火起こし器のおすすめ14選!バーべキューで役立つ使い方や火の消し方も解説
バーベキューやキャンプでの着火に欠かせない「火起こし器」。簡単に炭への火起こしができる便利なアイテムですが、サイズや形状の種類がたくさんありどれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は火起こし器の選び方と使い方をはじめ、おすすめ商品をご紹介します。火起こし器を選ぶ際の参考にしてみてください。
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火起こし器のメリット・デメリットは?
火起こし器は、炭への着火が安全に素早くできる便利なアイテムですが注意すべき点もあります。
- アウトドア初心者でも素早く火起こしができる
- コンパクトに収納できるものが多く荷物が減らせる
- 火消し壺としても使えるものがある
- 着火剤を別途購入する必要がある
- 雨天時や強風時は着火が難しい
- 適切な手入れをしないと錆びることがある
火起こし器を使えばアウトドア初心者でも素早く簡単に着火できるため、火起こしにかかる時間を食材やキャンプの準備に使えます。コンパクトに収納できるものや火消し壺を兼ねているものを選べば、荷物を減らせるのもメリットです。
一方で火起こし器にはデメリットもあります。着火剤を別途購入する必要がありコストが掛かります。また、雨や強風の日には火が点きにくいです。長く使うためには、湿気や水分をしっかり拭き取り保管しましょう。
火起こし器の選び方
火起こし器は、さまざまなアウトドアグッズメーカーから販売されているため選び方に迷ってしまいますよね。自分に適した火起こし器を選ぶには、下記5つのポイントに着目することが大切です。
- 特長が異なる3種類から選ぶ
- 使用人数に合わせてサイズを選ぶ
- 価格?耐久性優先?素材で選ぶ
- 持ち手が熱くならず持ちやすいかも確認
- 火消し壺としても使えると便利!
確認しておきたいポイントを詳しくご紹介します。
1.特長が異なる3種類から選ぶ
火起こし器の形状は、円柱タイプ・折り畳みタイプ・カスコンロタイプの3種類に分けられます。それぞれの特徴をご紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
効率よく火をつけられる円柱
円柱タイプは縦に長い円柱型の形状が一般的で、火起こし器の中でもたくさんの種類が販売されています。つなぎ目がない煙突のような形状で、素早く火を起こせるのが特徴です。また大型のモデルを選べば、大人数でのキャンプやバーベキューでも効率よく着火できますよ。温度による歪みが少なく耐久性に優れていますが、収納する際にかさばるのはデメリットです。
薄くかさばらない折りたたみ
その名の通り、折りたたんでコンパクトに収納できるタイプの火起こし器です。荷物が多くなりやすいキャンプやバーベキューで荷物を減らせるのは大きなメリットですよね。折りたたみ式の設計上、少し隙間が生まれるため着火効率は落ちますが十分機能しますよ。火起こし器を頻繁に使わない方や携帯性にこだわりたい方におすすめです。
少人数のバーべキュー向きのガスコンロ
ガスコンロの上に置いて着火する火起こし器で、片手鍋のような手持ち形状が一般的です。鍋で炭をあたためるような感覚で手軽に使えますが、一度に着火できる炭の量が少ないため小規模なバーベキューに適しています。収納時は、円柱タイプよりもかさばりにくいですが重量が重めです。なお、ガスコンロの仕様が許可されていない場所では使用できない点に注意しましょう。
2.使用人数に合わせてサイズを選ぶ
火起こし器のサイズに迷ったときは、どれくらいの人数で使用するのかをイメージしてみましょう。
種類 | 人数の目安 | 使用する炭の目安(3時間程度を想定 |
---|---|---|
円柱 | 5人以上(大きいサイズ) | 3kg以上 |
折りたたみ | 2~4人 | 2~3kg |
ガスコンロ | 1~2人 | 1~1.5kg |
5人以上の大人数で使用する際は、少なくても3時間程度で約3kgの炭が必要です。2~4人で使用する際は2~3kg、少人数で使用する際は小さいコンロや七輪を使うことが多いので1~1.5kgが目安です。
どのくらいの量の炭に着火したいかによって、相性のよい火起こし器は異なります。たくさんの炭に着火したい場合は、大きめの円柱型を選んでみてくださいね。
3.価格?耐久性優先?素材で選ぶ
火起こし器の素材は、スチール製とステンレス製の2つが主流です。
素材 | 価格 | 耐久性 |
---|---|---|
スチール製 | 比較的安価 | 低い |
ステンレス製 | 中~高価格帯 | 高い |
価格を安くおさえたい場合はスチール製がおすすめですが、錆びやすい素材のためお手入れと湿気のない場所での保管が必要です。一方ステンレス製はスチール製と比較すると価格は高くなりますが、錆びに強く長期間使用できるのでコストパフォーマンスに優れています。
使用頻度とも比較したうえで、どちらの素材を選ぶか決めるとよいですね。
4.持ち手が熱くならず持ちやすいかも確認
火起こし器の持ち手が熱くなりやすかったり、滑りやすかったりするとケガや事故につながる可能性があります。持ち手が木製のタイプは、熱が伝導しにくいので火起こし器を使い慣れていない方におすすめですよ。
また持ち手が握りやすいタイプは、炭を捨てやすいというメリットもあります。持ち手はプラスチック製や木製といった素材の違いだけでなく、形状もさまざまなので自分の手に合ったものを選んでみてくださいね。
5.火消し壺としても使えると便利!
火起こし器の中には、火消し壺を兼ねているタイプがあります。消し炭が簡単に作れるので、火起こしを頻繁に行う方にぴったりですよ。また別途火消し壺を購入する必要がないので、荷物を減らせるのもうれしいポイントです。
火起こしのおすすめ14選
市販の火起こし器の中から、おすすめの商品を種類別にご紹介します。それぞれの特徴を簡単にまとめているので、商品選びの参考にしてくださいね。
円柱
円柱タイプの火起こし器は、密閉性が高く素早く効率的に着火できるのが特徴です。大型のタイプや火消し壺を兼ねたタイプなどがあり、頻繁にバーベキューやキャンプを楽しむ方におすすめですよ。
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(4,056件)
商品情報
材質:ステンレス
サイズ:幅17.5×奥行16×高さ25.5cm(ハンドル折りたたみ時)
重量:1kg
1台で火起こし器と火消し壺を兼ねた2WAYタイプです。炭を持ち運ぶ際にも使えるので、キャンプで多くなりがちな荷物を減らすことができます。本体の結合部分には気密性の高いハゼ折り加工が施されているため、消化も素早く行えますよ。消し炭は次回の着火剤になるので、頻繁にバーベキューやキャンプを楽しむ方にぴったりです。
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(289件)
商品情報
材質:亜鉛めっき鋼板
サイズ:(約)160×265×高さ270mm
重量:(約)950g
約1.5kgの炭を一気に着火できる大型の火起こし器です。外気を取り込み燃焼させる煙突効果により複数の炭に素早く着火出来るため、大人数のバーベキューやキャンプにぴったりですよ。持ち手のグリップ部分には、熱が伝わりにくい木製ハンドルを採用しています。さらに熱除け用のプレートハンドルが付いているため、持ち手が熱くなりにくく扱いやすいのが特徴です。
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(248件)
商品情報
材質:本体 スチール(亜鉛メッキ)、樹脂部 フェノール樹脂
サイズ:27×16.5×29
重量:1.25㎏
通気口を開閉して火起こしと火消しを切り替えられる2WAY仕様です。時間がかかりがちな火起こしと消火を素早く安全におこなえるので、時間を有効活用できますよ。閉めたフタが不意に開かないようにロックが付いた安心設計です。持ち手にはダブルハンドルにプラスチックカバーがついており、安定感と持ちやすさを兼ね備えています。
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(3,201件)
商品情報
材質:ステンレス
サイズ:火消しつぼ/21.5×20×高さ29cm、火起し器/外径18×高さ20cm
重量:(約)1.7kg
火起こし器と火消し壺のセット商品です。収納時は、火消し壺の中に火起こし器を入れられるのでコンパクトに保管できます。バーベキューコンロ上での火起こしに加えて、地面でも安全に火起こしができるスタンドが付属。消し炭はそのまま保管し再利用できるため、炭の後片付けを省けるのもうれしいポイントです。
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(96件)
商品情報
材質:ステンレス
サイズ:直径×高さ(mm)110×390
重量:300g
煙突の上昇気流効果を活用した、円柱型の火起こし器です。火起こしに適した筒の直径と高さにより、木炭であれば約5分で素早く着火できます。七輪の炭入れとの相性がよいサイズ感なので、七輪に炭を移す際にトングなどでひっくり返す手間が省けますよ。備長炭にも対応しており、バーベキューから七輪焼きまで幅広く使える汎用性の高い商品です。
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(26,584件)
商品情報
材質:金属
サイズ:32.26 x 20.57 x 31.75 cm
重量:1.37kg
4人以上の大勢が集まるバーベキューにぴったりな大容量タイプです。適量の酸素を取り込み火を素早く通す三角錐型の底により、大量の炭も素早く着火できます。握りやすい持ち手には熱遮断加工が施されており、火傷や怪我から手を守ってくれますよ。耐久性に優れたスチール製で長く使用できるのもメリットですね。
折りたたみ
折りたたみタイプはコンパクトに収納ができて携帯性に優れています。荷物を最小限におさえたい方やキャンプ・バーベキューの頻度が高くない方におすすめですよ。
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(32件)
商品情報
材質:ステンレス鋼
サイズ: 15 x 19 x 21 cm
重量:810 g
炭をまんべんなく入れられる角形の形状が特徴です。軽量かつコンパクトに折りたためるので持ち運びに便利です。専用の収納バッグのほか、バーベキューコンロや石の上に置けるロストルが付属されていますよ。持ち手はダブルハンドルで安定感があり持ちやすいので、着火した炭も安全に運べますよ。1~2人でのキャンプやバーベキューにぴったりのサイズ感です。
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(4,715件)
商品情報
材質:本体/亜鉛めっき鋼鈑、目皿・ハンドル/鉄(クロムめっき)
サイズ:25 x 23 x 28 cm
重量:(約)1700g
老舗のアウトドアメーカーキャプテンスタッグから販売されている、折りたたみ式の火起こし器です。折りたたみ時の厚みが約5.5cmと薄型で収納力に優れています。一度にたくさんの炭を入れられるサイズ感は、4人以上でのバーベキューやキャンプにぴったりですよ。筒高があるので焚き火台としても使用可能です。
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(373件)
商品情報
材質:汎用ステンレス430
サイズ:17 x 17 x 29 cm
重量:1.5kg
備長炭の着火にも対応している折りたたみ式の火起こし器です。着火口から火をつけることにより、着火剤がなくても小さい木の枝や丸めた新聞紙を使って着火できます。上昇気流を利用した煙突効果により隅々まで熱を伝えられるのも魅力ですね。約3cmの厚みに折りたたんで専用のバッグに収納できるので、かさばることなく持ち運べますよ。
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(227件)
商品情報
材質:炉:ステンレス鋼、ハンドル・底網:スチール
サイズ:29 x 19.6 x 5.6 cm
重量:1.2kg
炭だけでなく薪も入れられる大きさと強度を備えた折りたたみ式です。組み立ては本体を開いて底網をセットするだけなので初心者にもおすすめ。煙突効果による熱伝導性により、湿った薪でも完全燃焼できます。持ち手部分は熱伝導しにくい直径5mmのステンレスを採用しているため持ちやすいですよ。
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(132件)
商品情報
材質:ステンレス
サイズ:約170×160×290(h)mm(使用時/取手除く) 約310×35×190(h)mm(収納時)
重量:1.27 kg
コンパクトにたたんで持ち運べるステンレス製の火起こし器です。ブランドロゴがポイントになった収納バッグも付属しています。同ブランドの413Hパワーハウス(R)ツーバーナーでの着火にも対応。オーソドックスな仕様と優れた耐久性により長期間使用できる商品です。
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(5件)
商品情報
材質:ステンレス
使用時サイズ:本体:W15 × D15 × H23cmロストル:1.4 × 1.45cmハンドル:12.5 × 4.5cm
収納時サイズ:W16 × D4 × H23cm
重量:(約)1kg
4cmの厚みに折りたためる省スペースタイプです。四角い形状は炭が入れやすく効率よく着火できます。持ちやすく安定感のあるダブルハンドルもうれしいポイントですね。ステンレス製の火起こし器の中では比較的リーズナブルに購入できますよ。
ガスコンロ
ガスコンロ型の火起こし器は少量の炭を着火するのに適しています。1~2人で行う少人数でのバーベキューやソロキャンプにぴったりですよ。
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(830件)
商品情報
火起こし器材質:材質:本体/鉄(メラミン樹脂塗装)、ハンドル/天然木
火起こし器サイズ:(約)145×330×60mm
火起こし器重量:(約)0.2kg
火消し壺材質:陶器
火消し壺:サイズ:(約)外径160×高さ130mm
火消し壺重量:(約)1.0kg
家庭用のガスコンロで簡単に着火できる火起こし器と、使用済の炭を入れられる火消し壺のセット商品です。火起こし器は火の粉や燃えカスが落ちにくい構造になっているので、初心者でも安全に使用できます。少量の炭に効率よく着火できるため、火鉢や七輪との相性がよいですよ。火がついたままの炭も自然消化できる火消し壺は、消し炭の保管にも使えます。
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(567件)
商品情報
サイズ:33 x 6 x 15 cm
重量:360 g
底網部分が鋳物でつくられたガスコンロ対応タイプです。1~2人で楽しむ七輪焼きやバーベキューにぴったりのサイズ感で、少量の炭に素早く着火できます。長めの持ち手と木のグリップは熱が伝わりにくく、持ちやすいのが特徴です。重量も360gと軽めなので炭を入れた状態でも楽に移動できますよ。
火起こし器の使い方は?
ここでは、代表的な火起こし器の使い方をご紹介します。火起こしをする際は、まず下記のものを準備しましょう。
- 火起こし器
- コンロ
- 着火剤
- 火ばさみ
- 炭
- 着火ライター
必要な道具を揃えたら、下記の手順に従って火起こしします。ただし、ここでご紹介する内容はあくまでも一般的な手順なので、必ず購入した商品の取り扱い方法を確認してから使用するようにしてくださいね。
- 1.着火剤をセットする:コンロの上に着火剤を置き、火起こし器をセットします。
- 2.火起こし器に炭を入れる:火起こし器に炭をまんべんなく入れましょう。火が通りやすい小さい炭を底に入れて、小さい炭から順に重ねていくのがポイントです。
- 3.着火剤に点火する:火起こし器の煙突効果により、上昇気流の力で炭に火が回り始めます。
- 4.炭を取り出しコンロや七輪に移す:十分に炭に火が回ったら、炭をコンロや七輪に移してください。
火の消し方は?
炭についた火は、一見消えているように見えても内部で燻っている場合があるため、正しく消火しなければ火事や事故につながる恐れがあります。バーベキューで使用した炭を安全に消火したいときには「火消し壺」を使うのがおすすめです。
火が点いたままの炭を火消し壺に入れて密閉状態をつくるだけで簡単に自然消火できます。炭の掃除の手間が省けるのに加えて、残った炭は消し炭として再利用できるためエコにもつながりますよ。
おすすめ商品比較表
グリーンライフ(GREEN LIFE) グリーンライフ 火おこし兼用火消しつぼ | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ 大型火起し器 | 武田コーポレーション(Takeda corporation) 武田コーポレーション 2WAY火起こし火消しつぼ | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ 大型火消しつぼ 火起し器セット | ホンマ製作所 ホンマ製作所 火起こし達人 | Weber(ウェーバー) ウェーバー ラピッドファイヤーチムニースターター | BUNDOK(バンドック) BUNDOK フォールディング炭火起こし | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器 | キャンピングムーン(camping moon) キャンビングムーン 炭火おこし器 | UniFlame ユニフレーム チャコスタII | Coleman(コールマン) コールマン チャコールスターター | ホールアース ホールアース ステンレス チャコールスターター | キャプテンスタッグ 炭焼き名人 ハンディ火起し器 | 永塚製作所 永塚製作所 火おこし イモノ底 | |
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火起こし器でバーベキューをもっと手軽に
火起こし器のおすすめ商品と選び方について詳しく解説しました。火起こし器の種類や素材はさまざまですが、使用する炭の量に合ったサイズや種類のものを選ぶことが重要です。ぜひこの記事を参考にして便利な火起こし器を選んでみてくださいね。