キャンプ用鉄板のおすすめ12選!ソロ・ファミリー用の商品や詳しい選び方をご紹介
耐久性に優れ、さまざまな調理に使える「キャンプ用鉄板」。平型や丸型などさまざまな種類があるため、どれを選んでよいか迷いますよね。本記事ではソロからファミリー用まで、キャンプ用鉄板の選び方について詳しく解説します。おすすめ商品に加え、お手入れやシーズニングの仕方にも触れているので、ぜひご覧ください。
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キャンプ用の鉄板とは?特徴を解説
キャンプ用の鉄板は、一般的にフラットな板状で持ち運びしやすいサイズと重さに仕上げられているのが特徴です。
鉄は銅やアルミニウムと比較して熱伝導率が低いものの、蓄熱性に優れています。つまり、熱くなりにくいですが一度温まると冷めにくい性質を持っているため、高温を保ったままで調理できるのがメリットです。
高温調理は食材の水分を一気に蒸発させ、中まで素早く火を通すことが可能です。そのため、外側はカリッと中はジューシーに焼き上がります。
鉄板は長く使うほど油が馴染んで、焦げ付きにくくなるアイテムです。お手入れに多少の手間はかかりますが、鉄板を育てる楽しみも味わえますよ。
キャンプ用鉄板の選び方
キャンプ用鉄板を選ぶ際には、「種類」「サイズ」「厚み」「素材」「コーティングの有無」に注目することが大切です。ソロキャンプで使用するのか、ファミリー用を探しているのかなど、用途によっても適したタイプは異なるので、特徴をチェックしてみてくださいね。
1.鉄板の種類で選ぶ
鉄板の主な種類は、「平型」「丸型」「フチあり」「波型」「穴あき型」の5つに分類されます。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った鉄板の種類が見つけやすくなりますよ。
平型
平型は鉄板のスタンダードなタイプで、溝がなく一面フラットな形状でステーキや焼肉などに適しています。調理する際に食材がすべり落ちる場合もありますが、使用後のお手入れが簡単なのはうれしいポイントです。フラットな形状なため、隙間に収納しやすいというメリットもありますよ。
丸型
丸型は鉄板全体に熱が均一に伝わりやすく、食材にムラなく火が通りやすいのがメリットです。サイズが大きめですが持ち手が付いていて、焼き物から炒め物まで多用途に活躍します。持ち手は素手で持つと火傷するので、耐熱グローブ等を使用してくださいね。
フチあり
フチがある形状の鉄板は深さがあるため、食材や調味料がこぼれにくいのが特徴です。収納に関しては平型と比較するとかさばりますが、汁気が多い調理にも対応できるので、料理のレパートリーも広がりますよ。焼きそばや野菜炒め、アヒージョなどの調理にも適しています。
波型
鉄板の表面に溝がある波型は、余分な脂を落としやすい特徴があります。凹凸があるため清掃にはやや手間がかかりますが、焼き目がきれいにつき、香ばしさを引き出せます。ステーキ調理に適した鉄板といえるでしょう。
穴あき型
穴あき型の鉄板は表面に穴があり、余分な脂を落とせるため、焼肉がおいしく仕上がるのが特徴です。油受けが付属しており、鉄板に加えて油受けのお手入れも必要になりますが、フラットな形状で携帯性にも優れていますよ。
2.使う人数でサイズを選ぶ
鉄板のサイズを選ぶ際は、使う人数を考慮する必要があります。「ソロ・デュオ」と「ファミリー」に大別して特徴を解説するので、参考にしてみてくださいね。
ソロ・デュオなら「~20cm」前後
ソロキャンプやデュオキャンプで使用する鉄板は、平型なら15cm×20cm程度のサイズがおすすめです。少人数でのキャンプではなるべく荷物を少なくしたいため、鉄板が大きすぎると持ち運びしにくく感じる場合もあります。小さめの鉄板ならコンパクトに収まりやすいですよ。
また、複数のメニューを作りたいという場合は、小さめの鉄板を数枚持っておくのもよいですね。
ファミリーなら「30cm~」前後
ファミリーや3人以上のグループで使用する鉄板は、丸型なら直径30cm前後のサイズがよいでしょう。ソロキャンプやデュオキャンプよりも、一度にたくさんの料理を作れます。小さいサイズでは不便な場合もあるので、ある程度の大きさがある方が使いやすいでしょう。
参加する人数や作る料理によっても適したサイズは変わってくるので、直径20cm程度のものにしたり30cm以上にしたりと、人数に合わせて選ぶのもよいですね。ソロキャンプとファミリー用のどちらにも対応するものを探している方にもおすすめです。
3.鉄板の厚みで選ぶ
鉄板は厚みがあるほど蓄熱性が高くなるため、食材に熱がじっくり伝わるのが特徴です。薄い鉄板は厚みのあるものより温まるのが早く、焼けすぎる場合もあります。厚みのある鉄板なら蓄熱性が高いため、食材にじっくり火が通りおいしく仕上がりますよ。
3~4.5mm程度の厚さの鉄板は、耐久性や蓄熱性にも優れており、持ち運びしやすい重さです。料理にこだわりたいなら、5mm以上の厚さの鉄板を選ぶのがよいでしょう。中までしっかり火が通り、ジューシーに焼き上がりますよ。
厚みがあるほどじっくり火が通るので食材がおいしく仕上がりますが、その分鉄板は重くなるため持ち運びしにくくなります。使い勝手とおいしさを両立できる厚さを選んでくださいね。
4.素材で選ぶ
キャンプ用鉄板の素材は「鉄」だけでなく、「アルミ」や「ステンレス」もあります。それぞれの特徴や耐久性、お手入れのしやすさなどもチェックしてみてくださいね。
鉄製
キャンプ用鉄板の定番素材である鉄は、熱をしっかり蓄える特性があり、食材に均一に火を通すことができます。重量があり手入れには時間を要しますが、使用を重ねるごとに油が染み込み、調理面が扱いやすくなっていくという特長があります。
アルミ製
軽量で扱いやすいアルミ製は、熱の通りが良く、短時間での調理に適しています。耐久性や熱保持力は他の素材と比べると控えめですが、鉄板料理への入門用として、また軽さを優先したい方の選択肢として検討できます。
ステンレス製
ステンレス製の鉄板は耐久性が高く、錆びにくい特徴があります。鉄と比べて重量が軽く、日々のケアも容易です。熱伝導は鉄よりもやや劣るものの、熱を蓄える性質に優れているため、じっくりと加熱する料理に向いています。
5.コーティングの有無で選ぶ
キャンプ用鉄板のなかには、焦げ付きやこびりつきが起きないように、ノンスティックコーティングが施されたものがあります。ノンスティックコーティングとは、フッ素樹脂加工などの非粘着コーティングのことで、食材がこびりつきにくくお手入れも簡単ですよ。
また、新品の鉄板は使用する前にシーズニングという油で焼き付ける作業が必要になりますが、加工が施されているものはこの作業が不要ですぐに使い始められますよ。
キャンプ用鉄板のおすすめ12選!
ここからは、キャンプ用鉄板のおすすめ商品をご紹介します。平型や丸型、フチありや波型などさまざまなタイプの鉄板を厳選しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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ソロ鉄板
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100均にキャンプ用の鉄板はある?
近年、ソロキャンプが注目を集めており、100均でも多くのキャンプやバーベキュー用のアイテムが販売されるようになりました。ここではダイソーの商品を紹介します。
ダイソー バーベキュー用ミニ鉄板(リフター付)
焦げ付きにくいスチール製の鉄板で、バーベキューの網の上やアルコールバーナーで使用できますよ。8.4cm×13.2cmとコンパクトなサイズなので、荷物を軽量化したいソロキャンプの際にも活躍します。
※商品は価格変動、販売終了、在庫切れとなる場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
キャンプ用鉄板の手入れ・シーズニングの仕方
コーティングが施されていない鉄製の鉄板は、使用する前にシーズニングをする必要があります。この作業をすることによって、鉄板が焦げつきにくくサビもできにくくなりますよ。
- 鉄板を空焚きする
- 鉄板が冷めたら、洗剤で洗う
- 再度加熱して水分をとばす
- 冷めたら食用油を両面に薄く塗る(フチ部分も)
- 煙が出なくなるまで加熱し、冷めたら油を塗るを2~3回繰り返す
- 油をひき、くず野菜を炒める
- 水洗いをする
- 加熱して水分をとばし、冷めたら完了
- コテやキッチンペーパーで汚れや水分を取る(汚れがひどい場合はお湯で洗い、よく乾かす)
- 全面に油を薄く塗る
- 防錆紙または新聞紙で包んで保管する
おすすめ商品比較表
JHQ JHQ 鉄板 マルチグリドル | ミナトワークス ミナトワークス M.O.L 極厚アウトドア鉄板 | CAROTE CAROTE マルチグリドルパン | JetSlow 冒険用品 キャンプ用品 ヨコザワテッパン ハーフモデル | FIRE BANK FIRE BANK 極厚ステンレス鉄板 | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ キャスト アルミグリルプレート | tent-Mark DESIGNS テンマクデザイン 男前 グリルプレート 鉄板 | 尾上製作所(ONOE) 尾上製作所 鉄鋳物こんろ角型 | belmont(ベルモント) ベルモント 山専ソロ鉄板 BM-377 | Gaobabu Gaobabu B6マルチグリルプレート | AND MYSELF AND MYSELF マルチグリドルパン | HotCamp Hot Camp 極厚プレート | |
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用途に合ったキャンプ用鉄板でおいしいキャンプ飯を作ろう
熱伝導性に優れたキャンプ用鉄板は、食材にじっくり火が通るので素材本来のもつおいしさを引き出してくれるのが魅力です。ソロキャンプ向けからファミリー用までサイズ展開が豊富で、素材や形状によっても適した用途が異なります。自分に合ったキャンプ用鉄板で、おいしいキャンプ飯を作ってみてくださいね。