秋・冬用おくるみのおすすめ5選!おしゃれなデザインのアイテムなどご紹介

秋・冬用おくるみのおすすめ5選!おしゃれなデザインのアイテムなどご紹介

秋冬生まれの赤ちゃんとのお出かけする際に役立つ「おくるみ」。おしゃれであたたかい素材のものを選べば、産院からの退院時やお宮参りなどでも活躍します。本記事ではおくるみの選び方と合わせて、冬におすすめの商品や使い方もご紹介しているので、新生児をやさしく包み込めるおくるみを見つけて上手に活用してくださいね。

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おくるみとは?

「おくるみ」とは、赤ちゃんの体を包むために使う大きめサイズの布のこと。商品によっては「スワドル」や「アフガン」といも呼ばれています。

赤ちゃんは生まれる前、狭いお腹の中で体を小さく丸めて過ごしていました。その名残で、生まれてから間もない時期はおくるみでキュッと体を包み込んであげると、お腹の中にいたときのような安心感が得やすいといわれています。

おくるみは、抱っこや寝かしつけをするときに使うほか、寒い季節には防寒アイテムとしても活躍しますよ。ブランケットとして上掛けしたり、外出先でのおむつ替え時に敷物代わりに使ったりすることも可能。畳むとコンパクトになるので持ち運びやすい点も魅力です。

いつまで使う?

おくるみは、新生児期から3~4カ月までの時期に使うのが一般的です。生まれたての赤ちゃんの体は柔らかくデリケートなので、抱っこしたり移動させたりするときはおくるみに包み込んで行います。産院でも大きめのバスタオルでくるんでくれることが多いようですが、おくるみを持参しておけば入院中も退院後も便利に使えますよ。

生後3~4カ月頃までの赤ちゃんは「モロー反射※」が多く見られるものですが、ねんねの時におくるみで包んであげると、モロー反射にびっくりして起きてしまうことも防げるといわれています。

赤ちゃんの首が座り始める5カ月以降はおくるみを使わなくなってきますが、おくるみの形状によってはその後もお昼寝用の上掛けや外出時のベビーカーカバーなどとして活用できますよ。

※モロー反射とは、赤ちゃんが突然ビクッとして抱きつくような動作をすることで、原始反射といわれる反射的な運動の一種。

寒い時期は何枚必要?

寒い時期に生まれた赤ちゃんが産院から退院するときには、あたたかい素材のおくるみが1枚あると防寒になります。退院後は主に自宅で使用しますが、母乳やミルクの吐き戻しやオムツの漏れなどでおくるみが汚れてしまうことも多々あるでしょう。そんなときのために、洗い替えを用意しておくことをおすすめします。とくに冬場は洗濯物が乾きにくいことが多いので、3枚以上持っていると安心できるのではないでしょうか。

おくるみは出産祝いの定番アイテムでもあるので、贈り物としてもらうかもしれませんね。秋冬向けのあったか素材でない薄手のおくるみでも、複数枚を重ねて使えば温度調節がしやすく便利ですよ。

まずは出産準備品として1枚購入しておき、出産後に使いやすそうなものを買い足していけばよいでしょう。

秋・冬用おくるみの選び方

ネットショップや赤ちゃん用品店で秋冬用のおくるみを探してみると、素材やデザイン、形状もいろいろなタイプのものがあり、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

ここからは、秋冬用のおくるみを選ぶときにおさえておきたい大事な5つのポイントをご紹介します。

  • 1.素材
  • 2.形状
  • 3.サイズ
  • 4.セット内容
  • 5.デザイン

各ポイントについて以下で解説していきますので、秋冬用おくるみを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

1.素材で選ぶ

秋冬用のおくるみを選ぶときに最も重要なのが「素材」です。寒さから赤ちゃんを守ってくれる、あたたかい素材のものを選びましょう。

おすすめの素材は、保温性に優れた「フリース」、軽くてふわふわの「フランネル」、撥水性と保温性に優れた「ダウン」、やさしい肌触りの「厚手コットン・ガーゼ」の4種類です。

ここからは、秋冬用おくるみにおすすめの素材の特徴をご紹介していきますので、ぜひチェックしてください。

フリース:保温性が高い

「フリース」素材のおくるみは、保温性が高く、薄手でもあたたかさを保ちやすいのが特徴。厳しい冬の寒さから赤ちゃんをしっかり守ってくれます。

軽くて柔らかい素材感も、フリースの魅力です。赤ちゃんの体に負担をかけにくいだけでなく、持ち運びやすいのもうれしいポイントですね。また、速乾性にも優れているので、吐き戻しや排泄物などで汚れてしまったときも、洗濯しやすいですよ。

ただし、フリース素材は化学繊維を原料とした生地のため、赤ちゃんのデリケートな肌に刺激を与えてしまう可能性もあります。気になる場合は、裸の状態では使わず、コットン素材の洋服を着せた上から包み込んで、フリース素材が肌に触れないようにするとよいでしょう。

また、熱がこもりやすいフリース素材は、あせもの原因となってしまう場合があるので、あたたかい室内で使用するときは注意が必要です。

フランネル:軽量でふわふわとした肌触り

「フランネル」素材は、生地の表面が起毛していて、保温性と保湿性に優れているのが特徴です。「ネル」と呼ばれることもありますよ。軽くてあたたかいフランネル素材のおくるみは、室内はもちろん、お出かけ時の防寒アイテムとしても活躍してくれます。

フランネルは、ふんわりとした柔らかい肌触りで、赤ちゃん用の産着にも使われるほど、肌なじみがよいのが魅力。赤ちゃんの肌へのやさしさにこだわる方には、コットン生地を起毛させたコットン・フランネル素材がおすすめですよ。

また、生地がへたりにくく、型崩れしにくいのもうれしいポイントです。洗濯を重ねても、比較的きれいな状態で使い続けられるでしょう。

ダウン:撥水性もチェック

コートの素材として使われることが多い「ダウン」素材のおくるみは、ふんわりとした軽さがあり、保温性に優れているのが特徴です。羽毛布団にくるまれているようなぬくもりがあるので、冷え込む季節のお出かけはもちろん、寒さが厳しいエリアに里帰りする際にも重宝します。

ダウン素材は撥水素材のものが多いので、外出時に雨や雪が降っても安心です。抱っこ紐カバーとしても使いやすいフード付きタイプや、ベビーカー用フットマフとしても使える脚付きタイプを選べば、大きくなってからも長く使いやすいですよ、

厚手コットン・ガーゼ:素材にこだわるなら

赤ちゃんの肌へのやさしさを重視する方には、「厚手のコットン」や「厚手のガーゼ」で作られたおくるみをおすすめします。

厚手のコットンやガーゼ素材は、柔らかさのある天然素材で、保温性と通気性に優れているのが特徴です。赤ちゃんの体をあたたかく包みながら、ムレによる不快感を軽減できます。

オーガニックコットン製のおくるみなら、赤ちゃんの肌に直接触れても安心ですね。

また、ガーゼといえば夏用のイメージがありますが、ガーゼを複数枚重ねた5重ガーゼや6重ガーゼなら寒い季節にもぴったりです。布と布の間に空気層をつくることで、通気性を確保しながら適度なあたたかさを叶えてくれますよ。

2.形状タイプで選ぶ

おくるみといえば、正方形や長方形の「一枚布タイプ」が一般的ですが、近年は赤ちゃんの頭も守れる「フード付きタイプ」や、手足を寒さから守れる「手足カバー付きタイプ」、赤ちゃんを適度に固定できる「ボタン・ファスナー付き」タイプなどがあります。

以下では、各タイプのおくるみの特徴やメリット・デメリットについて解説していますので、購入時の参考にしてみてくださいね。

一枚布タイプ

「一枚布タイプ」のおくるみは正方形や長方形の大きめサイズで、ブランケットのように多目的な使い方ができるのが特徴です。

新生児期から生後3~4カ月頃までは赤ちゃんのおくるみとして使えるほか、ねんねのときの肌掛けや、オムツ替えシート、授乳ケープ代わりにもなります。厚手素材のものならクッション性があるので、ベビーカーの衝撃を吸収するシート代わりに使えますよ。

一枚布タイプのおくるみは、形を自在に変えて、赤ちゃんの体格にしっかりフィットさせられるのも魅力です。また、折りたためばコンパクトになるので、お出かけ時もバッグの中で邪魔になりにくく持ち運びしやすいですよ。

フード付きタイプ

「フード付きタイプ」のおくるみは、赤ちゃんの体だけでなく頭までしっかりカバーできるのが魅力です。新生児期から生後3~4カ月頃の赤ちゃんはまだ頭が柔らかく、頭髪もそれほど生えていないことが多いですよね。フード付きのおくるみで頭までくるんであげれば、寒い季節もあたたかく外出できますよ。

とくに新生児期は体温を調節する機能が未熟で、外気温に順応できないため、フード付きのおくるみでなるべく広範囲を覆ってあげることが大事です。

コットン素材のフード付きタイプなら、入浴後のバスタオルとしても使えます。全身を包みながら水分をすばやく吸収できるので、湯冷めしにくくなるでしょう。また、あったか素材のフード付きタイプは、抱っこ紐使用時にコート代わりに赤ちゃんを覆うことも可能です。

フード付きタイプは、耳付きなどのかわいいデザインが多いので、プレゼントにもおすすめですよ。

手足カバー付きタイプ

「手足カバー付きタイプ」のおくるみは、赤ちゃんが手足を動かしても布がめくれたり隙間ができたりしないので、手や足を冷えから守れます。手だけ足だけをカバーできるものや、手足の両方をカバーできるものがありますよ。

手足の部分のおくるみがはだけないかを気にしなくてよいので抱っこがしやすく、寒い時期の外出時も安心です。

赤ちゃんに着せると動物の着ぐるみのように見えるデザインのものが多く、かわいいおくるみを探している方におすすめします。

ボタン・ファスナー付き

「ボタン・ファスナー付き」のおくるみは、赤ちゃんを布で包んでからボタンや面ファスナーなどを留めることで、赤ちゃんが動いても布がズレないようにできる仕様です。

赤ちゃんの体を適度な力でキュッと固定できるので、眠っている最中にモロー反射で目を覚ましてしまうのを防げます。

サッと簡単におくるみを装着できるのがメリットで、一枚布タイプのおくるみを使い慣れていない方や急いでいるときに重宝しますよ。

ただし、特殊な形状をしている商品が多いため、ブランケットやバスタオル代わりには使いにくいので注意してくださいね。

3.サイズをチェック

おくるみのサイズは、赤ちゃんの身長に合わせて選びましょう。

新生児の平均身長は50cmくらいなので、産院からの退院時に使うおくるみは70×70cmサイズのものがおすすめです。布を余らせることなく、小さな赤ちゃんの体をぴったりと包めますよ。

生後3~4カ月頃になると赤ちゃんは身長60~70cmくらいまで大きくなるので、100×100cm程度のおくるみが必要です。

1歳を過ぎたあとも、おくるみをブランケットやバスタオル代わりに長く使いたい場合は、120cm四方のものを選んでくださいね。

フード付きや手足カバー付き、ボタン・ファスナー付きタイプのおくるみを選ぶ際は、商品ごとのサイズや対象月齢を確認するとよいでしょう。

4.セットアイテムも

おくるみは出産祝いの定番品なので、その他のベビーグッズとセットになっている商品もたくさんありますよ。

たとえば、おくるみと同じ生地でつくられた帽子やヘアバンド、何枚あってもうれしいスタイ、かわいいベビー服などがセットになった商品は、さまざまなメーカーから販売されています。

おくるみは、ねんねのときに使うアイテムなので、ベビー用枕付きの商品を選ぶのもよいでしょう。また、布製やプラスチック製のラトル、カラフルな色合いの人形とセットになったものも豊富です。

プレゼントに贈る際は、赤ちゃんのお父さんやお母さんが好みそうなブランドものや、部屋のインテリアにマッチしそうなテイストの色・デザインのセットを選ぶと喜ばれるでしょう。

5.デザインで選ぶ

おくるみのデザインは、キャラクターや動物の着ぐるみ風のものや、シンプルな星・花・動物が描かれたもの、おしゃれな北欧柄のもの、無地のパステルカラーやモノトーンのものなど、いろいろな種類があるので贈る相手の好みに合いそうなものを選んでください。

なかには、白菜や餃子、枝豆をモチーフとした珍しいデザインのものもあり、人とは違ったおくるみを探している方にぴったりですよ。

出産祝いのプレゼントにするなら、有名ブランドのおくるみを選ぶのもおすすめです。アメリカ発のベビーグッズブランド「エイデンアンドアネイ(Aden+Anais)」や「カシウェア(kashwere)」のものはデザインもおしゃれなのできっと喜ばれるでしょう。

秋・冬用おくるみのおすすめ5選

数あるおくるみのなかから、秋冬生まれの赤ちゃんにおすすめの5商品をご紹介します。

人気ブランドのスタイリッシュなデザインのものや、肌触りのよい素材を使ったもの、かわいい動物をデザインしたものなど、さまざまな商品を集めてみました。

寒い季節に出産を予定している方や、あたたかい素材のおくるみを探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

タッペンスアンドクランブル おくるみ 星 星型アフガン

Amazonカスタマーレビュー

4.5

Amazonカスタマーレビュー

(960件)

商品情報

サイズ:約W710×H730mmm、生後0カ月~4カ月頃
素材:ポリエステル 100%

かわいい星型のおくるみは、ボタンやファスナーがなく、ササッと着脱できるのが魅力。そのままベビーカーやチャイルドシートにも乗せられます。前身ごろから手を出せる構造になっていて、赤ちゃんの手を握ったり、ラトルや人形を持たせることも可能。手触りがよく保温性に優れたフリース素材なので寒い時期のお出かけにも重宝します。フード部分にポンポンが付いているデザインもキュートですね。

ジェラート ピケ BABYトイプードルおくるみ

Amazonカスタマーレビュー

3.5

Amazonカスタマーレビュー

(2件)

商品情報

サイズ:タテ79cm×ヨコ98cm
素材:表側/ポリエステル100%・裏側/綿81%・ポリエステル19%

フード部分がトイプードルの顔になっている愛らしいデザインのおくるみは、赤ちゃんの手足をしっかり包めるのでお出かけにも使えます。着せ方は、赤ちゃんの足をカバーに入れてから左右の身頃を合わせるだけと簡単です。両脇の紐を結べば、赤ちゃんが動いてもはだけることはありません。外側はジェラートピケならではのふわふわ素材、肌に当たる面は柔らかいパイル生地になっていますよ。

エイデンアンドアネイ おくるみ 3枚

商品情報

ブランド:aden + anais(エイデンアンドアネイ)
サイズ:生後0~2ヵ月から
素材:綿

赤ちゃんをしっかり包み込むことで、お腹の中にいたときのような安心感を与えられるスワドルです。赤ちゃんを簡単に包める構造になっているので使いやすいですよ。全身を包めるほか、腕を出したスタイルでも包める2WAY仕様です。足元のファスナーを開ければ、スワドルから出さなくてもオムツ替えができます。3枚入りなので洗い替えも十分ですね。

10mois Hoppetta ふくふくガーゼ(6重ガーゼ)

Amazonカスタマーレビュー

4.3

Amazonカスタマーレビュー

(57件)

商品情報

ブランド:Hoppetta(ホッペッタ)
サイズ:身幅約35cm、着丈約58cm(新生児~3歳頃まで)
素材:コットン100%

ひつじ柄の刺繍がかわいいベビー用スリーパーは、秋冬の寒さ対策におすすめ。ねんねのときはもちろんですが、ベストのような形状なのでお出かけにも使えますよ。織目の異なるガーゼを6枚重ねにした生地は、空気をふんわりと含んでいるので冬でもあたたかく、汗をかいてもすぐに吸収してくれます。通気性や速乾性にも優れており、暖房のきいた室内でも蒸れにくいですよ。

ケラッタ イブル おくるみ

Amazonカスタマーレビュー

4.7

Amazonカスタマーレビュー

(103件)

商品情報

ブランド:kerätä(ケラッタ)
サイズ:120×120cm
素材:綿100%

肌触りのよい2重ガーゼのおくるみは柔らかくて伸縮性があるので、おくるみで巻いたときに赤ちゃんの体を締めつけ過ぎずにやさしく包めるのが魅力です。おくるみとして使わなくなる生後3~4カ月以降も、お昼寝のときの上掛けやオムツ替えシートなどとしてマルチに使える120×120cmの大判タイプです。デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れても安心な、綿100%でホルマリン検査済みの商品です。

おくるみの巻き方

一枚布タイプのおくるみの巻き方にはさまざまな方法がありますが、ここでは新生児期から生後2ヶ月くらいまでの赤ちゃんに使える基本の巻き方をご紹介しますね。

お腹の中にいたときのように手足を固定することで、安心感を抱かせることできますよ。

<おくるみの基本の巻き方>
  • ①ひし形に広げたおくるみの上部を三角に折る。
  • ②折り目と肩のラインが合うように寝かせる。
  • ③向かって左側の布を体に巻き付け、布の端を背面に入れ込む。
  • ④下側に余っている布をまとめて体に巻き付ける。
  • ⑤向かって右側の布を体に巻き付け、布の端を背面に入れ込む。

おくるみを締め付けすぎると呼吸がしづらくなってしまうので、大人の手が入るくらいの余裕をもたせながら巻きましょう。

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おすすめ商品比較表

タッペンスアンドクランブル おくるみ 星 星型アフガン

ジェラート ピケ BABYトイプードルおくるみ

エイデンアンドアネイ おくるみ 3枚

10mois Hoppetta ふくふくガーゼ(6重ガーゼ)

ケラッタ イブル おくるみ

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秋冬のお出かけにぴったりのおくるみを見つけよう!

おくるみは、寒い季節に生まれた赤ちゃんの必須アイテムの一つ。生まれたての赤ちゃんを寒さから守るため、さまざまな素材・タイプ・デザインのものが販売されていますよ。本記事で紹介した秋冬用おくるみの選び方やおすすめ商品を参考にして、あたたかくて使いやすいおくるみを選びましょう。

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