封筒型の寝袋おすすめ6選!アウトドアで役立つシュラフをご紹介
キャンプや登山などのアウトドアシーンで欠かせない「寝袋(シュラフ)」。中綿入りの寝袋を選んでおけば、冬でも快適に眠れることでしょう。寝袋にはいろいろな種類がありますが、温度調整や連結をしたいのであれば、封筒型がおすすめです。本記事では、封筒型寝袋の種類や選び方のポイントについて解説したうえで、おすすめの寝袋を何点かご紹介していきます。
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寝袋の種類
寝袋とは、袋状の形をした携帯用寝具のことです。「シュラフ」とも呼ばれています。人間がすっぽり入れるくらいサイズとなっており、中に体を入れるようにして使用するのが特徴です。
寝袋を使用しないと時は小さく折り畳んだり、専用の袋に入れたりして、コンパクト収納できます。そのため、布団のように保管場所を取らないのが寝袋のメリットです。
軽量で携帯性に優れていることから、キャンプや登山などのアウトドアシーンや車中泊のほかに、防災用品としても活用されています。
寝袋は、大きく分けると、封筒型(レクタングラー型)、人形型(マミー型)などの種類があります。各種類の特徴は、以下の通りです。
人形型
人形型の寝袋は、ミイラ(Mummy)のような形をしていることから、「マミー型」とも呼ばれています。気温の低い時期や場所で使用するにうってつけの寝袋です。
ただし、人形型の寝袋は、密着性が高いため、窮屈に感じやすいのがデメリットです。寝袋に慣れていない方は、眠りにくいと感じてしまうかもしれません。
インナーシュラフ
封筒型や人形型のほかに、「インナーシュラフ」と呼ばれる種類もあります。インナーシュラフは、寝袋の中に入れて使用するアイテムです。寝袋の保温性をより高めることができます。
真冬や寒冷地で使用する場合には、寝袋と合わせてインナーシュラフも用意しておくと良いでしょう。
封筒型
封筒型の寝袋は、「レクタングラー型」とも呼ばれています。長方形の封筒のような形状をしているのが特徴です。
封筒型の寝袋は内部に適度なゆとりがあるため、布団に近い感覚で使用できます。ファスナーを開ければ、足を出して眠ることも可能です。
寝る姿勢の自由度が高くなるため、寝袋の初心者にとっては使いやすい形状でしょう。ゆとりがある反面、体との密着性が低くなるため、保温性があまり期待できないのがデメリットです。
真冬などの寒い時期や寒冷地で使用する場合には、体を冷やすおそれもありますので、気を付けたほうが良いでしょう。
冷えが気になる時には、寝袋と一緒にカイロや湯たんぽなどを併用するのも手です。
封筒型の寝袋は、連結ができるという特徴もあります。2つの寝袋をつなげれば、親子やカップル同士で一緒に眠ることも可能です。ファミリーキャンプにうってつけのアイテムと言えるでしょう。
封筒型寝袋の選び方
ここでは、封筒型の寝袋の選び方のポイントを3つご紹介していきます。どのような寝袋を選んだら良いかで迷った時は、ぜひ参考にしてみてください。
保温性で選ぶ
封筒型の寝袋を選ぶ際には、保温性を確認しておきましょう。
先に述べた通り、封筒型の寝袋は、人形型(マミー型)と比べて密着度が低いため、保温性が低いのがデメリットです。就寝中に体を冷やさないためにも、中綿の量が多いものを選んでおくと良いでしょう。
中綿がたっぷり詰まっている寝袋はふんわりとしているため、気持ち良く眠れるというメリットもあります。寝心地の良さを求めるのであれば、中綿の量が1,200g以上の寝袋がおすすめです。
また、羽毛のかさ高性を表すフィルパワー(FP)の数値もチェックしておくと良いでしょう。この数値が高くなるほど、寝袋の保温性が高くなります。
寒い時期に使用するのであれば、フィルパワーが760FP以上の寝袋がおすすめです。
素材で選ぶ
中綿の素材も確認してみてください。寝袋に用いられる中綿には、ダウン(羽毛)や化学繊維などの素材があります。
ダウンは、保温性が高いのが特徴です。軽量性にも優れており、コンパクトに折り畳むことも可能です。ただし、ダウンは水に弱くて、カビが生えやすいため、取り扱いには注意しなければなりません。
化学繊維は、ダウンと比べて安価なのが魅力です。カビが発生しにくいうえに、丸洗いができるタイプも多いので、メンテナンスがしやすいでしょう。ただし、化学繊維の寝袋は、ダウンと比べて保温性が劣るのがデメリットです。
その他機能性で選ぶ
機能性も封筒型の寝袋選びのポイントです。
荷物のボリュームを極力減らしたいのであれば、コンパクトに収納できるタイプが便利でしょう。専用の収納袋が付属するかどうかも確認してみてください。
雨や雪の日の使用を想定しているのであれば、防水性能が高い寝袋を選んでおくと良いでしょう。過酷な状況での使用や何度も使用するのであれば、耐久性に優れた素材の寝袋がおすすめです。
封筒型の寝袋おすすめ6選
アウトドアブランドからは、いろいろなタイプの寝袋が販売されています。特に封筒型の寝袋は種類が豊富なので、どれを買ったら良いかで迷われる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、各ブランドのおすすめの封筒型の寝袋をご紹介していきます。
Amazonカスタマーレビュー
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(1,945件)
商品情報
色:オレンジ
占有率:1人用
形状:長方形
シーズン:オールシーズン
温度定格:5℃
アメリカの老舗アウトドアブランドであるColemanから発売されている封筒型寝袋です。ゆったりサイズとなっていますので、窮屈さを感じずに眠れることでしょう。
ファスナーを開ければ掛け布団としても使用できます。内側には、スマートフォンが入るインナーポケットが付きです。ウォッシャブル仕様となっており、洗濯機で丸洗いができます。メンテナンスのしやすい寝袋を選びたい方におすすめです。
商品情報
【重量】1.7kg
【材質】表地/68Dポリエステル、裏地/68Dポリエステル、中綿/ポリエステル
【快適温度】13度、下限温度:5度
新潟発の国内アウトドアブランドであるSnow Peakのエントリーモデルの封筒型寝袋です。内側には、スマートフォンなどの小物の収納に便利なポケットが付いています。
2枚の寝袋をつなげれば、掛け布団として使用することも可能です。ファミリーキャンプでも使いやすいでしょう。専用の袋に収納することで、クッションとしても活用できます。シーンに合わせていろいろな使い方ができる寝袋です。
Amazonカスタマーレビュー
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(139件)
商品情報
色 グリーン
形状 長方形
シーズン オールシーズン
温度定格 -10℃
対象年齢 大人
中身の素材 コットン
アイリスオーヤマのグループ企業であるIRIS PLAZAから発売されている封筒型寝袋です。こちらの寝袋は、軽量で柔らかい素材の190Tポリエステルを使用しています。中綿の素材は、綿10%、ポリエステル綿90%です。
寝汗やホコリなどが付いて汚れたら手洗いができますので、衛生的に使用できるでしょう。フルオープンのダブルファスナーを採用していますので、ブランケットや敷布団としても活用できます。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(1,956件)
商品情報
色 オリーブグリーン(Amazon.co.jp限定)
占有率 1人用
形状 封筒型
シーズン オールシーズン
温度定格 摂氏6〜15度(°C)
対象年齢 大人
パール金属株式会社のアウトドアブランドであるCAPTAIN STAGの封筒型寝袋です。表地や中綿などの素材はポリエステルを使用しています。キルト縫製となっているため、中綿が片寄る心配がありません。表地と裏地には、撥水加工が施されていますので、雨や汗などの濡れを気にせずに使えるでしょう。
Amazonカスタマーレビュー
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(583件)
商品情報
色 ネイビー
占有率 1人用
形状 封筒
シーズン 3 シーズン, 夏
温度定格 最低5℃
Mozambiqueの封筒型寝袋は、裏地にフランネル生地を採用しているのが特徴です。肌触りの良い生地なので、快適に就寝できるでしょう。表地の素材は耐久性の高いポリエステル、中綿の素材はホローファイバーです。首元には、冷気の侵入をシャットアウトするしぼりが付いています。内側から解放可能な両面ジッパー、ファスナーガードなども付いており、機能性に優れた寝袋です。
Amazonカスタマーレビュー
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(1,086件)
商品情報
色 ブルー
占有率 1人用
形状 長方形
シーズン 3 シーズン
温度定格 15℃
G.G.N.からAmazon限定で発売されている封筒型寝袋です。長さが190cm、幅が80cmのコンパクトサイズとなっていますので、車中泊用としても使いやすいでしょう。ポリエステル素材で作られており、しっかりと水を弾く防水加工が施されています。汚れたら洗濯機に入れて丸洗いも可能です。
寝袋を干す時に重宝するハンガーループも付いています。内側から開閉できるダブルファスナーが付いており、2枚の寝袋を連結することも可能です。
おすすめ商品比較表
封筒型の寝袋がおすすめ
封筒型の寝袋は、ほどよいゆとりがあるのが特徴です。初めて寝袋を使う方は、まずは封筒型から選んでみると良いでしょう。
寝袋を選ぶ際のポイントは、中綿の素材です。保温性を重視したいのであれば、ダウン(羽毛)入りの寝袋をおすすめします。ポリエステルなどの化学繊維は、メンテナンスがしやすくて、安価で手に入りやすいのがメリットです。
汚れや臭いが気になる方は、洗濯機で丸洗いできるタイプを選んでおくと良いでしょう。サイズや機能性などもよく確認して、使いやすそうな封筒型の寝袋を選んでみてください。