オキシ漬けはどうやる?白物衣類・スニーカーもOK!オキシクリーンのおすすめ活用法
洗浄や漂白のために行う「オキシ漬け」。スニーカーなどの靴、タオル、ぬいぐるみなど、幅広いものを綺麗にできるオキシ漬けを上手に活用できれば、よりクリーンな毎日が送れるかもしれません。当記事では、オキシ漬けの方法やポイント、おすすめオキシクリーンアイテムなどを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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オキシ漬けとは?
オキシ漬けとは、身の回りのさまざまな品物を漬けおき洗いを行い、洗浄や漂白を行うことです。
オキシクリーンアイテムをお湯やぬるま湯に溶かしてつけ置きをするほか、しつこい汚れやにおいには、オキシ溶液をかけたり、その上から擦ったりしながら汚れ部分にアプローチをしていきます。
靴やタオル、Tシャツ、ぬいぐるみなど、幅広い商品をきれいにするのに有効です。ただしウール、シルク、革など、一部の素材には使用できない場合があります。
洗濯物のほかにも、食器類や家具、靴などの漂白洗浄にもオキシ漬けは有効です。
オキシ漬けに使う「オキシクリーン」とは?
オキシ漬けに使用する洗剤を「オキシクリーン」と呼びます。オキシクリーンは酸素系の漂白洗剤です。
オキシクリーンの主な役割は、衣類に布製品の漂白、消臭、除菌です。革を使用していない靴やスニーカー、宝石類を使用していないぬいぐるみなどもオキシクリーンを使用してきれいにできますよ。
布製品以外にも、台所や洗面所などの水回りをはじめ、リビング、食器類などの漂白洗浄に活用できます。オキシクリーンがひとつあれば、お家の中のあらゆるお掃除シーンで活躍できそうですね。
どんなものをオキシ漬けできる?
私たちの生活で使用するさまざまなものをオキシ漬けにして洗浄できます。
実際にどのようなアイテムやシーンでオキシ漬けを活用できるのか、4パターン紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
Tシャツなどの衣類・タオル
まずはTシャツやタオルなど、衣類や布製品に使用できます。
60℃前後のぬるま湯にオキシクリーンを溶かして、漬けおき洗いをすれば、漂白や洗浄、消臭が一度に行えますよ。染料を抜いてしまいにくいオキシクリーンは、柄物や色ものアイテムにも使用しやすいのが特徴です。
汗や皮脂、泥汚れもオキシ漬けで落とせますが、もしひどい汚れがある場合には、直接オキシクリーンをかけ、擦って汚れ落としをおこなってください。
上履き・スニーカーなどの靴
形が決まっており、なかなか洗うのが大変な上履きやスニーカー、靴類も、オキシ漬けで綺麗にできます。足元に使用するアイテムのため、除菌や消臭が行える洗浄方法は魅力的ですね。
オキシクリーン液に20分ほど浸した後にブラシなどで擦れば、靴類のオキシ漬けが完了します。
洗濯機・お風呂
オキシ漬けは洗濯機の洗濯槽内や、お風呂場の掃除にも有効です。洗濯機の場合はオキシクリーン溶液で汚れを浮かせてから、洗濯モードを使用します。ステンレス素材は長時間漬け置きをしてしまうと変色の恐れがあるため注意が必要です。
お風呂やキッチンなどの水回りには、オキシクリーン溶液を含ませたタオルやスポンジで気になる箇所を擦りましょう。この際、手袋をするなどして、手指の保護を忘れないようにしてくださいね。
おもちゃ・ぬいぐるみ・食器
オキシ漬けは、おもちゃやぬいぐるみ、食器などをきれいにするのにも有効です。
食器はオキシクリーン溶液に漬けおきしてよく洗い流すと、漂白と消毒が行えます。茶渋などにもアプローチできますよ。
おもちゃやぬいぐるみは、オキシクリーンを使用して問題が生じる素材がないかどうかをあらかじめよく確認しましょう。目安の濃度のオキシクリーン溶液を作り、漬けおきしてから洗い流す手順は同様です。
オキシ漬けの基本
オキシ漬けを一度実践してみたい人のために、基本の準備やステップを紹介します。
オキシ漬けの前に準備するもの
オキシ漬けに使用するものは主に5点です。
商品「オキシクリーン」と、水を張るための桶や洗面器、60℃程度のお湯、かき混ぜるための棒など細長いものと、手袋です。
桶などの入れ物は、オキシ漬けをする品物のサイズにより調節してください。
手袋は手を保護するために使用します。オキシクリーンの成分上、ゴム手袋が望ましいです。そのほか桶の中でしっかりと溶液を混ぜ、品物を漬けるために、棒などの長くてかき混ぜができるものがあるとより便利になるでしょう。
オキシクリーンの分量の目安
オキシクリーンには、分量を図るためのキャップやスプーン、大スプーンが付属しています。
キャップ1杯分、スプーン1杯分、大スプーンのライン2杯分はいずれも同じくらいの分量のオキシクリーンが入ります。この量を、4リットルのぬるま湯に溶かせば、オキシ漬け用の溶液が完成です。
分量目安のキャップやスプーンなどは、購入するオキシクリーンの商品によって異なる場合があります。購入した商品に付属していたものを使用して分量を測るとよいでしょう。
オキシ漬けの手順
オキシ漬けをするために、まずはオキシクリーン溶液を作ります。4リットルのぬるま湯を用意して、指定分量を測ったオキシクリーンを加え、よく混ぜてください。粉末タイプはしっかりと溶かすように心がけましょう。
オキシクリーン溶液ができたら、手袋をして、漬けおきを行います。
きれいにしたい品物にもよりますが、タオルやTシャツ、ぬいぐるみ、食器類などは20分を目安とします。汚れがしつこいものや落ちにくいものの場合も、漬けおき時間は最大6時間までとしましょう。
漬けおきが終わったら、洗濯機や食器用洗剤などでよく洗い、汚れが落ちていることを確認して完成です。
【要注意】オキシクリーンが使えないもの
オキシクリーンは成分上、一部使用できないものがあります。
水洗いができない繊維製品は、お湯に溶いて使うオキシ漬けを行えません。シルクやウールなどの天然繊維は避けましょう。同じくドライクリーニングでしか洗濯できないものも、オキシクリーンは使用できません。
洗浄や漂白など多くの役割を果たすオキシ漬けですが、サビの部分には使用しないでください。
また金属やラテックス、宝石を使用しているものもオキシクリーンは使えません。
オキシ漬けを行う前には、オキシクリーンを使用できないこれらのものが付属していないかどうかをよく確認する必要があります。
オキシ漬け以外も!オキシクリーンの活用法
オキシクリーンの活用法は、漬けおき洗いだけではありません。
オキシ漬け以外にどのように活用できるのか、3つの方法をご紹介します。
衣類の汚れやシミに!「オキシかけ」
「オキシかけ」は、オキシ漬け用の溶液よりも濃く作った溶液を直接かけて、より濃密に汚れにアプローチする方法です。500mlのお湯に、スプーンに70%程度測ったオキシクリーンを溶かします。お湯の温度はオキシ漬けと同じ60℃前後です。
作った溶液を、直接シミや汚れが気になる部分にかけます。5分ほど置いてから乾いた布を使用して汚れ部分を叩くと、汚れがうつるでしょう。叩き落とした後によく水洗いをすればオキシかけは終了です。
住宅・台所・浴室掃除に!「オキシこすり」
「オキシこすり」は、床や玄関、お風呂場、お手洗いなど、広い面をきれいにしたいときに使用します。
4リットルのぬるま湯に対し、オキシクリーンはスプーン4杯分使用します。よく溶かしたら汚れが気になる部分にかけて、ブラシなどを使用して汚れを落とします。周りに広くオキシクリーン溶液をかけられるよう、あらかじめ周囲を整理しておくことがポイントです。
強く擦っても大丈夫な素材を広範囲できれいにしたい場合に効率がよく、便利な方法といえるでしょう。
壁や床・ベビー用品にも!「オキシ拭き」
拭き掃除をしたい場合は「オキシ拭き」をします。壁など重力のかかる場所や、小さな道具、細かくパーツが分かれているようなものをきれいにしたいときに便利な方法です。
オキシクリーン溶液は、オキシ漬けと同じように作ります。4リットルのぬるま湯にスプーン1杯を目安として溶かしてください。手袋を忘れずに着用し、雑巾などを浸して絞ったら、汚れが気になる箇所を拭き掃除します。
オキシクリーンはベビー用品にも使用できます。お子さまのおもちゃや身の回りの品、ベビーベッドやベビーチェアなどの掃除にはオキシ拭きがおすすめです。
オキシクリーンの選び方
オキシクリーンは、株式会社グラフィコが開発し、販売している登録商品名です。
同じ会社のアイテムですが、タイプが複数分かれており、好みのものを自由に選べるようになっています。そこで、商品選びの際のポイントを3つにまとめました。
1.用途に合うタイプで選ぶ
オキシクリーンを使用したいシーンや用途が明確に決まっている場合は、用途に合わせて商品を選ぶのをおすすめします。オキシクリーンには粉末、液体、衣類用タイプがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。
粉末タイプ
粉末タイプは、もっともスタンダードなかたちのオキシクリーンです。ボトル入りやボックスタイプのほか、エコでお得な詰め替え用も販売されています。
使用時に液だれの心配がいらないため、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも使用しやすいでしょう。一方でオキシ溶液を作る際にしっかりと溶かし込む必要があります。
液体タイプ
液体タイプは、ボトルのキャップがそのまま軽量カップになっています。蓋を開けて傾ければすぐに使用できるのが特徴です。粉末タイプよりも水やお湯に溶けやすいため、オキシクリーン液を作るのもより簡単ですね。
粉末タイプほどパッケージの種類が豊富ではないため、ワンサイズ展開の商品を購入することになります。
スプレー・泡など衣類用プレケアタイプ
毎日身につける衣類は、特に汚れが付着してしまいやすいアイテムです。そこでオキシクリーンには、衣類のケアに特化した商品が多く販売されています。
集中的に汚れを落とすのにぴったりな、スプレータイプ、ジェルスティックタイプ、泡タイプのほか、白いお洋服用のオキシクリーンなどがあります。用途に合わせて使い分ければより便利でしょう。
2.香料の有無で選ぶ
漂白洗剤と聞くと、ツンとしたにおいを連想する方もいるでしょう。洗剤の匂いが苦手な場合、せっかくきれいになったアイテムも満足度が半減してしまいますよね。
そこで、オキシクリーンでは無香料タイプの商品も販売しています。
香料が苦手な方や洗剤の匂いが苦手な方、ペット用品やベビー用品に使用する際ににおいが気になる方は、無香料タイプを選択するのもおすすめです。
3.洗浄成分がプラスされているかで選ぶ
用途別のオキシクリーンが発売されているなか、より好みの成分を選択できるようになっているのもポイントです。
洗浄成分がより多く配合されているものや、白さアップ成分が配合されているオキシクリーンもあります。おすすめ用途や、使用したいシーンに合わせて、オキシクリーンの個性を比較してみてもいいですね。
オキシクリーンのおすすめ商品をご紹介
まずはオキシクリーンのなかから、オキシ漬けを行うのにぴったりな商品を3つ紹介します。
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そのほかのオキシクリーン商品もチェック!
オキシクリーンの方法は漬けおきの「オキシ漬け」だけではありません。併せてチェックしたいオキシクリーンアイテムを紹介しますので、比較してみてくださいね。
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きれいなアイテムでさっぱり夏を過ごそう
当記事では、オキシクリーンやオキシ漬けについて紹介しました。汗やにおいが気になりがちの夏は、オキシ漬けを上手に活用してさっぱりと楽しく過ごしたいですね。ぜひ当記事で紹介した内容を参考にしてください。