キッチンの油汚れの正しい落とし方!壁・床・コンロの油汚れも簡単スッキリ
床や壁、換気扇にこびりついたキッチンの油汚れ。水拭きやキッチン用のウェットシートなどではすっきり落ちないため困っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、「キッチンの油汚れの落とし方」について解説します。重曹をはじめ、頑固な油汚れのお掃除に活用できる商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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キッチンの油汚れはなぜ簡単に落ちにくい?
揚げ物に使用する油や炒め物に使用する油や調味料が飛び散るなどして、いつの間にかこびりついてしまう油汚れ。ふきんで拭いたりスポンジでこすったりしてもなかなか落ちなくて困っているという方も多いのではないでしょうか。
実は、油汚れが水拭きで落ちにくいのには理由があります。それは、油汚れが「水になじみにくい」という性質をもっているからです。
中には、掃除が面倒に感じて放っておいたり汚れが落ちないからとりあえず掃除を後回しにしたりする方もいるかもしれません。しかし、油汚れには時間が経つと酸化して、さらに落ちにくくなるという特徴があります。そのため、油汚れは頑固なこびりつきになる前にできるだけ早く落すことが重要なのです。
キッチンの軽い油汚れの落とし方
軽い汚れであれば掃除の負担も軽く済むので、早めに対処することがお掃除のポイントです。ここでは、キッチンの軽い油汚れを落とすための3つのポイントについて解説します。
キッチン用洗剤や重曹スプレーで落とす
軽い油汚れであれば、キッチン用洗剤を使用すれば簡単に落とすことが可能です。キッチン用の洗剤を含ませたふきんやスポンジで汚れた部分を拭き取り、仕上げに乾いた布で丁寧に拭き取りましょう。
また、キッチン用洗剤以外に重曹スプレーを使用する方法もあります。重曹スプレーは市販でも販売されていますが、自宅で手軽に作ることも可能です。
重曹水の作り方は、100mⅼの水に小さじ1杯の重曹を入れて溶かすだけ。あとは、キッチンの油汚れにまんべんなく吹きかけて、5~10分ほど置いておきましょう。その後、スポンジや古い歯ブラシなどでこすり洗いをすると、さらに油汚れが落としやすくなります。
油汚れが溶けやすい!お湯も上手に使って
油には熱を加えると溶ける性質があります。冷えた状態では固まってしまい、汚れが落としにくくなります。そのため、お湯を上手に使うこともポイントです。
油が付着したコンロの五徳やレンジフードなどは洗剤を溶かした40℃~50℃程度のお湯につけ置きすると洗浄しやすくなります。洗剤を扱うときはゴム手袋をすると手荒れ防止や、やけど防止に役立ちますよ。
メラミンスポンジも油汚れに便利に使える
メラミンスポンジとはメラミン樹脂で作られたスポンジのことで、無数の網目状の構造をしています。この特殊な構造による研磨作用により、水に濡らすだけで簡単に汚れを落とすことが可能です。洗剤を使用せずに使えるため家の中のさまざまな場所の掃除に活用できますが、表面にコーティンが施されている場所やステンレスなどツヤのある素材へは使用できませんので注意しましょう。
キッチンの頑固な油汚れの落とし方
では、時間が経過してこびりついた頑固な油汚れの場合は、どのように落とせばよいのでしょうか。以下では、主な2つの落とし方について解説します。
セスキ炭酸ソーダを使った油汚れの落とし方
セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が強いという特徴があり、ガス台や鍋にこびりついた頑固な汚れのお掃除にも役立ちます。
セスキ炭酸ソーダも市販でスプレーとして販売されていますが、水にセスキ炭酸ソーダの粉末を溶かしてセスキ水を作ることも可能です。その場合には、500mⅼの水にセスキ炭酸ソーダを小さじ1加えて溶かします。あとは、汚れに直接スプレーしたりセスキ水をふきんに吹きかけたりして汚れを落とすだけです。
拭き取るだけでは汚れが落ちにくい場合にはセスキ水につけ置きしてブラシなどでこすり洗いし、お湯で流すのもよいでしょう。
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重曹ペーストを使った油汚れの落とし方
頑固な油汚れには、重曹ペーストを使った方法も有効です。
重曹ペーストは重曹に水を少しずつ加えて作ります。重曹と水の割合の目安は、3:1程度です。作った重曹ペーストを油汚れにたっぷりと塗り、5分~10分程度放置します。その後、スポンジやブラシなどでこすり洗いすると汚れが落ちやすくなりますよ。
さらに頑固な汚れの場合には、重曹ペーストをたっぷり塗った後に上からラップをかけてパックするのもおすすめです。ラップをかけて密閉状態にすることで油汚れを分解しやすくなります。
そのほか、重曹ペーストで時間を置いたあとにさらに重曹を振りかけ、くしゃくしゃに丸めたアルミホイルなどでこするのも方法のひとつです。クレンザーのような状態になった重曹が頑固なこびりつきを落とすのに役立ちます。
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【場所別】キッチンの油汚れの落とし方
キッチンの油汚れといっても、場所によって汚れの落としにくさは異なりますよね。以下では、場所別にキッチンの油汚れの落とし方についてみていきましょう。
キッチンの壁・床のベトベト油汚れ
キッチンの壁や床に飛び散った油汚れには、重曹水でのお掃除がおすすめです。重曹水を染み込ませた雑巾で拭き取ったり直接スプレーをかけて拭き取ったりするとよいでしょう。
特に頑固なベトベト汚れには、重曹水の上からラップをかけて10分程度パックをすると油汚れが分解されやすくなりますよ。パックの後には、仕上げに水拭きをおこないましょう。
なお、重曹水でお掃除する際には水拭きの後に乾拭きをすることもお忘れなく。床に重曹の成分が残って乾燥すると白っぽくなってしまうため、丁寧に乾拭きをして完全に拭き取ることが大切です。
コンロのべったりギトギト油汚れ
コンロについた油汚れの落とし方は汚れの状態によっても異なりますが、重曹やセスキ炭酸ソーダを使用するとよいでしょう。
IHコンロの場合は表面に凹凸がないため、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水を含ませたふきんで拭き取るだけでも汚れが落とせます。汚れがひどい場合には、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレーしてから少し時間を置くのもおすすめです。
ガスコンロの場合には、五徳や魚焼きグリルなど取り外し可能なパーツは重曹を溶かしたお湯でつけ置きしてからブラシでこすり洗いしましょう。天板部分はIHコンロと同様のお掃除方法となります。
手強いレンジフード・換気扇の油汚れ
レンジフードや換気扇はついつい見落としがちな部分でもあります。お掃除を後回しにして気づいたころには油でベトベト...ということも少なくありません。
そんな換気扇やレンジフードのお掃除には、重曹水のスプレーが役立ちます。250mⅼのぬるま湯に重曹15gを加えて混ぜ、スプレーボトルに入れましょう。
重曹を吹きかけた箇所にはラップをかけて汚れが浮き上がるのを待ちます。10分~20分程度放置すれば汚れが分解されてスポンジで落としやすくなりますよ。仕上げに水拭きやパーツの水洗い、乾拭きをおこなえば、お掃除は完了です。
ぬるぬるスッキリ落ちない食器の油汚れ
毎日の食器洗い、しっかり洗ったはずなのにぬるぬるしている…ということもありますよね。ぬるぬるですっきり落ちない食器の油汚れには、洗う前にペーパーなどで汚れを拭き取ることやぬるま湯に浸けておくことなどが有効です。
また、食器を洗う際には必ずお湯で洗うこともポイント。油汚れは水温が下がると落ちにくくなります。そのため、汚れをすっきりと落とすためにもお湯を使うのがおすすめです。
キッチンの油汚れ落としに便利なグッズ8選
ここからは、キッチンの油汚れ落としに使える便利なグッズをご紹介します。
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おすすめ商品比較表
NICHIGA(ニチガ) NICHIGA セスキ炭酸ソーダ | レック(LEC) レック 激落ちくんの重曹 粉末タイプ | リンレイ リンレイ ウルトラハードクリーナー 油汚れ用 | アズマ工業(Azuma Industrial) アズマ工業 アズマジック油汚れ洗剤 | 技・職人魂 技・職人魂 油職人 | マジックリン キッチンマジックリン 泡ジェット | レック(LEC) 茂木和哉 油汚れ用洗剤 なまはげ 換気扇・コンロ用 | クリーンプラネット クリーンプラネット コゲ・油丸洗浄 | リンレイ リンレイ 換気扇レンジクリーナー ストロングショット | リベルタ リベルタ 油汚れ用洗剤 シュワッチ | |
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キッチンの油汚れをすっきり落とそう!
キッチンにこびりついたギトギト・ベタベタな油汚れは水だけでは落とすのが難しいため、汚れに適した洗剤を使用することが大切です。重曹やセスキ炭酸ソーダをはじめ、業務用の強力なキッチン用洗剤も販売されていますので、ご自身が使いやすいものを選んでみてくださいね。