
【バリスタ監修】コーヒーポットのおすすめ9選!種類や人気アイテムを紹介
より美味しいコーヒーを楽しむために必要なコーヒーポット。ドリップポットとも呼ばれ、直火やIHなどのコンロで使えるものや、電気式で保温も可能なものなど、さまざまな製品があります。今回はそんなコーヒーポットの選び方を現役のバリスタに解説してもらいました。
おすすめ商品や使用時の注意点、メンテナンス方法も解説しています。おいしいコーヒーを飲みたいと考えている初心者の方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
※監修者には「選び方」について解説してもらっており、商品選定には関わっていただいておりません。
監修者
焙煎士・バリスタ
- キッチン用品
- 調理家電
焙煎士・バリスタ。コーヒーショップでバリスタとして働く傍ら、個人でコーヒー豆のECショップ「Myamyu coffee」を運営。そのほか、コーヒー器具のレビューやレシピを紹介するWEBサイトも運営している。
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コーヒーポットの種類
コーヒーポットは、素材の違いや持ち手、容量にも違いがありますが、コーヒーの味わいに深く関係するのは温度に影響する「加熱方式」と、抽出に差が出る「注ぎ口」です。コーヒーポットを選ぶ際は、この2つのポイントを優先してチェックしましょう。
加熱方式は直火式と電気式の2種類
コーヒーポットの加熱方式には、大きく分けて直火式と電気式の2種類あります。以下表にそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
直火式 | 使用場所を選ばない 電源がない場所で使える | 温度調節が難しい 火を使うため家事などの危険性がある |
電気式 | 温度を細かく調節できる ボタン1つで設定温度のお湯を沸かせる | 電源がある場所でしか使えない |
コーヒーポットをキャンプやアウトドアでも使う場合は直火式を選びましょう。自宅で淹れ方にもこだわってコーヒーを飲みたい場合は、1℃単位で温度調節できる電気式がおすすめです。
扱いやすさや抽出の自由度に影響する注ぎ口
コーヒーポットにはネックから注ぎ口まで細く作られている「細口タイプ」と、ネックや注ぎ口が太く作られている「鶴口タイプ」があります。以下表に各タイプの特徴をまとめました。
特徴 | |
---|---|
細口タイプ | お湯が細く出る 一度にたくさんのお湯を出せない 太く注げないため「注ぎ」による風味の調整が難しい |
鶴口タイプ | 一度にたくさんのお湯を注げる 慣れが必要なものの、細くも注げる 注ぎ方の自由度が高い |
コーヒー抽出初心者の方は、細口タイプが扱いやすいでしょう。コーヒー抽出に慣れている方や、一度にたくさんコーヒーを淹れたい場合は、鶴口タイプを選ぶのもおすすめです。
焙煎士・バリスタ
コーヒーポットの選び方〜基本編〜
ここからは、コーヒーポットを選ぶうえで最低限押さえておくべきポイントを解説します。ぜひチェックしてくださいね。
電気式or直火式は好みで選ぶ
コーヒーポットの加熱方式は、自身の好みやライフスタイルに合わせて選びましょう。
おすすめなのは電気式。多くの製品は温度設定が可能で、コーヒーの味わいを温度によって変化させられます。また、ボタン操作のみで狙った温度に自動で沸かしてくれるので扱いやすいですよ。
ただし、アウトドアで頻繁に使う場合は、無理に電気式を選ぶ必要はありません。直火式・電気式問わず気に入ったコーヒーポットを選びましょう。
焙煎士・バリスタ
コーヒーの味わいにこだわるなら「電気式」が便利。ただ、コーヒーは嗜好品なので気に入った道具で毎日のコーヒーを楽しむことが一番大切!
1回の抽出量に合わせて容量を選ぶ
コーヒーポットの容量は、1回の抽出で何杯分淹れるかに合わせて選びましょう。以下表に1回に淹れる杯数に対するおすすめ容量をまとめました。
杯数 | おすすめ容量 |
---|---|
1~2杯 | 0.6L前後 |
3杯以上など複数人分 | 1L以上 |
コーヒーポットの容量は、抽出量に対して少し余裕があるものを選ぶのがおすすめ。水が少量しか入っていない状態で注ごうとすると、ポットをかなり傾けなければいけなくなり、注湯コントロールが難しくなるためです。ただし、ケトル容量が増えると重量も増えるので注意してください。
焙煎士・バリスタ
容量が大きすぎても小さすぎても不都合が生じます。購入前に必ず確認しましょう。
コーヒーポットのおすすめ9選
ここからは、おすすめのコーヒーポットをご紹介します。直火式や電気式、温度調節や保温できる製品も紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
電気式のおすすめコーヒーポット
商品情報
Amazonカスタマーレビュー
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5/18現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
5/18(日) | ¥7,600 | |
5/17(土) | ¥7,600 | |
5/16(金) | ¥7,600 | |
5/15(木) | ¥7,600 | |
5/14(水) | ¥7,600 | |
5/13(火) | ¥7,600 | |
5/12(月) | ¥7,600 | |
5/11(日) | ¥7,600 |
商品情報
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商品情報
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
5/18現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
5/18(日) | ¥7,633 | |
5/17(土) | ¥7,633 | |
5/16(金) | ¥7,633 | |
5/15(木) | ¥7,633 | |
5/14(水) | ¥7,633 | |
5/13(火) | ¥7,633 | |
5/12(月) | ¥7,633 | |
5/11(日) | ¥8,980 |
直火式のおすすめコーヒーポット
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商品情報
5/18現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
5/18(日) | ¥3,282 | |
5/17(土) | ¥3,282 | |
5/16(金) | ¥3,282 | |
5/15(木) | ¥3,282 | |
5/14(水) | ¥3,282 | |
5/13(火) | ¥3,282 | |
5/12(月) | ¥3,282 | |
5/11(日) | ¥3,282 |
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商品情報
5/18現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
5/18(日) | ¥1,924 | |
5/17(土) | ¥1,924 | |
5/16(金) | ¥1,924 | |
5/15(木) | ¥1,924 | |
5/14(水) | ¥1,924 | |
5/13(火) | ¥1,980 | |
5/12(月) | ¥1,980 | |
5/11(日) | ¥1,980 |
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商品情報
5/18現在の価格
本日お買い得!
価格変動(日別)
日付 | 最安価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
5/18(日) | ¥7,958 | |
5/17(土) | ¥7,958 | |
5/16(金) | ¥7,958 | |
5/15(木) | ¥7,958 | |
5/14(水) | ¥7,958 | |
5/13(火) | ¥7,958 | |
5/12(月) | ¥7,958 | |
5/11(日) | ¥7,958 |
商品情報
5/18現在の価格
価格変動(日別)
日付 | 参考価格 | 変動価格 (前日比) |
---|---|---|
5/18(日) | ¥18,700 | |
5/17(土) | ¥18,700 | |
5/16(金) | ¥18,700 | |
5/15(木) | ¥18,700 | |
5/14(水) | ¥18,700 | |
5/13(火) | ¥18,700 | |
5/12(月) | ¥18,700 | |
5/11(日) | ¥18,700 |
コーヒーポットの選び方〜応用編〜
ここからは、コーヒーポットの機能や質にこだわりたい方に向けて、より詳細な選び方のポイントを解説します。こだわりのコーヒーポットを見つけたい方は、ぜひチェックしてください。
ネックの形状も注ぎやすさに影響する
コーヒーはお湯の勢いや落ち方によって、ドリッパー内の粉の撹拌のされ方が変わるため、風味に違いがでることも。そのため、お湯の勢いや落ち方に違いが出るネックの形状(曲がり方や太さ、長さ)も重要になります。
例えば「細口」の中でも、ポットを傾ける角度を大きくするほど湯量が増えるものもあれば、どれだけ傾けてもほとんど一定の湯量をキープしてくれるポットもあります。湯量を調整したいかどうか、もしくは使いやすさで選ぶのもおすすめです。
焙煎士・バリスタ
傾ける角度を大きくすると湯量が増えるケトルは「bonaVITA」で、湯量を一定にキープしてくれるケトルは「Fellow」です。どちらも素晴らしいケトルなのでぜひチェックしてみてください。
電気式なら温度設定機能をチェック
電気式コーヒーポットの購入を検討するなら、温度設定機能の調整幅をチェックしましょう。決められた温度のみ設定できるポットや1℃単位で設定できるポットまでさまざまです。
コーヒーの風味は温度によっても変化します。細かい単位で温度を設定できるほど抽出の自由度は広がりますよ。合わせて保温機能もあると便利です。
焙煎士・バリスタ
温度で風味は変化するので、電気式ポットを購入するなら温度設定機能付きがおすすめです。
持ち手に熱が伝わりやすいかをチェック
コーヒーポットを選ぶ際は、持ちやすさだけでなく、持ち手部分まで熱が伝導するのかも合わせてチェックしましょう。
特に直火式ポットの場合は、製品によっては持ち手まで熱が伝わりやすい素材で出来ているものがあり、持ちあげる際に布を添えるなどの対応が必要になります。そういったひと手間も省きたい方は、持ち手部分の素材も確認して選びましょう。
焙煎士・バリスタ
コーヒーの味わいに影響することではないため、それほど重要視する部分ではありません。お好みでお選びください。
コーヒーポットに関するよくある質問
ここでは、コーヒーポットの購入を検討する上で気になることをピックアップして解説します。コーヒーポットに関する疑問がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
コーヒーポットでドリップコーヒーの味は変わる?
美味しいコーヒー抽出のためには、狙った量・狙った位置にお湯を注ぎ、均等に粉に浸透させるのが重要です。コーヒーポットは注湯を自在に操れるように注ぎ口が細く作られており、濃厚に抽出することもかろやかに抽出することも、注ぎ方次第で調整できます。
また、豆の種類や焙煎度によっては、静かに細く注湯したり、高い位置から粉全体をかき混ぜるように注湯するほうが味わい深くなる場合も。ぜひコーヒーポットを手に入れて、さまざまな淹れ方を試してみましょう。
焙煎士・バリスタ
コーヒーポットを使用することで、味わいの表現の幅が広がります。こだわりたい方にはぜひ手に入れてほしいツールです!
コーヒーポットはどんな人に向いている?
コーヒーは「注ぐ」という工程で風味に大きな影響を与えます。同様のレシピでコーヒーを抽出しても、淹れる人が変わればコーヒーの味が変わる、そんなことが起こる繊細で奥が深い工程です。
そのため、ハンドドリップコーヒーを楽しむ人には、コーヒーポットは必需品といえるでしょう。コーヒーの味わいの変化を自分の思い描くように操作したい方は、購入の検討をおすすめします。
焙煎士・バリスタ
ハンドドリップを行うならコーヒーポットは必ず用意したいツールの1つ。抽出の自由度が上がることはもちろん、注湯を自在に操れるようになると抽出工程そのものが楽しくなりますよ!
やかんでコーヒーを入れるのはNG?
「お湯を沸かす」という機能は一般的なケトル・やかんとコーヒーポットで役割に違いはありません。しかしコーヒーの抽出に影響する以下のような違いがあります。
- 注ぎ口の形状
- 細かな温度設定機能(製品による)
ハンドドリップ時のお湯の注ぎ方はコーヒーの味わいを形成する大切な工程です。狙った位置に適切な温度かつ正確な量のお湯を注ぐことで、粉に均一に湯を浸透させて成分を抽出するのが美味しいコーヒー抽出には欠かせません。
やかんでコーヒーを淹れるのはNGではありませんが、抽出にこだわるのなら、注湯しやすいように設計されたコーヒーポットが重要になります。
焙煎士・バリスタ
お湯の注ぐ勢いや何回に分けて注湯するのかなど、注ぎ方のコントロール次第で味わいも変化します。そのような味わいの変化を自在に操るためにはコーヒーポットは欠かせません。
コーヒーポットを使う際の注意点・メンテナンス方法
コーヒーポットを使用する際に注意すべきは「空焚き」です。ポット本体の変形やメッキの損傷などの原因になるので注意しましょう。
メンテナンスについては、コーヒーポットはお湯を使用するという用途しかないので、それほど気を使う必要はありません。定期的に中性洗剤を使って手洗いしたり、クエン酸を利用したりして清潔に保ちましょう。
電気式ポットを洗う場合は、本体を水に浸すと故障する可能性があるため注意が必要です。また、コーヒーポットの素材によっては、研磨剤入り洗剤やたわしが使えないなど、洗浄時の注意点が異なる場合があります。洗浄する際は取扱説明書を確認しましょう。
焙煎士・バリスタ
コーヒーポットは、お湯しか使用する用途がないのでメンテナンスに手間はかかりません。しかし、洗浄していない期間が長すぎると汚れが蓄積して落ちにくくなるので、定期的にメンテナンスを行いましょう。
コーヒーポットを使ってこだわりのコーヒーを楽しもう
本記事ではコーヒーポットの選び方やおすすめ商品、使用時の注意点やメンテナンス方法を紹介しました。コーヒーポットを使ってコーヒーを淹れれば、さまざまな味わいや風味のコーヒーを楽しめるようになりますよ。ハンドドリップコーヒーをこれから楽しみたいと考えている方も、本記事を参考にコーヒーポットを選んでみてくださいね。
「温度」や「注ぎやすさ」はコーヒーの味わいに影響を与える要素です。2つのポイントを抑えたポットを選ぶと、コーヒー抽出の自由度がグッと広がります!