【2024年】寝袋の冬用おすすめ10選!メーカー人気アイテムや初心者向けもご紹介
冬のアウトドア活動やキャンプに欠かせない寝袋(シュラフ)。冬用の寝袋は寒さから身を守り、快適な睡眠環境を提供してくれます。しかし寝袋といってもさまざまな素材や種類があるため選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで今回は、冬用寝袋の選び方を解説します。素材や機能性、シーン別におすすめの商品もご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
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冬用寝袋のメリット
冬用寝袋は厚みのある素材や特殊な填充材により、寒冷な環境下でも体全体を包み込んで保温できるのがメリットです。
また、防風性にも優れており特殊な素材やデザインにより、風の影響を最小限に抑えます。これにより、寒風が直接体に当たることを防ぐ役目もあります。ひとつ持っておくとテントの中だけでなく、災害時や車中泊でも活躍しますよ。
寝袋のなかにはコンパクトにしまえるものもあり、職場などで動けなくなったときの備えとして活用している方も増えています。冬用寝袋は、さまざまな形で活用できるアウトドアグッズです。
冬用寝袋の選ぶポイント
冬用寝袋は、「中綿素材」「使用人数」「衛生面」「機能性」の4つのポイントに注目して探すとより好みに合った寝袋を選べますよ。
それぞれ特徴があり、ひとつの要素に絞り込んで選ぶよりも、ポイントごとに優先順位をつけた方が選びやすいです。それぞれの特徴を解説しますので、自分はどの要素を優先するか考えながらご覧ください。
1.中綿素材で選ぶ
冬用寝袋は、中綿の素材で寝心地や防寒性が変化します。代表的な素材は、「化学繊維」「ポリエステル中空わた」「ダウン」の3つです。
化学繊維は、一般的にコストが低く、高い耐久性と速乾性に優れています。保温性や防寒性は高くはありませんが、軽量で速乾性があり、比較的お手入れが簡単です。
ポリエステル中空わたは、繊維の中がマカロニのように空いているものを差し、軽量性と保温性が両立した素材です。湿気の多い環境でも快適な使用が可能です。
ダウンは天然素材の一種で、水鳥の羽毛から取れる軽くて柔らかい繊維のことを指し、最も優れた保温性を持つ素材。軽くフワフワとした寝心地と高い保温性が特徴です。同じ寝袋でも、中綿によりそれぞれ扱い方や特徴が異なります。中綿に注目して選ぶときは、素材ごとの違いをチェックしましょう。
科学繊維
化学繊維は耐久性が高く、濡れてもすぐに乾きます。そのため、洗濯できるタイプの寝袋によく採用されています。すぐに洗える分、水や汚れを気にせず使えるのが利点です。手軽に使いたいならおすすめの素材といえます。
また、リーズナブルなのも魅力のひとつ。安価に購入できるため、初心者でも気軽に購入できます。使いやすいメリットが多い化学繊維ですが、保温性を確保しようとするとどうしても分厚くなってしまいます。保温性を重視すると、分厚くかさばりがちなので注意してくださいね。
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ポリエステル中空わた
ポリエステルは、化学繊維の一種です。この中空わたは、繊維の中がマカロニのように穴が開いており、繊維自体は綿状になっており、保温性に優れています。フワフワとした寝心地も特徴のひとつです。
通常、綿などの天然素材だと、きちんと手入れしないとダニやカビが湧いてしまいます。しかし、ポリエステル中空わたならその心配がありません。汚れたらすぐ洗えるため、衛生的に管理できます。
メリットが多いですが、使い続けているとわたの弾力性が失われてしまいます。また、ほかの化学繊維に比べ吸湿性があるため、湿気に注意が必要です。寝心地よりも、清潔さや手入れの簡単さを優先したい方向けといえます。
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ダウン
ダウンは水鳥の羽毛で、アヒルやガチョウの羽が一般的に使われています。繊維のように芯がないため、フワフワな寝心地と軽さが特徴です。コンパクトにしまえるため、アウトドアや車内などの荷物や収納スペースが限られている環境でも使えます。
保温性が高く、使いやすいですが水に弱いためメンテナンスの際は注意が必要です。また、価格も高価な傾向にあります。
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2.人数に合わせて選ぶ
寝袋は、形状により使用人数が異なります。ひとりで使用したい場合は「マミー型」、複数人で使用したい場合は「封筒型」がおすすめです。
マミー型は、ちょうどミイラの棺桶のような形をしたタイプです。一人用のため、複数人で使いたい方には向きません。保温性が高く軽量な製品が多い傾向にあります。封筒型は、四角型で丁度布団のように使える寝袋です。ひとり用だけでなく、ふたり用もあります。サイズにより、子どもであれば3人分にもなるサイズも。圧迫感がないのが特徴です。
冬用寝袋を選ぶときは、使う人数についてもよく考えたうえで購入しましょう。また、形状ごとのメリットも含めて考えてみてくださいね。
一人用「マミー型」キャンプや登山に最適
マミー型はひとり用です。複数人での利用はできませんが頭からつま先まで体をきちんと包めるため、保温性に優れています。また、軽量でコンパクトにたたみやすい製品が多いです。冬場のキャンプや登山に適しています。
ソロキャンプや登山などが目的なら、おすすめの形状です。また、仮眠や緊急時用の布団替わりなどにも活用できます。
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一人~二人用「封筒型」車での使用に最適
封筒型は長方形の形状で、L字型のファスナーが付いています。1枚の布団として使えるほか、製品により2枚の寝袋を重ねて使うこともできます。使い勝手に優れているのが特徴です。布団と同じような、ゆったりとした寝心地を楽しめます。
使用人数はひとりまたはふたり用があります。つなげて使える寝袋をうまく使えば、ふたり以上の人数に対応も可能です。便利ですが、マミー型に比べると重量があり、かさばりがちなため、テントなどで使うよりは車での使用に適しています。
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3.衛生面で選ぶ
寝袋は寝汗や皮脂が付くため、使ったまま放置すると不衛生です。臭いや汚れを防ぎたいなら、衛生管理ができるタイプを選びましょう。洗濯機で丸洗いできるタイプや、防臭加工できるタイプは、汚れや臭いに強く使いやすいです。
寝袋は、基本的に陰干しして乾かします。洗濯機が使えるタイプの中でも特に便利なのが、ループハンガーが付いているタイプです。干すときにハンガーを用意する手間がかかりません。ほかの寝袋よりも干す手間が少ない分、衛生的に管理できます。
洗濯機で丸洗い
寝袋のなかには、丸洗いできるタイプがあります。化学繊維製の寝袋に多いタイプです。洗濯機でそのまま丸洗いできます。洗う手間がかからないため、衛生管理も簡単です。
洗濯機が使えるタイプで注意したいのが、洗濯表示。洗濯機を使うときのモードや使える洗剤があらかじめ記載されています。表示の内容を守らないと、故障や変色につながります。必ず確認してから洗うようにしてください。
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抗菌加工
寝袋の臭いは、汗や皮脂をエサに雑菌が繁殖するために起こっています。臭いを防止するには、汗や皮脂だけでなく雑菌の繁殖も防がなくてはなりません。そこで役立つのが、抗菌加工です。
菌が繁殖しないようにされた寝袋なら、臭いが気になることもほとんどありません。汚れや臭いが付きにくい工夫も、衛生管理に役立ちます。
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ハンガーループ付き
洗濯後の寝袋は、陰干しします。このとき、ハンガーやロープを通せるハンガーループがあると、干すときに洗濯ばさみなどを用意する手間がかかりません。陰干しするときにとても便利です。
水を吸った寝袋はいつもより重たい状態のため、少しでも干す手間を軽減できる機能が付いていると扱いやすくなります。ほかの特徴に比べると地味に感じるかもしれませんが、意外と役立つ機能です。
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4.機能性で選ぶ
ここまで冬用寝袋の機能についていろいろ解説しましたが、これまでの内容にはない機能もたくさんあります。使いやすさにこだわりたいなら、機能性を重視しましょう。機能に優れた寝袋のなかには、収納のしやすさにこだわったコンパクトタイプや、枕が付いているタイプなどがあります。
明確に欲しい機能があるなら、その機能を搭載した寝袋があるか探してみるとよいでしょう。ここでは、冬用寝袋によくある機能について取り上げます。
収納しやすい
アウトドア派荷物が制限されがちです。重たいものやかさばるものがあると、その分動きにくくなります。このような事態を防ぐために、寝袋のなかには収納のしやすさに特化したタイプがあります。
収納しやすいタイプは、中綿が軽いダウンや、コンパクト化しやすいマミー型に多い特徴でもあります。持ち運びの手間を減らしたいなら、これらの特徴を備えているタイプの中から、収納しやすい機能を搭載した寝袋を選んでくださいね。
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枕付き
寝袋用の枕があらかじめついていると、別に購入する手間が省けます。寝るときには枕がないと眠れない方は、枕付き寝袋を選びましょう。寝袋用枕は、寝袋と一体になっているタイプと、別々になっているタイプがあります。使いやすい方を選んでください。
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おすすめ商品比較表
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使うシーンに合わせて寝袋を選ぼう
冬用寝袋はさまざまな特徴から選べます。まずはどの特徴を優先するかを考えましょう。使うシーンや人数なども頭に入れながら選んでください。特徴や使用シーンを先に細かく決定してから選ぶと、似た機能の寝袋がたくさんあっても自分に合ったものを選べます。迷わないためにも、自分に必要な冬用寝袋の特徴をまとめておいてください。