【2024年】液タブのおすすめ10選と選び方を徹底解説!

【2024年】液タブのおすすめ10選と選び方を徹底解説!

専用のペンで自由に書き込みができる「液タブ」こと液晶タブレットは、デジタルでイラストを描いている方にうってつけのアイテムです。今回はそんな液タブのサイズ選びや機能性、メーカーの特徴をまとめてみました。実際におすすめの液タブをピックアップしたので、初心者からプロまでぜひ参考にしてみてください。

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初心者からプロまで!液タブを使うメリット

液タブを使う最大のメリットは、液晶画面に自ら書き込めることです。自分の字や絵を紙ではなくデジタル上に残せるため、イラスト制作を行っている方へはメリットが大きいでしょう。

字や絵を書いたらそのままインターネット上に保存したりSNSに投稿したりできるため、余計な手間や時間がかからないのもメリットの1つ。

以前は漫画家やプロのイラストレーターが主なユーザーで、高価なイメージがありましたが最近は比較的安い液タブも登場しているため気軽に購入できます。

液タブの選び方

液タブを購入する場合、どんな商品をゲットすればよいのか悩みますよね。今回は、初心者にもわかりやすく液タブの選び方についてまとめてみました。自分の中で液タブへのこだわりを見つけて、ニーズに合った商品を探してみてください。

1.予算や使う場所に合わせてサイズを選ぶ

液タブのサイズはさまざまなので、予算や使う場所に合わせてチョイスするのが大切です。例えば持ち運んでいろいろな場所で使いたい場合は、13インチ以下のコンパクトな液タブを選びましょう。反対に自宅だけで使うのであれば、20インチ以上の大型液晶を兼ね備えた液タブが便利です。

ただし、液タブは基本的に液晶画面が大きくなればなるほど価格も上がる傾向にあるので気をつけましょう。予算に合ったサイズ選びで、悔いなく液タブを購入してみてください。

2.パソコンとの接続方法で選ぶ

液タブをパソコンと接続する場合、基本的にはUSBやHDMIを使用するのが一般的です。ただし、液タブのモデルやメーカーによっては接続方法が異なったり、ポートの種類が違ったりする可能性があるので気をつけましょう。

接続したいパソコンに対応できるポートを持った液タブをチョイスすれば、購入後スムーズに使えるのでおすすめです。液タブによっては専用の3in1ケーブルが付属していたり、Type-Cケーブルで接続できたりもします。自宅で使うのかや外出先で使うのかなども考慮して、接続方法を選ぶようにしましょう。

パソコン不要のモデルにも注目!

液タブの中にはパソコンとの接続が不要なものもあるので、事前にチェックしておきましょう。特に外出先に持ち運びたい場合は、パソコン不要タイプの方が便利です。液タブ本体にOSが搭載されていれば単体での使用が可能なので、選ぶ際のポイントにしてみてくださいね。

3.描き心地で選ぶ

液タブは描き心地にこだわって選ぶのがおすすめです。まるで紙に書いているかのような自然な描き心地や、自分の描きたい線を描けるかどうかがポイントとなります。筆圧検知レベルなどの数値でその描き心地は測れるので、以下をチェックしておきましょう。

筆圧の強弱を感知する筆圧検知レベル

筆圧検知レベルとは筆圧の強弱を感知できるシステムのことで、使う人の筆圧に合わせて描き心地を調整できます。液タブの筆圧検知は「4096段階」が主流ですが、この場合は入力したときの筆圧を4096段階に分けて認識が可能となります。

反対に液タブで仕事や講義など、イラストではなくデータの閲覧や書き込みをしたいのであれば、この筆圧検知レベルの値は低くても問題ありません。その分他の性能を求めたり、価格にこだわったりして選びましょう。

ペンの動きで線の太さ・濃淡が変わる傾き検知

繊細な太さの線や濃淡を表現したいのであれば、傾き検知にこだわって選びましょう。傾き検知とは描いている人のペン先の角度を測定し、そこから線の濃さや太さを表現してくれる機能です。精度がよければよいほど、本物のペンやブラシで描いたかのような仕上がりになります。

基本的に傾き検知に対する明確な数値はありませんが、メーカーや商品によってその精度は異なります。実際にその液タブで描かれたイラストなどを見て、傾き検知の精度を確認して選びましょう。

視差を軽減したいならフルラミネーション加工

液タブは液晶パネルに専用のペンで絵や文字を書く仕組みですが、光を出している液晶パネルとペン先の間には隙間が生まれてしまいます。そのため自分が描いた位置と画面上にズレが生まれやすいので、フルラミネーション加工の有無を確認して選びましょう。

フルラミネーション加工が施されていれば、液晶パネルとペン先の間が狭いので視差が抑えられてイラストが描きやすいです。より自分のタッチを正確に表現できる液タブを探している方は、ぜひ選ぶ時の参考にしてみてください。

4.再現できる色の範囲を示す色域カバー率で選ぶ

イラストを描くのであれば、色の範囲が多い液タブを選ぶのがおすすめです。色域カバー率と呼ばれており、液タブがどれだけの範囲の色を表現できるのかの基準になります。カバー率が高ければ高いほど幅広い色を出せるので、イラストを描くなら特にこだわりましょう。

色域カバー率には規格が存在し、種類によって範囲は異なります。Adobe RGBやNTSCといった規格は再現できる色の範囲が広いので、クオリティの高さを求める方におすすめです。

5.接続するパソコンに合った解像度を選ぶ

液タブは解像度にもこだわって選ぶことで、より美しいイラストが楽しめます。接続先であるパソコンやモニターに近い解像度の方が画質の粗さが目立たないので、まずは手持ちのデバイスの解像度をチェックしましましょう。

高画質さを求めるのであれば、WQHDや4K対応の液タブがおすすめです。価格は高くなりがちですが、その分画質のクオリティはアップするため好みに合わせて選びましょう。

6.ペンの質にも注目!

ペンの質にもこだわることで、自分が使いやすい液タブに出会えます。ペンの質が高いと自分の描きたいものを表現しやすく、長時間描いていても疲れにくいですよ。ペンの選び方についても記載したので確認してみてください。

安定していて沈み込まないペン先

ペン先が沈み込みにくく安定していると、線を描く時にぐらつきにくいのでおすすめです。沈み込みが大きいと力をかけた時に思い通りの圧がかからなかったり、ペンが安定せず線がガタガタになったりしてしまいます。実際に使ってみないとペン先の質感はわかりにくいので、店頭で試し描きをしてみましょう。

また、液タブに付属していなくても規格が合っていれば別売りのペンを使うこともできます。いろいろなペンを試してみて、自分が使いやすいものを探してみましょう。その時のイラストの系統に合わせてペンを使い分けてみるのもよいですね。

作業効率が上がるファンクションキー付き

ペンにファンクションキーがついていると、作業効率がぐっとアップするのでおすすめです。ファンクションキーとはコマンドを操作できるキーのことで、押すだけでペンと消しゴムが入れ替えられたり、1つ前の作業に戻れたりします。そのためファンクションキーを付属しているペンかどうかは、事前に確認しておきましょう。

ファンクションキーは液タブ本体についているものもありますが、ペンについている方が作業効率はぐっとアップします。グレードの高いペンにはファンクションキーがついていることが多いため、こだわって選びましょう。

7.アプリ・ソフトがサポートされているか確認

液タブは、事前にどんなアプリやソフトがサポートされているのかを確認しておくと購入後に後悔しにくいです。Adobeの「Illustrator」や「Photoshop」、セルシスの「CLIP STUDIO PAINT」といったイラストソフトがサポートされていれば問題なく使えるので事前にチェックしましましょう。

8.悩んだら有名なメーカーから選ぶ

ワコム(Wacom)

埼玉県に本社を置くワコムは国内のメーカーで、デジタルペンに関する技術力は国内のメーカーの中でもトップクラスです。世界で初めてコードレスタイプのタブレットを発表したメーカーでもあり、現在も世界的に高いシェアを誇ります。

最高の描く・書く体験をユーザーに届けるべく、プロから初心者向けまで幅広いモデルを開発しているのが特徴。初心者向けの「One」や「Cintiq」、プロ向けの「Cintiq  Pro」などレベルに合わせた選び方ができます。

エックスピーペン(XP-PEN)

エックスピーペンは中国のメーカーで、2005年の創業以降世界130以上の国や地域で製品を展開しています。日本でもシェア率は高く、「Artist」シリーズが代表的です。エックスピーペンの液タブは比較的値段が安いため、初心者でも気軽に手が出しやすいでしょう。

決して安いからといって機能性が劣るわけではないので、コスパのよい液タブを探している方はぜひチェックしてみてください。コンパクトモデルにも対応しており、外出先で液タブを使いたい方にもおすすめです。

液タブのおすすめ10選

それでは実際におすすめの液タブを見ていきましょう。上記で紹介した選び方のポイントを押さえて、自分の好みに合う商品を見つけてみてくださいね。

Wacom
Wacom One 12 DTC121W0D

Amazonカスタマーレビュー

4.1

Amazonカスタマーレビュー

(19件)

商品情報

本体サイズ:299×190mm
液晶サイズ:11.6インチ(257×145mm)
質量:0.7kg
筆圧レベル:4096レベル
傾き検出レベル:±60レベル
さらに詳しくチェック!
Wacom One 12 DTC121W0Dこの商品のメリット・デメリットをみる

Android端末でも使用できる液タブなので、スマホやタブレットに繋いで写真や画像に書き込みもできるのが魅力的なポイントです。ディスプレイはコンパクトなので持ち運びやすく、主に外出先で液タブを使いたい方やとりあえず液タブを使ってみたい初心者さんに向いています。別売りでいろいろなアクセサリーが販売されており、ニーズに合わせてカスタマイズできるのもポイントです。

XP-Pen
XP-PEN Artist 12セカンド JPCD120FH

Amazonカスタマーレビュー

4.3

Amazonカスタマーレビュー

(852件)

商品情報

本体サイズ:346.2×209×12mm
液晶サイズ:11.9インチ
質量:0.88kg
最大表示解像度:1920×1080
色域:127%s RGB

液タブとペンタブレットモードの2種類を簡単に切り替えられるモデル。初心者でも購入後スムーズに扱える液タブを探しているのであれば、ぜひ検討してみてください。解像度と色域カバー率も充実しており、どの角度から見ても液晶画面の色味が同じなので、イラストを描く方にとってはゲットしたいアイテムですね。

HUION
Huion Kamvas 13 ‎GS1331

Amazonカスタマーレビュー

4.2

Amazonカスタマーレビュー

(1,121件)

商品情報

液晶サイズ:1920 x 1080(16:9)
フルHD解像度
色域:sRGB 120%≈Adobe RGB 92%
Amazon32,980詳細

Amazon Prime対象商品

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Huion Kamvas 13 ‎GS1331この商品のメリット・デメリットをみる

8192段階の高い筆圧感知レベルを備えており、どんな太さや濃さの線も力加減を感知してリアルに描けます。また、内部の磁器コアを従来のモデルから改善しており、より安定感のある安定した描き心地を実感できるでしょう。右利き左利きどちらにも対応しており、ストレスフリーな部分も魅力です。

HUION
HUION Kamvas 12 GS1161

Amazonカスタマーレビュー

4.2

Amazonカスタマーレビュー

(901件)

商品情報

液晶サイズ:11.6インチ
作業領域256.32 x 144.18mm
重量:735g
解像度:1920×1080
色域:120% s RGB

液タブとペンタブレットの2通りの使い方ができるモデルです。筆圧レベルも8192段階と高性能。さらに傾き検知機能が搭載されており、付属のペンを傾けるとまるで鉛筆で描いたかのような陰影をつけられます。ディスプレイはフルラミネーションを採用することで、ペン先と画面の間に隙間ができにくく、まるで直接触れているかのような感覚を味わえるアイテムです。

Artisul
Artisul SP1603

Amazonカスタマーレビュー

4.3

Amazonカスタマーレビュー

(304件)

商品情報

液晶サイズ:15.6インチ
筆圧レベル:8192レベル
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.12以降、Android 6.0以降

液タブのデザイン性にこだわりたいのであれば、チェックしてほしいのがこちらのアイテムです。マットな金属素材を使用することでスタイリッシュなだけでなく手触りも良好で、長く使い続けても熱を感じにくくなっています。重量は1.3kgと軽量なうえ、厚みも9mmとコンパクトなので持ち運びやすいです。Androidのスマホにも接続可能なため、幅広い使い方が楽しめますよ。

XP-Pen
XPPen Artist 22セカンド CD220F

Amazonカスタマーレビュー

4.3

Amazonカスタマーレビュー

(432件)

商品情報

圧力感度: 8192レベル
液晶サイズ:21.5インチ
解像度:1080p
色域sRGB≧122%

USB Type-C接続に対応した液タブで、さまざまな端末に接続できます。付属のペンは充電が不要なのでバッテリーを気にせず使い続けることができ、精度も高いので線の濃さや太さも自分の思う通りに再現できるのがポイントです。液タブの裏側にはスタンドを搭載しており、その時々の姿勢に合わせて自由に調整できますよ。

Wacom
ワコム Wacom Cintiq 16 DTK1660K1D

Amazonカスタマーレビュー

4.5

Amazonカスタマーレビュー

(2,189件)

商品情報

液晶サイズ:15.6インチフルHD液晶
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.12以上
最大表示解像度:フルHD(1920 x 1080)

まるで紙に書いているかのような感覚を味わえる液タブで、絶妙な線の濃さや太さも表現できます。液晶は15.6型のフルHDタイプなのでサイズ感もちょうどよく、自宅の作業スペースにも対応させやすいでしょう。専用のケーブルを接続するだけでPCに繋げられるので、よ購入した後すぐに使用できますよ。

XP-Pen
XPPen Artist Pro 16 Gen 2

Amazonカスタマーレビュー

4.5

Amazonカスタマーレビュー

(128件)

商品情報

ディスプレイ解像度:2560 x 1600
筆圧感知:16384レベル
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.10以降、Chrome OS 88以降、Linux、Androidデバイス(USB3.1 DP1.2)
さらに詳しくチェック!
XPPen Artist Pro 16 Gen 2この商品のメリット・デメリットをみる

フルHDよりも縦長なので、たくさんの情報量を1度にチェックできる液タブです。液晶には指紋防止の加工を施しているだけでなくブルーライトを従来のモデルよりも低減させて、使いやすさにこだわっているのも魅力。ペンは付属のものだけでなくさまざまなタイプに対応できるため、自分好みな使い心地やその時のニーズに合ったペンを使い分けられます。

GAOMON
GAOMON PD2200

Amazonカスタマーレビュー

4.2

Amazonカスタマーレビュー

(798件)

商品情報

筆圧感知:8192レベル
解像度:フルHD1920x1080

充電不要のペンは筆圧検知レベル8192かつ±60レベルの傾き検知に対応しており、リアルな線や絵を描くことができます。ペンホルダーに替え芯が内蔵されているので、メンテナンスもスムーズにできるでしょう。液タブには8つのショートカットキーが付属されており、ワンタッチで切り替えられる操作性の高さも魅力的なポイントです。

XP-Pen
XPPen Magic Drawing Pad 9494G_JP

Amazonカスタマーレビュー

4.6

Amazonカスタマーレビュー

(38件)

商品情報

筆圧感知レベル:16384
色域sRGB比:109%
発色数:1677万色

1677万色の発色数と色域の豊富さで、リアルな色使いを楽しめる液タブです。色だけでなく質感にもこだわっており、まるで紙に描いているかのような描き心地を実感できるでしょう。目への優しさにも配慮しているため長時間の使用でも負担がかかりにくく、従来のモデルよりも画面が18.5%増大することでより創作の幅が広がります。

全10商品

おすすめ商品比較表

Wacom

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XP-Pen

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XPPen Artist 22セカンド CD220F

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ワコム Wacom Cintiq 16 DTK1660K1D

XP-Pen

XPPen Artist Pro 16 Gen 2

GAOMON

GAOMON PD2200

XP-Pen

XPPen Magic Drawing Pad 9494G_JP

Amazonカスタマーレビュー
4.119
4.3852
4.21,121
4.2901
4.3304
4.3432
4.52,189
4.5128
4.2798
4.638
最安値
¥59,180
タイムセール
¥35,000-12%
参考価格¥39,980
¥32,980
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¥43,999
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¥57,539-7%
参考価格¥62,000
¥99,880
¥76,980
タイムセール
¥42,449-23%
参考価格¥54,999
¥78,990
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自分好みの液タブを見つけてみよう

液タブは日々進化しており、その画質のクオリティや描き心地はグレードアップしています。今回紹介した選び方のポイントやおすすめアイテムをチェックして、自分好みの液タブを見つけてみてくださいね。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

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