プロも使うソムリエナイフって?おすすめの選び方や初心者でも使いやすい商品を紹介
ワインを抜栓するときに欠かせない「ソムリエナイフ」。高級品や安いもの、プロ向け、日本製などさまざまなタイプがあるので、どれを選ぼうか迷う方も多いかもしれません。今回はソムリエナイフの選び方に加え、詳しい違いや特徴について解説します。おすすめの1本もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
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ソムリエナイフとは?
ソムリエナイフとはワインオープナーの一種で、コルクを開けるときに使う折りたたみ式ナイフのこと。以下の4つのパーツでできており、テコの原理を利用してコルクをスムーズに引き抜くための道具です。
- ナイフ:キャップシールを剥がす
- スクリュー:コルクに差し込む
- フック:ボトルの縁にかけて支点にする
- ハンドル:持ち手にして引きあげる
近年はスクリューキャップのワインが増えていますが、高級ワインやヴィンテージワインはコルクを使用していることが多く、抜栓の際はワインオープナーが必要になります。ソムリエナイフは、コツをつかめば簡単にコルクを引き抜くことができるうえ、コンパクトに折りたたむこともできます。栓抜きや缶切りがついているものも多いので、ワインをよく飲む方はもちろん、飲みなれていない方も1本あると便利ですよ!
ソムリエナイフの選び方は?
ソムリエナイフを選ぶ際のポイントは、主に「フックの数」「材質」「ハンドルの厚さ」「スクリューの長さ」の4つです。
ソムリエナイフは、フックの数によって使い方が、材質によって質感や価格が、ハンドルの厚さやスクリューの長さで使いやすさが異なるので、自身の使用シーンや好みに合わせたものを選ぶことが重要です。また、ソムリエナイフは右利き用に作られていることが多いので、左利きの方はレフトハンドルタイプを選ぶとよいでしょう。
それでは、ソムリエナイフの選び方と、それぞれの特徴や違いを詳しく見ていきましょう!
フックの数で選ぶ
ソムリエナイフは、ボトルの縁にかけるフックの数によって2種類に分けられています。フックが2つのものはダブルアクション、1つのものはシングルアクションと呼ばれており、それぞれ使い方やメリットが異なります。
ダブルアクション
ダブルアクションは、コルクを抜くときのフックが2つあるタイプです。その使い方は、まずは根元側のフックをボトルの縁にかけ、コルクを少し引き上げてから、端側のフックに変えて一気に引き抜きます。コルクを2段階に分けて引き抜くため、支点が安定しやすく、長いコルクもきれいに引き抜くことができます。初心者の方や腕力がない方は、まずはダブルアクションを選んでみるとよいでしょう。
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商品情報
色 Brown
ブランド Chambertin
商品寸法 (長さx幅x高さ)
初心者の方でも扱いやすい、ダブルアクションのソムリエナイフです。スクリューが長めなので、ヴィンテージワインのコルクも簡単に引き抜くことができますよ。ノコギリ型のナイフは切れ味がよく、キャップシールを剥がしやすいのも魅力のひとつ。比較的リーズナブルなので、初めての1本におすすめです。
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商品情報
商品の寸法 長さ18.5 x 幅6.3 cm
商品の重量 150 g
材質 ステンレス鋼
このソムリエナイフは、ダブルアクション機能を備えており、ワインのコルクをスムーズかつ効率的に抜くことができます。耐久性に優れた素材で作られており、エレガントなデザインが特徴。ボトルオープナーとフォイルカッターも内蔵されており、ワインを開ける際に必要なすべての機能が一つにまとめられています。プロのソムリエはもちろん、自宅での使用にも最適ですよ。
シングルアクション
シングルアクションは、コルクを抜くときのフックが1つのタイプです。スクリューをコルクに刺し込み、ひとつのフックで一気に引き抜くため、抜栓をスマートに行うことができます。手元をエレガントに見せることができますが、コルクをまっすぐに引き上げるためには少しコツが必要です。慣れていないとコルクを折ってしまうこともあるので、主にプロのソムリエや上級者の方が使うことが多いです。
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商品情報
色 ブラック
仕上げタイプ 塗装
ブランド 下村工業(Shimomura Kougyou)
商品の重量 88 グラム
新潟・三条の刃物鍛冶屋が手がける、シングルアクションのソムリエナイフです。すっきりとしたデザインでありながらも、カット、抜栓、栓抜きと3つの用途に使うことができます。ステンレスにシリコン塗装を施しているので、滑りにくいうえ耐久性が高いのもうれしいポイント。ご家庭用はもちろん、抜栓の練習にもおすすめですよ。
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商品情報
商品の重量 0.09 kg
材質 黒檀
高品質ステンレスを採用したソムリエナイフは、錆びにくく、耐久性に優れた素材で作られています。2段階式アクションにより、コルクを安定してまっすぐ抜くことが可能で、初心者や力の弱い方にもおすすめです。また、栓抜き機能も備え、ワインだけでなくビールやジュースの開栓にも対応。コンパクトなデザインなので、外出時にも持ち運べますよ。
材質で選ぶ
ソムリエナイフの材質は、ステンレスもしくはスチールが一般的です。ステンレスは軽くて錆びにくいうえ、美しい光沢があるので高級ブランドで使われることが多いです。一方で、スチールは比較的リーズナブルですが、少し重みがあり錆びやすいので、水や汚れがついたらすぐに拭き取る必要があります。
また、ハンドル部分はステンレス、シリコン、木製、牛や水牛の角など、さまざまな種類があります。耐久性で選ぶならステンレス、高級感や握りやすさで選ぶなら天然木や水牛の角など、価格も確認しながらお好みのものを選びましょう。
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商品情報
商品の寸法 (約)幅3.5×奥行1.5×全長11.3cm(折込時)
商品の重量 0.07 kg
材質 ステンレス鋼、木材
このソムリエナイフは、ボトルのコルクをスムーズに抜栓するための精密な設計が施されています。コンパクトながらも、ボトルオープナー、ナイフ、コルクスクリューの3機能を一体化しており、使い勝手の良さが魅力です。シンプルで洗練されたデザインは、どんなテーブルセッティングにもマッチし、ワインを楽しむ時間をより特別なものにしてくれますよ。
ハンドルの厚さで選ぶ
ソムリエナイフは、ハンドルの握りやすさで選ぶことも大切です。抜栓は意外と力が必要になることもあるので、自身の手にフィットしやすいものを選ぶようにしましょう。
ハンドルは十分な厚みがあり、緩やかなカーブや凸凹が施されているものが手にフィットしやすいです。また、素材は固い金属よりも、やわらかい木製の方が力を入れやすく、指を傷めずに抜栓することができます。ただし、手の大きさや指の長さには個人差があるので、実際に握りやすさを確かめてから購入することをおすすめします。
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商品情報
材質 バラ
色 5バラの木製(ビッグサイズ)
仕上げタイプ 抛光
ブランド CORKAS
商品の重量 8 オンス
手に馴染みやすい、緩やかなカーブのソムリエナイフです。ハンドルは程よい厚み・大きさ・重みがあり、使い心地がよいのが魅力です。高級感のあるバラの木製のハンドルは、耐久性に優れているのでプロの方や長く使いたい方におすすめですよ。
スクリューの長さで選ぶ
ソムリエナイフを選ぶ際は、スクリューの長さ・形状・材質を確認することも大切です。
高級ワインやヴィンテージワインは、長めのコルクが使われることが多いので、スクリューは長めのものがおすすめですよ。素材は金属製が多いですが、表面に溝が施されているものも。さらにテフロン加工されているものは、摩擦が少ないのでコルクに差し込みやすいというメリットがあります。
また、スクリューの先端部分が中心にあることも確認しておきましょう。先端部分が中心からずれていると刺し込みにくいうえ、コルクが割れてボロボロになってしまうことがあります。
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商品情報
色 パープル
ブランド ル・クルーゼ(Le Creuset)
商品の重量 0.08 キログラム
商品寸法 (長さx幅x高さ) 20 x 152 x 38 mm
普段使いにぴったりな、ポップな色合いのソムリエナイフです。ダブルアクションのフックと長めのスクリュー、ノコギリ型のナイフは、初心者の方でも扱いやすい設計になっています。栓抜きと缶切りもついているので、1本あると重宝すること間違いありませんよ!
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商品情報
商品の寸法 縦13.5×横3.5×高1.5cm(たたんである最小の状態)
商品の重量 約114g
材質 本体:ポリプロピレン/熱可塑性エラストマー/ステンレス鋼
ボトルのコルクをスムーズに抜栓するための特殊なスパイラルデザインが特徴で、最小限の労力でコルクを引き抜くことができます。ハンドルは手にしっかりとフィットし、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。コンパクトで持ち運びやすく、家庭用はもちろん、ピクニックやアウトドアでの使用にもぴったりですよ。
ソムリエナイフの使い方
ソムリエナイフは使いこなすのが難しそうに見えますが、コツをおさえれば簡単に使えるようになりますよ。ソムリエナイフは以下の手順で使います。
- 1.ワインのキャップシールに切り込みを入れる
- 2.キャップシールをはがす
- 3.コルクにスクリューを差し込む
- 4.ボトルの瓶口にフックを引っ掛け、コルクを引き抜く
まずはボトルの出っ張り部分の下にナイフを当て、切り込みを入れます。このとき、ナイフの刃はななめ上45度の角度で当てると綺麗に切れますよ。ボトルは回さず、ナイフを横方向に動かしてぐるりと一周切り込みを入れましょう。横方向の切り込みが一周したら、キャップシールの切れ目と瓶の間にナイフの刃を当てて上方向に切り込みを入れます。そのまま上に引っ張ってキャップシールをはがしましょう。
キャップシールをはがしたら斜めからスクリューを入れてコルクの中心に差し込みます。ポイントは、ある程度スクリューを差し込んだら回しながら起こすようにし、テーブルと垂直になるようにすること。こうすることで、テコの原理を利用して栓を抜くことができますよ。スクリューをまっすぐに立てたらくるくると回して差し込んでいきます。
スクリューが十分にささったら、ボトルの口にフックの支点部分を引っ掛けます。真上に引き抜くようにしてコルクを引き上げましょう。コルクがほとんど出てきたら、最後は手でやさしく引き抜きます。勢いよく引き抜くとワインが飛び跳ねることがあるので注意してくださいね。
おすすめ商品比較表
Chambertin Daniel Chambertin ソムリエナイフ ワイン オープナー ダブルアクション | Lusciouz LUSCIOUZ ルーシャズ ソムリエナイフ プロフェッショナル ダブルアクション | 下村工業(Shimomura Kougyou) 下村工業 キッチンバー ソムリエナイフ | CORKAS CORKAS ソムリエナイフ ワインオープナー コルク抜き CK03 | パール金属(PEARL METAL) パール金属 ドメーヌ・ルティ ソムリエナイフ C-3717 | CORKAS CORKAS ソムリエナイフ ワインオープナー コルク抜き | Le Creuset(ル・クルーゼ) ル・クルーゼ(Le Creuset) ワイン アクセサリー | OXO (オクソー) OXO ソムリエナイフ | |
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今回は、ソムリエナイフの選び方と詳しい違いや特徴、おすすめのソムリエナイフなどをご紹介しました。ソムリエナイフとは、ワインオープナーの一種であり、使い方をマスターすればコルクをスムーズに引き抜くことができるアイテムです。プロが使うイメージが強いですが、初心者の方でも扱いやすいものもあるので、ぜひ好みのものを選んでみてくださいね。