筋引き包丁のおすすめ9選!特徴や選び方もわかりやすく解説
お肉を切る時にピッタリな筋引き包丁が欲しいと、探している方も多いのではないでしょうか。
筋引き包丁は、魚を切る時にも使えるので1本持っていると便利です。
こちらの記事では、筋引き包丁の特徴を解説。選ぶ時のポイントや両刃と片刃別のおすすめ筋引き包丁もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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筋引き包丁とは
筋引き包丁は、元々肉の塊を解体する際に使う包丁で、一般家庭でも利用されています。
肉には筋があり普通の包丁では切りにくいため、筋引き包丁があれば楽に作業ができます。さまざまな包丁の中でも小回りが利き、肉の筋に切り込みを入れやすい構造になっています。
刃先が薄手なため、初心者でも使い慣れれば上手に筋を切ったり解体ができたりするようになるでしょう。また、サイズの大きい食材でも利用しやすいです。
塊の肉はもちろんですが、バラ肉を切り分ける際にも筋引き包丁が使われます。さらに、肉をスライスするのにも適していて便利です。
筋引き包丁には、両刃と片刃の2種類がありますが、基本的には両刃であることが多いです。しかし、商品を探してみると片刃も種類が豊富に販売されていますので、お好みで選んでみましょう。
なお、スライサーにも似ているのですが、違いがあります。
筋引き包丁は、比較的大きな塊になった肉を切り、筋を取り除くことが得意で、直線的な刃が付いています。
対して、スライサーは刃に丸みがあるため、あまり鋭くありません。見た目も牛刃のような形をしています。
筋引き包丁は直線的で切りやすい刃でもあるため、肉だけでなく魚にも使われているのも特徴です。特に刺身の調理に使いやすいため、どちらにも活用している方も多いです。
柳刃包丁にも形が似ているため、初めて使う方は違いがわかりにくいかもしれませんが、目的が違うため使い勝手も異なります。
切りたいものが刺身や柔らかいお肉であれば、柳刃包丁でも十分です。魚の柵もきれいに断面を壊さずに切れるため重宝します。しかし、大きな肉の塊や魚も切る場合には適していません。
ちなみに、筋引き包丁は海外でカービングナイフと呼ばれています。実際には違いがあるものの、スライサーとも言われ、いわゆる肉の塊を切る時にはなくてはならない洋包丁のことを指します。
筋引き包丁の選び方
筋引き包丁の中にも、刃の大きさや長さなどさまざまなものがあります。初めて購入する際は、どれを選んだら良いか悩んでしまうかもしれません。
ここからは、筋引き包丁を選ぶ際にチェックしておきたい点についてご紹介します。
刃のタイプで選ぶ
筋引き包丁には、刃のタイプが2種類あります。
しっかりとした肉の塊に使いたいのであれば、両刃を使いましょう。肉の塊は結構固くて切りにくいため、片刃だと使いづらい傾向にあります。
両刃を選んでおけば肉に包丁が入りやすいだけでなく、切り分けていく時に左右均等に力を入れやすくなります。切り分けた時にもきれいです。
肉の塊だけでなく、刺身も切りたいと考えているのであれば片刃がおすすめです。刺身を引いて切る場合、片刃の筋引き包丁であれば繊維に沿ってきれいに切れます。
どちらかというと繊細な作業に使いたいのであれば片刃を選びましょう。
長さで選ぶ
本格的に肉の塊を解体する場合は、ある程度の長さがあるとスムーズです。商売でお肉を販売しているお店では、30cmの長い筋引き包丁を使う場合が多いです。
しかし、初心者の場合は、長さがあると扱いにくく苦戦してしまうかもしれません。家庭で使う場合には、24cm前後くらいがちょうど良いでしょう。
本格的に肉の塊を解体するようになったら、段階を踏んで27cm、30cmと大きいものを購入するのがおすすめです。
ちなみに、普段家庭して使用している三徳包丁は20cm以下になるため、どれを使っても長く感じるでしょう。
素材で選ぶ
筋引き包丁は、素材でも切れ味が変わってきます。
特に肉の塊をしっかりと切りたいと考えているのであれば、鋼素材のものがおすすめです。食材に包丁を入れた時に、スーっと入っていき、最後までしっかりと切ることができます。
なかなか力が入りにくく、ストレスを感じてしまうようなことはほとんどありません。
「たまに肉の塊を切るぐらい」という方は、ステンレスが良いでしょう。切れ味は多少鋼素材に比べると落ちてしまいますが、お手入れが簡単です。素材がステンレスなため、サビを気にする必要がありません。
逆に切れ味は良いものの鋼素材は錆びやすいため、こまめなお手入れが必要です。特に水気でサビができやすいため、水分が付いてしまったらこまめに拭き取らなければなりません。
最近では、切れ味も良く錆びにくいモリブデン鋼も販売されています。ステンレスに比べると切れ味が良いので、大きな肉の塊も筋まできれいに切れます。
さらに、ステンレス素材も兼ね備えていますので、錆びにくく使いやすいです。
おすすめの筋引き包丁(両刃)4選
ここからは、筋引き包丁の中でも肉の塊を切りやすい両刃のおすすめ商品をご紹介します。
切れ味も良く錆びにくいものをピックアップしています。
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(176件)
商品情報
色:ブラック
商品サイズ:37 x 6 x 3 cm
商品重量:259.91 g
24cmと家庭でも使いやすい大きさでありながら、折れにくく切れ味のいい筋引き包丁です。見た目もおしゃれなフォルムで、豪華さを感じます。
刃の部分には2パターンが織りなす斬新なダマスカス紋様(49層積層構造)が施されています。
素材にもこだわっていて、肉の塊もスムーズに切れるように鋭い切れ味を実現した高度ステンレス鋼を使用しています。切る時にも手に馴染むハンドルなため疲れません。
ドイツのテクノロジーとトップクラスの日本の職人技が織りなす筋引き包丁です。
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(13件)
商品情報
色:シルバー/ブラック
商品サイズ:36.5 x 3.4 x 1 cm
商品重量:180 g
肉の塊を筋に沿って切り分けやすく、家庭でも扱いやすい24cmの筋引き包丁です。業務用の切れ味の良さを実現しているため、ある程度の大きな肉の塊もスムーズな切れ味です。
使いやすいだけでなく、お手入れの手軽さも両立しています。持ち手の部分には積層強化材を採用しているため、耐久性にも優れています。
また、汚れも溜まりにくい口金付を使用しています。
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(81件)
商品情報
梱包サイズ:38.6 x 5.4 x 2.2 cm
商品重量:0.15 キログラム
切れ味が良く、ハイレベルな筋引き包丁を探している方におすすめです。モリブデン鋼を使っているため、鋼の切れ味はそのままに錆びにくい筋引き包丁になります。
汚れが付きにくい設計になっていて、刃身とツバが一体型になっているのも特徴。刃渡りは24cmと使いやすく、肉の塊から刺身にピッタリです。
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(135件)
商品情報
色:黒
商品サイズ:36.5 x 7 x 2 cm
商品重量:180 g
藤次郎作の包丁は、海外や刃物専門店などの限られたルート向けでしか販売されていない作品で、大変使いやすいのが特徴です。
家庭でも使いやすい24cmのほか、本格的に使える27cmのモデルもあります。
コバルト合金刃物鋼を独自のクラッド技術DP法(内部脱炭防止法)で刃付けをしています。そのため、切れ味が良いだけでなく耐久性にも優れ、普通の筋引き包丁よりも錆びにくい特性をもっています。
長年業務用としても使えるほどの高品質な包丁で、ハンドルタイプには環境に優しいECOウッドを使っています。
おすすめの筋引き包丁(片刃)5選
ここからは、刺身やローストビーフのような柔らかいものもきれいに切れる筋引き包丁の片刃をいくつかご紹介します。
繊細なものをメインに切りたいと考えている方におすすめです。
商品情報
商品サイズ:刃長240mm、全長355mm、刃幅37mm、刃厚約2.2mm
商品重量:約150g
お肉を販売している業者でも使われている筋引き包丁で、切れ味が良いのが特徴です。炭素鋼を使っているため、比較的錆びやすさはありますが、丁寧に使えば長持ちする筋引き包丁です。
なお、肉の脂がほどよくコーティングしてくれて、サビが抑えられます。作りも飾り気のないシンプルな造りになっていて使いやすいです。
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(5件)
商品情報
色:シルバー
商品サイズ:【刃渡り】240mm
刃わたりは自宅でも使いやすい24cmで、素材にはポーラーウッデホルム特殊鋼を使っています。
切れ味が良いだけでなくサビにも強いため、お手入れが簡単な片刃を探している方にもおすすめです。
不純物が極めて少ないポーラーウッデホルム特殊鋼を使い、さらに日本人が使いやすいように加工した筋引き包丁です。
商品情報
商品重量:質量/245g
本格的に長さがある筋引き包丁の片刃を探している方におすすめの商品です。厳選された高級刃物鋼を使って職人が妥協を一切せず、丹念に手打ちした筋引き包丁です。
適切な熱処理や丁寧な研磨がほどこされているため、切れ味が抜群。
ただ本格的な素材を使っているぶん、錆びには弱いので丁寧に使いましょう。お手入れを怠らなければ長期間使えます。
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(1件)
商品情報
商品サイズ:【外寸】373mm、刃渡り/24cm
商品重量:198g
ツバが付いているプロ仕様の筋引き包丁で、切れ味が抜群です。片刃なため、肉の塊だけでなく繊細な食材も繊維をきれいに残しながら切れます。
モリブデン鋼を含有した特殊鋼を使用しているので、切れ味だけでなくサビにも強いです。「あまりお手入れに時間をかけられない」という方にもおすすめです。
販売時に手研ぎされている状態で売られているため、購入した直後から切れ味を実感できます。
商品情報
色:黒
商品サイズ:外寸/430mm
商品重量:240g
素材にこだわった筋引き包丁の片刃を探している方におすすめです。柄と刃の接合部が黒合板口金付になっているため、衛生的なのもポイント。
刃渡りは30cmあり、本格的に肉の塊を切りたい時にもピッタリです。基本的には業務用の商品ですが、もちろん家庭でも使えます。
重量感もあるため、安定した状態で食材を切れるでしょう。こだわって作られた筋引き包丁で、日本鋼を使ったツバ付きです。
おすすめ商品比較表
ツヴィリングJ.A.ヘンケルス(Zwilling J.A. Henckels) MIYABI 5000FC-D 筋引 240mm 34680-241 | Tojiro 藤寅作筋引FU-805/Hogdseirrs | ミソノ(Misono) モリブデン鋼筋引No.521/Misono(ミソノ) | Tojiro 藤次郎筋引F-806/藤寅工業(Toyotomi) | 正広 筋引8寸240mm木柄/正広別作 | 青木刃物製作所 グランドシェフシリーズ スライサー(片刃) 10023/堺孝行作 | 筋引ツバ付(片刃)/ミソノ・スウェーデン鋼 | イービーエム(EBM) スペシャル・イノックス筋引/EBM | 兼松(Kanematsu) 兼松作筋引0585000/兼松工業 | |
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筋引き包丁で楽しく料理をしよう
普段使っている包丁だけでなく、筋引き包丁を使えば肉の塊もきれいに切れます。選ぶ時には、普段どんな用途で主に使うのかを考えて選ぶと良いでしょう。
肉の塊を主に切る場合は両刃が良く、繊細で柔らかい肉や刺身に使いたい時には片刃がおすすめです。
こだわりの筋引き包丁を選んで、楽しく料理をしましょう。