しりしり器のおすすめ16選！沖縄の郷土料理にんじんしりしりを作るときに便利な商品

にんじん以外にも、ごぼうや大根などの野菜を千切りにできる「しりしり器」。沖縄の郷土料理にんじんしりしりを作るときに便利なアイテムですが、通販やダイソーなどの100円ショップでもさまざまな商品があり迷いますよね。そこで今回は、便利なしりしり器の選び方とおすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

「しりしり」とは沖縄の方言で、千切りや繊切りという意味があります。沖縄県の郷土料理にんじんしりしりは、しりしり器という大きなおろし金のような専用の調理器具を用いることが多いです。

沖縄の家庭では一家に一台しりしり器があるといわれるほどメジャーな調理器具で、スライサーとは異なり刃がやや甘めになっていることが特徴。野菜の切り口がギザギザになり、油や調味料がなじみやすく、おいしい仕上がりになるのが魅力ですよ。

しりしり器を選ぶ際は「タイプ」「穴の幅」「お手入れのしやすさ」「便利な機能」「千切り以外にも使える」の5つのポイントに着目しましょう。選ぶポイントを押さえておくことで、自分が使いやすい便利なしりしり器を見つけやすくなりますよ。それぞれについて、詳しく確認していきましょう。

しりしり器には大きく分けて「板タイプ」と「ピーラータイプ」の2種類あります。タイプによって調理をするときの使い方やお手入れの方法などが異なるので、ここからはそれぞれの特徴を詳しく解説します。

板タイプのしりしり器はスライスするようにしてしりしりをつくるのが特徴です。手持ちが握れるようになった商品や、ボウルや受け皿に固定できる「切り欠け」が付いた商品もあります。手持ちが握れる商品は板を立てて、切り欠けが付いた商品は板を水平にして、野菜を押し出すようにしてこすって使います。どちらの商品も安定して使いやすく、初心者でも安心して調理ができますよ。

ピーラータイプのしりしり器は、ピーラーのように手軽に使えて、ギザギザになっている刃で野菜を千切りすることができます。使い方は一般的なピーラーと同じで、皮を向くように野菜の上を滑らせるだけです。カットする刃の方向が野菜を持っている手から遠ざかるため、怪我の心配がなく安全に使えますよ。

沖縄で流通している木製のしりしり器は、穴の幅が6mm〜8mmが主流です。6mmはサラダなど火を通さない料理に、8mmは厚く少し長めに削れて、加熱調理をするきんぴらなどの歯応えのある料理にも向いています。

また、ネット上でしりしり器を検索すると「千切り」「細千切り」「太千切り」などの商品も出てきて、どの穴の幅を選ぶか迷ってしまいますよね。

それぞれの穴の幅の目安と、向いている調理は次の通りです。

このように穴の幅が大きくなるほど、歯応えを楽しむ加熱調理向けになっています。用途や自分の好みに合わせて、しりしり器の穴の幅を選びましょう。

しりしり器は刃の間に野菜がつまりやすいので、お手入れしやすい商品を選ぶのがおすすめです。流水で簡単に野菜が洗い流せるものや、食洗機対応のものがよいでしょう。特に食洗機対応の場合は、汚れやサビに強く切れ味が長持ちするステンレス製の商品が便利ですよ。

しりしり器には「スライスの太さを調整できるタイプ」「受け皿付き」「指ガード付き」など、あると便利な機能が付いている商品もあります。詳しく解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

料理は食材の切り方にもこだわりたいという方におすすめなのが、スライスの太さを調整できるタイプです。しりしり器にはボタンやダイアル操作、板を交換してスライスの太さを1mm〜3mm単位で調整できる商品もあります。食材や料理に合わせてスライスの太さを調整すれば、いつものメニューのバリエーションも広がりますよ。

専用の受け皿付きの商品は、安定してスライスできることに加えて、収納ボックスとして冷蔵庫にしまえて便利です。なかには受け皿に水抜きが付いているタイプもあり、水切りカゴとしても使えますよ。また、野菜を生のまま使うサラダや和物はスライスした後に受け皿でそのまま調味料を加えて、お皿として食卓に出すと洗い物が減りますよ。

切れ味のよい商品やスライスしている野菜が小さくなってくると、野菜を押し込んだ際に手を切ってしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、指ガード付きのしりしり器です。指ガード付きであれば、手を守って調理ができるので初心者でも安心して使えますよ。

板タイプのしりしり器の中には、板や刃を交換すると千切り以外にもスライスやつま切り、みじん切り、おろしなど1台で複数の切り方ができる商品もあります。先ほどご紹介したスライスの太さを調整できるだけでなく切り方にもバリエーションがあると、料理の幅も広がり便利に使えますよ。

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3.8（166件）	3.6（41件）	4.0（517件）	4.4（1,564件）	4.3（2,043件）	4.3（40件）	3.5（13件）	4.3（2,021件）	4.1（5,260件）	3.4（31件）	3.8（29件）	3.9（38件）	4.4（215件）	4.0（33,537件）	4.0（429件）	3.9（384件）
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ここからは、おすすめのしりしり器16選をご紹介します。キッチン用品の有名メーカーの商品や多機能で便利な商品をまとめたので、デザインや予算など自分のこだわりに合ったものを見つけてみてくださいね。

パール金属の板タイプのしりしり器はステンレス製の刃で切れ味がよく、あっという間に千切りできるのが魅力です。包丁で千切りにするよりもふわふわに仕上がるため、加熱した際に調味料がよく絡み、にんじんしりしりもおいしく調理できますよ。大根やきゅうりなどの千切りにも便利で、献立の幅も広がります。

日本の木材を使用した昔ながらのしりしり器で、プロの料理人のようなしたごしらえができます。独特の刃の切り口で野菜の表面を粗く下ろすので、調味料が染み込みやすく、熱通りもよくなるのが魅力です。厚すぎず、ちょうどよい薄さになるのでキャロットラペのような野菜を生のまま調理するメニューにも便利ですよ。

ひと手間を省いて気軽に調理できるフルベジシリーズの商品です。ボウルや受け皿のフチに固定して使える切り欠け付きで、料理の初心者でも安心して使いこなせます。千切り幅は約6mmとしっかりした歯応えがほしい人におすすめです。にんじんしりしりのほか、きんぴら料理など、いつもの食卓にもう1品ほしいときに役立ちますよ。

貝印の千切り器は押し引きの両方で千切りができるため、通常の一方行のタイプに比べて2倍のスピードで仕上がります。先端の切り欠けを受け皿のボウルのふちにセットすれば、安定して使えるのが魅力。食洗機・乾燥機に対応しているのもうれしいポイントです。別売りの指ガードを購入すれば、小さな食材も安心して使えて便利ですよ。

刃物メーカーの技術を活かした切れ味のよい千切り器です。両刃なので押し引きの往復で千切りができ、少しの力でストレスなく野菜を調理できるのが特徴。しっかりと握れる手持ちと、ボウルや受け皿などに固定できる切り欠け付きで安定して調理ができて便利です。シックなデザインで置く場所を選ばず、どんなインテリアにも馴染みますよ。

気軽に調理できるフルベジシリーズのピーラータイプの太千切り専用しりしり器です。ピーラーで皮をむくようにハンドルを手前に引けば、約5mmの太千切りが簡単にできます。包丁を使わずに均一に太千切りができるので味が染み込みやすく、料理が出来上がったときの見た目もきれいに仕上がりますよ。

パール金属のハンディーしりしり器は、1つで太めと細めの2種類の千切りができる商品です。持ち手は握りやすく滑りにくい太めのグリップで、受け皿の底には滑り止めが付いているため安定して作業ができます。プレートは両面使いなので、収納する際もかさばりません。しりしり器専用として、家庭に一台あると重宝しますよ。

下村工業のピーラータイプのしりしり器は、しっかりと切れ味鋭い国産刃が魅力です。ステンレス製で食材への切り込みがいいクシ刃は、軽い力で簡単に野菜が切れます。切り幅は5mmとやや太めの千切りがでるので、しりしりや炒め物など加熱調理にも便利です。シンプルなデザインで、どんなインテリアのキッチンにも馴染みやすいのもうれしいですね。

1本のプレートで千切りとつま切りが使い分けできるスライサーです。切れ味のよいステンレス製の刃は、丈夫で長持ちで汚れも付きにくく、お手入れの手間もかかりません。使う際は持ち手を握り、本体を斜めに立てて、野菜を上から下に押し当てます。削った野菜は角が出にくく、なめらかな口当たりなので、サラダにもおすすめです。

刃物の調理道具ブランドが手がける千切り器は、しっかりとした切れ味と耐久性が魅力です。削り幅は約1.7mmとサラダにも適したサイズとなっています。握りやすいハンドル形状とボウル用切り欠け付きなので、自宅にあるボウルにセットすれば安定して作業できますよ。食洗機にも対応しているため、お手入れも簡単なのがうれしいですね。

しっかりとした切れ味のステンレス製の往復刃で、時短調理ができるしりしり器です。穴の幅は約5mmの太千切りなので、野菜を加熱調理しても歯応えが残ります。ボウルに固定できる溝や刃先から指を守るホルダー付きで、安全に作業できるのもうれしいポイントです。別売りでおろしやスライス、細切りなどのプレートも販売されているなので、セットで揃えるとより便利ですよ。

ふわふわ食感の極細しりしりができる、パール金属の千切り器です。受け皿が付いていないので、使うときは自自宅にあるボウルや深い皿の中で、プレートを斜めに立てて野菜を上下に押し付けましょう。ステンレス製の刃でしっかりと削れるので、軽く押し付けるだけで十分です。サラダやキャロットラペ、薬味おろしなどにもおすすめですよ。

愛工業のQシリーズの細千切りプレートは、幅約1.5mm、厚さ約1mmに切れ、刺身のつまやサラダにもおすすめです。Qシリーズの別売り商品にはおろし器や薄切り、千六本のプレートに加えて、受け皿や刃先から指先を守るためのプロテクター、収納するスタンドなどがあり、セットで購入するとより便利ですよ。

濡れた手でも滑りにくく、しっかりと握れるのが魅力の千切りピーラーです。切れ味がよい日本製のステンレス刃は、可動式でにんじんやじゃがいもなど野菜のカーブにもしっかりフィットします。仕上がりはやや太めの千切りになるので、しりしりやきんぴらなど料理でも歯応えを楽しめますよ。コンパクトなので、キッチンの引き出しに収納する際もかさばりません。

おろし器（2種）に千切り器、スライサーと1台で4役も使える貝印の調理器セットです。透明で中身の量が確認できる受け皿の底には滑り止めが付いており、力を入れておろしを作るときも安定して作業ができます。指ガード付きなので、料理に慣れていない方でも安全に使えるのが魅力ですね。使わないときはひとつにまとめてコンパクトに収納できますよ。

天然木のぬくもりが魅力の千切り器です。片面でにんじんしりしりやなますなどの千切り、もう片面で刺身のつまが作れる両面タイプなので、板を交換する手間が省けますね。フックにかけて収納できる穴付きで、お手入れした後に干しておくのも便利ですよ。木製のキッチングッズはどんなインテリアにも馴染みやすいのがうれしいですね。

ダイソーなどの100均でも、しりしり器として使えるさまざまな商品が販売されています。ここでは、ダイソーのオンラインストアで売られているしりしり器を2つご紹介します。

皮をむくように野菜の上を滑らせて千切りすることができ、力を入れなくても均一な太さに仕上がるのが魅力です。お手入れの際は食器用洗剤で洗い、水気をしっかりと拭き取ってから保管しましょう。

・材質：ABS樹脂 ステンレススチール

・商品サイズ：9cm×19.5cm×1.4cm

日本製の板タイプの千切りスライサーです。刃はステンレス鋼で切れ味もよく、軽い力でスムーズに操作できます。お手入れは流水で洗い、残った野菜くずは爪楊枝や歯ブラシを使って優しく取り除きましょう。

・材質：本体：ABS樹脂、刃：ステンレス鋼

・商品サイズ：8.5cm ×22cm ×0.9cm

※商品は価格変動、販売終了、在庫切れとなる場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。

しりしり器には板タイプとピーラータイプがあり、それぞれ使い方が異なります。

板タイプの場合は、持ち手があるものは片手でしっかりと握って、野菜を奥へ押し出すようにこすっていきます。この際に、しりしり器は斜めにして立てるような形にすると力が入りやすく、効率よく仕上げることができますよ。

板タイプの持ち手がないものは、受け皿やボウルなどのフチに固定できる切り吹きが付いていることが多いです。切り吹きで板を固定して片手で押さえつつ、野菜を奥へ押し出しましょう。両方刃の場合は押したり引いたり往復することで時短になります。安全ホルダーが付属している商品は、野菜が小さくなる前に付けると手を守ってくれますよ。

ピーラータイプの場合は、持ち手をしっかりと握りピーラーで皮をむくように引きます。その際に希望の仕上がりの長さに合わせて、刃を立てる部分を調整しましょう。

しりしり器があれば、にんじん以外にも大根やごぼうなどの野菜を簡単に千切りにできて、時短調理にもつながります。包丁で千切りにするよりも手間がかからず、均一な太さで調味料が染み込みやすいので、おいしく調理できますよ。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に、便利なしりしり器を選んでみてくださいね。