焙煎機のおすすめ15選!家庭用タイプ・小型のものなど人気のアイテムをご紹介
自宅にいながら、まるでカフェのような本格的なコーヒーを楽しめる「焙煎機」。コーヒーロースターとも呼ばれ、家庭用の小型タイプはコーヒー豆を手軽に焙煎できます。
しかし焙煎方法以外にも小型や大型など、さまざまな種類があるので、どれを選べばいいか悩む方も多いのではないでしょうか。この記事ではおすすめの焙煎機の選び方と、自宅で使うのにぴったりな家庭用焙煎機をご紹介します。
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焙煎機とは
焙煎機を使うと、焙煎したてのフレッシュなコーヒーを楽しめるのが魅力のひとつ。コーヒーを作る過程を豆から体験できるのもポイントです。コーヒー豆は焙煎したときが一番風味豊かで、時間経過と共に風味が落ちていきます。自宅にいながら本格的なコーヒーを楽しめるため、風味やコクにこだわってコーヒーを飲みたい人におすすめですよ。
焙煎機とは、緑色のコーヒーの生豆を加熱し、よく見る茶色いコーヒー豆の状態にする専用の機器のことです。適切な温度と時間をかけて焙煎することで、コーヒー独特の苦みやコク、酸味や甘味を引き出します。
焙煎機の選び方
焙煎機を選ぶときは、「熱源のタイプ」「焙煎方法」「焙煎形式」「機能」で選ぶのがおすすめです。
火を使わない電気式や自動で焙煎するタイプは、はじめて焙煎する人でも使いやすいでしょう。コーヒーカスが飛び散りにくい機能や煙があまり出ない機能がついたものを選べば、片づけや手入れが簡単にできるというメリットも。
どのように焙煎したいかによって適した焙煎機は変わるので事前にチェックし、ぴったりのものを選びましょう。
1.熱源の種類で選ぶ
熱源は「ガス式」「電気式」「ガス&電気式」の3タイプがあり、日本で主に利用されているのはガス式と電気式の2つです。
ガス式
ガス式はコンロやカセットコンロを使い焙煎します。火力調整ができるため焙煎具合を調整したい人におすすめです。ただし、はじめたばかりの人はムラや一部だけ加熱しすぎるなど、調節が難しいので気を付けましょう。
電気式
電気式ははじめて焙煎する人にうってつけです。設定した温度を保ったまま焙煎するので、焦げやムラが発生しにくいのがポイント。火を使わないので子どもやペットのいる家庭にも適しています。デメリットはガス式に比べ自由度が少ないことです。その日の気分によって濃く焙煎したいなど、焙煎のタイプを変えたい人はガス式を選びましょう。
ガス&電気式
ガス&電気式は双方のよいところを採用したタイプで、ガスの火を使いながら電気で回す焙煎タイプです。火力調整を自分ででき、ムラや焦げができにくいので好みの焙煎具合を楽しめますよ。ただし煙やチャフ(コーヒーカス)が舞うため、片づけが面倒な人は向いていません。
2.焙煎方法で選ぶ
焙煎方法は「手動式」「電動式」「自動式」の3つがあります。
手動式
コーヒー豆の焼き加減を調節したい人は手動式がうってつけです。安価で入手可能なため、気軽にチャレンジできるのがポイント。ただし、火の加減が難しく焼きムラができやすいので注意しましょう。均等に熱が通りやすいハンディタイプを選べば、はじめてでも簡単に焙煎できますよ。
電動式
電動式は手を動かす手間を省きつつ、自家焙煎の雰囲気を楽しめるのがメリット。火加減や焙煎時間も自分で調節できるので少しだけこだわりたい人にも向いていますが、種類がほかに比べ少ないのがデメリットです。
自動式
自動式は、スイッチを押して待つだけの手軽さが魅力。温度や時間の設定が可能なので、こだわりたい人も納得できる機能が備わっています。1kgほどの大量の豆を一気に焙煎できるものもあるため、毎日コーヒーを飲む人にもおすすめ。
さまざまな機能を求める場合、価格が高くなるのがデメリットですが、価格に見合った納得のいく豆を楽しめるので、好みのものをチェックしてくださいね。
3.焙煎形式で選ぶ
焙煎形式は「直火式」「熱風式」「半熱風式」の3タイプにわけられます。
直火式
直火式はアルミやステンレスのほか、陶器などの網目状になったドラムを使い、直接火を当てて加熱する形式です。手動式の焙煎機には直火式が多く、しっかりとした香りや深いコク・苦味が好きな人におすすめですが、火加減と焙煎具合を見ながら調節するのは難しく、難易度が高いのがデメリットです。
熱風式
熱風式は火を直接当てずに、熱風をドラム内に送り込みながら焙煎する形式のことで、すっきりとした味わいが特徴です。温度を上げても焦げやムラが発生しにくいため、大量に焙煎したい人に向いています。また、直火式よりも短時間で焙煎が完了するのもメリットのひとつ。
ただし、豆本来の風味や苦味が出にくく、くっきりとした香りや口当たりが好きな人には向いていません。コーヒー豆の特徴を出すには長時間焙煎するといった工夫が必要なので注意しましょう。
半熱風式
半熱風式は、直火式と熱風式両方の形式を採用したタイプです。業務用などの大型機に多く、大量の豆を一度に焙煎可能で価格が300,000円前後と高価なのが特徴です。バランスの取れた風味とコク・味わいを楽しめますが、場所や価格のコストがかかるのがデメリットに挙げられます。
4.その他の機能で選ぶ
煙の排出を抑える「アフターバーナー機能」や、「スモークフィルター」「チャフコレクター」がついたものなど、焙煎以外の機能で選ぶのはいかがでしょうか。
スモークフィルター付きなら、煙の量やニオイを抑えられます。500g以上の豆を焙煎する場合は煙で火炎報知器が作動する可能性があるため、大量のコーヒー豆を焙煎したい人はチェックしておきましょう。
「チャフコレクター(チャフトレー)」は、チャフというコーヒーのカスが散らからないようになった構造のこと。蓋付きならさらに飛び散りにくく、片づけも簡単です。
また、一度に焙煎できる焙煎量もチェックしておきましょう。毎日1杯のコーヒーを飲む人は、200g焙煎できるものがおすすめ。一度の焙煎で約2週間分の豆を用意できます。
ブランド・メーカーで選ぶ
選ぶ決め手に欠けるというときは、ブランドやメーカーで選ぶのもひとつの手です。「ハリオ」や「カルディ」、「発明工房」などがおすすめです。
ハリオは品質の高い日本製の耐熱ガラスを採用している国産ブランドで、レトロな見た目が好まれています。焙煎の様子を見て楽しめるので、好みの焙煎に調節しやすいのが特徴です。
カルディは電動式の焙煎機を発売しており、大量の豆を焙煎したい人にも向いているほか、火力調整で好みの焙煎具合にできるのが特徴です。また、簡単に分解して手入れできるのもおすすめポイント。
発明工房は手動式の焙煎機を取り扱っており、軽くて持ちやすいため手軽に扱えるのが特徴です。ムラができにくい設計なので、はじめて焙煎に挑戦する人にも適しています。
高価・安価どちらがおすすめ?焙煎機の比較
焙煎機は価格もさまざまで、安いものは2,000円台から、高いものは300,000円前後とかなり幅があります。焙煎スペックやサイズ、その他の機能によっても異なるため価格だけで良し悪しは判断しにくいところです。
2,000~30,000円の安価なモデルはシンプルな操作とコンパクトなサイズが特徴。持ち運びもしやすいので、キャンプやアウトドアシーンで使いたい人にも向いています。部屋に置き場所があまりない人にも適しているでしょう。
30,000~300,000円前後の高価なモデルは焙煎の調整機能がついたものが多いのが特徴です。価格が高くなるほど、タイマーやチャフコレクターなどさまざまな機能を搭載していたり全自動で焙煎できたりと、焙煎に手間をかけたくない人にうってつけです。大型サイズが多く、カフェで実際に活躍するものもありますよ。
焙煎機のおすすめ15選
ここからは、焙煎機の選び方に沿ったおすすめの焙煎機をご紹介します。値段や形式、焙煎方法も違うため、自分が使いやすいアイテムを選ぶのが大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
商品情報
日本の耐熱ガラスメーカー「ハリオ」が作る家庭用焙煎機です。手動タイプで、レトロな見た目がおしゃれ。透明な耐熱ガラス製のため、コーヒー豆の状態を確認しながら焙煎できます。本体についているアルコールランプで焙煎するので、どこでも手軽に使えるのがポイントです。
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(185件)
商品情報
商品の形状 ホールビーン
パッケージ情報 バッグ
ユニット数 1 個
商品の個数 1
商品の重量 422 グラム
240gと軽量さが特徴で、力の弱い人でも扱いやすい焙煎機。最大6人分の豆を入れられるためキャンプやアウトドアシーンでも活躍します。ムラの出にくい設計なので、はじめて焙煎する人にもおすすめですよ。
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(848件)
商品情報
素材・材質:煎り網=鉄/持ち手=木
生産国:日本
日本製の手動式焙煎機です。コーヒー豆の焙煎にとどまらず、素焼きアーモンドや煎り銀杏、ポップコーンなども作れます。1度にたくさん焙煎できるのでキャンプシーンにもうってつけ。使い終えた後は隙間に収納できるので、かさばらないのもポイントです。
商品情報
電気ヒーター直火式焙煎
焙煎レベル12段階
生豆投入量120g
焙煎時間約23分(冷却時間約8分を含む。)
12段階の焙煎レベルの調整が可能な、日本製の電気式小型焙煎機です。ボタンを押すだけの簡単操作が魅力で、120gの生豆を1度に焙煎可能。上下2段に分かれた電気ヒーターでじっくり焙煎するため、ムラが少なく豊かな香りを楽しめます。
商品情報
サイズW190×D135×H80
材質伊賀/伊賀耐熱土
用途コーヒー生豆・茶葉の焙煎など(IH非対応)
食品を煎ることに特化した、焙烙タイプの焙煎機です。火あたりがやわらかく、熱容量も大きいのでムラなく煎りやすいのが特徴。上下左右にコーヒー豆が動き、遠赤外線効果で豆のうまみを活かせます。浅煎りも深煎りもしやすく、1つの豆でさまざまな風味や酸味、苦味を楽しみたい人に適した一品です。
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(160件)
商品情報
商品の寸法 奥行き17.5 x 幅19.4 x 高さ27 cm
商品の重量 1.9 kg
フィルタータイプ 再利用可能
材質 ABS
こちらの焙煎機は、オートモードで焙煎できるタイプです。焙煎時の温度と風力を8段階まで細かく調節できるため、自宅で簡単にプロのようなコーヒー豆の焙煎が可能です。オート焙煎機能により、ボタン一つで中煎りのコーヒー豆を自動調節して焙煎できます。耐熱ガラス容器を使用しているため、焙煎や冷却の過程を目で確認しながら10秒単位で微調整ができ、自分好みの味わいを追求できますよ。お手入れも簡単で、ポップコーン作りにも使える多機能さが魅力です。
商品情報
重量(約)/680g
材質 18-8ステンレス
色 シルバー
ステンレス製の真四角な見た目がスタイリッシュな手動式の焙煎機。ガスコンロに直接ぴたっと乗せられるため、安定感があるのが特徴です。スマートな見た目はギフトやプレゼントにもおすすめできます。ロースターは全て分解できるので、使用後は清潔に保てるのもポイントですよ。
商品情報
材質:磁器
ブランド:224porcelain
生産国:日本
丸くモダンな見た目がおしゃれな磁器製の家庭用焙煎機です。煎った豆は真ん中の穴に外した取っ手を挿しこみ取り出します。実用的なデザインはギフトや、シンプルなキッチンアイテムでそろえたい人にもぴったりですね。
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(5件)
商品情報
サイズ:16.2×21.2×14.5
ブランド コッタ(Cotta)
色 シルバー
材質 SUS304
コンパクトなサイズと細いシルバーフレームがおしゃれな手動式の焙煎機。アルコールランプが付属しているので、小さなスペースで利用できるのが魅力。すっきりした見た目はそのままインテリアとしても活躍します。焙煎中の中身がいつでも確認できるので、自分好みの煎り具合に調節できるのもポイントです。
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(916件)
商品情報
本体重量(約):140g
生産国:日本
対応熱源:ガス火専用
コーヒー豆はもちろん、ごまやお茶などを煎るのにも使える手動式焙煎機。安価で手に入れられるため、はじめて焙煎する人におすすめできます。中身やチャフが飛び散りにくく、扱いやすいのが魅力。シンプルな設計で洗いやすく、普段使いしやすいのもポイントです。
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(74件)
商品情報
四角のスタイリッシュな形が特徴的な手動式焙煎機です。内側に2枚の羽根がついており、より攪拌しやすく、ムラの出にくい形に仕上げています。風防が付属しているため熱効率が高まり、遠赤ネットによってコーヒー豆に火が通りやすいのも特徴です。風防には切り込みが16ヵ所あるため、どんなコンロの形にもはまるのがポイントでしょう。
商品情報
・焙煎レベル5段階
・生豆投入量60g
・焙煎時間約25分(冷却時間約10分を含む。)
チャフコンテナがついた、自動式の家庭用焙煎機です。5段階のボタンを押すだけで、浅めや深め、好みの焙煎が完了します。熱風式で焙煎するため、ムラが少なく均一に仕上がりやすいのが特徴です。コンパクトなのでキッチンの戸棚にもすっぽりと収納できますよ。
商品情報
質量:5.0kg
付属品:じょうご、テストスプーン、冷却アミ
ステンレスで作られており、丈夫で長持ちする手動式タイプの焙煎機です。450~550gほどの焙煎が可能で、毎日新鮮なコーヒーを嗜みたい人にもおすすめできます。スタンドに重量があるため、使用中にズレにくいのもメリットです。
商品情報
・取り外し式焙煎ドラム
・チャフコレクター
先進技術を使い、3D回転方式を採用した焙煎機器です。コーヒー豆がうまく混ざるため、簡単に深く濃い香りと味を楽しめます。チャフコレクターが付属しており、焙煎中散らかりにくいのもおすすめポイントです。
商品情報
パッケージの寸法: 14.25×8.43×8.35インチ
原産国:アメリカ合衆国
縦型でコンパクトに収納できる、家庭用焙煎機です。温度を9段階で調節でき、ファン設定も変更できるため、好みの風味にカスタマイズできます。世界中のあらゆるコーヒー豆に対し、いろいろな設定で好みを探せるのでコーヒーの風味や味わいをもっと楽しみたい人にうってつけですね。
Amazonで人気の焙煎機をチェック!
ここまでは焙煎機の種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらに焙煎機を探したい方は、Amazonで売れ筋の電動ロースターをチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
ハリオ(HARIO) コーヒーロースター・レトロ RCR-50 | 発明工房 発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手 | マルカ(Maruka) マルカ 日本製 銀杏煎 豆煎器 001057 | ダイニチ 焙煎機 カフェプロ101 MR-101 | 焙烙 (ほうろく)珈琲焙煎機 煎じ器 | SOUYI SOUYI コーヒーロースター SY-121N | 下村企販 珈琲考具 KOGU ロースター | 224porcelain PRIVETE ROASTER | cotta cotta 手動コーヒー豆焙煎機 | ヨシカワ(Yoshikawa) ヨシカワ 煎りパン アミ付き 2005111 | アウベルクラフト アウベルクラフト 遠赤コーヒー焙煎キットLタイプ-3.5mmメッシュ | ダイニチ カフェプロ MR-F60A 0M01400 | union(ユニオン)テンサンプルロースター | GENESIS 3D回転焙煎機 ジェネカフェCRBR-101A | コーヒーロースター FRESH ROAST SR 800 | |
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購入リンク | |||||||||||||||
焙煎機でワンランク上のコーヒーブレイクを満喫しよう
焙煎したてのコーヒー豆は新鮮な香りやコク、酸味などが楽しめます。まずは手軽に使えるものから試していき、いつものコーヒータイムをちょっと特別な時間にしてみましょう。
ハンドドリップに欠かせない「コーヒードリッパー」。今回は、おいしいコーヒーを淹れるコツと、ドリッパーの選び方を丁寧に解説します。オシャレなガラス製や陶器製、耐久性のあるステンレス製やペーパーレスタイプ、アウトドア向けの商品などもタイプ別のおすすめも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。