鋳物コンロおすすめ12選!使い方や選び方と人気のアイテムをご紹介
業務用としても使用され、火力が非常に強い「鋳物コンロ」。バーナーと五徳のみのシンプルな構造で、使う場合は取り扱いに気をつける必要がありますが、本格的なおいしい料理が作れます。この記事では鋳物のコンロの基礎知識や使い方、おすすめ商品をご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
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鋳物コンロとは?
鋳物(いもの)とは、金属を溶かし、型に流し込んで固められたものです。そして鋳物コンロとはそのようにして作られたコンロであり、とにかく火力が強くて安全装置すらついていないため、一般家庭では取り扱いが難しく業務用として主に使用されています。しかし鋳物コンロには蓄熱性や保温性の高さ、ムラなくおいしく加熱できるという魅力もありますよ。
鋳物コンロの選び方
鋳物コンロを選ぶ際には、まず使用するガスの種類に合っているかどうかをチェックすることが大切です。その次に火の出方が異なる羽根の有無、火力を左右するバーナーのタイプ、簡単に点火できる種火の有無といったように、自分にとって使い勝手がよさそうなものを選びましょう。
1.ガスの種類で選ぶ
ガスには、都市ガスとLPガス(プロパンガス)の2種類があります。現在どちらのガスを契約しているか見分けたい場合は、敷地内にガスボンベがあるならLPガス、ガス管があるなら都市ガスと判断可能です。一般的に都市ガスの方が料金が安いため、ガス代を気にせず気軽に料理したいなら都市ガスの利用がおすすめですよ。
火力が強いとその分扱いが難しくなり、火事や事故のリスクが高くなって危険です。そのため火力の強さにそこまでこだわりがない場合、火力はほどほどにしておくのもよいかもしれませんね。なお商品を選ぶ際には、都市ガス用やLPガス用と記載があるので、使用したいガスの種類に合わせたものを選びましょう。
2.羽根の有無で選ぶ
鋳物コンロの羽根とは、火が出る穴の周りを囲うように斜めについている枠のようなもの。羽根がついているタイプは火が斜め45度に出て、羽根なしのものはまっすぐ上に火が出るという特徴があります。羽根つきは目詰まりしにくく、羽根なしは鍋底に火がしっかり当たりやすいため効率よく加熱できるところがメリットです。チャーハンのように強火でささっと仕上げる料理には羽根なしなど、作りたい料理に合ったものを選んでみてくださいね。
3.バーナーのタイプで選ぶ
バーナーとは、鋳物コンロの中心部の火が出る部分のことです。バーナーには、中心部にだけバーナーがある「一重」、一重の周りにもう一周バーナーが増えた「二重」、さらにもう一周増えた「三重」、形状が異なる「スーパーバーナー」、火力がパワフルな「ハイカロリーコンロ」の5種類があります。
後者ほど火力が強くなり、一重は家庭用コンロより少し強い火力・二重は家庭用コンロの2倍ほどの火力・三重は中華料理にちょうどよい火力で、さらに高火力なのがスーパーバーナーです。
4.種火の有無で選ぶ
鋳物コンロに点火する際は、毎回マッチやチャッカマンといった道具が必要になります。その際の火をつける手間を軽減してくれるのが「種火」です。種火はコンロに常時つけておく小さな炎のことで、一度種火をつけておけば簡単に手早く使うことができます。長時間の料理をする際には非常に便利ですよ。
鋳物コンロの使い方
ここからは、鋳物コンロの使い方をご紹介します。簡単にまとめると、鋳物コンロにガスを通して着火し、火力調整をするだけと非常にシンプルです。しかしガスを取り扱うだけに、手順を間違えてしまうと大きな事故につながりかねません。そのため使い慣れても、慎重に取り扱ってくださいね。
換気のよい場所でガス管を接続する
まず点火に必要なガスを供給するため、鋳物コンロにガス栓を接続します。この時しっかりとガスホースのクリップを差し込んで留めておくことで、ガス漏れによる事故を予防しましょう。なおガスは室内に充満すると非常に危険であり、火事も起きやすくなってしまうため、窓を開けたり換気扇をつけたりして換気の良い環境にしておくことが大切です。
また、鋳物コンロには安全装置が一切ついていないので、ガスを出す前に周囲に燃えやすいものがないように、しっかり安全確認をしておきましょう。
鍋を載せて点火する
ガス管を接続してガス栓を開いたら、着火する前に鋳物コンロの上に鍋を載せましょう。屋外の場合は風で火がつきにくかったり、思わぬ場所に火が近づいてしまったりするので、風のない場所で火をつけるか、風除けをした上で点火してください。
着火の際はコックを片方全開にし、チャッカマンなどで火をつけたらもう片方のコックも全開に開いて、全体的に炎が出るように調節します。種火つきの鋳物コンロの場合は、先に種火用のコックを開けてくださいね。
炎を調整する
火がバーナーの穴すべてから出るようになったら、火力を調節します。この際に炎が赤い場合は、空気が不足しているので調整して青い炎になるようにしましょう。また、青く浮いた不安定な炎になっている場合は空気が多すぎるため調整してください。
もし青い炎にならずに赤い炎になる場合、原因はいくつか考えられますが、中でも特に危険なのが不完全燃焼による赤い炎です。不完全燃焼とは酸素が足りていないまま燃えている状態で、人体に強い毒性がある一酸化炭素などが発生してしまいます。
このような状態にならないためにも、使用中は換気扇を必ず回し、常に新鮮な空気を入れて室内の空気の状態に注意してください。
また万が一途中で急に火が弱くなったり、火がつかなくなった場合は、バーナーのどこかが目詰まりを起こしていることが原因です。その場合は細い棒を使って火が出ていないバーナーの穴に差し込んだり、ガスが通る穴を掃除してみたりすると、詰まりが解消されてしっかり火が出るようになりますよ。
なおコックを開いてもガスが出ている音が聞こえない場合は、鋳物コンロではなくガスの元栓の安全装置が働いている可能性が高いため、ガス会社に連絡して対応を求めるようにしましょう。
使い終わったら消火する
鋳物コンロの使用後は、正しい手順で消火することが非常に重要です。手順を間違えるとガス漏れしてしまい、事故につながる恐れがあります。消火の際の正しい手順は、まずコックレバーをいっぱい閉の方向に回して、閉め、次にガス栓を閉めて、ガスボンベのバルブを閉めたら、最後にガスホースを外してください。また室内で鋳物コンロでを使って料理したあとは煙が充満していることが多いため、しっかり換気を行うことも重要ですよ。
鋳物コンロおすすめ12選
ここからはAmazonや楽天市場などの通販でも購入できる、おすすめの鋳物コンロを12個ご紹介します。一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、火力や使用できる鍋のサイズ、お手入れのしやすさなども異なるため、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
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(117件)
商品情報
生産国:日本
都市ガスで使える、羽根なしタイプの鋳物コンロです。同シリーズは種火ありとなしがありますが、こちらは種火なしとなっています。また使用できる鍋のサイズは、最大で33cmです。火がまっすぐに出るタイプなので、素早く熱が通っておいしい本格的な料理が作れるでしょう。カラーリングも深いグリーンとゴールドのコックの組み合わせがおしゃれですね。
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(41件)
商品情報
加熱要素 2
電源 ガス式
上記の鋳物コンロと同じ二重のLPガス用コンロですが、こちらはLPガス専用で、下枠がセットになっています。種火なしタイプは種火ありタイプよりも安いことが多いので、使い勝手よりもリーズナブルさを重視したい方にもおすすめです。高火力なためイベント時に大量に料理を作る際にも役立ちますよ。
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(81件)
商品情報
バーナーサイズ(mm):φ160×315×H80
下枠サイズ(mm):φ230×H100
ガス種:LPガス
セットサイズ(mm):φ230×360×H100
LPガス(プロパンガス)専用の、寸胴鍋で20cmまでのサイズに対応している鋳物コンロです。他の鋳物コンロと比べるとコンパクトといえるサイズ感で、カラーリングはクセのないブラックが基調です。五徳だけの形状となっておりとてもシンプルで、価格も安いため初めて購入する鋳物コンロとしてもおすすめできますよ。
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(26件)
商品情報
バーナーサイズ(mm):φ200×370×H90
下枠サイズ(mm):φ270×H105
ガス種:13A
セットサイズ(mm):φ270×410×H105
都市ガス専用の鋳物コンロです。バーナー直径は20cmで、直径26cmまでの鍋が使用できます。鋳物コンロは半永久的に使えるものなので、この値段で入手できるのはとてもお得。長く使っても汚れが目立ちにくいブラックカラーです。
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(7件)
商品情報
初めて鋳物コンロを使用する方にとって比較的扱いやすい鋳物コンロです。種火はありませんが、そこまで不便に感じることはないでしょう。またキャップ(火皿)が自由に取り外せるタイプなので、使用後のお手入れもラクにできますよ。なおこちらはLPガス専用タイプです。
商品情報
直径20cmまでの寸胴鍋が使える、都市ガス専用の鋳物コンロです。一重コンロなので扱いやすく、使用後のお手入れも簡単で、チャーハンをはじめとした中華料理もより美味しく仕上がりますよ。価格も鋳物コンロとしては比較的リーズナブルで、初心者の方もチャレンジしやすいでしょう。
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(23件)
商品情報
バーナーサイズ(mm):φ200×370×H90
下枠サイズ(mm):φ270×H105
ガス種:LPガス
セットサイズ(mm):φ270×410×H105
直径26cmまでの寸胴鍋に対応している、LPガス専用の中型鋳物コンロです。一重コンロのため構造がシンプルでお手入れもしやすいでしょう。
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(10件)
商品情報
バーナーと外枠のセット販売となります
パワフルさを備えた、火力が強力なLPガス専用のハイカロリーコンロです。羽根つきで種火もついています。これだけの火力があれば、イベントなどで大人数分の食事を作る際にも役立つでしょう。種火がついていることで、長時間の料理にも使いやすいですよ。またキャップは取り外し自由なので、使用後のお掃除も簡単にできます。鍋は直径36cmまで使用可能ですよ。
商品情報
セットサイズ(mm):φ440×670×H160 ガス消費量:13.26Kw(0.95kg/h) ガス接続口(mm):φ9.5ゴム管口
直径40cmと大きめの鍋でも使える、LPガス専用の鋳物コンロです。三重タイプなので火力が非常に強く、チャーハンや麻婆豆腐などの本格的な中華料理もおいしく作れます。大きめの鍋に対応している鋳物鍋なら中華鍋も使えるので、料理好きの方はぜひチャレンジしてみてください。
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(38件)
商品情報
羽根がなくバーナーのみと機能がシンプルな、LPガス専用の鋳物コンロです。二重コンロになっており穴がたくさん開いているので、火力の強さをしっかりと感じられます。火はまっすぐ出るため、鍋にも火力の強さが伝わって、食材にムラなく火が通るでしょう。
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(12件)
商品情報
サイズ セット全長500mm、幅Φ325mm、全高120mm バーナー 全長430mm、幅Φ240mm、全高100mm
※ホースエンド 都市ガスΦ13mm
※寸銅鍋の使用範囲 33cm※バーナー・下枠
直径33cmまでの鍋が使用できる、都市ガス専用の鋳物コンロです。高火力を誇る二重コンロで、さらに羽根がなく直に火力が鍋に伝わるため、本格的な料理も作れます。三重が中華料理に向いているとは言われていますが、初めて鋳物コンロを使用する方なら仕上がりの違いがよりわかりやすいでしょう。
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(9件)
商品情報
生産国:日本
申し分ない火力でお財布にやさしい、穴あきタイプの鋳物コンロです。一重コンロですがしっかりと火力の強さが感じられます。どこかアンティークさを感じる色合いやデザインなのでおしゃれなアイテムを使用したい方にもおすすめです。
おすすめ商品比較表
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