室内アンテナのおすすめ4選!メリット・デメリットや種類を徹底解説
コンパクトで手軽に使える「室内アンテナ」があれば、テレビ端子がない部屋でも電波を受信して地デジ放送を視聴できます。本記事では、室内アンテナのメリット・デメリットを解説。また、室内アンテナを選ぶときにチェックしたい種類についても見ていきます。おすすめの室内アンテナもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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室内アンテナとは
テレビ放送の電波を受信するアンテナのなかでも、住宅内で使えるのが室内アンテナです。屋外に設置するアンテナと比較すると、室内に置くため比較的小型。テレビと直接接続して使用し、地上デジタル放送を受信できます。
テレビ端子の位置が悪くテレビを置く場所がないときや、マンションなどの集合住宅に住んでいるときなどに、特に活躍します。そのほか、工事をせずに手軽にテレビ視聴を始めたいときにも、室内アンテナは役立ちますよ。
室内アンテナ設置のメリット
屋外アンテナではなく室内アンテナを設置する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。テレビを観る方法として室内アンテナを選ぶ3つのメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
簡単に設置できる
室内アンテナは、専門知識や特別な工具が不要で、誰でも短時間で設置できるのが魅力です。テレビにケーブルを接続するだけで地デジ放送を受信できるため、引っ越しが多い人や一人暮らしの人でも簡単に使えますよ。
台風や豪雨など天候に左右されない
室内に設置するため、台風や豪雨などの天候の影響を受けにくいのも大きなメリットです。強風でアンテナが倒れたり壊れたりするリスクもないため、年間を通じて安定したテレビ視聴が楽しめますよ。特に台風が多い地域や冬場の積雪が多い地域では、室内アンテナが役立ちます。
外観を損なわない
屋根に設置する屋外アンテナと異なり、室内アンテナは住宅の外観を損なう心配がありません。景観を重視する地域や、建築規制が定められた地域では、屋外アンテナの設置が難しい場合もあるでしょう。室内アンテナなら、外観に影響を与えずテレビを受信できますよ。
室内アンテナのデメリット
室内アンテナには多くの利点がありますが、同時にいくつかの課題も存在します。ここでは、室内アンテナを使用する際に注意すべき主な3つのデメリットについて解説します。
受信電波が不安定
室内アンテナの最大の課題は、受信電波の安定性です。屋外アンテナと比較すると、電波の受信能力が劣る傾向にあります。
建物の構造による電波の遮断や電子機器からのノイズなどが影響して、受信電波が不安定になる可能性があるのです。そのため室内アンテナを設置する位置や向きによっては、映像が途切れたり画質が劣化することがあります。
電波が届かないことがある
室内アンテナの2つ目のデメリットは、場所によっては電波がまったく届かない可能性があることです。これは、室内アンテナの受信能力の限界と、地理的な条件が重なった場合に起こりやすい問題です。
- 山間部や谷間など電波が届きにくい地形
- 電波塔から非常に離れた地域
- 高層ビルに囲まれている場所
- 地下室や電波が届きにくい部屋
室内アンテナではテレビ視聴ができないという場合は、屋外アンテナの設置やケーブルテレビへの加入を検討する必要があるかもしれません。
テレビごとに室内アンテナが必要
室内アンテナは、基本的に1台のテレビに対して1台のアンテナが必要です。またテレビ1台ごとに、室内アンテナが放送を受信できるか確認して位置や向きを調整するため、手間がかかるのがデメリットといえます。
室内アンテナの選び方
室内アンテナを選ぶときに注目したいのが「電波の強さ」と「アンテナの種類」です。快適にテレビ視聴を楽しむために、それぞれ詳しく解説していきます。
1.居住地の電波の強さで決める
室内アンテナの性能を考えたときに、チェックすべきなのが居住地の電波の強さです。
- 放送サービス高度化推進協会のHPで地上デジタル放送受信エリアを確認
- テレビの受信レベルを確認
- 近隣住民に受信状況を聞いてみる
電波が強い地域では、比較的安価で性能の低いアンテナでも十分な受信が可能です。一方、電波が弱い地域では、高性能なアンテナが必要になります。自分の居住地の電波状況を正確に把握することで、適切なアンテナを選ぶことができるでしょう。
2.アンテナの種類で選ぶ
アンテナには主に3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。居住地の電波の強さや部屋の状況に合わせて、適切な種類を選びましょう。
電波が強い地域は卓上型の室内アンテナ
電波が強い地域では、卓上型の室内アンテナがおすすめです。スタンドで立たせるタイプのアンテナは、設置が簡単なのが特徴です。サイズも比較的コンパクトなので、邪魔になりません。
- 場所を取らない
- 設置が簡単
- デザイン性に優れインテリアになじむ
- 比較的安価
卓上型アンテナは受信感度が低いため、電波が弱い地域では十分な性能を発揮できない可能性があります。電波塔から近い都市部や、障害物の少ない地域での使用に適しています。
電波の受信がしにくい地域は平面アンテナ
電波の受信がやや難しい地域では、平面アンテナがおすすめです。高性能な平面アンテナは、より広い範囲から電波を受信できます。
- 薄型で壁掛けできる
- 目立ちにくい
- 向きの調整がしやすい
平面アンテナは、マンションの中層階や電波塔からやや離れた地域での使用に適しています。ただし、卓上型に比べてやや高価になる傾向があります。
電波受信できないときは屋外用アンテナ
電波の受信が非常に困難な地域では、屋外用アンテナの室内設置を検討する必要があります。屋外用アンテナは最も高性能で、弱い電波でも受信することができます。
- 受信感度が高い
- 広範囲の電波を捉えられる
- 安定した受信が可能
屋外用アンテナはサイズが大きいため、設置場所の確保が必要になります。また、設置にはある程度の知識や技術が必要になるため、専門の業者に依頼するとよいでしょう。
室内アンテナの注意点
室内アンテナには多くの商品があるため、用途や環境に合ったものを選ぶ必要があります。ここからは室内アンテナを選ぶときに知っておきたい注意点を解説します。
地デジの受信はUHF対応した商品が必要
地上デジタル放送(地デジ)を受信するために使うのが、UHF(Ultra High Frequency)対応のアンテナです。
- 受信周波数帯域が470MHz~710MHzをカバーしている
- アンテナ本体にUHFの表記がある
- 商品説明書やパッケージに地上デジタル放送対応の表記がある
UHF非対応のアンテナを購入してしまうと、地デジを受信できない可能性があるので注意しましょう。
BSはBS/CS専用のアンテナの準備を
BS(Broadcasting Satellites)放送やCS(Communication Satellites)放送を視聴したい場合は、BS/CS専用のアンテナが必要です。地上波用の室内アンテナではBS/CS放送を受信できません。また、テレビ本体もBS/CS対応のチューナーを内蔵したモデルである必要があります。
室内アンテナのおすすめ4選
豊富な種類があって選ぶのに迷ってしまうというあなたのために、ここからは室内アンテナのおすすめ商品をご紹介します。
日本アンテナ f-STYLE 地デジアンテナ | DXアンテナ 地上デジタルアンテナ | SUN サン電子(Sandenshi)SDA-5-2-S | DXアンテナ 室内アンテナ デジキャッチミニ | |
---|---|---|---|---|
設置方法 | 平面 | 平面 | スタンド・金具 | スタンド・金具 |
受信周波数 | 470~710MHz | ~3224MHz | UHF対応 | UHF対応 |
設置場所 | 室内・屋外 | 屋外 | 室内・屋外 | 室内 |
用途に合った1台を、ぜひ見つけてください。
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室内アンテナで快適な地デジライフを
地上デジタル放送を受信するために欠かせないアンテナ。室内アンテナなら、大きな工事が不要で個人で簡単に設置できるので、地デジ放送を手軽に楽しめますね。
ご紹介した選び方や注意点を参考に、使いやすい室内アンテナを選びましょう。見たい番組をチェックできれば、毎日の暮らしが楽しくなりそうですね。