離乳食スプーンのおすすめ12選!温度センサー付きや色移りしにくいものなど人気のアイテムをご紹介
「離乳食スプーン」は、赤ちゃんの離乳食には欠かせないアイテムです。成長段階によって適したスプーンの種類や形が異なるため、離乳食の進み方で選ぶのがおすすめですよ。この記事では、離乳食用スプーンの選び方を解説します。大人が持つタイプや赤ちゃんの練習用ベビースプーンのほか、電子レンジや食洗機で消毒できる商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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離乳食スプーンの使用期間は?
離乳食とは、母乳やミルク以外の食品からも栄養を取り入れて、幼児食へ移行するための食事のことをいいます。
生後5~6ヶ月頃からはじめ、12~18ヶ月頃に完了するように進めるのがよいとされているため、離乳食スプーンは生後5ヶ月頃を目安に準備するのがおすすめです。ただし、赤ちゃんによって発育や発達は個人差があるため、月齢はあくまでも目安とし、成長の様子をよく観察してからはじめるようにしてくださいね。
例えば、赤ちゃんの首がしっかりすわって5秒以上座れるようになることや、食べ物に興味を示すようになること、スプーンを口に入れたときに舌で押し出す哺乳反射がなくなることなどが、離乳食をはじめるサインです。
ベビー用スプーンやお出かけに便利な使い捨てスプーンは、100均でも販売されています。しかし離乳食は初期、中期、後期、完了期と段階があるため、成長段階に合わせて離乳食スプーンも変えるようにすると、赤ちゃんもスムーズに口に運べるようになりますよ。数多くの種類の中から、適切な商品を選べるように選び方のポイントに注目してみてくださいね。
離乳食スプーンの選び方
離乳食スプーンを選ぶときは、「種類」「成長段階」「素材」「機能性」などに注目しましょう。赤ちゃんの発育や発達の状況に合ったものを選ぶことによって、離乳食から幼児食への移行をスムーズに行えるようになりますよ。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.離乳食スプーンの種類で選ぶ
離乳食スプーンは「フィーディングスプーン」と「ベビー用スプーン」の大きく2種類に分類されます。それぞれの特徴や使い方が異なるため、まずはどのような違いがあるのか解説します。
大人が持つ「フィーディングスプーン」
フィーディングスプーンは、大人がスプーンを持ち、赤ちゃんに食べさせるために使用します。離乳食の初期段階に適しており、赤ちゃんの口の大きさに合わせて、先端は小さめで浅くできており、口当たりがやさしいのが特徴です。また、スプーンを口に運んだときに赤ちゃんの口元が見やすく、抱っこしたままでも食べさせられるように、柄の長いものが多くなっています。
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商品情報
材質
【スプーン本体】ポリプロピレン、シリコーン/ステンレス
【ケース】ポリプロピレン
商品寸法 (長さx幅x高さ) 25 x 64 x 203 mm
特徴 食器洗い乾燥機が使用可能
初期段階に適したフィーディングスプーンです。赤ちゃんの口に入れたときに抵抗を感じにくいように、口当たりがやわらかいシリコン素材で作られています。おかゆのようなとろみのある離乳食初期段階の食事でも、最後まですくいやすい設計です。専用のケースが付いているため、持ち運びにも便利ですよ。
自分で持てるようになったら「ベビー用スプーン」
ベビー用スプーンは、赤ちゃんが自分で持って食べるためのスプーンです。離乳食の中期から後期にかけては、食べることに慣れて、スプーンに興味を示しはじめ、自分で持ちたがるようになります。そのため、小さな手でも持ちやすく操作しやすいように、柄の部分が短めで比較的太めに作られているのが特徴です。また、赤ちゃんが誤って喉の奥に入れすぎることのないように、工夫をされているものも多くあります。
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商品情報
対象 5ヶ月 ~
素材 シリコーンゴム
本体サイズ 8.6×5×4.4(cm)
お手入れ方法 電子レンジ対応
離乳食をはじめたばかりの5ヶ月頃から使えるベビー用スプーンです。赤ちゃんによっては、親が持っているスプーンが気になり、食事が進まないこともあります。そんなときは自分でスプーンを持たせてあげると、邪魔をされることなくスムーズに食事が進むことも多いですよ。喉付き防止機能が付いているので、小さい赤ちゃんも持ちやすいですね。
2.離乳食スプーンは成長段階に合わせて選ぶ
離乳食は成長段階に合わせて、食材の硬さや形状が異なります。スプーンも成長段階に合わせて、赤ちゃんの口の大きさに合ったものや食材をすくいやすいものを選ぶことが大切ですよ。ここからは、「初期」「中期」「後期」「完了期」に分類し、それぞれに適した商品をご紹介します。
「初期」生後5~6ヶ月
初期段階は、食べることに慣れる、飲み込むことを覚えるという時期です。唇にスプーンが触れたときに抵抗を感じないよう、金属製は避けて、シリコン製などの柔らかい素材にしましょう。スプーンの幅は赤ちゃんの口の半分程度で、浅めのほうが口に入れやすいですよ。また、初期段階は親が食べさせるため、大人が持ちやすいように、柄の長いものを選ぶようにしてくださいね。
商品情報
本体サイズ 16.1×2.1×1.8(cm)
対象 5ヶ月 ~
電子レンジ煮沸、薬液消毒、食器洗い乾燥機OK
特徴 ゆるやかなカーブ形状で赤ちゃんの口元がよく見える
初期段階の5ヶ月程度からの使用に適した離乳食スプーンです。やわらかい素材で赤ちゃんの口にもやさしい感触のため、抵抗を感じにくいですよ。ゆるやかなカーブを描いた持ち手は、赤ちゃんの口元が見えやすい設計と、滑りにくい素材を使用しています。離乳食をあげることに慣れていない方でも、上手に与えられますよ。
「中期」生後7~8ヶ月
中期段階は、歯が生えはじめて、上あごと舌ですりつぶす動作ができるようになります。食材も舌でつぶせる硬さになり、食べる量も増えるため、スプーンの幅や深さなどが初期よりも大きいものに替えるのがよいでしょう。また、スプーン自体に興味を持つ場合も多いため、自分で持つための持ち手の短いスプーンがあると便利です。
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商品情報
対象 7ヶ月 ~
材質 本体:ポリプロピレン、握り部・先端部:熱可塑性エラストマー、ケース:ポリプロピレン
耐熱・耐冷温度 スプーン・フォーク:120℃、ケース:90℃
特徴 持ち手はすべりにくい素材
7か月頃から使うのにぴったりな、やさしい感触のスプーンとフォークのセットです。自分で口に運びやすいような角度と、握りやすい形に調整されており、食べるためのサポートをしてくれます。専用ケース付きで、外出先でも使えるのはうれしいポイントです。
「後期」生後9~11ヶ月
離乳食の後期段階になると、食べ物を前歯で噛み切り、歯ぐきでモグモグと食べるようになります。自分で食べたがることも多くなるため、赤ちゃんが持ちやすいスプーンを選ぶようにしてみてくださいね。持ち手は短めで、小さな手で握りやすい形状なことはもちろん、軽くて丈夫なものを選ぶのもポイントです。スプーンを使い始めの赤ちゃんは、テーブルを叩いたりスプーンを投げたりすることもあるため、家具が傷つかないようにやわらかい素材にするのもよいですね。
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商品情報
対象 9か月~
お手入れ方法 (スプーン・フォーク)
電子レンジ消毒、食器洗い乾燥機、煮沸消毒、薬液消毒OK
9ヶ月頃からの赤ちゃんが持ちやすいS字カーブで、小さい手でもしっかりと握れるようにこだわったデザインです。スプーンの先端と手の距離が近いため、手づかみに近い動きでスプーンの練習ができます。また、通常角度のついたスプーンは右利き用が多いのですが、まっすぐなデザインのものは、利き手を気にせず選べるのがポイントです。
「完了期」生後12~18ヶ月
離乳食の完了期では、歯を使ってかじったり噛んだりできるようになります。食べ物も歯ぐきや歯でつぶせる硬さのものを取り入れる時期です。手づかみで食べられるものが中心となりますが、自分でも食べられるように持ちやすいスプーンを選ぶようにしましょう。また、スプーンの先端部分に金属製のものを使用しても、抵抗を感じなくなる時期でもあります。
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商品情報
材質 ステンレス鋼, ポリプロピレン
商品のお手入れ《OK》食器洗浄機、乾燥機、煮沸消毒
《NG》電子レンジ、薬液消毒、漂白
12ヶ月以降の自分で食べるためのスプーンとフォークのセットです。丸みのある持ち手は、上手持ち、下手持ち、鉛筆持ちなどさまざまな持ち方に対応できます。スプーンは先端と側面が平らなため、容器に密着してきれいにすくえるのも魅力ですよ。また、フォークには溝がついているため、麺類なども滑りにくくしっかり絡め取れます。
3.素材で選ぶ
離乳食スプーンの主な素材は、「プラスチック・樹脂製」「シリコン製」「ステンレス製」「木製」などがあります。素材の特徴によっても、適した時期や使いやすさが異なりますよ。ここからは、それぞれの素材の特徴について解説します。
軽量で扱いやすい「プラスチック・樹脂製」
プラスチック・樹脂製は、軽量で口当たりがよい素材で、離乳食初期から完了期まで幅広く使えます。また、軽量で丈夫なため、赤ちゃんが乱暴に扱っても壊れにくく、家具が傷つきにくいのもポイントです。離乳食スプーンは短期間しか使用しないため、コスパのよさも魅力的ですね。ただし、食材の色移りがしやすいことや歯が生えた赤ちゃんが嚙むと傷がつきやすいというデメリットもあります。
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商品情報
対象 5ヶ月 ~
材質 本体・ケース:ポリプロピレン
お手入れ 電子レンジ消毒可
プラスチック製の3本セットです。おかゆやペースト状の離乳食をすくうのに適したはじめてのスプーンや、スープをすくいやすい少し深めのスプーン、余分な水分や塩分をカットできる穴の開いたスプーンが入っており、初期段階から後期まで長い期間使えます。スプーンが2本入るケース付きでお出かけにも便利ですよ。
「シリコン製」は初期におすすめ
シリコン製は、やわらかく哺乳瓶の乳首に似た口当たりで、赤ちゃんが抵抗を感じにくいため、初期段階におすすめです。熱の影響が少ない素材のため、スプーンが熱くなりにくく、温度変化に敏感な赤ちゃんも受け入れやすいですよ。
お皿や容器にフィットしやすく、食材をきちんとすくえるという特徴もあります。ただし、食材の色移りがしやすいことや、油汚れは落としにくいなどのデメリットがあり、きれいに使用するためにもしっかりとした洗浄が必要です。
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商品情報
素材 シリコン製
製品サイズ 7 x 2 x 23.7 cm 38 g
大人の使いやすさにこだわった離乳食スプーンです。柄の部分が長く、滑りにくい設計のため、離乳食をあげることに慣れていない方でも使いやすくなっています。シリコン製でやわらかい素材のため、赤ちゃんの歯ぐきや乳歯を傷つける心配がなく、初期段階におすすめです。ペースト状の食材や少ない量のものも、しっかりすくい取れますよ。
お手入れしやすい「ステンレス製」
ステンレス製は、口に入れることに抵抗がなくなった時期に使用するのがおすすめです。変質や変形が起こりにくく、耐久性に優れているため、長く使用できます。食洗機対応のものや熱湯消毒が可能なため、きれいに保ちやすいのはうれしいポイントですね。ただし、熱伝導率が低いステンレス製でも、熱い料理に使用するとスプーン全体が熱くなってしまう場合があるため、スープをあげるときには注意が必要です。
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商品情報
対象 6~10か月
材質 ステンレススチール(ミラー仕上げ)
サイズ 138×25mm 22g
製造国 日本国
お手入れ方法 手洗い
ステンレス製の離乳食スプーンです。表面を滑らかに仕上げており、赤ちゃんの口にフィットしやすいようにカド部や端面にも丸み仕上げを施しています。滑らかに口元へ運べるため、スプーンの先端に食べ物が残ることなく、スムーズに食べられますよ。持ち手は緩やかなカーブで、大人がすくいやすく、食べさせやすさにもこだわったデザインです。
やさしい口当たりが魅力の「木製」
木製は、赤ちゃんの口に入れたときに冷たくない、やさしい口当たりの素材です。金属製と比較して、軽量で扱いやすいという特徴もあります。やわらかい素材で、赤ちゃんの口や歯ぐきにもやさしいので、初期段階からの使用にも適していますよ。ただし、歯が生えた赤ちゃんが噛んだり、乱暴に扱ったりするとスプーンに傷がつくことがあります。また、濡れたまま放置するとカビや雑菌が繁殖する可能性があるため、しっかり乾燥させるようにしてくださいね。
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商品情報
スタイル 木製
食洗器不可
梱包サイズ 16.7 x 5.9 x 1.7 cm; 10 g
木製のフィーディングスプーンで、先端が浅めにできており、ペースト状の離乳食をすくうのに適しています。離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんでも、口に運びやすく、食べ残しもしにくいですよ。緩やかなS字カーブを描いていた持ち手は、フィット感があり大人が持ちやすい設計です。
4.機能性で選ぶ
離乳食スプーンは、素材や形状だけでなく、機能性が優れたものを選ぶとより利便性が高まります。ここからは、「食洗機対応」と「温度センサー付き」の便利な機能をご紹介します。
「食洗機対応」できれいをキープ
食洗機対応の場合は、食洗機の高温洗浄や消毒機能が使えるため、お手入れが簡単で清潔に保ちやすくなります。赤ちゃんの口に入れるものなので、食洗機対応の機能は衛生面を重視する方におすすめです。また、高温に対応しているため、比較的丈夫な素材でもあり、耐久性に優れているものも多いですよ。ただし、商品によっては食洗機の上段のみとなっていることもあるため、注意書きをきちんと確認してくださいね。
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商品情報
スタイル アンパンマン
商品寸法 (長さx幅x高さ) 16.5 x 2.5 cm
商品の重量 40 グラム
耐熱・耐冷温度 耐熱温度:120度、 耐冷温度:-30度
樹脂製のスプーン2本セットで、食洗機対応のため、使用後の熱湯消毒などの手間が省けます。初期段階におすすめのSサイズのスプーンは、浅型で食材を残しにくい形状です。中期段階に適したMサイズのスプーンは、先端が平らになっており、麺をカットしやすくなっています。成長に合わせて使える2つのセットは、長く使えるのがうれしいですね。
「温度センサー付き」でヤケド防止
離乳食スプーンに温度センサーがついていれば、赤ちゃんの口に適した温度がわかりやすくなり、ヤケドを防止できます。特に、スープのような汁物はヤケドしやすいため、赤ちゃんにあげる前にしっかりチェックしておきたいですよね。温度で色が変わるタイプなら、目で見てすぐにわかるので便利ですよ。ただし、温度が高温すぎる場合は温度センサーが機能しなくなる可能性もあるため、注意してくださいね。
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商品情報
対象 6か月~3年
スプーン素材 ポリプロピレン
特徴 40℃以上になると色が変わり熱さをお知らせしてくれるスプーン
温度で色が変わる離乳食スプーンです。40℃以上なると色が変わり、食材の熱さを知らせてくれるため、ヤケドを予防できます。スプーンは2本セットになっているので、洗い替えやおかゆ用とおかず用などの使い分けが可能です。また、スプーンに興味を持ちはじめた赤ちゃんの自分用にすれば、離乳食の時間がスムーズに進むようになりますよ。
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離乳食スプーンは、形や素材など、成長段階によって適したタイプが異なります。初期段階から完了期段階まで、赤ちゃんの成長に合わせてスプーンを変更していけば、抵抗なく受け入れてくれる可能性がありますよ。ぜひ今回ご紹介した選び方を参考にして、適切なスプーンを選んでくださいね。
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