冷凍包丁のおすすめ10選!使い方と人気のアイテムをご紹介
「冷凍包丁」とは、凍った食材を切るための包丁のことです。一般的な包丁で固い冷凍肉を切ると、刃がかけてしまう心配がありますが、冷凍包丁なら塊肉を薄くスライスすることもできますよ。この記事では、冷凍包丁の使い方や選び方について詳しく解説するとともに、おすすめ商品などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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そもそも冷凍包丁って?
冷凍包丁とは、洋包丁の一種で凍った食材を切るための包丁です。 一般的には、刃厚が厚くのこぎり状や波型の刃になっており、牛刀包丁やパン切り包丁のような形状の洋包丁タイプで、固いものが簡単に切れるように作られています。
また、刃厚は厚く刃は平刃で、包丁の峰に突起があるものや餅切り包丁のような形状をした特殊包丁タイプもありますよ。 冷凍包丁と似た形状のパン切り包丁も刃が波型になっていますが、刃厚が薄く作られているため、凍ったものを切るのに使用すると刃がかけてしまう可能性があるので注意してくださいね。
冷凍包丁の使い方・研ぎ方
冷凍包丁の使い方は、包丁の形状によって異なります。洋包丁タイプは、凍ったままの食材をのこぎりのように刃を動かして切ります。 ただし、のこぎり状の刃は木製のまな板も切れてしまう可能性があるため、まな板の素材を変えたり、傷ついてもいいまな板を使用したりなどの工夫が必要です。
特殊包丁タイプは、両手で包丁を持って、体重をかけながら真下に押し切るようにして使います。包丁が大きく重量もあるため、使用する際は十分に注意してくださいね。冷凍包丁の研ぎ方は一般的な包丁と同じように研ぎます。
<研ぎ方> 1. 包丁を中性洗剤でしっかり洗う
2. 砥石を水に漬け、10~20分程度気泡が出なくなるまで待つ(砥石によっては水に漬けなくてもよいものもある)
3. 砥石を研ぎ台にセットする(研ぎ台がない場合は濡れ布巾で代用可)
4. 右手で包丁を握り、アゴ部分(包丁の根元)を親指で押えながら、砥石に対して45度程度の角度で当てる
5. 刃の部分を砥石に当てて、峰の部分を10円玉2枚が入る角度で持ち上げる
6. 左手の指を包丁に添え、押すときに力を入れて引くときに抜くようにして研ぐ
7. 3~5回程度に分けて、包丁全体を研ぐ
8.カエリ(研いだ方と逆の面の刃に出るひっかかり)を確認する
9.片刃の場合は、軽く研いでカエリを取る。両刃の場合は、反対の手に持ち替えて裏面を研ぐ
10.包丁を中性洗剤でしっかり洗う
<注意点>
1. 研いでいる途中に出る研ぎ汁は、研ぐのに必要なため流さない
2. 砥石の表面が乾いたら水をかける
<お手入れ方法>
1. 使い終わったらすぐに洗って、乾いた布巾で水気を拭き取る
2. サビや汚れは包丁をまな板に置き、粉末クレンザーをかけてコルク栓でこする
冷凍包丁の選び方
冷凍包丁はさまざまな種類があるため、自分に合ったものを見つけるには「刃のタイプ」「刃の素材」「握りやすさ」「刃渡りや刃の幅」などに注目することが大切です。それぞれのポイントの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
タイプで選ぶ
冷凍包丁の刃には、「両刃タイプ」と「片刃タイプ」があります。刃の部分の形状が異なっており、切り方に大きく影響するため、購入前にどちらのタイプにするかを決める必要がありますよ。
両刃タイプ
両刃タイプとは、主に洋包丁に見られる刃の付け方で、両面に刃が付いており食品をまっすぐ切れるという特徴があります。刃が左右対称になっているため、利き手を選ばず使用可能です。三徳包丁や牛刀包丁などに幅広く使われており、肉や魚、野菜など何にでも使えます。ただし、刺身や魚をおろすのには向いていません。
片刃タイプ
片刃タイプは、主に和包丁に見られる刃の付け方で、片面に刃がついており左右非対称のため、右利き用と左利き用があります。出刃包丁や柳刃包丁、薄刃包丁などに使われており、食材の味を活かすのに適した切り方ができますよ。ただし、片刃タイプは両刃タイプよりも刃がかけやすいというデメリットがあります。
素材で選ぶ
冷凍包丁の主な素材は、「鋼製」と「ステンレス製」の2種類です。素材によって、切れ味やお手入れのしやすさに違いがあり、何を重視するかによって適したものが異なります。それぞれの特徴を解説するので、自分に合った素材を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
切れ味のある鋼素材
鋼素材の一番の魅力は、切れ味の良さです。硬度が高いものほどよく切れますが、鋼は硬度が高く耐摩耗性にも優れているため、鋭い切れ味が長持ちしやすいですよ。また、研ぎやすい素材で、切れ味が悪くなっても砥石で復活できるため、長期間の使用も可能です。 しかし、硬い素材は刃先が欠けやすいので、取り扱う際には注意が必要ですよ。
また、濡れたまま放置するとサビやすくなってしまうことがあるので、きちんと乾かすようにしてくださいね。
サビにくく丈夫なステンレス素材
ステンレス素材は、サビにくく扱いやすい素材でお手入れも簡単です。鋼素材より切れ味は劣りますが、耐摩耗性に優れており、購入したときの切れ味をキープしやすいですよ。ただし、包丁に汚れや水分が残っていたり、湿気のある場所で保管したりするとサビの原因になるため、きちんと乾かし湿気のない場所に保管するようにしましょう。
握りやすさで選ぶ
冷凍包丁の使いやすさは、ハンドルの素材や形状によっても異なります。ハンドルの主な素材は、「木製」「プラスチック・樹脂製」「ステンレス製」などです。
木製は手に馴染みやすく、長時間使用しても疲れにくいというメリットがあります。 プラスチック・樹脂製は、他の素材と比較して軽量で扱いやすく、低価格で手に取りやすいです。ステンレス製はハンドルと刃の部分とのつなぎ目がなく、汚れが溜まりにくいのでお手入れが簡単ですよ。
また、ハンドルの形状は、片手で持つタイプと両手のタイプがあります。片手のものは通常の包丁と同じように片手で握り、もう一方の手で食材を押えて使用します。大きなお肉をスライスするように切るのに便利です。 峰の部分にストッパーが付いたものや餅切り包丁のような形状の場合は、両手で持って真下に押し切りができます。塊肉を半分に切ったり、キャベツやすいかなどを切ったりするのにも使いやすいです。
刃渡りや刃の幅で選ぶ
冷凍包丁の刃渡りや刃の幅などは、商品によってさまざまなサイズがあります。そのため、普段よく切る食材に合わせて選ぶと使い勝手がいいですよ。一般的に使いやすいとされる刃渡りは21cm程度のもので、さまざまな食材に対応しやすいです。 刃渡り30cm程度で刃の幅もあるものなら、豚足やテールなどの固いものにも適しています。刃渡り24cm程度でパン切り包丁のように幅の狭いタイプは、アイスケーキを切るのに便利ですよ。どのような食材に使用するのかを考慮して選べば、利便性がより高まります。
冷凍包丁のおすすめ10選
ここからは、冷凍包丁のおすすめ商品をご紹介します。これまで解説してきた選ぶ際のポイントを押さえて、魅力的な商品を厳選しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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(74件)
商品情報
本体重量:120g
素材・材質:刀身/ステンレス オリジナル材 MDS(0.8%カーボン・13%クロム モリブデン バナジウム鋼) ハンドル/積層強化材 抗菌剤入
原産国:日本
仕様:中子形状/半中子 サブゼロ処理/有
正広作の家庭用高級ステンレス包丁は、サビにくくお手入れが簡単なのが魅力です。刃渡り20cmのさまざまな食材に対応しやすいサイズで、家庭に1つあると幅広い用途に活躍しますよ。ハンドルの素材は積層強化木を使用しています。
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(85件)
商品情報
[材質]刃部:ステンレス鋼/柄:POM樹脂
生産国:中国
食洗機対応
冷凍包丁とパン切り包丁の両方の刃が付いたタイプです。のこぎり状のギザギザの刃は冷凍の肉やハムなどに、波型の刃はパンやトマトにと、用途によって使い分けできて便利ですよ。サビにくいステンレス製で作られており、食洗機にも対応しているため、お手入れも簡単です。ただし、向きを誤って使用してしまうと破損の恐れがあるので気をつけてください。
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(1,269件)
商品情報
サイズ:33.8×3.1×1.7cm
素材・材質:本体/ステンレス刃物鋼、ハンドル/ポリプロピレン
生産国:日本
名匠の業を受け継ぎ、自社のテクノロジーと融合して生み出された「関孫六」ブランドは、鋭い切れ味と見た目の美しさが魅力です。なかでもわかたけシリーズは、ステンレス刃物鋼で作られており、軽量で扱いやすいという特徴があります。サビに強く切れ味は鋭いため、使いやすさとお手入れのしやすさを兼ね備えた冷凍包丁を探している方におすすめですよ。
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(55件)
商品情報
製品重量:(約)0.8kg
刃渡り:(約)19.5cm
素材・材質:刀身/ステンレス刃物鋼、刃の形状/片刃、ハンドル/ポリプロピレン(耐熱温度100度)
生産国:中国
大小のギザギザの刃が付いた冷凍包丁です。ギザギザが小さな方の刃は繊維の多い鶏肉やベーコンも凍ったままカットでき、ギザギザが大きな方の刃では牛肉や豚肉などの塊肉やパンをカットすることもできますよ。刃先はカニの爪のような形状になっており、お肉を柔らかくするのに便利です。
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(10件)
商品情報
全長:約325mm
片刃
モリブデンステンレス鋼
波型の刃で、通常の包丁では切れない半解凍の冷凍食品やかぼちゃも簡単にカット可能です。ステンレスモリブデン鋼で作られた刃は、サビにくく切れ味もよいですよ。刃渡り21cmで、さまざまな食材に対応しやすいサイズのため、1本持っていれば幅広い用途に使えます。
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(7件)
商品情報
本体重量:125g
素材・材質:刃部/モリブデンステンレス刃物鋼、柄部/ステンレススチール
生産国:中国
冷凍された固い食品も、のこぎり状の冷凍ナイフなら力を入れずにカットできます。オールステンレス製でつなぎ目がないため、汚れを落としやすくきれいに保ちやすいです。防水性や耐食性、耐久性にも優れており、長期間使えるのはうれしいポイントですね。
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(2件)
商品情報
本体重量:485g
素材・材質:刃部/割込材(ステンレスとハガネのサンドイッチ構造) 柄部/天然木(ローズ)
原産国:日本
両手で持つタイプの冷凍包丁で、冷凍肉やかぼちゃ、餅などの固い食品のカットに適していますよ。刃先を食品に食い込ませて、両手でハンドルを持ち、シーソーのように動かして押しきるように使用します。刃の部分はステンレスと鋼のサンドイッチ構造になっており、サビてしまう可能性があるため、使用後はきちんと乾かしてくださいね。
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(2件)
商品情報
本体重量:460g
素材・材質:白銀安来鋼
原産国:日本
冷凍した食品を切るのに適した、プロ仕様のすべり止め付冷凍包丁です。ハンドルと峰の先端に付いた突起部分を持ち、両手で押し切るようにしてカットできるため、力が入りやすく固いものを切るのも簡単ですよ。白銀安来鋼製で、一般的な鋼製の包丁よりもサビにくく、お手入れの手間が省けます。
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(1件)
商品情報
本体重量:550g
刀身:モリブデン・バナジウム鋼、ハンドル:ノバロンAGZ330(銀系無機抗菌剤)入りエラストマー樹脂(耐熱温度114度)
原産国:日本
片岡製作所 マスターコック 抗菌カラー庖丁 モリブデン・バナジウム鋼 冷凍切庖丁 350mm ブルー
本刃付けや本研刃造りなど、切れ味にこだわった仕様になっており、鋭い切れ味が長期間続きます。焼き入れ後には-172度以下に冷却し、高い硬度と靭性を与えることで、切れ味をより高めていますよ。ハンドルはプラスチック製なので、水洗いできてきれいに保ちやすいです。カラーバリエーションが豊富なので、肉類、パン類、野菜など食品によって使い分けることも可能です!
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(80件)
商品情報
本体重量(kg):0.85
素材・材質:刀身/オリジナルハガネ ハンドル/ローズ
仕様:中子形状/本通し
原産国:日本
ハンドルが両側に付いている冷凍包丁です。手にフィットしやすい天然木製のハンドルを両手で持って使用するので、力が入りやすく大きな食材も簡単にカットできますよ。特殊包丁シリーズは、正広の技術を集結して作られているため、切れ味と使いやすさが長く続きます。
冷凍包丁以外の包丁もチェック!
ここまでは、冷凍包丁について解説してきましたが、自宅で調理するには他にも包丁が必要です。そこでここからは、自宅にあると便利な包丁の「三徳包丁」と「牛刀包丁」についても解説します。 どちらも万能包丁と呼ばれており、さまざまな食材を切るのに適していますが、それぞれ特徴は異なります。これから包丁を揃えようと思っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
万能に使える三徳包丁
三徳包丁とは、日本で誕生した万能包丁で、日本の一般家庭で広く使われていますよ。西洋で誕生した牛刀包丁に、菜切り包丁の要素を加えており、肉・魚・野菜など3種類の食材に対応できることから、三徳と名付けられたとされています。 刃先は鎌形で緩やかなカーブを描いており、刃の幅が広く、刃元から刃先にかけてはまな板と平行になる部分が多いです。刃渡りは15~18cm程度が多く、初心者でも扱いやすいですよ。
また、真下に向かって押し切るため、野菜の千切りなどが得意です。ただし、大きな食材を切ることや鋭い切っ先を必要とする作業には向いていません。包丁に慣れていない方や1本で多用途に使いたい方に適しています。
塊肉を切る際に便利な牛刀包丁
牛刀包丁(シェフナイフ・フレンチナイフ)は、世界中で広く使われている洋包丁のことです。さまざまな食材に対応可能ですが、特に肉の塊を小さく切るために適した形状をしています。 刃先は尖っており、刃の幅は狭く、刃の根元から刃先にかけては曲線になっています。刃渡りは18~24cm程度が多いですが、なかには30cmを超えるものもありますよ。
また、押し切るだけでなく、引いて切ることもできるため、大きな魚をさばくのも得意ですよ。 ただし、三徳包丁よりもサイズが大きく重量もあるため、作業台が限られている場合は使用する際に注意が必要です。小さい野菜や果物などは、切りにくい場合があります。そのため、大きな食材を切ることが多い方や料理が得意な方に適しています。
Amazonで人気の冷凍包丁をチェック!
ここまでは冷凍包丁の選び方やおすすめ商品をご紹介しました。さらに冷凍包丁を探したい方は、Amazonで売れ筋の特殊包丁をチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
正広作 ステンレス 冷凍切包丁 11078 | 高儀 TAKAGI 冷凍・パン切り兼用包丁 TS-PA185A | 貝印 KAI 冷凍ナイフ 関孫六 わかたけ AB5426 | パール金属 冷凍食品包丁 ファインブレード F-2403 | ほんまもん 冷凍包丁 ステンレス | 佐竹産業 冷凍包丁 PISCES PC011 | 清水刃物工業所 割込両手 100-300R冷凍包丁 | 遠藤商事 業務用 すべり止め付冷凍庖丁 ALI23033 | 片岡製作所 マスターコック抗菌カラー庖丁 AMSM401 | 正広作 ハガネ製 両手冷凍包丁 40972 | |
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冷凍した食品のカットは専用の冷凍包丁を使いましょう
冷凍包丁は、凍った食材を簡単に切れる包丁です。塊肉を少しだけ使いたいときや薄くスライスしたいときなど、力を入れずに簡単にカットできます。刃の形状やハンドルの素材など種類が豊富なため、用途によって適したタイプを選んでくださいね。
包丁をおしゃれに収納できる「包丁スタンド」。横置きや縦置き、壁掛けなど、さまざまな収納タイプの商品があり、どれを選ぶか迷いますよね。そこで今回は、包丁スタンドのおすすめの選び方をご紹介します。木製やステンレスなどの素材や濡れたまま収納できる人気のタイプについても解説するので、最後までご覧くださいね。