フッ素入り歯磨き粉のおすすめ14選!高濃度タイプや研磨剤なしタイプも
虫歯の対策に役立つ「フッ素」。歯磨き粉を選ぶ際に気にしている方も多いのではないでしょうか。今回は、市販されているおすすめのフッ素入り歯磨き粉を14選ご紹介します。子ども向けや高濃度タイプ、オーガニックのもの、研磨剤なしなど、さまざまな歯磨き粉を集めましたので、購入の際の参考にしてくださいね。
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フッ素入り歯磨き粉とは?
フッ素は、原子番号9の元素記号「F」で表される原子で、自然界でほかの元素とすぐに結びついてしまうため、単体では存在しません。歯磨き粉に含まれているフッ素も化合物で、水に溶けるとマイナスイオンが発生し、歯垢のなかの細菌に作用して、虫歯の対策に役立てられています。
歯医者で小さいころ、歯にフッ素を塗ってもらった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。歯医者に行かなくても、歯磨き粉にフッ素が入っていればいつでも虫歯の対策ができるので、便利ですよね。市販されている歯磨き粉のなかにも、フッ素入りのものが多く販売されていますので、身近な口腔ケアとして取り入れてみましょう。
フッ素なし歯磨き粉を検討するケース
虫歯の対策に役立つフッ素ですが、一部フッ素なしの歯磨き粉を検討した方が良いケースがあります。ここからは、フッ素なしの歯磨き粉を検討するケースを2つ紹介しますので、あてはまる方はチェックしてくださいね。
ホワイトニングを行う前の場合
歯を白くするホワイトニングを行う場合に、直前にフッ素を使用すると効果が薄くなってしまう可能性があります。なぜなら、フッ素には歯の表面をコーティングする作用があるからです。
コーティングされている歯に、ホワイトニングを行っても、白くするための着色物質が届きにくくなります。逆にホワイトニングをした後であれば、歯の吸収力が高まっているため、効果アップが期待できますよ。歯のホワイトニングを行いたい場合には、ホワイトニングが終わってからフッ素入り歯磨き粉を使用するようにしましょう。
チタンを使ったインプラント治療をした場合
虫歯の治療などで、チタンを使ったインプラントを使用している場合には、フッ素入り歯磨き粉を使用する前に検討した方が良いでしょう。高濃度フッ素によって、チタンが浸食されてしまう恐れがあるからです。
現在日本で販売されているフッ素入り歯磨き粉は、1,500ppmまでと決められており、チタンが浸食するほどの濃度ではありません。しかし、口内環境によっては100%浸食しないとはいえないため、気になる場合は避けた方が良いですよ。
フッ素入り歯磨き粉の選び方
フッ素入り歯磨き粉を選ぶ際には、濃度やタイプ、研磨剤の有無などに注目しましょう。ここからは、フッ素入り歯磨き粉の選び方について解説しますね。
フッ素の濃度をチェック
フッ素入り歯磨き粉を選ぶ際、最初にチェックしたいのはフッ素の濃度です。フッ素の濃度はppmという単位で表されます。1ppmは100万分の1%のことで、1,000ppmだと0.1%の濃度という意味です。虫歯のリスクや年齢によって推奨される濃度が異なりますので、ご自身やご家族にあった歯磨き粉を選択しましょう。
大人は1000ppm以上がおすすめ
フッ素入り歯磨き粉は、1,000ppm以上のものがおすすめです。2023年に「フッ化物入り歯みがき剤の推奨される濃度の基準」の変更があり、現在では全年齢で使用できます。変更前の基準でも、6歳以上であれば950ppmまでは使用可能です。濃度が高い方が虫歯の対策に役立つので、大人や小学生以上の方のみ使用する場合であれば最低でも1,000ppm以上を選ぶようにしましょう。
高濃度1450ppmの医薬部外品もある
2017年に歯磨き粉のフッ化物イオン濃度の上限が引き上げられ、1,500ppmまで販売できるようになりました。濃度が高い方が虫歯の対策には役立ちますが、6歳未満の子どもには950mm以下が適量とされています。
小さな子どもがいらっしゃるご家庭では注意しましょう。6歳以上の子どもや大人のみ使う場合には、高濃度タイプがおすすめです。
子ども用はキッズ向け低濃度タイプ
フッ素入り歯磨き粉には、キッズ向けの低濃度タイプも販売されています。子どもが好きな甘いフルーツなどの味付けがされているので、歯磨きが苦手な場合でも活躍しますよ。
キッズ向けの500ppm以下のフッ素入り歯磨き粉は、飲み込んでしまう心配がある場合におすすめです。うがいが少なくて済むジェルタイプのフッ素入り歯磨き粉もあるので、子どもの年齢に合わせて選択しましょう。
タイプで選ぶ
フッ素入り歯磨き粉には、ペースト・ジェル・泡・液体とさまざまなタイプがあります。それぞれの特徴について解説しますので、購入の際の参考にしてくださいね。
ぺーストタイプ
ペーストタイプは、一番よく市販されているタイプの歯磨き粉です。発泡剤や研磨剤などが入っており、あらゆる人に向いているタイプといえます。高濃度タイプも多く販売されており、研磨剤により歯の着色汚れを落とす効果も期待できますよ。
泡立ちも良いので、少量でも口のなかに広がりやすいのも特徴です。ミントやフルーツなど、さまざまなフレーバー付きの歯磨き粉も販売されています。
ジェルタイプ
ジェルタイプは、研磨剤は入っておらず、ペーストタイプに比べ発泡剤も少ないか配合されていないのが特徴です。ジェル状なので口のなかに残りやすく設計されており、虫歯が特に心配な方にもおすすめですよ。
研磨剤は入っていないので、歯の着色汚れを落としたい場合にはペーストタイプを利用しましょう。発泡剤の配合が少ないので、歯磨きをした感覚がしないという場合には、ペーストタイプと組み合わせて使うのもおすすめですよ。
泡タイプ
泡タイプは、ノズルを押すと泡で出てくるタイプの歯磨き粉です。ペーストタイプでは届きにくい歯のすき間などに、素早く行きわたらせられます。フッ素は低濃度のものが多いのが特徴です。うがいがいらないタイプも販売されているので、飲み込んでしまう心配がある小さな子供にも使用できます。うがいをしない分、長い時間、口の中に留めておけるのも魅力ですよ。
液体タイプ
液体タイプは、口のなかに液体を含んで浸透させるタイプの歯磨き粉です。液体なので、口のなかのあらゆるところに行きわたらせられます。すすぎが必要ないタイプもあるので、長く歯の表面にフッ素を留めておきたい方にもおすすめです。ペーストタイプで歯磨きを行い、寝る前に液体タイプでフッ素を浸透させると、なお良いでしょう。
研磨剤の有無や量をチェック
研磨剤が入っているフッ素入り歯磨き粉の場合、汚れはしっかり落ちますが歯の表面に傷がついてしまうリスクがあるのをご存じでしょうか。フッ素入り歯磨き粉には、研磨剤が使われていないタイプや低研磨タイプも販売されています。ここからは、研磨剤の有無と量について解説しますので、気になる方はチェックしてくださいね。
研磨剤なしタイプ
研磨剤なしのタイプは、汚れを落とす力は弱いものの、歯を傷つけずにフッ素を浸透させられます。子どもが使用する場合には、乳歯は永久歯に比べ柔らかいため、研磨剤なしのタイプがおすすめです。
コーヒーやタバコ、ワインなど、歯に着色しやすいものを好まない場合には、研磨剤なしのタイプが向いているでしょう。
低研磨タイプ
低研磨タイプは、研磨剤は入っていても量が少ないタイプのことをいいます。歯の汚れや着色は落としたいけれども、歯や歯茎を傷つけたくない方におすすめですよ。研磨剤なしのタイプを使用して、歯の汚れが気になってきた場合、低研磨タイプを試してみるも良いでしょう。
普通の研磨剤ありのタイプよりも、歯や歯茎に優しく、傷がつきにくいのが特徴ですよ。
キシリトール配合の有無で選ぶ
フッ素入り歯磨き粉にキシリトールが配合されているかどうかも、購入する前に確認しておきましょう。キシリトールにも虫歯の対策に役立つといわれている成分です。スーッとするフレーバーが特徴で、さっぱりとした使用感を体感できます。実際に虫歯の対策に役立たせるには医療用の配合量が必要ですが、毎日にオーラルケアの一環として取り入れてみるのもおすすめですよ。
好みのフレーバーで選ぶ
歯磨き粉は毎日使うものですので、好みのフレーバーを選ぶのがおすすめです。歯磨き粉には、塩やフルーツ、ミントなどがあります。すっきりした使用感を求めるのであれば、ミント系を使ってみましょう。
反対にスッとする味が苦手な場合や子どもには、フルーツ系の味がおすすめです。味やにおいが苦手な場合には、無味無臭タイプの歯磨き粉も市販されていますので、好みによって選択しましょう。
フッ素入り歯磨き粉のおすすめ14選
ここからは、おすすめのフッ素入り歯磨き粉を14選ご紹介します。フッ素の配合量やフレーバー、タイプについて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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商品情報
ブランド ライオン歯科材
風味 マイルドミント
対象年齢 大人
商品の形状 ペースト
素材の特徴 低研磨性
商品の重量 135 グラム
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商品情報
ブランド クリニカ
風味 シトラスミント
対象年齢 大人
商品の形状 ペースト
商品の重量 390 グラム
商品特長 歯石除去, 修復作用, 虫歯予防, 口臭除去
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商品情報
ブランド NONIO(ノニオ)
対象年齢 大人
商品の形状 その他
素材タイプフリー アルコールフリー
素材の特徴 高濃度フッ素(1450ppm)配合
商品の重量 260 グラム
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商品情報
ブランド ライオン歯科材
風味 マイルドミントタイプ
対象年齢 大人
商品の形状 ジェル
商品の重量 90 グラム
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商品情報
ブランド クリニカ
風味 フレッシュクリーンミント
対象年齢 大人
商品の形状 ペースト
素材の特徴 高濃度フッ素(1450ppm)配合
商品の重量 95 グラム
商品特長 歯周炎予防, プラーク除去, 知覚過敏軽減, 虫歯予防, 口臭除去
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商品情報
ブランド ジェクス
風味 apple, mint
対象年齢 大人
商品の形状 ジェル
素材タイプフリー アルコールフリー
素材の特徴 乳酸菌使用
商品特長 歯周炎予防
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商品情報
ブランド クリアクリーン
風味 mint
対象年齢 大人
商品の形状 顆粒
素材の特徴 ピュアミントの香味
商品特長 虫歯予防
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商品情報
ブランド ピュオーラ
風味 フルーティジャスミン
対象年齢 大人
商品の形状 ペースト
商品特長 歯周炎予防
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商品情報
ブランド オーラルケア
風味 グレープ
対象年齢 キッズ
商品の形状 その他
素材タイプフリー 発泡剤無配合
商品の重量 65 グラム
商品特長 フッ化第一スズ配合, 発泡剤無配合
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商品情報
ブランド ポリデント
風味 薬用ハミガキ×1本
対象年齢 大人
商品の形状 ペースト
商品の重量 100 グラム
商品特長 高濃度フッ素
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商品情報
ブランド To Be White
風味 ハーブミント
対象年齢 全ての年代
商品の形状 ジェル
素材タイプフリー 発泡剤不使用, 研磨剤不使用
商品の重量 100 グラム
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商品情報
ブランド BUTLER(バトラー)
対象年齢 大人
商品の形状 ジェル
商品特長 発砲剤無配合
商品パッケージ数 1
ユニット数 80.0 ミリリットル
メーカー サンスター
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商品情報
ブランド 松風
風味 ソフトミント
対象年齢 大人
商品の形状 ペースト
商品特長 歯周炎予防, 知覚過敏軽減, 虫歯予防, 口臭除去
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商品情報
ブランド ライオン
対象年齢 キッズ
商品の形状 泡
商品の重量 0.3 グラム
商品特長 再石灰化
おすすめ商品比較表
ライオン歯科材 ライオン歯科材 ペースト チェックアップ スタンダード | クリニカ ライオン クリニカ アドバンテージ | NONIO(ノニオ) NONIO 口臭ケア プラス ホワイトニング ハミガキ | ライオン歯科材 ライオン歯科材 ジェル チェックアップ ルートケア | クリニカ ライオン クリニカ PRO オールインワン ハミガキ | ラクレッシュ ジェクス ラクレッシュ EX薬用ハミガキジェル | クリアクリーン 花王 クリアクリーン ネクスデント | ピュオーラ 花王 ピュオーラ 36500 薬用マルチケアペーストハミガキ | オーラルケア オーラルケア ホームジェル | ポリデント ポリデント 残存歯を守る薬用ハミガキ | To Be White To Be White トゥービーフレッシュ 薬用 ジェル ハミガキ | BUTLER(バトラー) BUTLER デンタルリキッドジェル | 松風 松風 メルサージュ ヒスケア ジェル | アズワン(AS ONE) ライオン チェックアップフォーム (泡状ハミガキ) | |
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フッ素入り歯磨き粉で歯の健康を保ちましょう
フッ素入り歯磨き粉を使うことで、虫歯を防ぐ対策が可能です。そのほかにも、ホワイトニングや歯周病の対策も併せて行える歯磨き粉も販売されています。今回の記事を参考に、フッ素入り歯磨き粉を選んでみてくださいね。