インナーシュラフのおすすめ10選!季節に合った素材など選び方も解説
寝袋の中にセットして保温力を高める「インナーシュラフ」。夏の暑い夜を快適に過ごす素材や機能が備わったもの、登山に適した軽量タイプなど沢山の種類があります。今回は、発売されているインナーシュラフの中からおすすめの商品をご紹介します。選ぶ際のポイントも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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インナーシュラフとは?
インナーシュラフとは、寝袋(シュラフ)の中に入れて保温力をアップさせる寝具のことで、インナーシーツとも呼ばれます。
シュラフとインナーシュラフを重ねて温かく過ごしたり、気温が高い日にはインナーシュラフだけで涼しく過ごしたり、ブランケットとして使用したりと、快適なキャンプ泊に欠かせないアイテムです。
インナーシュラフの魅力
季節によってシュラフを使い分けるには費用と収納場所が必要ですが、インナーシュラフは、お手持ちの寝袋にセットするだけなのでコストパフォーマンスが良く荷物もコンパクトにまとめられます。
また、インナーシュラフによっては、シュラフ内の温度を約5度~10度上げられるものもあり、冬や冷え込む時間帯のキャンプに欠かせないアイテムです。
シュラフはダウンが使用されているものが多いため洗濯がしにくいという特徴がありますが、インナーシュラフを使用していれば直接肌に触れるインナーシュラフだけを洗濯できるため、清潔な睡眠環境がつくれます。
ロッジやキャンプ場でシュラフをレンタルする際も、手持ちのインナーシュラフがあれば衛生対策にも役立ちますよ。
インナーシュラフの選び方
インナーシュラフにはさまざまなサイズ、重さ、素材のものがあり、それぞれ特徴が異なります。選ぶ際は、次のポイントに着目してみてくださいね。
- シュラフに合うサイズ・形状で選ぶ
- 軽量感をチェック
- 収納性をチェック
- 季節に合う素材で選ぶ
- 夏の使用に!通気性・速乾性をチェック
- 冬の使用に!保温性・吸水性をチェック
- 丸洗い可能?お手入れのしやすさで選ぶ
- コスパの良さで選ぶ
確認したいポイントをひとつずつご紹介します。重視したいポイントをチェックして、好みに合ったものを選びましょう。
1.シュラフに合うサイズ・形状で選ぶ
インナーシュラフの形状はマミー型、封筒型の2種類に分けられます。シュラフの中にセットして使用する際はフィット感を重視して、手持ちのシュラフと同じ形状のものを選ぶのがおすすめです。
マミー型のインナーシュラフは「マミー(ミイラ)」のような、足元に向かって細くなっていく形状が特徴です。頭まですっぽりと包み込めるのでフィット感が高く、熱を逃がしにくいのがメリットです。
封筒型のインナーシュラフは、封筒のような長方形の形状をしており布団のような感覚で使用できます。圧迫感がないのでキャンプ初心者の方や、暑い季節にぴったりです。頭の部分にタオルや枕をセットできるものもありますよ。
また、シュラフとインナーシュラフのサイズが合っているかも快適な睡眠のために需要なポイントです。サイズが大きすぎると布があまって足元がごわごわしたり、ジッパーが閉めにくくなったりと扱いにくくなります。インナーシュラフは、手持ちのシュラフより一回り小さいサイズを選ぶのがポイントですよ。
2.軽量感をチェック
インナーシュラフの重さは300gの軽量タイプから、1kg近くあるものまでさまざまです。携帯性を優先したいなら軽量タイプのものを検討しましょう。
ボアやフリースのような防寒素材のものは重くなる傾向があるので、保温性と携帯性のバランスも考慮してみてくださいね。ツーリングや登山に持っていくのであれば、300~500g程度のものが良いでしょう。
3.収納性をチェック
かさばりがちな荷物をできる限り減らしたい方や登山リュックなどに入れて持ち運びたい方、ソロキャンプにはコンパクトに収納できるインナーシュラフがおすすめです。手のひらサイズに収納できるものや、平たく収納できるものなど、さまざまな種類があります。
携帯性を重視したい方は、商品ページに記載されている重さや収納時のサイズを確認してみてくださいね。
4.季節に合う素材で選ぶ
インナーシュラフの素材は、コットン、ポリエステル、フリース、シルクなど多様です。季節にあった素材のものを選んで、快適な睡眠環境をつくりましょう。ここでは素材ごとに相性の良い季節と生地の特徴をご紹介します。
春・秋:コットン
温度調整に長けたコットン素材は、1日の中で寒暖差のある春・秋におすすめです。暑いときには熱を逃し、冷え込むときには体からの放熱を防げるので温度変化の激しい季節にぴったりですよ。
また吸湿性があるため湿気の多い日でもさらりとした肌触りをキープします。薄手の物が多いため携帯性や軽量性に長けているのもメリットです。
夏:ポリエステル
速乾性が高いポリエステル素材は、湿度が高く汗をかきやすい夏におすすめです。ポリエステルは繊維の中に水分が入りにくい構造なので、寝汗や水分を素早く蒸発させる特徴があります。
原材料に原油が使用されているので虫が寄り付きにくいというメリットも。起毛をかけてスエード調にしたものや、吸水速乾機能が備わったものなどバリエーションが豊富です。
冬:フリース
保温性に優れたフリース素材は、寒い冬にぴったりの素材です。ポリエステルに起毛処理を施すことにより生まれた空気の層が体の熱を保ち冷気を遮断するため、温かさが長く続くのが特徴です。ふんわりとした柔らかな肌触りがリラックス感をもたらしてくれますよ。
携帯性に優れた薄手のものから、防寒性の高い厚手のものがあり、重要視したいポイントに合わせて選べます。
オールシーズン:シルク
オールシーズン使いたい人には保温性、通気性、吸湿性に優れたシルク素材がおすすめです。素材の特性により、冬はあたたかく夏は涼しく睡眠環境を整えられるので天然のエアコン素材とも言われています。素肌に近い成分なので敏感肌の方にもおすすめですよ。軽量で薄手の者が多く、コンパクトに持ち運べるのもメリットです。
5.夏の使用に!通気性・速乾性をチェック
湿気がこもりやすく寝汗が気になる夏には、通気性が良く速乾性に優れたインナーシュラフを選びましょう。さらりとした肌触りを保ち、体にはりつかない素材や機能を備えたものが理想です。吸水速乾や冷感素材など夏にぴったりの商品が各メーカーから販売されていますよ。
夏は単体で使用できるものだとより便利!
夏はインナーシュラフ1枚だけで涼しく眠れます。夏に単体で使用するなら、温度調整がしやすい薄手のものがおすすめですよ。汗や湿気を逃してくれるものや、接触冷感機能が備わったものをチェックしてみましょう。
封筒型の形状はサイドジップを開いてブランケットとして使用できるものもあるので、気温に合わせて便利に使用できますよ。
6.冬の使用に!保温性・吸水性をチェック
冬は熱を逃さず外気を遮断するような、保温性の高いものを選びましょう。また寝汗で体が冷えてしまうのを防ぐために吸水性が高いものが良いでしょう。フリースやメリノウールは保温性・吸水性に優れているので冬の使用に適していますよ。
しっかりと防寒したい場合は、熱を逃しにくく頭まで覆えるマミー型の形状がおすすめです。一方で、冬用の厚手のインナーシュラフは収納時にかさばりやすいので収納時のサイズも確認しましょう。
7.丸洗い可能?お手入れのしやすさで選ぶ
インナーシュラフは直接肌に触れるものなので、清潔に保つためにも簡単に洗えるかを確認しておきましょう。お手入れは手洗いのみ対応しているものや、洗濯機での丸洗いに対応しているものなどさまざまです。簡単にお手入れできることを優先したい方や衛生面を重視したい方は、確認してみてくださいね。
8.コスパの良さで選ぶ
コストパフォーマンスの良し悪しは、インナーシュラフの使用頻度によって異なります。使用頻度が高い方は、価格よりも耐久性を重視した方がコストパフォーマンスが良くなります。逆に使用頻度の低い方は中~低価格帯のものを選ぶと良いでしょう。
インナーシュラフのおすすめ10選!
市販のインナーシュラフの中から、特におすすめの10点をご紹介します。それぞれの特徴を簡単にまとめているので、選ぶ際の参考にしてくださいね。
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(113件)
商品情報
サイズ:(約)幅84×奥行210cm
材質:抗菌防臭シルキーモイスクロス
重量:360 g
シルクのような滑らかな肌触りと、銀イオンの抗菌防臭を備えたインナーシュラフです。保温性、吸水性、吸湿性に優れたシルキーモイスクロスを採用しており、シュラフの中にセットするだけで睡眠環境を整えられますよ。重量は360gと軽量で、専用のバッグに入れてコンパクトに持ち運べます。洗濯機での丸洗いに対応しているので、お手入れがしやすく清潔に保てるインナーシュラフです。
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(28件)
商品情報
サイズ:(約)幅75×長さ210cm
材質:ポリエステル
重量:250 g
ふわふわとした優しい肌触りのマイクロファイバーを使用したインナーシュラフです。250gと軽量で携帯性に優れているため、ツーリングやソロキャンプにもピッタリですよ。上部にはタオルなどを入れて枕替わりにできるピローポケットが付いています。足元からも開けられるL字型のダブルファスナーは出入りがしやすく便利です。生地に伸縮性があるため、長身の方でも窮屈感なく使用できますよ。
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(197件)
商品情報
サイズ:(約)縦(長さ)220×横(胸囲)76cm
収納時 : 直径18×長さ25cm
材質:ポリエステル(フリース)
重量: 1,000g
保温性に優れたフリース素材のインナーシュラフです。外気をシャットアウトするフルレングスジッパーと、顔まわりのドローコードにより寒い季節でも熱を逃さず温かく過ごせます。生地に厚みがあり、ほどよく重さもあるため気温が上がる季節にはこれ1枚で寝袋としても使用可能ですよ。1枚でオールシーズン活躍する汎用性の高いインナーシュラフです。
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(11件)
商品情報
サイズ:(約)210x80x80cm
収納サイズ:20.5x24cm
材質:コットン100%
重量:340g
やわらかくて軽いコットン生地を採用した封筒型のインナーシュラフです。薄手で軽量なのでコンパクトに折りたたんで収納できます。温度調整に長けたコットン100%の生地は1日の中で寒暖差がある春や秋にぴったりの素材です。頭部分に高さが出せる枕がついているのもうれしいポイントですね。暑い季節は1枚で寝袋としても使用できますよ。
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(1件)
商品情報
サイズ:(約)190 x 80 x 7.62 cm
材質:ナイロン、ポリウレタン
重量:520 g
暑い季節の睡眠を快適にしてくれる冷感、吸汗機能が備わったインナーシュラフです。最大熱吸収速度を示すQ-max値が0.4以上あり、高いひんやり感を得られるのが特徴です。吸汗機能によりさらりとした肌触りを保ち快適な睡眠環境をつくります。素早くサイドジッパーを開けて広げればブランケットとしても使用できる汎用性の高いアイテムです。
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(31件)
商品情報
サイズ:(約)203.2 x 78.74 x 7.62 cm
材質:ストレッチニットポリエステル
重量:344.73 g
ソフトな肌触りが特徴のポリエステル素材を使用したインナーシュラフです。頭から足先に向かって狭くなるマミー型の形状は、体にフィットしやすく熱を逃しにくいのが特徴です。軽量で薄手の生地なので折りたたんで専用のバッグに入れるとウォーターボトルくらいのコンパクトサイズに収納できます。汚れに強くお手入れがしやすいため衛生的に使えるのも魅力です。
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(7件)
商品情報
サイズ:(約)215×72cm
材質:ポリエステルTS1(サーマルスウェード)
重量:320g
通気性、透湿性に優れたスウェード風ポリエステルを使用したインナーシュラフです。柔らかくて、起毛感のあるスウェード風生地は、マイクロファイバーが織り込まれているため保温性が高いのが特徴です。洗濯機での丸洗いに対応しているのでお手入れがしやすく清潔に保てます。とても軽く携帯性にも優れているためソロキャンプや登山におすすめですよ。
商品情報
サイズ:(約)幅80×奥行190cm
収納サイズ:(約)幅18×長さ38cm
材質:ポリエステルフリース
重量:770g
ブランドを象徴するデザインが目をひくフリース素材のインナーシュラフです。ポリエステルを起毛させた柔らかな肌触りのフリースを使用しています。フリースは繊維の間に含まれた空気が熱を逃さず保温性を高めるので、寒い季節のキャンプ泊も温かく過ごせますよ。連結に対応しているので2枚を繋げて二人用サイズにできるのも特徴です。お子さまと一緒に使いたい方にもおすすめですよ。
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(5件)
商品情報
サイズ:(約)幅:80cm 全長:208cm
材質:トランスウェット(R)スコーロン(R)(ポリエステル100%)
重量:330g
防虫、吸汗速乾性に長けたトランスウェット・スコーロン素材を使用したインナーシュラフです。メッシュのような細かな穴あき構造により通気性がよくさらりとした肌触りが感じられます。防虫機能はアウトドアシーンだけでなく、旅行時のベッド虫対策にも役立ちますよ。安眠をサポートする枕ポケットや、持ち運びに便利なスタッフバッグがついた機能的なインナーシュラフです。
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(85件)
商品情報
サイズ:(約)幅85×全長185cm
収納サイズ:(約)直径7×12cm
材質:絹100%
重量:130g
滑らかな肌触りのシルク100%素材を使用したインナーシュラフです。手のひらサイズに収納できる軽量な薄手の生地を採用しています。130gと軽いですがシルク独自の滑らかで上質な肌触りがしっかりと感じられます。シルクは人の肌に近い成分なので肌が弱い方やお子さまにもおすすめです。携帯性に優れているためアウトドアシーンだけでなく、海外のホテルなど慣れない場所での安眠サポートにも役立ちますよ。
おすすめ商品比較表
ロゴス 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ | キャプテンスタッグ マイクロファイバー シュラフ用シーツ | Snugpak フリースインナーシュラフ | NORDISK コットンインレット | ロゴス 冷感・吸汗 インナーシュラフ | THERMAREST シナジースリープバッグライナー | Snugpak インナーシュラフ TS1ライナー | ロゴス 封筒型フリースシュラフ | フォックスファイヤー SCボックスシーツ | イスカ シルクシーツ レクタ | |
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快適なインナーシュラフでキャンプの睡眠環境を整えましょう
インナーシュラフのおすすめ商品と、選び方について詳しく解説しました。インナーシュラフの形状や素材はさまざまありますが、使用するシーズンと相性の良い素材や機能のものを選ぶこと、また形状や収納性を確認しておくことが重要です。ぜひこの記事を参考にして、快適に過ごせるインナーシュラフを選んでみてくださいね。