ミネラルウォーターのおすすめ8選!硬水・軟水の違いやコスパのいいまとめ買い商品も紹介
「ミネラルウォーター」をまとめ買いするには通販が便利ですが、実際に通販サイトを見てみると、種類や硬度などさまざまな商品があって選ぶのに迷いますよね。そこでこの記事では、ミネラルウォーターの基礎知識や選び方を詳しく解説!持ち運びやすさやエコに配慮したものなど、通販で購入できるおすすめ商品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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ミネラルウォーターとは?おさえておきたい基本知識
ミネラルウォーターは、食品衛生法で「水のみを原料とした清涼飲料水」と定義されています。近年では飲料水、料理や備蓄用など、生活必需品として欠かせない商品になりつつあります。
ミネラルウォーターは、地下水など自然にろ過した水が使用されているのが特徴です。ミネラルウォーターという名前のとおり、ミネラルを含んでいるものもありますが、含有量は製品ごとにさまざま。主なミネラルとしてマグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムの4つがあります。それぞれのミネラル量により、味わいに変化が生じます。成分イオンが与える味覚については、下記をご覧ください。
ミネラル | 味わいの変化 |
---|---|
マグネシウムイオン | 少量だと甘みを感じ、多いと渋みや苦味が強くなる |
カルシウムイオン | 適量であれば甘みを感じ、多いと重みを感じる |
ナトリウム&カリウムイオン | 多いと塩味を感じ、少量だと甘みを感じる |
成分が気になる方は、ぜひ購入時にチェックしてみてくださいね。
ミネラルウォーターの種類と特徴
ミネラルウォーターには、大きく分けて4つの種類があります。下記で種類と特徴を解説するので、参考にしてみてくださいね。
ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された地下水でろ過、沈殿、加熱殺菌だけを施したもの。最低限の処理しか行わないため、「天然水」とも呼ばれます。
ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルウォーターのなかでも、地層中のミネラルが溶け出した地下水をナチュラルミネラルウォーターと呼びます。ろ過、沈殿、加熱殺菌だけを施し、最低限の処理しか行いません。ナチュラルウォーターと同様、「天然水」とも呼ばれます。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターの原水は、ナチュラルミネラルウォーターです。品質をより安定させるため、ろ過、沈殿、加熱殺菌のほかに、ばっ気(水に酸素を供給する行為)やミネラル調整を行います。また複数のナチュラルウォーターを混ぜ合わせたものも、ミネラルウォーターと呼ばれます。
ボトルドウォーター
上記の3種類に当てはまらない水を指します。処理の方法に決まりはなく、電気分解処理もボトルドウォーターです。また飲料水のほかに、蒸溜水や水道水などもボトルドウォーターに区分されます。
ミネラルウォーターの硬度について
硬度とは、水質を表す指標のひとつ。水に含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量を使って数値化したもののことです。
計算する際は(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)の式で算出し、単位はmg/Lを使用します。
軟水と硬水の違い
軟水と硬水の違いは、硬度の数値にあります。WHO(世界保健機関)が定める硬度の基準値は、以下の通りです。
種類 | 硬度の基準値 |
---|---|
軟水 | 0~60mg/L未満 |
中軟水 | 60~120mg/L未満 |
硬水 | 120~180mg/L未満 |
超硬水 | 180mg/L以上 |
そのなかで、120mg/L未満が軟水、120mg/L以上が硬水と分類されます。
また日本では、世界の硬度基準と違いがあることを覚えておきましょう。0~100mg/Lが軟水、101~300mg/Lが中硬水、301mg/L以上が硬水と分類されます。
日本の水と欧米の水はどう違う?
世界に存在する水には違いがあり、地域によって硬度の数値が変わります。下記で日本と欧米の水の違いについて解説するので、一緒に確認してみましょう。
日本の水は軟水が多い
日本は傾斜が急で山から海がそう遠く離れていないため、水が比較的短い時間で移動します。また、火山活動によってできた地域も多く、地層の主な成分は火成岩です。火成岩はミネラルをあまり含んでいないため、水は軟水になります。しかし、一部の地域(沖縄県や兵庫県の宮水)では、硬水が多い傾向にあります。
欧米の水は硬水が多い
一方、欧米は傾斜があまりなく、地下水がゆっくり移動します。地層もミネラルを含む石灰岩質であるため、地下水の硬度は高くなります。しかしイギリスやオーストラリアなど、世界の一部では軟水の多い地域もあるんですよ。海外旅行に行く際は、あらかじめ水の硬度を調べておくのもよいですね。
ミネラルウォーターの選び方
ミネラルウォーターを選ぶ際は、「飲みやすさ」「容量」「エコ視点」の3つのポイントに注目しましょう。ミネラルウォーターはさまざまな種類があり、味わいや使用方法も異なります。上記のポイントを参考に、自分にぴったりのミネラルウォーターを見つけてくださいね。
1.飲みやすさで選ぶ
ミネラルウォーターを選ぶ際は、飲みやすさに注目しましょう。硬度の低い軟水は喉ごしがよく、飲みやすいです。一方、硬度の高い硬水は、のどにつかえるような飲みにくさを感じることも。飲みやすさを重視する人は、軟水か硬度が低めの硬水を選びましょう。
軟水
軟水はミネラル分が少なく、口当たりがまろやかな特徴があります。クセが少ないためゴクゴクと飲みやすく、飲みやすさを重視する人におすすめです。
特に、赤ちゃんのミルク作りには軟水が向いています。内臓に負担がかかりにくく、安心して使えるでしょう。逆に硬水は赤ちゃんの体に負担がかかりやすいため、おすすめできません。料理や赤ちゃんのミルク作りなど幅広い用途で使用できるので、ぜひ軟水を使用してみてください。
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硬度低めの硬水
硬度がやや低めの硬水は飲みやすさを重視しつつ、ミネラル成分も補給したい人に最適です。ミネラル成分(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)が手軽に補給できますよ。
購入する際は、硬度101~300mg/Lくらいを選びましょう。それ以上のタイプは重たさや飲みにくさを感じやすくなるため、飲みやすさを重視する人にはおすすめできません。
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2.容量で選ぶ
ミネラルウォーターは、さまざまな容量のものが販売されています。用途に合わせてサイズを選びましょう。容量別に330ml、500ml、1~2L、12Lのミネラルウォーターをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
330ml
330mlの小型サイズは、持ち歩きや会議用におすすめです。少し飲みたいときやちょっとした外出時に重宝し、カバンに入れてもかさばらない魅力があります。しかし、直接口に付けて飲むと雑菌が繁殖しやすくなるため、なるべく早く飲み切りましょう。
購入する際は、コンビニやスーパーなどで手軽に購入できます。まとめて購入したい人は、ネット通販を利用するのがおすすめです。
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500ml
500mlサイズは、自販機やコンビニで多く販売されているのが特徴です。最近では、550mlや600mlといった少し増量されたタイプもあります。
バーベキューやハイキング、ピクニックなどさまざまなレジャーで活躍し、カバンやリュックに入れても気にならないサイズなのがうれしいポイント。また、350mlでは少しも物足りない人にもおすすめです。幅広い用途で役立つので、多く持っていても損のないタイプでしょう。
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1~2L
1~2L容量は、ミネラルウォーターを使う頻度が高い人におすすめです。特に、料理で使用する際に重宝します。350mlや500mlよりも、1~2Lの方が安く購入できるため、水筒を持っている人は、ぜひこのサイズを検討してみてください。
さらに、ケースでまとめ買いするとよりお得に購入できます。スーパーでも販売されていますが、重いのがデメリット。ネット通販で購入するのが最適です。
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自然のおいしさを味わえるナチュラルミネラルウォーター。喉ごしがよく、飲みやすさも抜群です。ケースにはデュアルオープンボックス機能が搭載されており、天面を外すとサッと取り出せます。備蓄水としてもおすすめです。
12L
12Lサイズは、ウォーターサーバーで多く使われます。ウォーターサーバーは、常にミネラルウォーターを使用したい人におすすめです。なかには冷水、常温水、温水に変更できる優れたタイプも災害時の備蓄水としても活躍するので、ミネラルウォーターを使うシーンの多い方は検討してみてもいいかもしれません。
ただし、12Lタイプは、ウォーターサーバーの種類によっては使用できない場合もあります。購入する前は、使っているウォーターサーバーに適した12Lボトルを選びましょう。
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3.エコ視点で選ぶ
ミネラルウォーターを選ぶ際は、エコ視点にも注目しましょう。近年は、ラベルレスや紙パックタイプも販売されています。廃棄物やプラスチックの廃棄量削減につながるアイテムをご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ラベルレスタイプ
ラベルレスのミネラルウォーターは、捨てる際に手間を省けるメリットがあります。通常ではラベルを剥がして捨てる必要がありますが、ラベルレスではボトルとキャップを捨てるだけ。ほんのひと手間ですが、何十本も捨てるとなるとラベルレスは重宝するでしょう。
また、ラベルがないためプラスチックの廃棄量を削減でき、二酸化炭素の排出量を抑えられるメリットもあります。捨てる手間を省きつつ、環境にも優しいのはうれしいですね。
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紙パックタイプ
紙パックのミネラルウォーターは、プラスチックを削減できるのが魅力です。通常プラスチックを燃やすと二酸化炭素が排出され、環境に悪影響を与える恐れがあります。しかし紙パックなら再利用が可能なため、二酸化炭素の排出量を抑えられます。
紙パックはリサイクルすると、トイレットペーパーやティッシュに生まれ変わるので環境にも優しいですよね。また紙パックのミネラルウォーターは遮光性に優れ、常温での長期保存も可能。容量も350mlや500ml、1Lなどさまざまあるので、使い勝手も抜群です。
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料理に使うときに気を付けるポイント
ミネラルウォーターを料理で使う際は、硬度(軟水や硬水)に注意しましょう。知らないまま料理にミネラルウォーターを使うと、失敗する可能性もあります。
下記では、軟水と硬水のおすすめ料理をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- ご飯を炊く:甘みのあるふっくらとしたごはんに仕上がる
- だしを取る:旨味が引き立つ
- 煮物:味が染み込みやすくなる
- パスタをゆでる:パスタのデンプンと硬水のカルシウムが結合してコシが出る
- 肉を煮込む:硬水のカルシウムが肉のタンパク質と結合してやわらかく仕上がる
- パエリア:米の糖質臭さがなくなり旨みがアップする
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違いを知って上手にミネラルウォーターを選ぼう!
ミネラルウォーターは軟水と硬水があり、飲みやすかったり、ミネラル分の含有量が異なったりとそれぞれ特徴が違います。また料理をする際も、軟水と硬水で違いが出るので注意しましょう。違いを知って、自分にぴったりのミネラルウォーターを選んでくださいね。