
【プロ監修】液タブのおすすめ11選!初心者向けにサイズや機能など選び方を解説<2025年>
専用のペンで自由に書き込みができる「液タブ」こと液晶タブレットは、デジタルでイラストを描いている方にうってつけの便利なアイテムです。今回はそんな液タブの選び方をプロのイラストレーターの方に解説してもらいました!
おすすめ商品のほか、サイズ選びや機能性、メーカーの特徴などもまとめているので、これから液タブの購入を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
※監修者には「選び方」と一部おすすめ商品について解説してもらっており、その他の商品の選定には関わっていただいておりません。
監修者
イラストレーター
- パソコン・周辺機器
- スマホ・携帯電話
イラストレーター。大学院の工学修士課程修了後、研究開発系エンジニアを経てイラストレーターに転身。ゲーム、小説などのイラストを制作する傍ら、東洋美術学校の非常勤講師も務める。タブレット端末に詳しく、自身でも4台を所有
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初心者からプロまで!液タブを使うメリット
液タブの最大のメリットは液晶画面に直接字や絵を書き込めることです。作品をデジタル上に残せるため、そのまま保存やSNS投稿などができます。とくにイラスト制作をしている方は便利に使えるでしょう。
以前はプロの漫画家やイラストレーターが主なユーザーで高価なアイテムでしたが、最近は安い液タブも登場しているため、趣味で絵を描く方も気軽に購入できるようになりましたよ。
初心者が失敗しない液タブの選び方
ここでは、初心者にもわかりやすく液タブの選び方についてまとめています。ぜひ自分に合った商品を探してくださいね。
予算や使う場所に合わせてサイズを選ぶ
液タブは、11〜32型くらいまで豊富なサイズが揃っています。その中でもおすすめは16~22型のサイズ。画面が大きすぎると効率的に操作できる配置が難しく、小さすぎるとキャンバスも狭くなってしまいます。
しかし、迫力を楽しみたい人や画面の余地を資料表示などに活用したいならば、大型の液タブを導入するのもよいでしょう。ただし、液タブは基本的に液晶画面が大きくなるほど価格も上がる傾向にあります。
逆に、液タブを持ち歩いて作業したい場合は、コンパクトなタイプだと便利かもしれません。自身が使いやすいサイズのものを、予算や使う場所に合わせてチョイスするのが大切です。
イラストレーター
パソコンとの接続方法で選ぶ
液タブをパソコンと接続する場合、基本的にはUSBやHDMIを使用するのが一般的です。ただし、製品によっては接続方法が異なったり、ポートの種類が違ったりする可能性があるので気をつけましょう。手持ちのパソコンに対応するポートを持った液タブをチョイスすれば、購入後スムーズに使えますよ。
なかには、専用の3in1ケーブルが付属していたり、Type-Cケーブルで接続できるものも。使う場所も考慮して選ぶようにしましょう。
描き心地で選ぶ
液タブは、描きやすさにこだわって選ぶのがおすすめです。まるで紙に書いているかのような自然な描き心地や、自分の描きたい線を描けるかどうかがポイントとなります。
筆圧の強弱を感知する筆圧検知レベル
筆圧検知レベルとは筆圧の強弱を感知できるシステムのこと。液タブの筆圧検知は4096段階や8192段階などがありますが、「入力時の筆圧を4096段階に分けて認識が可能となる」という意味です。
主流は8192段階で、低価格モデル以外であれば筆圧検知レベルに大きな差はありません。また、筆圧を検知できる段階が多くても、それを細かく使い分けるのは難しいでしょう。そのため、筆圧検知の数値は参考程度にし、その分他の性能を求めたり、価格にこだわったりして選ぶのがおすすめです。
ペンの動きで線の太さ・濃淡が変わる傾き検知
傾き検知は、描いている人のペン先の角度を測定し、ペン先の種類によって、ペンを立たせて描いた場合と寝かせて描いた場合の表現の違いを再現する機能です。また、傾きを選の太さや濃さの変化に割り当てる設定もでき、ペンの種類による細かな違いを再現できます。自分がイラストなどを制作する際に、細かな表現にこだわって作成したい方におすすめですよ。
視差を軽減したいならフルラミネーション加工もチェック
液タブは液晶パネルに専用のペンで絵や文字を書く仕組みですが、光を出している液晶パネルとペン先の間にはどうしても隙間が生まれてしまいます。フルラミネーション加工が施されている製品は、この隙間が狭く視差を抑えられるため、自分の思った通りに描きやすくなります。
近年の液タブにはフルラミネーション加工が施されている製品が多いですが、低価格モデルの場合は加工が施されていない製品も。より自分のタッチを正確に表現できる液タブを探している方は、商品選びの際にチェックしておきましょう。
再現できる色の範囲を示す色域カバー率で選ぶ
カラーイラストを描く場合は、色域カバー率もチェックしましょう。色域カバー率が100%ならば、その液タブは規格が定めている色を余さずに発色できます。
初心者ならば、sRGBのカバー率が100%に近く、ディスプレイ設定でsRGBモードがある機種を選んでください。それ以上はオプション、マニアックな領域になります。知識がないままAdobe RGBやDisplay P3など広色域状態で使うと、同じRGB値でも手元では色が濃く、見せる相手の端末では薄い、という問題が起きてしまうので注意が必要です。
イラストレーター
Adobe RGBは印刷用途、P3系は映像用途で発色にこだわりたい場合に重視されます。
イラストレーターおすすめの液タブ2選
ここからは、本記事の監修者であるイラストレーターのrefeiaさんイチオシの商品と、初心者におすすめの商品をご紹介します。ぜひ液タブ選びの参考にしてくださいね。
イラストレーターおすすめの液タブ【イチオシ編】
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥76,980 | |
4/1(火) | ¥76,980 | |
3/31(月) | ¥65,000 | |
3/28(金) | ¥65,000 | |
3/27(木) | ¥76,980 | |
3/23(日) | ¥76,980 | |
3/18(火) | ¥76,980 |
イラストレーター
趣味から入って仕事にまで使える便利な機種のひとつです。
イラストレーターおすすめの液タブ【初心者向け編】
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥59,800 | |
4/1(火) | ¥59,800 | |
3/31(月) | ¥50,500 | |
3/28(金) | ¥50,500 | |
3/27(木) | ¥59,800 | |
3/23(日) | ¥59,800 |
イラストレーター
これから始める人にこそ、この商品を基準レベルにしてもらいたいです。
液タブのおすすめ10選
ここからは、編集部おすすめの液タブを見ていきましょう。上記でご紹介した選び方のポイントを押さえて、自分の好みに合う商品を見つけてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
本体サイズ:299×190mm
液晶サイズ:11.6インチ(257×145mm)
質量:0.7kg
筆圧レベル:4096レベル
傾き検出レベル:±60レベル
4/2現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥52,500 | |
4/1(火) | ¥52,500 | |
3/31(月) | ¥47,300 | |
3/21(金) | ¥47,300 | |
2/27(木) | ¥59,180 | |
1/29(水) | ¥59,180 | |
1/2(木) | ¥59,180 | |
12/28(土) | ¥59,180 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
本体サイズ:346.2×209×12mm
液晶サイズ:11.9インチ
質量:0.88kg
最大表示解像度:1920×1080
色域:127%s RGB
4/2現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥21,270 | |
4/1(火) | ¥21,270 | |
3/31(月) | ¥28,240 | |
3/28(金) | ¥28,240 | |
3/27(木) | ¥33,589 | |
3/24(月) | ¥33,589 | |
3/23(日) | ¥21,270 | |
3/18(火) | ¥36,980 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
液晶サイズ:1920 x 1080(16:9)
フルHD解像度
色域:sRGB 120%≈Adobe RGB 92%
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥27,700 | |
4/1(火) | ¥27,700 | |
3/31(月) | ¥26,384 | |
3/28(金) | ¥26,384 | |
3/27(木) | ¥32,980 | |
3/23(日) | ¥32,980 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
液晶サイズ:11.6インチ
作業領域256.32 x 144.18mm
重量:735g
解像度:1920×1080
色域:120% s RGB
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥24,999 | |
4/1(火) | ¥24,999 | |
3/31(月) | ¥23,999 | |
3/28(金) | ¥23,999 | |
3/27(木) | ¥29,999 | |
3/26(水) | ¥24,790 | |
3/16(日) | ¥24,790 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
液晶サイズ:15.6インチ
筆圧レベル:8192レベル
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.12以降、Android 6.0以降
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥43,999 | |
4/1(火) | ¥43,999 | |
3/31(月) | ¥34,319 | |
3/28(金) | ¥34,319 | |
3/27(木) | ¥43,999 | |
3/26(水) | ¥37,412 | |
3/24(月) | ¥37,412 | |
3/23(日) | ¥43,999 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
圧力感度: 8192レベル
液晶サイズ:21.5インチ
解像度:1080p
色域sRGB≧122%
4/2現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥53,800 | |
4/1(火) | ¥53,800 | |
3/31(月) | ¥50,500 | |
3/28(金) | ¥50,500 | |
3/27(木) | ¥53,800 | |
3/24(月) | ¥53,800 | |
3/23(日) | ¥52,826 | |
3/10(月) | ¥52,826 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
液晶サイズ:15.6インチフルHD液晶
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.12以上
最大表示解像度:フルHD(1920 x 1080)
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥99,880 | |
4/1(火) | ¥99,880 | |
3/31(月) | ¥79,900 | |
3/21(金) | ¥79,900 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
ディスプレイ解像度:2560 x 1600
筆圧感知:16384レベル
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.10以降、Chrome OS 88以降、Linux、Androidデバイス(USB3.1 DP1.2)
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥76,980 | |
4/1(火) | ¥76,980 | |
3/31(月) | ¥65,000 | |
3/28(金) | ¥65,000 | |
3/27(木) | ¥76,980 | |
3/23(日) | ¥76,980 | |
3/18(火) | ¥76,980 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
4/2現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥50,349 | |
4/1(火) | ¥50,349 | |
3/31(月) | ¥42,399 | |
3/28(金) | ¥42,399 | |
3/27(木) | ¥52,999 | |
3/26(水) | ¥45,149 | |
3/24(月) | ¥45,149 | |
3/23(日) | ¥52,999 |
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
4/2現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
4/2(水) | ¥64,950 | |
4/1(火) | ¥64,950 | |
3/31(月) | ¥67,920 | |
3/21(金) | ¥67,920 | |
3/18(火) | ¥67,920 | |
3/13(木) | ¥67,920 |
イラスト中級者〜上級者向けの液タブの選び方
ここまで、液タブの基本的な選び方とおすすめ商品を見てきました。ここからは応用編として、あると便利な機能や付属品などについて解説します。より使い勝手のよい液タブを探している人も、ぜひ参考にしてくださいね。
接続するパソコンに合った解像度を選ぶ
液タブの解像度にもこだわって選ぶことで、より美しいイラストが楽しめます。
例えばフルHDと4Kではピクセル数に4倍の差があり、表示のために必要な計算量も大きく異なります。4Kの表示は緻密で素晴らしいですが、フルHDを選んでも製作物の品質や製作効率に大きな問題が出るわけではありません。接続先であるパソコンやモニターに近い解像度の方が画質の粗さが目立たないので、まずは手持ちのデバイスの解像度をチェックしましょう。
高画質さを求めるのであれば、WQHDや4K対応の液タブがおすすめです。価格は高くなりますが、その分画質のクオリティはアップするため、好みに合わせて選びましょう。
ただし、古いパソコンやあまり性能の良くないパソコンなどを使う場合、アプリによっては動作が重くなってしまうこともあるため、とくに4K解像度の機種を使うときは気を付けてくださいね。
イラストレーター
絵を描いている間は、あまりドット感を気にする余裕はないです。液タブの解像度は、使うパソコンの状態や好みに合わせて選びましょう。
ペンの質にも注目!
ペンの質にもこだわることで、自分が使いやすい液タブに出会えるでしょう。高品質なペンを選べば自分の描きたいものを表現しやすく、長時間描いていても疲れにくいですよ。ここではペンの選び方について解説しています。
安定していて沈み込まないペン先
ペン先が沈み込みにくく安定していると、線を描く時にぐらつきにくいのでおすすめです。沈み込みが大きいと、力をかけた時に思い通りの圧がかからなかったり、ペンが安定せず線がガタガタになったりしてしまいます。
また、液タブに付属していなくても規格が合っていれば別売りのペンを使うこともできます。いろいろなペンを試してみて、自分が使いやすいものを探してみましょう。その時のイラストの系統に合わせてペンを使い分けてみるのもよいですね。
作業効率が上がるファンクションキー付き
ペンに「ファンクションキー」がついていると、作業効率がぐっとアップするのでおすすめです。ファンクションキーとはコマンドを操作できるキーのことで、押すだけでペンと消しゴムが入れ替えられたり、1つ前の作業に戻れたりします。そのためファンクションキーを付属しているペンかどうかは、事前に確認しておきましょう。
ファンクションキーは液タブ本体についているものもありますが、ペンについている方が作業効率はぐっとアップします。グレードの高いペンにはファンクションキーがついていることが多いですよ。
スタンドやペン立てなどの付属品をチェック
液タブの使い勝手を重視したい方は、スタンドやペン立てなどの付属品もチェックしましょう。とくに初めて液タブに挑戦する初心者は、より快適に使い続けるために付属品を活用するのがおすすめです。
角度調整可能なスタンドがあれば、長時間の作業でも姿勢を保ちやすく、首や肩の負担を軽減できます。また、ペン立てが付属していれば、ペンの置き場に困らず、不意に紛失してしまうリスクも避けられます。
アプリ・ソフトがサポートされているか確認
液タブは、事前にどんなアプリやソフトがサポートされているのかを確認しておくと購入後に後悔することが少ないでしょう。Adobeの「Illustrator」や「Photoshop」、セルシスの「CLIP STUDIO PAINT」といったイラストソフトがサポートされていれば、多くの人が問題なく使えますよ。
パソコン不要のモデルにも注目!
液タブの中にはパソコンとの接続が不要なものもあるので、事前にチェックしておきましょう。とくに外出先で持ち運んで使いたい場合は、パソコン不要タイプの方が便利です。液タブ本体にOSが搭載されていれば単体での使用が可能なので、外で使うことが多い方は、選ぶ際のポイントにしてくださいね。
悩んだら有名なメーカーから選ぶのもアリ!
どの液タブを選べばよいのか分からない方は、有名メーカーから選ぶのもひとつの手でしょう。
例えば、国内大手の「ワコム」は基本完成度が高く、製品の更新間隔が長いのでそもそも古いモデルが手に入れづらいのが特徴。しかし「XPPen」や「HUION」などの海外の新興メーカーは製品の更新が早く、そのたびに弱点が減って完成度も増しています。海外メーカーを選ぶならば、できるだけ新しい世代の製品を選びましょう。
イラストレーター
「X3 Pro」や「PenTech 3.0+」など、付属するペンの世代でも新しいモデルだと判断できるでしょう。
ワコム(Wacom)
埼玉県に本社を置くワコムは国内のメーカーで、デジタルペンに関する技術力は国内のメーカーの中でもトップクラスです。世界で初めてコードレスタイプのタブレットを発表したメーカーでもあり、現在も世界的に高いシェアを誇ります。
最高の描く・書く体験をユーザーに届けるべく、プロから初心者向けまで幅広いモデルを開発しているのが特徴。初心者向けの「One」や「Cintiq」、プロ向けの「Cintiq Pro」などレベルに合わせた選び方ができます。
エックスピーペン(XPPen)
エックスピーペンは中国のメーカーで、2005年の創業以降世界130以上の国や地域で製品を展開しています。日本でもシェア率は高く、「Artist」シリーズが代表的です。エックスピーペンの液タブは比較的値段が安いため、初心者でも気軽に手が出しやすいでしょう。
決して安いからといって機能性が劣るわけではないので、コスパのよい液タブを探している方はぜひチェックしてみてください。コンパクトモデルにも対応しており、外出先で液タブを使いたい方にもおすすめです。
フイオン(HUION)
ワコムやエックスピーペンと並んで有名なのが中国メーカーのフイオン。2011年に設立され、ペンタブレットなどのデジタルインクデバイスと、関連アクセサリーを主力にするメーカーです。
エントリーモデルからプロモデルまで幅広く製品を展開しており、自分の技術や制作環境に合った製品を選びやすいのが魅力。また、エックスピーペン同様、性能や機能に優れていながら値段が安いため、コストパフォーマンスが高い液タブを探している方にもおすすめです。
初心者は板タブと液タブどちらがおすすめ?
板タブは比較的価格が安いので、デジタルイラストのエントリー機材という印象がありますが、初心者向けという意味では圧倒的に液タブが適しています。板タブのように、ペン先とカーソルが離れた状態で描きたい絵を正確に描くには習熟が必要だからです。
一方で、板タブは習熟すれば概ね思ったように描けるようになります。首や肩への負担も小さく、目の負担もコントロールしやすいので、プロが板タブを愛用するケースも少なからずありますよ。予算や好みに合わせて選んでくださいね。
イラストレーター
初心者なら、何かこだわりがない限りは液タブ決め打ちでいいと思います。
液タブのメンテナンス方法は?
液タブの一般的な寿命は5〜10年ほどと言われています。ただし、使用環境や頻度、メーカーやモデルによっても異なるでしょう。
液タブを長期間使用すると、バックライトの劣化により画面が暗くなったり、色味が変わったりすることも。また、液タブのペン自体は比較的長持ちしますが、ペン先(芯)は摩耗するため、定期的に交換が必要です。摩耗したペン先を使い続けると、画面に傷がつくこともあるので注意してくださいね。
お手入れについては、クリーナーやマイクロファイバークロスで画面を拭いてホコリを除去する程度で十分です。傷や汚れを防ぐために、保護フィルムを貼るのもよいでしょう。直射日光が当たる場所、高温多湿の場所に放置しないことも大切です。
イラストレーター
綿手袋の指先を切ったものを着けて描くと快適になり、描くだけで画面も拭けます。
おすすめ商品比較表
![]() XP-Pen XPPen Artist Pro 16 Gen 2 | ![]() XP-Pen XPPen Artist Pro 14 (Gen 2) | ![]() Wacom Wacom One 12 DTC121W0D | ![]() XP-Pen XP-PEN Artist 12セカンド JPCHCD120FH | ![]() HUION Huion Kamvas JP-GS1331 | ![]() HUION HUION Kamvas 12 GS1161 | ![]() Artisul Artisul SP1603 | ![]() XP-Pen XPPen Artist 22セカンド CD220F | ![]() Wacom ワコム Wacom Cintiq 16 DTK1660K1D | ![]() GAOMON GAOMON PD2200 | ![]() XP-Pen XPPen Magic Drawing Pad 9494G_JP | |
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自分好みの液タブを見つけてみよう
液タブは日々進化しており、その画質のクオリティや描き心地はグレードアップしています。今回ご紹介した選び方のポイントやおすすめアイテムをチェックして、自分好みの液タブを見つけてみてくださいね。
私の製作スタイルだと、22型以上は描きづらくなります。自分に合ったサイズを見極めるのが大切です。