料理用ハケのおすすめ10選!ハケの洗い方や使いやすいシリコン製など人気のアイテムをご紹介
食品にシロップやソースなどを塗るのに便利な「料理用ハケ」。天然毛やシリコン製などさまざまな種類がありますが、どんな基準で選べばいいか分からないという方もいるのではないでしょうか。今回は、料理用ハケのおすすめをご紹介します。料理用ハケの選び方や洗い方についても解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
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料理用ハケは何に使う?本当に必要?
料理用ハケは調理の工程でシロップやソース、卵液などを塗りたいときに活躍するアイテム。ハケを使わなくてもスプーンで塗ることはできますが、ムラが出やすくダマになってしまう場合も。また、余分な力が加わって食材をつぶしたり変形させたりしてしまう可能性もあります。
料理用ハケなら力を加えなくても食材に満遍なく塗れます。出来上がりの見た目にも差が出るため、見栄えを重視したい方は料理用ハケを使いましょう。
ツヤ出しやタレ塗り
パンやパイなどを焼くときは表面に卵液を塗る必要がありますが、そんなときにも料理用ハケが便利。料理用ハケで満遍なく卵液を塗ることで、表面にツヤが出てきれいな焼き色になります。焼きとうもろこしにタレを染み込ませるときやお好み焼きにソースを塗るときも、料理用ハケがあればタレを薄く塗り重ねられるほか、ホットプレートやたこ焼き器に油を引きたい場合にも便利。やわらかい毛が調理器具になじんで、細かい溝にも塗り残すことなくしっかりと塗れますよ。
粉落とし
クッキー生地やピザ生地などについた余分な粉を落とす際にも料理用ハケが活躍します。手で払うと余分な力が加わってしまい、生地の中に粉が入り込んで仕上がりや味に影響が出てしまう場合も。また、手の温度が高いと生地がベタつく原因にもなってしまいます。
料理用ハケがあれば、生地を傷つけることなく表面の粉だけを払えて便利です。ムニエルの余分な粉を落としたり打ち粉を払ったりと、さまざまなシーンで重宝しますよ。
料理用ハケの種類を確認しよう
料理用ハケは毛質によって3種類に分けられます。主に天然毛と化学繊維、シリコンがあり、素材によって特徴や使い勝手も異なります。それぞれのメリットやデメリットを詳しく解説するので、使用シーンや用途に合ったタイプを選んでくださいね。
天然毛製
天然毛の料理用ハケには、主に山羊や馬、豚の毛などが使われています。毛がやわらかく適度にコシがあるため、ソースやシロップなど液体の粘度に左右されずに使えて便利ですよ。毛先が細いため食材の表面を傷つけることなく塗れるのもメリット。水分を含みやすいため液体が塗りやすいのも魅力です。
一方で、天然毛は繊細なので、食洗機が使えないものが多くお手入れにも気を遣う必要があります。また、使用中に毛が抜けてしまう可能性があるのもデメリットでしょう。
化学繊維製
ナイロンやアクリル、ポリエステルなどの化学繊維を使用している料理用ハケは、やわらかくてコシがあり天然毛のものと同じ感覚で使えます。さらに、洗浄後の乾燥が早いためカビにくくお手入れが簡単なのも魅力。手軽に扱えて安価なものも多いため、料理初心者や子どもが使うのにもおすすめですよ。
ただし、天然毛のハケと同じように使用中に毛が抜けてしまう可能性があるのは難点。また、ハケに使用されている素材によっては耐熱温度が低く、熱々の鉄板や食材には使えない場合もあります。
シリコン製
お手入れのしやすさで選ぶならシリコン製の料理用ハケはいかがでしょうか。シリコン製のハケはほとんどが食洗機に対応しているため、食器と一緒にまとめて洗えて便利。他の素材のものとは違い抜け毛の心配もないため、長く使えるのも魅力です。シリコンは熱に強く耐熱性も高いため、加熱したフライパンやオーブン料理などにも使えますよ。
一方で、毛の一本一本は太めなので、細かい作業が苦手なものも。液体が浸透しないため、サラサラとした粘度の低いものは塗りにくいのも難点です。
料理用ハケの選び方
料理用ハケを選ぶ際は、毛質の他にも握りやすさやお手入れのしやすさなどにも着目しましょう。料理用ハケの使い勝手を左右する重要なポイントなので、ここから詳しく解説します。
1.使用用途で選ぶ
料理用ハケの毛質は作りたい料理に合わせて選ぶのがポイント。パンやパイなどに卵液を塗ってツヤ出しをしたいなら、液含みがよい馬毛がおすすめです。毛がしっかりと卵液を吸うため、少ない量で効率よく塗れます。
スイーツの仕上げにシロップやジャムなどの粘度の高いものを塗るならコシのある豚毛がうってつけ。弾力性がありよくしなるため、スイーツのなかでも特にタルトをよく作る方に適しています。
山羊毛の料理用ハケは細くてやわらかいので、クッキー生地やピザ生地などの粉を払うのに向いています。繊細な生地を傷つけることなく薄づきに仕上げてくれますよ。
2.握りやすさで選ぶ
料理用ハケは持ち手の長さや太さ、幅などによって豊富なバリエーションがあるため、用途に合わせて選ぶのが重要です。ハケの幅で主流なのが4〜5cmで、あらゆる用途に使いやすいサイズ感なので最初の一本におすすめ。
ホールケーキやオーブン料理など大きいものに使うなら、5cmよりも幅広いサイズのものを選ぶと一度に広範囲に塗れて時短につながります。
細かい溝がある型に油を引いたり、小さなフルーツにシロップを塗る場合は4cm未満の小さめのハケがおすすめ。細かいところまで塗り残しを作らないため見栄えもきれいに仕上がりますよ。
3.お手入れのしやすさで選ぶ
料理用ハケは直接食材に触れるものなので、清潔に保ちたいですよね。化学繊維のハケは天然毛に比べて早く乾くため、カビてしまうリスクが減らせます。毛の部分が取り外せるものなら、本体との境目まできれいに洗えますよ。詳しい洗い方については後述するのでぜひ参考にしてくださいね。
シリコン製のハケなら食洗機に入れるだけでよいのでお手入れも簡単。毛が太く汚れも詰まりにくいため、お手入れのしやすさで選ぶならシリコン製がおすすめです。
料理用ハケのおすすめ10選
料理用ハケの選び方について解説しましたが、実際にどのような商品があるのか気になった方も多いのではないでしょうか。ここでは、料理用ハケのおすすめ商品をご紹介します。天然毛からシリコン製まで幅広くご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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商品情報
ソースも塗りやすい。
オイルやシロップ、ソースなども塗りやすいハケです。シリコン製で230℃までの耐熱仕様になっているため、熱したたこ焼き器やワッフルメーカーなどに油を塗るのにも使えます。食洗機で丸洗いできるのでお手入れが簡単なのもうれしいポイントですね。先端に空いている穴をフックに吊るせばキッチンの壁に掛けられるので省スペースにつながります。
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(33件)
商品情報
こちらのハケは卵黄やシロップを塗りたいときなどお菓子作りにぴったりなアイテム。細い毛が密度高く生えており、お菓子などの表面を傷つけずなめらかに塗れます。サッと洗って吊るしておけばすぐに乾くのでお手入れも簡単。また、500円未満で購入できるリーズナブルな価格も魅力です。
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(2件)
商品情報
■材質
刷毛部:高級山羊尾毛
柄:ヒノキ
天然の高級山羊尾毛を使用しており、なめらかな塗り心地が魅力。ケーキやパンの表面を傷つけることなくシロップなどを塗れます。毛の結束部分をU字に曲げ締められており、抜け毛がほとんど出ないようになっているのも安心。スポンジで優しく洗ってお手洗いすれば長く使い続けられるのもうれしいですね。ヒノキの持ち手は天然木ならではの温かみが感じられます。
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(1件)
商品情報
本体重量(g):42
材質:シリコン
生産国:フランス
毛長(mm)33
耐熱温度:300℃
フランスの製菓・調理道具メーカーであるMATFER(マトファー)のシリコンブラシ。耐熱温度が300℃と高く、煮詰めたジャムやナパージュなどを塗りたいときにも活躍します。シリコン製なので毛が抜けず、お手入れが簡単にできるのが魅力。オールブラックでスタイリッシュなデザインなので、キッチンにもおしゃれになじんでくれるでしょう。
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(112件)
商品情報
色 オレンジ
ブランド タイガークラウン(Tiger Crown)
商品寸法 (長さx幅x高さ) 44 x 13 x 218 mm
商品の重量 0.03 キログラム
ソフトなシリコン製のハケで、卵やソースなども塗りやすく幅広く活躍します。刷毛部分は耐熱200℃、耐冷-20℃のため、出来立ての料理やオーブン料理などの仕上げにも使えますよ。ハケ部分とハンドルが着脱式になっているため洗いやすくお手入れも簡単。コンパクトに収納できるのもうれしいポイントです。
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(80件)
商品情報
サイズ 36mm
ブランド 遠藤商事(Endo Shoji)
和食から洋食、製菓までオールマイティに使えるハケです。毛には天然の白山羊毛を使用しており、液含みに優れているため、卵液やシロップを少ない回数でしっかりと塗れます。サイズのバリエーションも豊富にあり、料理や使用シーンに合ったハケが選べますよ。木製の持ち手で温かみも感じられ、どんなキッチンにもなじんでくれるでしょう。
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(9件)
商品情報
ブランド 一高
商品の重量 100 g
商品の寸法 31L x 6.5W cm
天然毛と同じ感覚で使えるナイロン毛を使用しており、お菓子やパンなどをつぶさずなめらかに塗布が可能なハケです。木柄に切り込みを入れて毛を挟み込むことですき間を最小限に抑えており、さらに3段締めにして毛の抜けやすさをカバーしています。30mmから90mmまで毛幅のラインナップがあり、用途に合わせて選べるのもうれしいポイントですね。
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(185件)
商品情報
色 ブラック
ブランド ストウブ(Staub)
商品寸法 (長さx幅x高さ) 26 x 26 x 26 cm
ホーロー製品で有名なstaub(ストウブ)から販売されているシリコン製のペストリーブラシ。ブラックのハケとロゴ入りの木製ハンドルの組み合わせがスタイリッシュで、キッチンにもおしゃれになじみます。シリコン製なので熱に強く、お菓子やパンに使うのはもちろんフライパンやグリルパンにオイルを行き渡らせるのにも便利ですよ。
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(32件)
商品情報
ブランド 松田栄
商品の重量 7 グラム
こちらのハケは、山羊毛を使用していながら価格がリーズナブルなのが魅力で、天然毛のハケを安く手に入れたい方におすすめです。コンパクトなサイズ感で重量も約7gと軽く、片手でも楽に使えますよ。毛幅は20mmと狭めなので、すき間や小さなフルーツなど細かい場所にもきれいに塗れます。
商品情報
主な素材:シリコーン
サイズ(約):幅21.5×奥行3.5×高さ1.2cm
保証年数:1年
重量:約50g
500円未満とリーズナブルな価格が魅力のニトリのハケです。耐熱温度は約220℃あるので、料理や油引きなど幅広く使えますよ。食洗機にも対応しているためお手入れが簡単にできるのも魅力。シンプルな作りで継ぎ目が少なく、汚れが溜まりにくいのもうれしいですね。
料理用ハケの洗い方
料理用ハケは洗いにくく、毛の間や持ち手部分との継ぎ目に汚れが溜まってカビが発生してしまう恐れがあります。特に毛の根本や内側は洗いにくいため、しっかりと丁寧に洗うことが重要です。料理用ハケを衛生的に長く使うためにも、正しい洗い方を事前にチェックしておきましょう。
毛の根元や内側をきれいに洗う
料理用ハケで特に汚れが溜まりやすいのが毛の根本や内側です。放っておくと汚れがこびりついて落ちにくくなってしまうため、使用後はすぐに洗うようにしましょう。粉に使った場合は水やぬるま湯で洗い、油やソースなどに使った場合は泡立てた中性洗剤でしっかりと洗います。汚れがこびりついて固くなってしまった場合は、お湯でふやかしてもみほぐしてから洗いましょう。
ボウルにぬるま湯をはり、その中に料理用ハケをつけてふり洗いするのも効果的です。天然毛の場合は熱湯を使うと毛が傷んでしまう可能性があるため、熱湯は使わずぬるま湯で洗うようにしましょう。
しっかり乾かしてから収納する
料理用ハケは毛が密集しており乾きにくいため、しっかりと乾かしてから収納しましょう。特に天然毛と木製の持ち手のハケを使っている場合は、濡れたまま放置しておくとカビが発生しやすいため、洗浄後はすぐに清潔な布巾で水気を拭き取って風通しのいい場所に吊るして乾かしてくださいね。
料理用ハケを乾かす際や収納する際は、持ち手を下にしないのがポイント。持ち手を下にしておくと毛の根元に水分が溜まってしまうので、必ず毛の部分を下側にして乾燥・収納させましょう。
料理用ハケは代用できる?
料理用ハケは身近なもので代用できます。冒頭でもご紹介していますがソースやシロップ、卵液などの液体を塗る場合は、スプーンで液体を垂らして塗り広げましょう。平らな面ならスプーンの背を使っても簡単に塗れます。型にバターなど固形のものを塗る場合は、ラップで掴んで直接塗りましょう。
キッチンペーパーやクッキングシートなどを割り箸に巻きつけ、先端に切り込みを入れれば料理用ハケとして使えます。使っていないシリコンカップがあれば、カップをハケのような形状に細かくカットして使うのもおすすめ。洗って繰り返し使えるので経済的ですよ。
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ここまでは料理用ハケの種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらに料理用ハケを探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
パール金属(PEARL METAL) パール金属 TOUCH シリコーン塗はけ | 貝印(KAI CORPORATION) 貝印 塗り刷毛(製菓) | TOMIZ 富澤商店 折曲山羊刷毛 極(きわめ) | Matfer MATFER(マトファ) シリコンクッキングブラシ | タイガークラウン(Tiger Crown) タイガークラウン シリコーンクック刷毛 | 遠藤商事(Endo Shoji) 遠藤商事 業務用 木柄白ハケ(山羊毛) | 一高 一高 NEO料理刷毛雪の舞 | ストウブ(Staub) staub(ストウブ) ペストリーブラシ | 松田栄 松田栄 木柄三味糸綴じ御料理刷毛 | ニトリ ニトリ シリコーンハケ | |
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料理用ハケを使って料理やスイーツをきれいに仕上げよう
料理用ハケのおすすめ商品と選び方について詳しく解説しました。料理用ハケがあれば卵液やシロップなどを満遍なくきれいに塗れて、仕上がりに差が生まれます。ぜひこの記事を参考にして、使用シーンや用途に合った料理用ハケを選んでみてくださいね。
揚げ物やパン作りなど、温度を測りたい場面は意外と多いですよね。 そんなときに便利なのが「料理用温度計」です。 料理用温度計には、スティックタイプや非接触タイプなどさまざまな種類があるので、その中でもおすすめの商品をご紹介します。 選び方についても詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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