フライパンの取っ手も取り外せるのでコンパクトに収納できます。 アウトドアはもちろん、自宅でも活躍してくれますよ。
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商品情報
重量:約3kg
材質:本体/アルミニウム(ノンスティック加工)、ステンレス、ハンドル/アルミニウム、スチール、シリコン、ケース/ポリエステル、内蓋/アルミニウム、ザル/ステンレス、メジャーカップ/ポリプロピレン
フライパンやライスクッカー、軽量カップ、ザルなど、料理に最低限必要な道具一式が揃うクッカーセットです。熱が伝わりやすいアルミで作られており、内側にはノンスティック加工が施されているため食材の焦げ付きを防いでくれます。すべての調理器具をポットにまとめて収納でき、収納袋も付いているため持ち運びもしやすいですよ。
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商品情報
外形寸法:⓪収納サイズ:約φ275×155mm、 ①ボール:約φ138×48mm、 ②デッシュ:約φ173×30mm
③ステンレス小鍋:φ約195×109mm、 ④ステンレス中鍋:φ約225×129mm、 ⑤ステンレス大鍋:約φ260×145mm、 ⑥フライパン:約φ262×77mm
大人数でキャンプをするならこちらのクッカーセットがおすすめです。大中小3サイズの鍋とフライパンに加え、ディッシュが4点、ボウルが8点、さらに鍋敷きやふきんまでセットになっています。頑丈なステンレス鋼材を使用しており、IHにも対応しているためご家庭でも使えますよ。フタのつまみは天然の木製で、熱が伝わりにくく火傷を防いでくれます。
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