エマージェンシーシートのおすすめ10選!登山やキャンプ非常時用にもつかえるアイテムをご紹介
災害時だけでなく登山やキャンプ、さらには日常使いまで幅広く役立つ「エマージェンシーシート」。安いものなら100円ショップでも購入でき、使い方も開封して広げるだけと簡単です。カサカサと音がしにくい静かなものや、寝袋になる袋状のものなど、おすすめの商品もたくさんありますのでぜひチェックしてみてくださいね。
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エマージェンシーシートとは?
エマージェンシーシートは、水や冷気を通さないようアルミコーティングが施されたシート状の防寒グッズです。
折りたたんだ状態ではポケットティッシュ程度のサイズで軽く、広げるとシングルサイズの毛布程度になるので、防災用としてだけでなくアウトドア用としてもよく使われています。体に巻きつけて身体をあたためたり、地面に敷いて冷気をシャットアウトしたりとアイデア次第でいろいろと使えますよ。
100円ショップでも購入でき、家族分そろえておけばいざというときに身体を冷えや暑さから守ってくれる便利なアイテムです。
エマージェンシーシートの選び方
エマージェンシーシートは、商品によって機能性・耐久性・静音性・サイズなどが異なります。
キャンプや登山などのアウトドアで使用したい方や、非常時にも破れにくい耐久性を求める方は使い捨てではなく繰り返し使えるものがおすすめ。静音性の高いものなら寝る際にストレスになりにくいだけでなく、非常時の避難所でも気兼ねなく使えます。
全身が包めるサイズ感かどうかも大切なポイントなので、自分が重視したいポイントをしっかり確認しながら選んでみてください。
1.夏冬対応できるリバーシブルタイプ
リバーシブルタイプは金色の面と銀色の面で機能が異なっており、寒いときは金色の面を外側にすれば、太陽光の熱を集めてより内側をあたためてくれます。逆に暑いときは、光を反射する銀色を外側に向けると内側が暑くなるのを防げるという仕組みです。
1年中防災リュックに入れておくなら、リバーシブルがぴったりでしょう。
2.耐久性が高いものを選ぶ
繰り返し使えるものがほしいなら、耐久性の高い商品を選びましょう。
シートタイプのエマージェンシーシートは薄くて軽いものが多いですが、そのぶん破れやすく耐久性は高くありません。しかし、耐久性の高い素材にアルミを蒸着させ、多層構造にして機能性と耐久性を高めた商品もあるため、使い捨ての商品に抵抗がある方は要チェックです。
多層型は値段が少し高めになりますが、買い替えの手間が減らせて、また破れにくいので使用時も気兼ねなく使えますよ。
3.音が少ないタイプが避難所での使用に最適
シートタイプのものはとくにガサガサという音がしやすいため、音に敏感な方や避難所などでの使用の際は要注意。夜寝るときや寝返りをうつときにも音がしにくく、静音性の高いものなら避難所でも周りの迷惑になりにくいでしょう。
ただし静音性の高さは実物をみてみないとわからないポイントなので、商品のレビューや口コミを参考にしてみてください。
4.収納時の大きさと持ち運びやすさ
薄いシートタイプはコンパクトなものがほとんどですが、多層タイプやシュラフ(寝袋)タイプなどを選ぶなら収納時の大きさもチェックしておきましょう。防災用なら持ち出し用のリュックに入るような、なるべくコンパクトなものを選ぶとよいですよ。
なお、繰り返し使うことを想定されていない安い商品は、一度使用すると元のコンパクトサイズに折りたたむのが難しい場合が多いという点も知っておいてくださいね。繰り返し使えるタイプなら、スマートに収納できる専用の収納袋がついているものもありますよ。
どんなときに使う?タイプ別におすすめ商品をご紹介
エマージェンシーシートには、大きく分けて薄手のアルミタイプ・厚手タイプ・寝袋タイプの3種類があります。
万能に使えるのは薄手のアルミタイプのシートですが、使用シーンにあわせて寝袋や厚手と使い分ければより快適に身を守れるため非常に便利。リュックや手持ちに余裕があれば、ぜひ寝袋や厚手タイプも検討してみてくださいね。
アルミタイプの特徴
薄手のアルミシートタイプは、コンパクトに携帯したい方やいろいろなシーンに使いまわせる万能さを求める方にぴったり。値段が安いものが多く100円ショップでも購入できます。
身体に巻きつけたり、テントや地面に敷いて断熱材のように使ったり、簡易的な屋根として突然の雨をしのいだりとさまざまな使い方ができますよ。
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商品情報
サイズ:約142×213cm
重量:約70g
こちらはポリエチレン素材にアルミコーティングを施した、音がしにくい1人用のエマージェンシーシートです。しなやかな素材感で引き裂きにも強く、多少の傷がついても問題なく使えます。コンパクトに収納できるため、繰り返しの使用もしやすいでしょう。色は万が一の際に発見されやすいよう、目立つオレンジ色になっています。
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商品情報
こちらは両面が銀色で暑さも寒さもしのげる、シンプルなアルミのエマージェンシーシートです。コンパクトで軽量なので、あまり荷物を増やしたくない方にもぴったり。音もしにくいため、場所やシーンを問わず使いやすく、使用時のストレスも感じにくいでしょう。サイズは上記のSOLよりもほんの少し小さめです。
寝袋タイプの特徴
寝袋タイプは、足先までしっかり防寒できるものがほしい方や、そのまま寝袋としての使用を想定している方におすすめ。薄手のアルミシートを巻きつけるよりも隙間なく身体全体を覆えるため、より本格的な防寒となります。
寝袋として使う場合は、単体での使用だと地面の凹凸や硬さが気になりやすいので注意しましょう。なるべく厚手のものを選んだり、ふつうの寝袋の中に入れて使ったりすれば、快適に暖をとりながら寝られますよ。
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商品情報
こちらは緊急用ホイッスルや収納袋も付属している、緊急時にうってつけの寝袋タイプです。収納時は手のひらサイズとコンパクトなので、携帯性もばっちり。広げると長さが200cmにもなるため、身長の高い方もしっかり入ってあたたまれます。またファスナーつきでしっかり閉じられ、隙間風が入りにくいのも魅力です。
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商品情報
広げればブランケットのようにも使える寝袋タイプです。内側の銀色を外側に向けられるので、寒い季節以外にも日差しよけとして使えます。サイズは200cmなので高身長な方もすっぽり入れて、持ち運びの際はスマートフォン程度のサイズまで小さく折り畳めるのがポイント。音もしにくいため、避難所でも周りの人に迷惑をかけずに使えますね。
厚手タイプの特徴
身体に巻きつけるというよりもテントの床や地面に断熱材として敷くことを想定しているなら、適度なクッション性のある厚手のエマージェンシーシートがうってつけです。
厚手タイプは敷布団としてはもちろん、災害時やアウトドアで怪我をしたときにも簡易ベッドとして使えます。薄手のものと比べるとどうしてもある程度の収納スペースが必要になりますが、防災用やアウトドア用として1つ持っておくと便利ですよ。
エマージェンシーシートのおすすめ6選
ここまでご紹介したもの以外にも、災害時の備えやアウトドア用にぴったりの商品はたくさんあります。いつどこで被災しても身を守れるようコンパクトに持ち歩けるものや、なかにはアメリカの陸軍などでも使用される耐久性の高いものも。
自分の使い方や好みにあったものを選んでくださいね。
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商品情報
非常時用としてだけでなく趣味のアウトドアにも使いたい方は、機能性だけでなくデザインも気になりますよね。そんな方には、こちらの機能性とファッション性を兼ね備えたアウトドアブランケットがぴったり。目立つ色ではなくナチュラルなくすみグリーンで、ブランドロゴが入った収納袋もついています。音もしにくいため、使い心地もよいですよ。
商品情報
サイズ:約142×213cm
こちらは透湿性の高い素材を使っているため中が蒸れにくく、寒い季節から暑い季節までオールシーズン使いやすい寝袋タイプです。単体ではもちろん寝袋の中に入れたり、上から被せてシュラフカバーとしても使えますよ。足を入れる部分は窮屈にならないようマチつきです。
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商品情報
こちらは2人分の寝袋タイプを探している人にぴったりな、1つの巾着袋に2枚の寝袋が入っている商品です。極薄タイプでありながら引っ張っても強風でも破れにくく、何度も繰り返し使えます。また色も国際救難色のオレンジ色で、巾着袋にはホイッスルがついているため、防災用としておすすめです。
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商品情報
サイズ:約210 × 130cm、折りたたみ時 約12 × 7.5cm
重量:70g (1枚あたり)
材質:アルミ二ウム、低密度ポリエチレン
こちらの商品は、カサカサ音が少なく、緊急時やスポーツ観戦時にブランケット代わりとして活躍します。軽量でコンパクトな設計のため、持ち運びやすく、バッグや車内に常備するのに適しています。210 × 130cmの大きさで広げると毛布のように使用可能。急激な気温変化や災害時にも体温を保持し、雨や雪からも保護するため、登山やアウトドアにも最適ですよ。
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商品情報
サイズ:約213×132cm
質量:約50g
材質:アルミ蒸着ポリエステル
こちらは折りたたみ時のサイズがポケットティッシュを2個重ねた程度で持ち運びやすい、シンプルな薄手のアルミシートです。値段も安いので、防災リュックだけでなく車内や子どもの通学バッグなどいろいろなところに常備しておけますね。広げると213×132cmと大きめになるため、緊急時の状況にあわせてマルチに使えるでしょう。
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商品情報
こちらは引き裂きや摩耗に強く繰り返し使える、薄手のアルミシート3枚セットです。大柄な男性でも問題なく羽織れる大きいサイズで、折りたたみ時はハンディサイズになるため、家族分を持ち出し用バッグに入れておいてもかさばりにくいでしょう。音もしにくいので、避難所でも気兼ねなく使えますね。
エマージェンシーシートの使用時の注意点
エマージェンシーシートを使ったことがない方は、あらかじめ使用時のポイントや注意点を確認しておきましょう。使い方を誤ると、保温しているつもりがかえって体を冷やしてしまう可能性もあります。
万が一のときのために、正しい使い方をいま一度おさらいしてみてください。
素肌に直接使用はNG
エマージェンシーシートは水や風を通さないことが特徴なので、シート内にたまった湿気や汗も逃しません。
そのため長時間使っているとシート内側が結露したり体に汗をかいたりして、その水分がかえって体を冷やしてしまう可能性があります。このような事態を防ぐためには、衣服の上から使用し、素肌にシートが触れないようにしましょう。
緊急事態でやむを得ず素肌で使用する場合は、タオルや新聞紙のように水分を吸ってくれるものを間に挟んで使用してくださいね。
体温保持のために隙間を作らないよう注意!
アルミシートタイプを使用する場合は、できる限り隙間のないようしっかりと身体に巻きつけることがポイントです。シートのサイズが小さいと隙間なく覆うのが難しくなるので、身体が大きい方はとくに大きめサイズを選んでおくとよいでしょう。
また、少しの動きでもシートがめくれたり隙間ができたりしやすいため、身体に巻きつけたあとは極力動かないようにしてくださいね。
Amazonで人気のエマージェンシーシートをチェック!
ここまではエマージェンシーシートの選び方や使用上の注意、おすすめ商品などをご紹介しました。さらにエマージェンシーシートを探したい方は、Amazonで売れ筋のビバークザック・シートをチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
SOL(ソル) SOL(ソル) エマージェンシーブランケット 1人用 | エコライドワールド(Eco Ride World) Eco Ride World カサカサ音が少ないサバイバルシート sb_126-01 | Tumosando Tumosando サバイバルシート | エコライドワールド(Eco Ride World) Eco Ride World カサカサ音が少ない静音アルミ寝袋 | BORN DIGGERS(ボーンディガーズ) BORN DIGGERS(ボーンディガーズ)アウトドアブランケット | SOL(ソル) エスケイプヴィヴィ&ヒートシートサバイバルブランケット 2枚セット | NGE NGE サバイバルシート ホイッスル付き | エコライドワールド(Eco Ride World) Eco Ride World エマージェンシーシート | 角利産業(Kakuri Sangyo) 角利産業 サバイバルシート | ベーシックスタンダード ベーシックスタンダード アルミシート | |
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いざというときのために持っておこう
エマージェンシーシートは一見すると薄いアルミシートですが、実際に使ってみるとそのあたたかさに驚く人も多い防災グッズです。いつどんな災害が訪れるか誰にもわからないからこそ、思い立ったときにすぐ準備しておけばいざというときに冷えや暑さから身体を守ってくれますよ。
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