パンタグラフキーボードのおすすめ10選!有線・無線の接続方法別でご紹介
「パンタグラフキーボード」はタイピングの快適さや持ち運びやすさを求めている方に適したキーボード。多種多様な機種が販売されており、どれを選べばよいか迷いますよね。この記事では、有線・無線の接続方法別におすすめ商品をご紹介します。キーストロークやキーピッチ、対応OSなどの選び方も解説しますよ。
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パンタグラフキーボードとは
一般的に使用されているキーボードのキースイッチは、「パンタグラフ」「メンブレン」「メカニカル」「静電容量接点方式」の4種類です。キーを押して反応させる仕組みが異なり、それぞれに特徴があります。
キースイッチ種類 | 特徴 |
---|---|
パンタグラフ | ・キーストロークが浅く軽い力でタイピングできる。 ・ノートパソコンに多く採用。 ・薄型で軽量なため持ち運びに最適。 |
メンブレン | ・従来からあるスタンダードなタイプ。 ・比較的安価で購入できる。 ・キーストロークは深く下まで押し込むことで入力を判断する仕組み。 ・薄型のキーボードを使用している場合は指が疲れやすいと感じることも。 |
メカニカル | ・一つひとつにスイッチとスプリングが配置されている。 ・なめらかに沈んでスムーズに戻る打鍵感が特徴。 ・キーのレスポンスが早くゲーミングキーボードとしても多く使用されている。 |
静電容量接点方式 | ・物理的な接点がない仕組みにで、やわらかい打鍵感が特徴。 ・タイピングしやすく耐久性に優れており、金融機関の端末にも採用されている。 |
パンタグラフキーボードの仕組み
パンタグラフキーボードとは、キートップの支持構造にパンタグラフと呼ばれるX型の軸を用いたものです。キートップを押すと軸が伸縮し、メンブレンシートの接点部分に触れることで入力を判断します。パンタグラフがキー全体をカバーして安定化を実現しているため、キートップの中央部分を押してもそれ以外の部分を押しても入力が可能です。
パンタグラフキーボードを使うメリット
パンタグラフキーボードのメリットのひとつは、キーストロークが浅く軽いタッチで入力できることです。キートップが安定しているのでキーの端を押しても正確な入力が可能で、高速タイピングしやすいというメリットもあります。
また、静音性が高く打鍵音で周囲に影響を与えにくいため、図書館のような静寂な場所や、カフェやシェアオフィスなどで働くノマドワーカーも使用しやすいですよ。
さらに、キーボードが薄く持ち運びやすいのもポイント。タブレット端末やスマートフォンにも対応しているものなら、外出先での作業効率もアップするでしょう。メカニカルキーボードや静電容量接点方式キーボードよりも、比較的安価で購入できるのもうれしいですね。
パンタグラフキーボードを使う際の注意点
パンタグラフキーボードを使う際は、強い衝撃を与えないよう注意が必要です。プラスチックパーツが採用されているため、ゴム製のメンブレンキーボードより耐衝撃性が劣ります。メカニカルキーボードや静電容量接点方式キーボードは一つひとつキーが独立しているため、故障した部分だけを交換することが可能です。
しかし、パンタグラフキーボードを破損した場合は、キーボード自体の買い替えが必要になります。ただし、強い衝撃を与えず通常使用していれば、長く使用できるでしょう。
パンタグラフキーボードの選び方
パンタグラフキーボードを選ぶ際は、「サイズ」「重量」「接続方法」「打ちやすさ」「耐久性」「対応OS」をチェックしましょう。使用シーンや使用場所、用途によっても適したタイプは異なるので、ポイントをチェックして使い勝手のよいキーボードを選んでくださいね。
1.サイズで選ぶ
パンタグラフキーボードは、「テンキーレス」と「フルサイズ」の2種類があります。テンキーの有無でサイズは大きく異なるので、用途に合ったものを選ぶことが大切ですよ。
テンキーレス
数字を入力する機会が少ないのであれば、テンキーレスのキーボードを選ぶのがよいでしょう。本体がコンパクトなため、通勤や通学のバッグにも入れやすいというメリットもあります。持ち運び用を探している方には重要なポイントですね。また、フルサイズよりも置き場所にも困りにくく、狭いスペースでも使いやすいといったメリットもありますよ。
フルサイズ
データ入力や会計処理、エクセル操作などの数字を入力する作業が多い場合は、テンキーがあるキーボードのほうが仕事の効率アップにつながるでしょう。また、テンキーレスよりもフルサイズのほうが種類が豊富なため、求めている機能からも選びやすくなりますよ。
2.重量で選ぶ
パンタグラフキーボードを持ち運びする場合は、重量の軽いものを選ぶのがおすすめです。持ち運び用としてバッグの中に入れておいても、重量が重いものより負担が少なくなるでしょう。使用する場所が固定している場合は、重量が重めでも問題ありません。キーボードが滑りにくくなり安定感が増すため、タイピングがしやすくなりますよ。
3.接続方法で選ぶ
パンタグラフキーボードの接続方法は、「有線キーボード」と「無線キーボード」の2種類があります。キーボードの使用シーンによって使い勝手が異なるため、それぞれの特徴を解説します。
有線キーボード
有線キーボードは、デバイスのUSBポートに接続するだけですぐに使用できるのが特徴のひとつ。電池や接続設定も不要なので、IT機器に詳しくなくても簡単に接続できます。固定場所での利用に適しており、つないでいる間は電力供給されているため、充電切れの心配がなく接続が安定していることや、反応速度が速いというメリットもありますよ。また、無線キーボードよりも安価なものが多いため、費用を抑えられるのもポイントです。
無線キーボード
無線キーボードは、「ワイヤレス接続(2.4GHz)」と「Bluetooth接続」の2種類あります。ワイヤレス接続とは、USBレシーバーをデバイスのUSBポートに差し込んで使用するタイプです。キーボードには電力が供給されないため、充電切れが起こる可能性はありますが、接続は比較的安定しています。また、ケーブルはないのでデスク周りがすっきりするのもポイント。パソコンの使い分けにも便利ですよ。
Bluetooth接続はBluetooth対応機器とペアリングで接続します。ケーブルや専用レシーバーも不要で、USBポートも使用しません。USBポートの数が少ないデバイスを使用する際に便利ですよ。電波状況によって接続が不安定になることもありますが、パソコンやタブレット端末、スマートフォンなど多くのデバイスと接続しやすいのがメリットです。コンパクトサイズのものが多く、持ち運びしやすいのもうれしいですね。
4.打ちやすさに関わる要素もチェック
キーストロークやキーピッチは、打ちやすさに大きく関わる要素です。キーストロークはキーが沈み込む深さを示しており、指で押して底付きしたところまでの距離が表示されています。一般的にキーストロークが浅いほうが短い移動量で押せるので、素早い入力に適していますよ。パンタグラフはキーストロークが浅いのが特徴ですが、商品によっても異なるので購入前にチェックしてみてくださいね。
キーピッチは隣り合うキーの中心部同士を結んだ距離を示す言葉で、フルサイズのキーボードは19mmが一般的です。しかし、人によって打ちやすさは異なるので、現在使っているキーボードと比較して打ちやすいキーピッチを見つけるのがよいでしょう。
5.耐久性も確認しよう
パンタグラフキーボードはプラスチック構造の支持基盤のため、ラバーカップを使用するメンブレンよりも耐久性に優れているといわれています。しかし、商品によって耐久性は異なり見た目からでは判断できないことも多いでしょう。インターネットで購入する際は、商品詳細を参考にして比較検討することをおすすめします。
6.対応OSをチェック
パンタグラフキーボードを選ぶ際は、使用したいデバイスのOSに対応しているかどうか確認する必要があります。主なOSはWindowsやMacなどがありますが、どちらのデバイスも使用しているなら、WindowsとMacの両方のOSに対応しているキーボードを選ぶのがよいでしょう。
パソコンだけでなくiPadやスマートフォンでも使用したい場合は、iOSやAndroidなどの複数のOSに対応しているキーボードを選ぶのがおすすめですよ。
また、キー配列についてもチェックすることが大切です。日本語配列と英語配列があり、日本語配列は一般的なキーボード配列で公共施設や会社、学校などでも使われています。日本語入力がしやすくかな入力も可能で、日本語入力に慣れている方におすすめです。
英語配列は英語や記号を多く使用する方に適しており、プログラマーやエンジニアの作業がしやすくなるでしょう。それぞれ用途に応じて適切なタイプを選んでくださいね。
パンタグラフキーボードおすすめ10選
ここからは、パンタグラフキーボードのおすすめ商品をご紹介します。「無線キーボード」と「有線キーボード」に分類しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
無線キーボード
はじめに無線キーボードのおすすめ商品をご紹介します。持ち運び用や複数の端末と接続できるキーボードを探している方は必見ですよ。
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(471件)
商品情報
重量:キーボード/約190g、レシーバー/2g
テンキー有無:なし
キー配列:日本語配列
キー数:82キー
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.0±0.3mm
対応機種:Windows搭載(DOS/V)パソコン ※ただし、USBポートを持ちパソコン本体メーカーUSBポートの動作を保証している機種
対応OS:Windows 11・10・8.1・8
専用レシーバーで接続する無線のパンタグラフキーボードで、テンキーレスタイプです。W285mm×D125mm×H22mmとコンパクトサイズで重量は約190gと軽量なので、通勤や通学のバッグに入れて持ち運ぶのに便利ですよ。一つひとつのキーを小さくし、キー同士の間隔を広げたアイソレーションタイプのため、複数のキーを同時に押してしまうようなタイプミスが起こりにくくなっています。
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(3,277件)
商品情報
重量:約264g
テンキー有無:なし
キー配列:日本語配列
キー数:78キー
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:2.0mm
対応機種:Bluetooth(R)HIDプロファイルに対応したPC、タブレット、スマートフォン
対応OS:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、Android 9.0、macOS Catalina(10.15)、iOS13.4、iPad OS13.4
Bluetooth接続に対応したテンキーレスのパンタグラフキーボードです。パソコンやタブレット端末、スマートフォンなどのデバイスを最大3台までペアリングが可能で、使用したいデバイスを瞬時に切り替えられるというメリットがあります。最薄部は約6.5mmとスリム設計で、持ち運びにも便利ですよ。
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(29件)
商品情報
重量:約290g
テンキー有無:なし
キー配列:日本語配列
キー数:83キー
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:2.0mm
対応機種:Bluetooth(R)HOGPプロファイルに対応したWindows、macOS、 ChromeOS 、iOS、iPadOS、Android搭載機
対応OS:Windows 11/10、Android 13、macOS Ventura 13、iOS 17、iPadOS 17
Bluetooth接続のテンキーレスのパンタグラフキーボードで、専用レシーバーが必要ないため、USBポートが少ないデバイスに使用するのに適しています。WindowsOSやmacOS、iOSやAndroidなど幅広いOSに対応しているのもポイントです。またキーボードは白や黒が多いなか、こちらの商品は全4色とカラーバリエーションが豊富なのもうれしいですね。
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(1,799件)
商品情報
重量:約488g
テンキー有無:なし
キー配列:日本語配列
キー数:104 キー
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:2.0mm
対応機種:USBポートを装備したWindows OS、macOS搭載機
対応OS:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、Windows 7、Windows XP、macOS Catalina(10.15)
最薄部6.5mmで一枚板のような形状のスリムなパンタグラフキーボードです。専用レシーバーで接続するワイヤレス接続タイプで、安定した通信ができますよ。マルチファンクションキーを搭載しており、専用キーを押すだけで12種類の作業が実行可能です。キートップ下には鉄板が内蔵されており、打ち心地と安定性を高めています。
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(349件)
商品情報
重量:558g
テンキー有無:あり
キー配列:日本語配列
対応OS:Windows 10,11 以降、macOS 10.15 以降、Linux、Chrome OS、iPadOS 14 以降、iOS 14 以降、Android™ 8.0 以降
2トーンカラーのパンタグラフキーボードで、スタイリッシュな印象を与えます。ワイヤレス接続とBluetooth接続のどちらも利用可能で、OSはWindowsやmac、iOSやAndroidなど幅広く対応しているので、既存のデバイスにも使用しやすいでしょう。接続済みの最大2台までのデバイスがボタンを押すだけで切り替えられる「Easy-Switch」も搭載していますよ。
有線キーボード
ここからは、有線キーボードのおすすめ商品をご紹介します。使用する場所が固定されている場合や安定性の高い接続を求めている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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(958件)
商品情報
重量:約508g
テンキー有無:あり
キー配列:日本語配列
キー数:104 キー
キーピッチ:19.0mm
キーストローク:2.0mm
対応機種:USBポートを装備したWindows OS、macOS搭載機
対応OS:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、Windows 7、Windows XP、macOS HighSierra(10.13)
フルサイズのパンタグラフキーボードですが、最薄部は6.5mmとコンパクトで持ち運びもしやすいサイズです。WidowsOSとmacOSのデバイスに対応しており、有線なので接続は安定性に優れています。また、マルチファンクションキーを12種類搭載しているので、作業時間を短縮できるのもうれしいですね。
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(1,324件)
商品情報
重量:約330g
テンキー有無:なし
キー配列:日本語109A配列
キー数:85キー
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.0±0.2mm
対応機種:各社Windows搭載(DOS/V)パソコン ※ただし、USBポートを持ちパソコン本体メーカーがUSBポートの動作を保証している機種 Surface Pro(2017)
対応OS:Windows 11・10・8.1・8
2段構造のキートップのため、隣のキーとの境界がわかりやすく、入力ミスが起こりにくいパンタグラフキーボードです。有線接続ですがテンキーレスでW293mm×D115mm×H19mmとコンパクトなので、デスク周りがすっきりしますよ。使用しないときはキーボード本体を立てて収納することも可能です。
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(277件)
商品情報
重量:約380g
テンキー有無:あり
キー配列:日本語109A配列
キー数:102キー
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.0±0.2mm
対応機種:各社Windows搭載(DOS/V)パソコン
対応OS:Windows 11・10・8.1・8
フルサイズのパンタグラフキーボードでありながら、幅345mmとコンパクトに抑えたデザインが魅力です。スペースに限りがある場所でも邪魔になりにくく、置き場所に困らないでしょう。キーボードカーブを採用しており、角度が付いていることによってキータッチを楽にしてくれています。ケーブルの引き出し口が左右と中央の3方向あり、使用する環境にあわせて選べるのもうれしいですね。
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(1,453件)
商品情報
重量:約516g
テンキー有無:あり
キー配列:日本語(JIS準拠)Mac用キー配列
キー数:105キー
キーピッチ:19mm
キーストローク:2.5mm
対応機種:USB Type-A端子をもつパソコン、タブレット、ゲーム機
キー底面にメタルシートを採用しており、適度な底付き感で安定した入力を実現しています。mac用キー配列を採用したフルサイズのパンタグラフキーボードで、テンキーが付いているので表計算も簡単ですよ。ファンクションキーも備わっており、輝度や音量の調整もボタン1つ押すだけで行えるのもポイントです。
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(52件)
商品情報
重量:約703g
テンキー有無:あり
キー配列:日本語 かな刻印なし
キー数:113キー
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.8mm
対応機種:USB Type-A端子をもつパソコン、タブレット、ゲーム機
パンタグラフキーボードですが、キーストロークが約3.8mmと深く作られているのが特徴です。安定性のあるキートップの操作性はそのままで、しっかりとした打鍵感を実現しています。専用ソフトウェアを使用すれば、ホットキーに操作を設定することも可能なため、作業の効率もアップするでしょう。角度調整スタンド付きで、入力しやすい角度に調節できますよ。
おすすめ商品比較表
サンワサプライ キーボード ワイヤレス SKB-WL36BK | エレコム ミニキーボード TK-FBP102BK/EC | エレコム ワイヤレス キーボード Slint TK-TM10BPWH | エレコム コンパクトキーボード TK-FDP099TBK | ロジクール ワイヤレスキーボード K580GR | エレコム コンパクトキーボード TK-FCP097BK | サンワサプライ 有線USBスリムキーボード SKB-SL18BKN | サンワサプライ USBスリムキーボード SKB-SL17BKN | バッファロー フルキーボード BSKBM01WH | バッファロー ディープストロークパンタグラフキー BSKBU515BK | |
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パンタグラフキーボードは、軽いタッチで入力でき、高速タイピングにも適しています。有線接続と無線接続の両方のタイプがあり、テンキーレスとフルサイズと仕様も異なるので、使用場所や使用シーンによって、使い勝手のよいほうを選んでくださいね。