梅酒のおすすめ16選！ブランデータイプやソーダ割りに合うものなど人気のアイテムをご紹介

爽やかな酸味と甘い味わいのバランスが絶妙な「梅酒」。お酒が苦手な方でも飲みやすく、老若男女問わず色んな方から親しまれています。そこで今回は、梅酒についての解説とおすすめの商品をご紹介します。定番の南高梅を使ったものや美味しいと定評がある有名銘柄をご紹介していますので、自分好みの梅酒を見つける参考にしてくださいね。

梅酒は6月頃に収穫される南高梅をはじめとした青梅を使い、ホワイトリカーやウイスキーや焼酎といった蒸留酒に漬け込んで造られたお酒のことです。

梅・糖分・お酒のみで造った添加物不使用の「本格梅酒」、酸味料・香料・着色料などの添加物を加えた「梅酒」の2種類があります。

使用する梅とベースに使うお酒の種類によって味の仕上がりが違ってくるため、飲み比べながらお好みの梅酒を見つけてみてくださいね。

先述のとおり、梅酒の味わいは使用する梅とベースのお酒により大きく異なります。

ホワイトリカー・ウイスキー・焼酎のどのお酒をベースにして造られたものかで、「すっきり」「濃厚」の2つの味に分類できるんですよ。

以下では、梅の種類とベースのお酒によってどのように味わいが変化するのかを解説していきますね。

甲類焼酎に分類されているお酒で、梅酒造りのベースとして多く使われています。

無味無臭のためクセがなく、梅の味わいをしっかり引き出したすっきりタイプの梅酒に仕上がるのが特徴です。35％程度のアルコールを含んでおり、腐敗を防いでくれるので長期保存に向いています。

とうもろこしや大麦などを原料に造られたお酒で、芳醇な香りとコクのある梅酒に仕上げてくれます。

ブランデーもウイスキーと同様に華やかな梅酒を楽しめるベースとして親しみがあり、どちらも濃厚な味わいが魅力ですよ。ロックでゆっくりと梅酒を堪能したい方や、目上の方へのプレゼントにもおすすめのベース酒です。

甲類焼酎以外の、麦・芋・穀物・黒糖などを原料に造られた乙類焼酎に分類されたお酒です。

麦や芋ベースのものはすっきりタイプに、黒糖や穀物ベースのものはまろやかでコクのある濃厚タイプに近い味わいの梅酒が楽しめますよ。無味無臭なので梅本来の風味を引き出せるのも魅力のひとつ。原料によって味が異なるため個性的な種類が揃うのも面白いですね。

梅酒造りに使う梅は完熟具合いによっても、味が異なります。熟していない青梅は酸味がありさっぱり、熟した完熟梅は酸味が少なくマイルドに仕上がります。

薄皮で果肉が柔らかい「南高梅」は、フルーティーで口当たりが良く梅酒に使われる定番です。

古風な味わいに仕上がる「鴬宿梅」、香り豊かな「白加賀梅」など梅にも多くの品種があるので、ぜひ飲み比べてみてくださいね。

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日本酒ベースの梅酒も、日本酒のお米の風味に梅の香りと酸味がマッチしておいしく仕上がります。まろやかな口当たりですっきりした飲み口のため、クセがなくお酒が苦手な方や食中酒にもおすすめ！日本酒は焼酎やウイスキーと比べると一般的にアルコール度数が低い傾向にあるため、口当たりが穏やかであり、繊細な味わいを楽しむことができます。

奈良県産の吉野梅と日本酒を使った濃厚な味わいが特徴の梅酒です。甘酸っぱい梅の香りと果肉が口の中いっぱいに広がり、とろりとした口当たりも同時に楽しめます。梅が苦手な人でも飲みやすく、梅酒デビューにもピッタリですよ！

爽やかな味わいとすっきりした飲み口の梅酒を好むなら、ホワイトリカーをベースにした梅酒がおすすめです。アルコール度数が控えめのものが多く、すっきり飲めるため食事の邪魔をしないところも魅力。果実感をたっぷり楽しめるほか、クセが少ないので梅酒の初心者の方でも飲みやすいですよ。

肉厚な紀州産の南高梅・糖分・酒精を原料にし、1年以上熟成させた梅酒。柔らかな果肉の梅入りで、芳醇な香りと力強い酸味を楽しみながら飲めますよ。見た目も綺麗なので飾っておいてもおしゃれな印象に！ロックで飲むのがおすすめです。

芳醇で華やかな香りが特徴のウイスキーベースは、食前や食後に飲むのがおすすめです。
はちみつや黒糖で甘味付けをしているものが多く、優しい甘さやとろりとした飲み口も感じられますよ。ロックで飲めば濃厚タイプに、ハイボールで飲めば爽やかなタイプといったように多種多様に飲めるのも楽しいですね。

ウイスキーで有名な「山崎蒸溜所」の樽で、じっくり熟成させた梅酒です。焙煎樽ならではのバニラのような香りと、華やかで深い味わいが多くの人に愛されています。鼻から抜けるウイスキーの香りが心地よく、甘い梅酒が苦手な人にオススメです！

ホワイトリカーと同様に、すっきりした飲み口で飲みやすいのが焼酎ベースです。糖分に氷砂糖を使ったものが多く、クセがないため食中酒としてもゴクゴク飲めますよ。焼酎造りに使われている原料によってそれぞれ違った個性が楽しめるのも魅力ですね。

奈良県産の青梅を国産100％の蜂蜜と玄米焼酎で漬け込んだ梅酒です。クセがなくまろやかで上品な仕上がりのため飲みやすいのも魅力的。食欲を誘う食前酒としてもおすすめですよ。アルコール度数は高めですが、すっきりとしているので飲みやすいでしょう。

梅酒は使用する梅によって味わいが異なります。

「南高梅」「紅南高梅」「白加賀梅」などのさまざまな品種があり、産地で酸味や甘味が違うのも特徴です。いろいろな梅の品種を飲み比べることで、自分にぴったりの梅酒が見つかるかもしれませんよ。

梅の品種の中でも最高級といわれているのが和歌山県が産地の南高梅（なんこううめ）です。
薄皮で果肉の柔らかな大粒の梅で、完熟するとより柔らかさが増し芳醇で桃のようなまろやかな香りがします。青梅を使って造られる梅酒が定番な一方、完熟した南高梅もまた一味違う風味が楽しめて面白いですよ。

程度良く熟した紀州産の南高梅をじっくり熟成させた梅酒です。フルーティーな香味とまろやかな喉越しを堪能できますよ。ロックやカクテル、水割りなど様々な飲み方にもマッチしているのでとても飲みやすい梅酒です。

群馬県を筆頭に関東地方で多く栽培されている白加賀梅（しろかがうめ）は、5月下旬～6月下旬の約1か月の間に出回る品種として知られています。実が大きいわりに種は小さく、厚い果肉は繊維が少ないことから梅酒に向く品種として扱われていますよ。南高梅に比べてさっぱりとした梅酒でありながら、芳醇で濃厚なコクを楽しめる魅力も兼ね備えた品種です。

紅南高梅は最高級の品種である和歌山産の南高梅の中でも、より多くの太陽の光が当たり、梅の表面の緑色部分が3分の1以上紅色に染まったもののことを指しています。良好な天候に恵まれた年にしか収穫することができないため、出荷数が少なく通常の南高梅よりも希少価値の高い品種です。梅本来の香り・甘味・酸味のバランスが良く深い味が楽しめますよ。

朝摘みの南高梅を新鮮なまま漬け込んだ梅酒です。梅酒杜氏が約1年かけて仕込んでおり、ホワイトリカー使用なのでさっぱり飲めますよ。ほのかな甘みと高級感のある梅の香りが最大のポイント。一度飲むとハマってしまう魅力を持っています。

梅酒にブレンドされている糖分は氷砂糖が定番ですが、はちみつや黒糖などが使われることもあります。どの糖分を使うかで梅酒の甘味や深味やコクが異なるため、ブレンドされている材料にも注目して選びましょう

まろやかな甘さに仕上がる氷砂糖に比べて、はちみつ入りは優しい甘さと深みのある味わいが特徴です。濃厚タイプに分類され、独特の風味がありながらクセがなく初心者でも飲みやすいブレンドとして選ばれていますよ。

香料・着色料・酸味料などは一切不使用の無添加梅酒。自然な梅の香りと酸味に優しい甘さが広がる一升瓶の商品で、度数も12度と、控えめなので飲みやすいですよ。食前、食後にピッタリな梅酒と言えるでしょう。

ブレンド材料に黒糖を入れたものは、豊かなコクのある味わいに仕上がるのが特徴です。ウイスキーのようなブラウン色の梅酒で、甘味以外に独特の苦味や渋味も加わった不思議な味が楽しめますよ。

和歌山県産の南高梅を、石垣島の泡盛と国産の黒糖に漬け込み仕上げた梅酒です。爽やかな酸味とまろやかで深みのある独特の風味を引出しています。甘さ控えめなので、梅酒独特の甘みが苦手な人でもとても飲みやすいですよ。

市販の梅酒は、紙パック・缶・瓶の3種類が主流です。

中でも定番の紙パックはコスパが良く、リーズナブルな価格帯で購入することができますよ。缶に比べて大容量なうえに安価で買い求められるといったメリットがあります。飲み終わった後は、コンパクトに畳んで可燃物として捨てられる手軽さも嬉しいですね。開封後、約6～10ヶ月程度で飲み切るのがおすすめで、空気に触れると酸化が進むため、長期保存には向きません。

缶はコンパクトでストックしやすいメリットがあります。缶を丸ごと冷やして飲めるほか、飲み切れる量なので余る心配が少ないのもポイント。持ち運びに便利でBBQなどの屋外でも気軽に楽しめる一方、一度開けた梅酒は酸化するため余りを新鮮に保存できません。そのため開封後はなるべく早めに消費し、風味や品質の劣化を防ぐよう心掛けましょう。

フタ付きの瓶は少しずつ飲みたい方におすすめです。酸化しにくく香りや風味が劣化しにくいメリットもありますよ。開封後も約1～3年程度持つため、長期保存に向いた梅酒を探している方は選んでみてくださいね。

紙パック入りの梅酒は満足な大容量で、毎日の晩酌でお好みの量を飲めるのが特徴です。リーズナブルな種類が多く、お財布に優しいところも嬉しいポイントですね。飲んだ後は可燃物として捨てられるため、ゴミ捨ての負担も少なく済みますよ。

国産梅を100％使用し、砂糖・酒精・ブランデーで仕込んだ梅酒です。さらりとした飲み口で、1800mlの大容量のためコスパ良く梅酒を楽しむことができます。甘めで飲みやすく、梅酒デビューにもピッタリですよ。

缶入りの梅酒は小分けになっており、一度に飲み切れるサイズなのが人気です。丸ごと冷蔵庫に入れて冷やしておけるため、ストックしやすく宅飲みにもぴったりですよ。アルミ製なのでクーラーボックスに入れて屋外にも持ち運べます。缶入りの梅酒は小分けになっており、一度に飲み切れるサイズなのが人気です。

紀州産の南高梅を糖分と酒精で漬け込み、炭酸割りにした梅酒です。250mlと350mlの容量から選べる缶タイプで、宅飲みにもぴったりですね。アルコール度数も低めで飲みやすく、気軽にソーダ割りを楽しめます。

和歌山県産の南高梅を糖分と酒精で3年間熟成させた梅酒です。ブランデーを想わせる重厚な香りとまろやかな口当たりで余韻を楽しめますよ。梅本来の酸味をしっかりと感じられ、すっきりとした後味が人気ですよ。

山崎蒸溜所の古樽で完熟梅を漬けて熟成させた梅酒です。さまざまな原料酒をブレンドし、ソーダ割りをおいしく飲めるように工夫しています。梅とスモークの組み合わせが斬新で、いつもと違う梅酒を飲みたい人におすすめです。

自家製の焼酎に品質の良い青梅を漬け込み、時間をかけて熟成した梅酒です。旨味と酸味のバランスがよく、さっぱりした梅酒に仕上げています。トロトロな食感が特徴で、アイスクリームにかけていただくのもおすすめ！

白加賀梅を100％使用し、蜂蜜とブランデーに漬けて熟成させた梅酒です。芳醇で厚みのある味わいで、梅の爽やかな香りも楽しめますよ。しっかり甘さはあるものの、後味がすっきりしているので飽きずに飲めるのが人気の秘訣です。

北陸産の紅映梅（べにさしうめ）のみを使い2年間熟成させた梅酒です。旨味とキレを持ち上品な味わいで、特別な高級感も感じられますよ。優しい口当たりで飲みやすく、梅酒好きには堪らない一本といえるでしょう。

梅酒を飲むなら、梅本来の味や風味を楽しめるストレートやロックの飲み方がおすすめです。

ストレートは常温で薄めずにそのまま飲むため、香り飛びせず香りや味わいを判断できます。ロックは常温の梅酒を氷で冷やして少しずつ飲む際、氷の溶け具合で味や風味が変化する面白さがありますよ。

体を温めたい時はお湯割りがおすすめ。お湯を注ぐ場合は、香り飛びしないように70℃程度のお湯を注ぎましょう。梅酒をそのまま温める際は35〜40℃程度に調整すると、梅酒の風味や香りが十分に引き出されつつ、梅の味わいが損なわれることなく梅本来の香りを楽しめますよ。ただし、個人の好みや梅酒の種類によっても異なる場合がありますので、自分の好みに合わせて温度を調整してみてください。

お酒が苦手な方や飲みやすくアレンジしたいという方にはソーダ割りが適しています。梅酒とソーダを1:1で割り、掻き混ぜすぎると梅酒の風味が薄くなる可能性があるので2～3回軽く混ぜるのがコツですよ。

ここまでは梅酒の種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらに梅酒を探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。

梅酒は梅とベースのお酒によって味や風味が異なります。ストレートやロックで飲むのもおすすめですが、お酒が苦手な方はソーダ割りにすると爽やかで飲みやすくなりますよ。飲み比べたりしながら自分好みの梅酒を見つけて楽しみましょう。