2024.04.30 更新

アルコールストーブのおすすめ13選！初心者必見の選び方や定番メーカーも紹介

登山者やキャンプで重宝する「アルコールストーブ」。燃料の容量や材質もさまざまで、風防付きタイプなども販売されていますよ。今回は、アルコールストーブの選び方を初心者の方にもわかりやすく解説します。エバニューやトランギアといった定番メーカーのおすすめ商品もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事で紹介されている商品

エバニューチタンアルコールストーブ

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エバニューアルコールストーブスタンドDXセット

トランギアアルコールバーナー

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初心者も必見！アルコールストーブの選び方

アルコールストーブとは、燃料にアルコールを使用するアウトドア用のコンロのことで、アルコールバーナーとも呼ばれています。シングルバーナーに比べると、火力調節はしにくいものの、燃料コストが低い点やコンパクトに収納できる点などから選ぶ方も多いアイテムです。ここからは、アルコールストーブの選び方について詳しく解説します。

1.チタンやアルミなど材質で選ぶ

アルコールストーブの材質には、チタンやアルミなど、いくつかの種類があります。それぞれの材質の特徴を知り、自分のスタイルに合ったものを選んでみてくださいね。

軽量で錆に強いチタン

チタンは落ち着きのあるシルバーカラーが特徴の金属で、強度と耐久性に優れた材質です。アルミよりも重さはありますが携行性はよく、錆びにくく丈夫なので、長く使えるものを求める方にぴったりですよ。

チタン製のアルコールストーブは、アルミや真鍮など他の材質のものに比べて高価ですが、天候の変化を受けやすい山岳地域でも安定した火力が維持できます。登山やキャンプ、ツーリングなどでも活躍してくれるでしょう。

比較的安い商品が多いアルミ

アルミは軽量で錆びにくいため、キャンプ道具にも多く取り入れられている材質のひとつです。比較的安い商品が多いため、とりあえず一度アルコールストーブを使ってみたいと考えている方は、アルミ製の商品から試すのもよいでしょう。

アルミ製のキャンプ道具をすでに使用している方にとっては、アイテムの統一感を得られるのもメリットといえます。アルミは熱伝導性に優れているので、お湯を沸かしたり料理を作ったりしたい方にもおすすめです。

経年変化が楽しめる真鍮

真鍮（しんちゅう）は、五円玉硬貨にも使われている材質です。稲穂のような黄色味の強いゴールドカラーが特徴ですが、使用するうちに色が変化して味のある独特な色に変化していきます。使い込むほどに見た目の印象や質感が変化するのも真鍮の魅力といえるでしょう。

ただし、真鍮は錆びに弱いため、メンテナンスをこまめに行う必要があります。そのため、手軽に使うというよりも、メンテナンスをしながら愛着を持ってじっくりと使い込んでいきたい方におすすめの材質といえます。

2.用途に合った燃料の容量を選ぶ

アルコールストーブの容量は、商品によってさまざまです。燃料の容量によって、連続燃焼時間が異なってきます。容量が小さいものは燃焼時間が短く、大きいものは燃焼時間が長くなるため、用途にあったものを選ぶことが大切です。

具体的には、小さいものは70mⅼ程度、大きいものだと100mⅼ以上の容量があります。お湯を沸かすだけなら小さいタイプでも問題ないですが、料理をするならできるだけ大きい容量のものを選ぶとよいでしょう。しかし、容量が大きくなればアルコールストーブ自体のサイズも大きくなるため、使用するシーンに合わせて使いやすいものを検討してみてくださいね。

3.付属品の有無もチェック

アルコールストーブの使いやすさにこだわるならば、付属品の有無もチェックしておきましょう。ここでは、調理に便利な「五徳」、「風防」、「消火フタ」の3つについて解説します。

料理などに使うなら五徳付き

暖をとるだけでなく、料理にもアルコールストーブを使いたい方は、五徳付きタイプを選びましょう。五徳とは、コンロについている爪のような部分のことです。五徳があれば、クッカーやシェラカップ、ケトルなどを直接乗せて調理することができますよ。

五徳がない状態でこれらの調理器具を乗せると、アルコールストーブの火が消えてしまうため注意しましょう。また、五徳の種類によって燃焼効率は変わります。効率的に燃焼させるためには、青色の炎の先端に調理器具の底部分がぴったり合うような高さのものを選ぶとよいですよ。

風の強いエリアなら風防付き

アルコールストーブは風の影響を受けやすため、風が強いエリアでは、火が弱くなったり流れたりしてしまうことがあります。火が風であおられると、アルコールを余分に消費しやすくなってしまうため、風防付きのものが便利です。

火を囲むように設置する風防付きのアルコールストーブなら、風の強い日や天候が変化しやすい山岳地帯でも使用しやすいですよ。また、風防には五徳としての役割も加えた、風防・五徳兼用タイプの商品もあります。さまざまな形状やタイプの中から、使い勝手のよいものを選んでみてくださいね。

料理で火力調整したいなら消火フタ付き

アルコールストーブには、基本的に火力を調節する機能はありません。そのため、火力の調整は消火フタをつかっておこないます。例えば、火力を強くしたいときにはフタを大きく開け、弱くしたいときにはフタを被せることですき間を小さくし、火の勢いを弱めるといった仕組みです。

とくに調理をしたい方は、消火フタがあると火力の微調整がしやすいですよ。なかには、持ちやすいハンドル付きの商品も販売されています。消火フタにはメーカーのロゴが施されていることも多いため、ぜひデザインにも注目してみてくださいね。

4.メーカーで選ぶ

アルコールストーブは、さまざまなメーカーから販売されています。使いやすい商品を選びたい方は、メーカーで選ぶのもよいでしょう。ここでは、3つの定番メーカーについて解説します。

エバニュー

エバニューは、2024年で創業100年となる日本の老舗スポーツ器具メーカーです。おもに、小学校や中学校で使用するライン引きや計測用の巻き尺などのスポーツ用品を手掛けています。

キャンプギアの分野では、チタン製のコッヘルを世界でいち早く開発したのがエバニューです。軽さや薄さにこだわり、アウトドアでの機能性を重視したものづくりにより、多くの方に選ばれています。

アルコールストーブでも、チタン製の商品を多く展開しているのが特徴です。幅広い活用ができるような使い勝手のよいアイテムは、アウトドアの強い味方になってくれるでしょう。

トランギア

トランギアは北欧スウェーデン発のブランドで、元は家庭用の調理器具を取り扱っていました。キャンプギアの需要増加とともに、キャンプ用品の開発も精力的におこなってきたトランギアもまた、まもなく100年を迎える老舗です。

メスティンやクッカー、ケトルなど、おもにアルミ製のアウトドアギアを多数展開。無駄のないデザインと使いやすさで、愛用する登山者やキャンパーも豊富です。アルコールストーブとクッカーやフライパンをセットにした商品なども販売しているので、セットで揃えるのもおすすめですよ。

バーゴ

バーゴはアメリカ発のアウトドアブランドで、チタン製品のギアをおもに手掛けています。アルコールストーブ以外には、グリルやマグ、カトラリー類など、超軽量で耐久性にすぐれたものづくりを追求。中でもヘキサゴンウッドストーブは同ブランドの商品の中でもとくに愛用者が多いアウトドアギアのひとつです。

チタン製品を主力とするバーゴですが、価格を抑えたステンレス製の商品も販売しているため、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。シンプルでありながらも、おしゃれ心をくすぐるデザインがとても魅力的なブランドなので、ギア使いで周りと差をつけたい方におすすめです。