ソーセージメーカーのおすすめ8選!選び方やアウトドアでの使い方も紹介
「ソーセージメーカー」は、誰でも手軽にソーセージ作りが楽しめる道具です。今回はソーセージメーカーの種類や作り方、アウトドアでの使い方まで詳しく解説。手動、電動のものから本格的な業務量までご紹介します。絞り袋がセットになった便利な手作りキットなどのおすすめの商品もあるので、ぜひチェックしてくださいね。
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ソーセージメーカーとは
ソーセージメーカーとは、お好みのソーセージを、手軽に作れる道具です。肉だねを作って羊腸に詰め、茹でるだけのシンプルな手順で作れますが、細くて破れやすい羊腸に手で詰めるのはほぼ不可能。その問題を解決するのが、ソーセージメーカーです。
多くの商品が簡単に作業でき、手作りをする楽しさと出来立ての美味しさを同時に楽しめます。ビールのおつまみやBBQにはもちろん、チーズを入れた変わり種や、おからを入れたダイエット向けなど、お店では味わえないオリジナルのレシピも作れます。添加物を使わず体にやさしく、出来立てのジューシーな味わいを楽しみたい方はぜひ試してみてください。
ソーセージメーカーの主な種類
ソーセージメーカーには、「ガンタイプ」「口金付き絞り袋」「ノズル付きミンサー」「スタッファー(業務用)」の4種類があります。それぞれ形状や使い方が異なるので、初心者や大人数向けなど自分に合うニーズを参考にしてくださいね。
ガンタイプ
初めてソーセージ作りに挑戦する方や、親子で手作りを楽しみたい方は、ガンタイプがおすすめです。手動なので大量に作るのには不向きですが、家族が食べる500g程度のソーセージ作りに向いています。
使い方は簡単で、口先に羊腸を取り付け、筒の中に肉を入れた状態でレバーを引くと腸詰めされて出てきます。一定の力で腸詰めが行えるため、腸が破れにくく失敗も少ないです。
また、価格は2,000円程度と比較的リーズナブルなものが多いです。ほかにも、風船ポンプに似た形状や、ハンドルを手回しするタイプもありますが、簡単な操作性を求めるなら引き金タイプを選びましょう。
口金付き絞り袋
お試し感覚でソーセージ作りに挑戦したい場合は、口金付き絞り袋を選んでみるのもよいでしょう。生クリームを絞る要領で、口金に装着した羊腸に肉を詰めて作ります。
価格は2,000〜3,000円が一般的となり、絞り袋は破れるまで再利用できるためエコで経済的です。ただし、プロも利用するタイプなので、力加減がやや難しく感じる方もいるでしょう。
慣れてしまえば500gから1kg程度のソーセージが作れますが、最初はスムーズにいかないかもしれません。失敗を含めてソーセージ作りを楽しみたい、プロと同じ工程を試してみたいという方におすすめです。
ノズル付きミンサー
おいしさや工程にこだわる方は、ノズル付きミンサーも検討してみましょう。ミンサーとは肉をミンチにする道具のことで、専用ノズルを装着すると簡単にソーセージが作れます。
部品の数は増えますが、BBQ用など大人数で食べる際に最適です。ノズル付きミンサーには手動と電動の2種類があり、手動タイプはハンドルを回す必要があります。価格は3,000円前後から見つかるため、比較的手ごろな価格で入手できますよ。
電動タイプは作業がスピーディになりますが、手動タイプと比べるとサイズが2倍ほど大きくなることが多いです。電動でも、6,000円程度から手に入る安価な商品も見つかるので、本格的なソーセージ作りやミンチ作りに興味のある方は参考にしてみてください。
スタッファー(業務用)
手作りソーセージを大量生産したいと考える方は、ソーセージ作りに特化した業務用のスタッファーを検討してみることをおすすめします。スタッファーは1度に2〜3kg以上の生産に適しており、自家製ソーセージの販売を視野に入れている業務向けに最適です。
価格は2〜3万円台から10万円以上と決して安くはありませんが、生産性の向上や長期的な使用を考えると費用対効果があると考えられるでしょう。また、設置場所の確保や定期的なメンテナンス方法、メーカーのアフターケアについても事前に確認しておくことをおすすめしますよ。
ソーセージメーカーを選ぶときのポイント
初めてソーセージメーカーを選ぶ方は、まず「口金の素材・種類」や「洗浄ブラシ」の有無をチェックしましょう。手軽なキット商品もあるので、こちらも参考にしてくださいね。
口金の素材・種類をチェック
ソーセージ作りは、口金のバリエーションが多い方がより楽しめますよ。さらに、サビや変色の心配がない素材を選ぶのがおすすめです。口金の種類は、ウインナー(12mm)、フランクフルト(15mm)の定番のサイズから、ボロニア(30mm以上)や極細(10mm)などもあります。
さまざまなウインナーを作りたいなら、数種類の口金がセットでついてくる商品を選びましょう。口金の素材は、ニッケルメッキ製がサビにくいのでおすすめです。プラスチック製は食洗機に対応していないものがあり、真ちゅうメッキはコーティングがはがれる可能性もある点などを踏まえて選んでみてください。
洗浄ブラシが付いているかをチェック
ソーセージメーカーを選ぶ際には、洗浄ブラシの有無も確認しましょう。ソーセージ作りは生肉を扱うため、食中毒に注意しなければなりません。ガンタイプの細い筒や小さい口金は洗いにくいため、専用のブラシが付属されてた方が好ましいです。
絞り袋や口金は、煮沸や熱湯消毒が可能な方が、より衛生的に使えるのでおすすめです。また、パーツの予備は付属しているか、別途購入ができるかも事前に把握しておきましょう。
すぐに始められるキット商品もおすすめ
初心者の方には、すぐに始められる便利なキット商品をおすすめします。ソーセージ作りに必要な材料と道具がセットになっている商品もあり、特別なものを準備する手間を省いてくれます。
例えば、羊腸・口金つき搾り袋がセットになった商品が定番となり、ひき肉やスパイスなど追加購入できるパターンも多いです。キット商品はわかりやすい作り方レシピが付属されるところも魅力のひとつ。パーティやBBQのタイミングに合わせて、ソーセージ作りに挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
ソーセージの作り方のポイント
ソーセージメーカーを使って手作りをする際の、ポイントを以下で解説します。ソーセージが完成するまでの流れを掴み、失敗や準備不足をなくしていきましょう。
羊腸は水に浸す
羊腸は、約2mの長さのものが塩づけの状態で通常は販売されています。使う前に、約15分〜30分ほど水につけて塩抜きを行います。平たいバットに水を張って塩抜きを行った方が、長い羊腸が絡まりにくいですよ。また、羊腸の先端を探しておくと次の工程がスムーズに行えます。
肉が温まらないよう常に冷やす
ソーセージの肉だねを作る際には、ボールの底を氷水にあてながら温めないように行うのがポイントです。10度以下を目安に作業を行うことで、肉のジューシーさを保つだけでなく、食中毒のリスクも軽減します。作業に時間がかかったり、気温が高い夏場は、次の工程に移る前に冷蔵庫でしっかり休ませることをおすすめします。
肉を混ぜすぎない
肉だねは肉の粒が残る程度に混ぜると、歯応えのあるソーセージが完成します。混ぜすぎると魚肉ソーセージのような、柔らかい状態になるため注意しましょう。肉だねを混ぜる際の作業時間は4〜5分程度が目安です。ゴムベラなどを使いながら、リズミカルに材料を混ぜるようにしてください。
肉を詰めすぎない
羊腸は破れやすいので、ゆっくりと少しづつ詰めていく必要があります。詰めすぎると次のねじる工程で破裂する恐れがあるため、やや余裕を持たせることがポイントです。羊腸の張り具合を指で確認しながら、慎重に作業を進めましょう。
羊腸に穴を空けて空気を抜く
肉だねを詰めている段階で、羊腸にプクッと空気がたまることがあります。もし空気が入ったら、つまようじなどで空気を抜く穴を開けて対処をしましょう。さらに、腸詰めを終えた状態のものに2〜3cmの間隔で穴を開けておくと、ひねる工程で破裂しにくくなります。
ひねるときは鎖状に
腸詰めは、ひねり具合がゆるいと茹でる工程でほどける可能性があるため注意しながら行いましょう。一定間隔の長さを指で右に3〜4回ひねり、次のポイントは左にひねり、片方を輪に通して鎖状に仕上げるとほどけにくくなります。
作業中は空気がたまりやすいので、穴を開けながら進めましょう。もし途中で破れても、たこ糸でギュッと結べば大丈夫です。
グラグラ茹でない
最後に80度のお湯で15分〜20分程度茹でると、手作りソーセージの完成です。鍋底から小さい泡がふつふつする手前をキープしながら、ソーセージの張りが出るまでゆっくり茹でるのがポイントです。
グラグラと高温で茹でてしまうと破裂してしまうので、氷を入れて温度を下げながら調整しましょう。中まで火が通ったことを確認したら、さらに氷水で5分ほど冷やすと、プリッとした歯ごたえになるのでお試しください。
手作りソーセージをアウトドアで楽しむには?
アウトドアで手作りソーセージを楽しみたい場合は、自宅あるいは現地のどちらで作るのかにより、段取りが変わります。簡単で大きな失敗がないのは、自宅で作ったものをクーラーボックスに入れて持参をして現地で焼く方法です。
棒つきのフランクフルトを用意しておくと、BBQで焼きやすく子どもにも喜ばれます。スモークソーセージなど、燻製にするのもおすすめですよ。
もし現地でソーセージ作りを行うなら、絞り袋で手軽に作れる「ぐるぐるソーセージ」などが簡単で、見た目も豪華なのでおすすめです。夏場などは、十分な氷や保冷剤など準備して、温度管理を徹底しながら、ソーセージ作りを楽しむことが大切です。
おすすめのソーセージメーカー8選
ここからは、おすすめのソーセージメーカー8選をご紹介します。手軽な口金つき絞り袋や、本格的な電動のものや業務用のものまでピックアップしました。ソーセージ作りが楽しくなりそうな商品を、ぜひ選んでみてくださいね。
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(160件)
商品情報
重量:42g
素材:(袋)綿樹脂コーティング、(口金)真ちゅうニッケルメッキ
初心者でも手軽に始めることができ、多くのプロも愛用するソーセージメーカーです。ソーセージ用の口金が付属する絞り袋なので、オーソドックスなサイズから始めたい方にぴったりです。力加減により太さが変わってしまう工程も楽しむことができますよ。道具の数を最小限に抑えたい方にもおすすめです。
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(48件)
商品情報
重量:68g
材質:真鍮メッキ、綿布、樹脂加工
ソーセージ用の絞り袋に、ウインナーとフランクフルト用の口金がセットになったタイプです。やや大きな口金を使うと、太くて食べ応えのあるフランクフルトを手作りすることができます。初めてソーセージメーカーを使う方でもわかりやすい、作り方のテキスト付きです。友達や家族と作って楽しみたい方は、ぜひ検討してみましょう!
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(47件)
商品情報
重量:8kg
アタッチメント:5種類のノズル、4種類のチュロス
付属品:交換用部品2点、圧力開放弁、お手入れブラシセット
10mmから38mmまで5種類のソーセージとチュロスが作れる、パワフルなタイプです。このスタッファーを使うと、約2kg分のソーセージを大量生産できます。メーカーの1年保証と交換用部品などの付属品もついて、3万円以下という業務用としては手頃な価格を実現しています。自家製ソーセージを販売したい方や、業務的な用途を目的にする方はぜひ検討してみましょう。
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(12件)
商品情報
重量:10kg
付属品:ノズル4本
業務用キッチンメーカーが提供する、横置きタイプのソーセージメーカーです。3〜7リットル分の容量に対応するタイプなので、販売を視野に入れている方におすすめします。パーツは簡単に取り外しができ、オールステンレス製なので衛生的に使えます。4種類のソーセージをパワフルに押し出す高速ギアもついているので、スピーディに大量生産したい方はぜひ検討しましょう。
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(188件)
商品情報
重量:5.5kg
ワット数:350W(ミンサー作業中)
ミンチ作りにも興味がある方は、こちらの電動ミンサーはいかがでしょうか。大・中・小の3サイズのアタッチメントが付属しており、本格的なソーセージ作りを楽しめます。家庭用として考えるとお手頃価格とはいえませんが、こだわりのハンバーグ作りや、大豆を挽いて手作り味噌など料理の視野が広くなるアイテムです。細かい部品が多いため、お手入れの面も考慮しながら選んでみてください。
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(184件)
商品情報
重量:3.2kg
ワット数:250W
ソーセージをスピーディに作りたい方や、大人数で食べる機会が多い方には、電動のミンサーがおすすめです。こちらの商品に付属するソーセージ用のアタッチメントを使用すれば、初心者でも綺麗に、しかも大量に生産ができますよ。また、省スペースに収納できるコンパクトなサイズも魅力です。電動ながらも手頃な価格で、1万円台で入手できるのも嬉しいポイントですね。
商品情報
賞味期限:冷凍90日
材料と道具がセットになり、約30本のソーセージが作れるこちらのキットは初心者の方におすすめです。こだわりの宮城県産の豚肉や厳選されたスパイスなどがセットに含まれているので、まるで専門店のような味わいが自宅で楽しめます。親子や友達とワイワイ作って味わうのに最適なキットですよ!
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(6件)
商品情報
羊腸4つと口金つき絞り袋がセットになった、手作りソーセージ専門店のキットもおすすめです。家庭でソーセージ作りに挑戦するのに最適で、わかりやすい作り方を参考にしながら完成させることができます。ソーセージ専門店が厳選したオーストラリア・ニュージーランド産の羊腸がセットになっているので、安全面を重視したい方もぜひ検討してくださいね。
おすすめ商品比較表
田中糧機製作所 田中糧機製作所 ソーセージ用口金セット(絞り袋付き) ウィンナー用 WKT50100 | 田中糧機製作所 田中糧機製作所 ソーセージ用口金セット(絞り袋付き) ウィンナ&フランク用 WKT50300 | KIPROSTAR KIPROSTAR ソーセージスタッファー PRO-YSS-3 | ダイシン商事 ソーセージフィーラー TV-G3LY | 福農産業(Fukunousangyou) 福農産業 電動ミンサー SG-50 | ミナトワークス ミナトワークス 電動ミンサー HMM-5 | 伊豆沼農産 おうちで手づくりウインナーキット | パクモグドットコム パクモグドットコム 手作りソーセージキット | |
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ソーセージメーカーで手作りを楽しもう
専門店のような出来立ての味わいを楽しめるのが、ソーセージメーカーの魅力です。手作りに興味がある方は、ぜひ本記事でおすすめした商品を参考にしていただき、本格的なソーセージ作りに挑戦してみてくださいね。