【2024年】ウイスキーのおすすめ11選!スコッチウイスキーや初心者に飲みやすいものなど
芳醇な香りとコクが楽しめる「ウイスキー」。ハイボールとして提供している店も増えてすっかり幅広い世代から愛されるお酒となりましたが、自分で買うとなると種類や産地などどのように選べばよいか迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、初心者でも楽しめるおすすめウイスキーの選び方と人気の銘柄をご紹介します。
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芳醇な香りとコクが魅力の「ウイスキー」
ウイスキーとは、大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料とする蒸留酒のこと。樽の中で数年~数十年熟成させることによって琥珀色の液体に変化し、ウイスキー独特の香りや味わいが生みだされます。
かつてはストレートや氷を入れただけのロックでの飲み方が一般的でしたが、近年はソーダで割るハイボールも定着しましたよね。ハイボールはストレートやロックに比べて飲みやすくて食事ともよく合うため、飲食店でも定番の飲み方として提供されるようになりました。
ウイスキーはそのままストレートで飲むとアルコール度数が40〜60%と高いため、初心者はハイボールや水割りから始めてみるのもおすすめ。銘柄によってストレート・ロック向きなもの、ハイボール向きなものもあるので、どのように飲むかも意識しながら選んでみてはいかがでしょうか。
ウイスキーの選び方
ウイスキーは各メーカーからさまざまな銘柄のものが販売されていて、どう選べばよいかわからないと感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、ウイスキー選びの基本となる種類、産地、ピートの有無の3つに分けて選び方のポイントをご紹介します。
まずは使われている原料によって変わる、ウイスキーの種類を見てみましょう。さらに産地とピートの有無をチェックして、自分好みのウイスキーを探すのがおすすめです。
ウイスキーの種類で選ぶ
ウイスキーには、主に以下の3つの種類があります。
- モルトウイスキー :大麦麦芽のみで作られたもの
- グレーンウイスキー :トウモロコシなど大麦麦芽以外の穀物も使ったもの
- ブレンデッドウイスキー:その2つを混ぜ合わせたもの
まろやかで飲みやすい「ブレンデッドウイスキー」
ウイスキー初心者にまずおすすめなのは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした「ブレンデッドウイスキー」。原酒ごとの個性を活かしながらも、まろやかでバランスのよい味に仕上げられていて、飲みやすいものがたくさんラインナップさています。
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アルコール度数:40%
容量:700ml
原産国:イギリス
ライトでスムーズなブレンデッドウィスキー
軽い口当たりで飲みやすい、スコットランド産のブレンデッドウイスキーです。一般的なウイスキーに比べて味わいも色もライトで、爽快感のある味わいが人気。ソーダで割ってハイボールにしたり、カクテルにしたりと、割って楽しむのがおすすめです。
商品情報
アルコール度数: 40.0%
原産国:イギリス
40種類以上のモルト原酒を巧みにブレンドし、豊かで滑らかな味わいが特徴
スコッチウイスキーの定番として親しまれているのが「バランタイン ファイネスト」。数十種類ものモルト原酒がブレンドされたブレンデッドウイスキーで、まろやかな口当たりが人気です。バニラのような甘みと樽の苦みのバランスも良く、ソーダで割ることでより香りが引き立ちます。
個性が強く香り豊かな「モルトウイスキー」
大麦麦芽のみを使用して作られるのが「モルトウイスキー」。銘柄によって味わいや香りに大きな差があり、スモーキーだったりクセのある味わいのものが多いのが特徴です。
そんなモルトウイスキーの中でも「シングルモルト」と呼ばれるものは、単一の蒸留所で造られたモルト原酒のみを詰めたものです。他の蒸留所の原酒を混ぜないので、蒸留所が持つ個性をしっかり感じられますよ。
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お酒の製法/ベース/種類:モルト
アルコール度数:46%
原産国:イギリス
スコットランド・スカイ島で作られるシングルモルトのスコッチウイスキーです。力強いモルトの香りが特徴で、ひと口飲むだけでスモーキーなフレーバーが口いっぱいに広がります。その一方、口当たりはまろやかで、苦みも控えめ。独特の香りはありますが、スコッチの中では飲みやすくて人気の銘柄です。
クセが少なくクリアな味わいの「グレーンウイスキー」
「グレーンウイスキー」とは、トウモロコシやライ麦など、麦芽以外の穀物も使ったウイスキーのこと。蒸溜過程で雑味がほとんど取り除かれるため、クセが少なくクリアでライトな味わいのものが主流です。モルトウイスキーとブレンドするために作られているものが多く、グレーンウイスキーとして販売されている商品はそれほど多くありません。
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【原材料】グレーン、モルト
富士御殿場蒸溜所でつくられた、グレーン原酒のみを瓶詰したジャパニーズウイスキーです。蒸溜所の特長であるほんのり甘みのある味わいで、焼き菓子のような芳ばしい香りを楽しめます。口当たりは柔らかですが甘みが強いので、バーボンのような甘さが好きな方におすすめです。
ウイスキーの産地で選ぶ
ウイスキーは世界各地で作られていますが、中でも代表的な産地である日本、スコットランド、アメリカ、アイルランド、カナダで作られたものは「5大ウイスキー」と呼ばれています。ウイスキー初心者ならまずはこの5大ウイスキーの中から好みの味を見つけてみましょう。
もちろん同じ産地でも銘柄によって味は変わりますが、産地である程度の傾向は掴めるので参考にしてみてください。
日本人の好みに合いやすい「ジャパニーズウイスキー」
日本人好みなものが多いのが、「ジャパニーズウイスキー」です。日本産のスコッチウイスキーの製法をお手本にしていますが、日本人の好みに合わせてスモーキーな香りは控えめなものが主流。近年海外からの注目度も高まっており、口当たりのよいまろやかな味わいで、日本食にもよく合いますよ。
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商品情報
アルコール度数: 43.0%
響〈JAPANESE HARMONY〉のカートン入りギフトパッケージ商品です。
パッケージ重量: 1.44 kg
複数の原酒をブレンドし、日本人の味覚に合うよう作られたジャパニーズウイスキーです。フルーティーで華やかさのある香りが特徴で、味わいは奥深くてやわらか。豊かな香りがありますがスモーキーさや渋みは抑えられているので、初めてのウイスキーとしても飲みやすいでしょう。繊細な味わいは和食に合わせるのにぴったりです。
独特でスモーキーなものが多い「スコッチウイスキー」
ウイスキーといえばスコッチを思い浮かべる人も多いほど、世界中で親しまれているのがスコットランドで作られている「スコッチウイスキー」です。種類が豊富なのでなかにはフルーティーですっきりとした味わいのものもありますが、有名な銘柄はピートを焚いたスモーキーなものがほとんど。個性的なウイスキーを試してみたい方におすすめです。
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原材料:モルト、アルコール度数40%
原産国:イギリス
スコッチウイスキーの定番銘柄として長く愛されているマッカランは、スコットランドのハイランド地方・スペイサイドで作られているモルトウイスキー。シェリー樽で最低12年間熟成させた原酒のみで造られた贅沢な逸品で、フルーティーな香りと豊かな口あたりが特徴です。スコッチの中ではクセが少なく、ストレートやロックで香りを楽しみながら飲むのがおすすめです。
力強くて風味豊かな「アメリカンウイスキー」
アメリカで造られる「アメリカンウイスキー」は、力強くて風味豊かな味わいのものが多いのが特徴です。連邦アルコール法で原料の比率や製法などが細かく決められていて、さまざまな種類・味わいのウイスキーが展開されています。
その中でも知名度が高いのが、ケンタッキー州バーボン郡で生まれた「バーボン」。原料の51%以上がトウモロコシで、新樽を使用しなければいけないという規定のもとで造られており、香ばしくて甘い香りが特徴として挙げられます。
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【アルコール度数】40.5% 【原産国】アメリカ
トウモロコシ、ライ麦、大麦が原料の、やわらかな口当たりのバーボンです。「スタンダード」は、ワイルドターキーの特徴である力強くて深みのある味わいはそのままに、熟成や度数を調整して軽めに仕上げられています。すっきりした飲み口で、ハイボールやカクテルにしてもおいしく飲めます。
雑味が少なく軽やかな「アイリッシュウイスキー」
イギリスの西側に位置するアイルランドは、ウイスキー発祥の地といわれており、ウイスキー造りの長い歴史があります。そんなアイルランドの蒸留所で造られる「アイリッシュウイスキー」は、雑味が少なく軽やかな飲み口のものが豊富です。
独特な香りの元となるピートを焚かないノンピートウイスキーが主流ですが、中にはピートを焚いたものも。クセのない飲みやすいアイリッシュウイスキーを求めている場合は、ノンピートのものから選びましょう。
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アイルランドのクーリー蒸溜所で作られるピーティッドタイプのシングルモルト・アイリッシュウイスキー。ピートの香りが特徴。
アイルランドのクーリー蒸溜所で造られている、シングルモルトのアイリッシュウイスキーです。4年、6年、8年熟成のモルト原酒をブレンドしており、フルーティーな香りが特徴的。アイリッシュウイスキーには珍しくピーテッド麦芽を使用しており、スモーキーな風味も感じられます。飲み方はロック、ストレートがおすすめです。
なめらかで軽い口当たりの「カナディアンウイスキー」
5大ウイスキーの中で最も味わいがライトだと言われているのが、カナダで造られている「カナディアンウイスキー」です。なめらかで軽い口当たりのものが主流で、ウイスキー入門編として試してみるのにぴったり。
また、カナディアンウイスキーはクセの少ない味わいのためアレンジがしやすく、どんな飲み方でも楽しめるのが魅力です。ストレートやロックはもちろん、カクテルベースとしても重宝します。
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ウィスキー
アルコール度数:40%
原産国:カナダ
クセがなくビギナーにも適切なウイスキー
クセのない味わいが特徴の、カナディアンウイスキーの代表銘柄です。2種のフレーバリングウイスキーとベースウイスキーをブレンドしており、香り高く柔らかな味わいが楽しめます。カクテルべースとしても使いやすく、とくにジンジャエールと合わせるのが人気です。
ピート香の有無で選ぶ
ウイスキー特有のスモーキーな香りは、「ピート」と呼ばれる泥炭が由来です。野草や水生植物などが炭化したピートを焚いて原料を乾燥させることで、独特のスモーキーフレーバーが生まれます。
ウイスキー好きから愛されているこのピート香ですが、クセがあるので初心者は避けたほうが無難でしょう。ラベルに書かれている「ピーテッド」「ノンピート」などの表示を参考に選んでみてくださいね。
クリアでクセの少ない「ノンピート」
クセが少なく飲みやすいウイスキーを探しているなら、まずは「ノンピートウイスキー」の中から選びましょう。5大ウイスキーの中でノンピートのウイスキーが多いのは、アイリッシュウイスキー。ピートを焚かずにすっきり仕上げた飲み口のものが多く展開されています。
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アルコール度数:40%
ピートを使わず、3回蒸留によって造られる豊かな香味とスムーズな味わいが特徴
ピートを使わず、大麦、モルト、グレーンを原料としたアイリッシュウイスキーです。3度の蒸留でスムースに仕上げされていて、クリアでさわやかな味わいが多くの人に愛されています。ソーダで割ってすっきり味わうのがおすすめですよ。
独特の香りを楽しむなら「ピーテッド」
ウイスキーらしいスモーキーフレーバーを楽しみたいなら、ピートがしっかり焚かれたものを選んでみましょう。ピートが焚かれているウイスキーには、ラベルなどに「ピーテッド」と表記されています。とくにスコットランドのアイラ島で作られたものは、ピート香が強いウイスキーとして良く知られています。
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お中元、夏のギフトにもおすすめです。
原産国:イギリス
内容量:700ml
スコットランド・アイラ島最古の蒸留所で造られるボウモアは、スモーキーなウイスキーの定番銘柄。ドライなスモーキーフレーバーが特徴的で、ジャパニーズウイスキーに慣れ親しんできた方は飲みづらいと感じるかもしれません。ただ独特な香りは飲むほどにハマる人も多いので、ウイスキーの香りや味わいに慣れてきたころに試してみてはいかがでしょうか。
おすすめ商品比較表
CUTTY SARK(カティサーク) カティサーク ウイスキー | バランタイン ファイネスト | Talisker タリスカー 10年 | 富士 キリン シングルグレーンウイスキー 富士 | Hibiki サントリー ウイスキー 響 | MACALLAN(マッカラン) ザ マッカラン 12年 | WILD TURKEY (ワイルドターキー) ワイルドターキー バーボン | Connemara カネマラ | CANADIAN CLUB(カナディアンクラブ) カナディアンクラブ | JAMESON (ジェムソン) ジェムソン スタンダード | BOWMORE(ボウモア) ボウモア 12年 | |
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種類や銘柄の特徴を知ってウイスキーを楽しもう
今回はウイスキーの選び方と初心者にもおすすめの銘柄をご紹介しました。銘柄がたくさんあるので自分で選ぶのは難しいと思ってしまいがちなウイスキーですが、種類や産地の特徴を知ることで好みの味を見つけやすくなりますよ。ぜひこの記事を参考にして、自分好みのウイスキーを探してみてくださいね。
高さ10cm前後の50mlボトルで販売される「ウイスキーミニボトル」は、1本あたりの容量はミニチュアサイズで少ないものの、複数の種類のウイスキーを試し飲みするにはぴったりです。レアな銘柄が組み合わせられたセットはプレゼントしやすいですね。ギフトとしても喜ばれるウイスキーミニボトルの選び方や魅力、おすすめ商品を紹介します。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
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