エアーマット型キャンプマットのおすすめ10選!コンパクトなアイテムも
キャンプや車中泊を快適にしてくれるエアーマット型の「キャンプマット」。空気を抜けばコンパクトになり、持ち運びしやすいところも魅力です。この記事ではエアー型のメリットデメリット、選び方、おすすめの商品を10個ご紹介します。軽量タイプやポンプ式など使い勝手の良い商品ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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エアーマット型のキャンプマットとは?
エアーマット型のキャンプマットとは、空気を入れて膨らませることで厚みを出すマットのことです。寝袋の下に敷けばマットレスのような働きをしてくれ、より快適に過ごせます。エアーマット型以外にはインフレーターマット型、クローズドセルマット型があり、それぞれの特徴によって使い分けるのがおすすめです。
次はインフレーターマット型やクローズドセルマット型との違いを解説します。自分がどのような用途で使いたいかイメージしながら、適切なマットを選んでいきましょう。
インフレーターマット型との違い
エアーマット型とインフレーターマット型の違いは空気の取り込み方です。エアーマット型はマット本体に空気を入れて膨らませますが、インフレーターマット型はマットの中にある圧縮されたウレタンが、バルブ開放により元の大きさに戻ろうとすることで膨らみます。
そのためエアーマット型は自力で空気を入れる必要がありますが、インフレーターマット型は自動で空気が入る仕組みです。ただし、インフレーターマット型は内部にウレタンが内蔵されているため重く、持ち運びやすさは劣ります。
クローズドセルマット型との違い
ポリエチレンなどの素材でできているクローズドセルマット型は、ジャバラの折り畳み式マットのこと。空気を入れて膨らませるのではなく、マット自体のクッション性を利用します。エアーマット型と比べるとクッション性は劣りますが、すぐに広げて使え、耐久性が高い点が特徴です。
クッション性が弱いため、寝心地を重視する方にはあまりおすすめできません。とにかく荷物をコンパクトにしたい、軽量化させたいという方向けのマットといえるでしょう。
キャンプ用エアーマットのメリット
エアーマット型のメリットは、クッション性が高く、使わない時は空気を抜いてコンパクトに収納できる点です。直接地面や車に寝転ぶよりも何倍も心地よく、しかも暖かく眠れますよ。内部には空気しか入っていないため、使用後は空気を抜き切ることもでき、クルクルと丸めて小さく畳めるのも便利。
構造がシンプルなのでお手頃価格のものが多く、キャンプ初心者や車中泊をする方には挑戦しやすいでしょう。
キャンプ用エアーマットのデメリット
エアーマット型のデメリットは、空気を入れる手間がかかる点と耐久性が低い点です。インフレーターマットと違い自動で空気が入るわけでないため、ポンプを使っての空気入れが必要。広げてすぐに使えるわけではないため、準備が面倒に感じてしまうかもしれません。
また尖った木の枝や石で破けて、使えなくなってしまうリスクもあります。風船のように、ちょっとでも傷つくとそこから空気が漏れて膨らませられません。突起物の少ない場所での使用がおすすめですよ。
キャンプ用エアーマットの選び方
エアーマット型のキャンプマットは、以下のポイントに着目して選んでいきましょう。ポイントは多いですが、キャンプで質の良い睡眠をとるためにも、しっかりチェックしてくださいね。
- サイズ(1人用、2人用)
- 断熱性
- 防水性
- 持ち運びやすさや収納性
- 寝心地
- 空気の入れ方
- コスパの良さ
1.サイズで選ぶ
エアーマット型は1人用のシングルと2人用のダブル、大きく2つのサイズがあります。使うシーンによって適切なサイズのものを選びましょう。販売されているものはシングルが多いので、2人で使いたいときはシングルを並べて使うのもおすすめです。
1人用でコンパクトに使う「シングル」
シングルタイプは横幅が60~80cm以上のものがおすすめです。それ以下の商品もありますが、その場合仰向けの姿勢ができず、寝返りをすると落ちてしまうためゆったりと寝られません。
60cmでも仰向けでゆとりはありますが、両手を少し広げたり、横向きの姿勢をとったりできるサイズは80cm以上です。成人男性程度の横幅は80cmほどなので目安にしてみてください。
2人用で使える「ダブル」
ダブルタイプは横幅が135cm以上のものが、広々と使えて寝やすいですよ。135cm以下のサイズだと並んだ時に肩がぶつかり、寝返りが打てない可能性もあります。ある程度ゆとりがあるサイズ感のほうが、寝転んだりリラックスしたりできて便利でしょう。
とくにファミリーキャンプをする方は、ダブルサイズがおすすめ。子どもがキャンプを楽しめるように、快適に過ごせる大きめサイズを探しましょう。
テントサイズに合うかもチェック
張り切って大きめサイズを買ったものの、テントに入らなければ本末転倒です。膨らませた状態で、テントに収まるかサイズの確認は忘れないようにしましょう。どうしても入らなければ入れる空気量を調節して、若干マットを小さくすることは可能ですが、寝心地が悪くなるのでおすすめできません。
車中泊用なら車のサイズに合うかもチェック
キャンプではなく車中泊用のエアーマットであれば、広げて使えるかもチェックしてください。車はレバーや荷物があるので、サイズチェックだけでは入りきるかどうか確かめるのは難しいかもしれません。不安な方は、段ボールで同じサイズのものを作って確認してみましょう。
2.断熱性をチェック
地面は想像以上に冷たく、冬キャンプと春夏秋キャンプはエアーマットを変えた方がいいほど断熱性が肝心です。エアーマットの断熱性はR値(熱抵抗値)とよばれる指標であらわされ、極寒地で使う場合や寒がりの方はR値4以上のものがよいでしょう。
春秋キャンプでも油断はできず、夜は意外と冷えるのでR値は2~3程度のものがおすすめ。底冷えのしない暖かい寝床で、質の良い睡眠をとりましょう。
3.防水性をチェック
防水仕様であれば、エアーマットの上で飲み物をこぼしてしまったときでも、サッと拭き取るだけで掃除ができてとてもラクです。土汚れなども水をかけて洗い流せますし、そもそも汚れが付きにくい点もよいですね。冬キャンプをする場合は、エアーマットが雪に触れることも想定されます。
また子どもがいるご家庭で使用する場合、飲み物がこぼれる可能性が高まるのでとくに防水性は大切なポイントでしょう。
4.軽さ・収納性は?持ち運びやすさで選ぶ
キャンプで使う荷物はすべて手持ちで運ばなければならないため、軽さや収納性にもこだわりましょう。空気を抜いた状態でどこまでコンパクトになるのか、自分で収納袋に入れられるのかまで、しっかりと確認してくださいね。
一度キャンプ用のリュックに使う荷物を入れてみて、そのうえでエアーマットを入れるスペースがあるかを確かめてみるのもよいかもしれません。持ち運びやすいサイズは、横30cm×縦15cm程度なので参考にしてみてください。
5.寝心地の良さで選ぶ
エアーマットの大きな魅力の一つでもある寝心地も、着目するポイントです。厚さやクッション性、底つき感などを確認してみましょう。厚さ何cmと表記されていても、自分の体重である程度沈み込むため感覚は変わりますよ。
厚さ・クッション性を確認
厚さやクッション性は寝心地にダイレクトに影響します。いつもと違う環境で眠るため、できる限り気持ちよく寝られるよう実際に寝転んで確かめられればなおよいでしょう。厚さは10cm以上あるものがおすすめですよ。うつ伏せで肘をついて使うときもあるの場合は、15cm以上あるとひじが痛くなりにくく快適に過ごせます。
フラットタイプのほうが底つき感なし
同じ厚さでも、エアーマットの形状によっても感じ方が異なり、できる限りフラットなタイプのほうが地面を直接感じにくいでしょう。デコボコしたものはへこみ部分に硬さがあるため、寝づらいと感じるかもしれません。特に睡眠が浅い方は、底つき感ができるだけない商品を選びましょう。
6.楽に膨らむ?空気の入れ方をチェック
エアーマットは自分で空気を入れて使うため、簡単に膨らませられるかもチェックしておきましょう。吹き込み式、足踏み式、手動ポンプ式、電動ポンプ式の4つがあるため、自分が使いやすいタイプを選んでみてください。
吹き込み式
浮き輪のように口で空気を入れるタイプのもので、空気入れとして別途ツールを用意しなくてよい点がメリットでしょう。ただしエアーマットが大きければ大きいほど、膨らませるのに大変な労力がかかります。小さいサイズを使う人や、どうしても空気入れを持ち歩きたくない方にはおすすめです。逆止弁付きのものであれば、空気が抜けずに膨らませやすいですよ。
足踏み式
足で踏んで膨らませるタイプで、体力に自信がない方でも簡単に空気が入れられます。エアーマットにポンプが内蔵されているため、空気入れを持ち運ばずにエアーマットを設置できますよ。数分で済むものが多いので、そこまで労力がかからない点も魅力の一つ。できるだけ荷物を減らしたいけれど、ラクに空気を入れたい方におすすめです。
手動ポンプ式
収納袋がポンプになっている商品が多く、エアーマットとバルブを繋いで空気を入れていきます。収納袋が空気入れを兼務しているため、荷物を減らすことができる点がよいですね。足踏み式と同じ手動タイプですが、こちらは1回1回収納袋を膨らませて押し込む動作が必要なので、すこし大変と感じるかもしれません。一度店舗に行き、実物を膨らませてみるのがよいでしょう。
電動ポンプ式
電池で動くポンプを使ったエアーマットで、労力が一切かからない点が大きな魅力でしょう。手動ポンプと同じバルブを使うこともあり、手動・電動どちらも使用可能なタイプもあります。別途ツールが必要になる点がネックですが、手のひらサイズのものが多数販売されているため、そこまで荷物になることは少ないでしょう。
7.価格が安いか・コスパが良いかで選ぶ
さまざまな機能性やサイズにこだわることも大切ですが、価格とのバランス、コスパの良さも忘れずにチェックしましょう。あまりに低価格なものはクオリティが良くない可能性があるため、安すぎる商品はおすすめできません。長く使えるものであれば、少々高くてもコスパは良いので買っても損はないでしょう。
キャンプマットのおすすめ10選
シングルタイプ、ダブルタイプどちらのサイズもピックアップして10個ご紹介します。表面の凹凸や空気の入れ方などに注目しながらお気に入りのものを見つけてみてください。
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商品情報
ブランド インテックス(Intex)
商品の寸法 191長さ x 99幅 x 25厚み cm
表面がベロア調加工されていて、肌触りにこだわった商品です。厚みは25cmもあるので、地面を感じることなく快適に過ごせるでしょう。電動ポンプ内蔵ですぐに空気が入れられ、使いたいときにすぐに使用できます。
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(41件)
商品情報
ブランド Campers Collection
色 ネイビー
商品の寸法 189長さ x 255幅 x 14厚み cm
材質 ポリ塩化ビニル(PVC)
クイーンサイズのエアマットで、255×189cmもあり家族全員で一緒に寝ることも可能です。テント全体に敷ける大きさなので、テントのサイズをよく確認して購入しましょう。厚さは15cmでたたむと手のひらサイズまでコンパクトになります。
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(1,119件)
商品情報
ブランド コールマン(Coleman)
色 ベージュ
商品の寸法 189長さ x 138幅 x 19厚み cm
材質 ポリ塩化ビニル(PVC)
ダブルサイズのエアマットで、電動ポンプが取り付けられます。189×138cmなので大人2人であればゆとりを持って寝られるでしょう。厚みは19cmでしっかりあり、底つき感なく快適な寝心地。表面はポリ塩化ビニルなので、水が中に染み込まず弾いてくれますよ。
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(21件)
商品情報
ブランド MOON LENCE
色 ブルー
商品の寸法 長さ192cm x 幅59cm x 厚み5cm
材質 ナイロン
人間工学に基づいた凹凸設計で、心地よい寝姿勢を保つ点が魅力です。吹き込み式のエアマットですが、バルブに口が合えば電動ポンプも使用可能。枕付きなので、これ1枚あればサッと膨らませてすぐに睡眠がとれます。
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(181件)
商品情報
ブランド Campers Collection
色 カーキ
商品の寸法 198長さ x 70幅 x 22厚み cm
材質 本体 塩化ビニル樹脂 表面 レーヨン ポンプ ポリウレタン
シングルタイプですが198×70cmあるので、横向きになってもズレ落ちることなく、快適に過ごせます。表面はベロア調なので、エアマットに直接寝ても暖かみのある感触です。穴が開いても補修できる補修用シートも付属しており、万が一のときも慌てずに済みますね。
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(9件)
商品情報
ブランド 山善
色 ブラウン
商品の寸法:長さ190cm x 幅132cm x 厚み25cm
材質:塩化ビニル樹脂/レーヨン/ABS樹脂
190×132cmのダブルサイズで、寝返りをしても落ちずに、ゆったりと過ごせます。厚みは25cmあり、肘をついて過ごしても手が痛くなりません。電動ポンプ内蔵で、約130秒で空気注入が完了します。
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(11,141件)
商品情報
ブランド INTEX(インテックス)
色 ベージュ
商品の寸法 191長さ x 137幅 x 25厚み cm
材質 塩化ビニル樹脂
表面に凹凸が少なくフラットなため、地面を感じにくい設計です。空気入れは口で吹き込むか、バルブに合わせた電動ポンプが使用できます。素材はポリエステルなので水や汚れに強く、お手入れも簡単です。
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(881件)
商品情報
ブランド アイリスオーヤマ
色 ホワイト
商品の寸法 長さ193cm x 幅72cm x 厚み13cm
材質 ポリ塩化ビニル
枕と専用ポンプが付いており、別に他のアイテムが必要ないところが魅力です。表面も凹凸が少なく、フラットな寝姿勢が維持できます。付属のポンプを使えば約2分で膨らませることができ、体力がない方でも簡単に設置可能ですよ。
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(2,791件)
商品情報
ブランド INTEX(インテックス)
色 マルチ
材質 ポリ塩化ビニル(PVC)
203×152cmでかなり大きめな商品で、足踏み式ポンプが内蔵されています。素材は塩化ビニルで水に強く、マットの中まで水が染み込みにくく使いやすいでしょう。厚さも25cmあるので、身体が沈み込みにくく、快適に眠れますよ。
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(128件)
商品情報
ブランド THERMAREST(サーマレスト)
色 ネプチューン
商品の寸法 196長さ x 64幅 x 7.6厚み cm
材質 30DHTナイロン/70Dナイロン
R値7.3と断熱性に優れた商品で、極寒地のキャンプでも十分対応できます。畳めば1Lペットボトル程度の大きさにまでコンパクトになり、荷物の幅をとりません。ポンプサックが付属しており、それを使って手動で膨らませて使用します。
おすすめ商品比較表
Intex エアーベッド ピローレストクラシック 64145 | 山善 キャンパーズコレクション エアマットクイーン | コールマン コンフォートエアーマットレス | MOON LENCE エアーマット | 山善 キャンパーズコレクション ポンプインエアベッド | 山善 キャンパーズコレクション ボリュームエアベッド | INTEX デラックスシングルハイエアーベッド | アイリスオーヤマ エアーベッド ABD-1NTP | INTEX フットポンプ付ダウニーエアーベッド | THERMAREST ネオエアーXサーモ NXT | |
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キャンプマットを活用して快適な眠りを手に入れよう
キャンプでぐっすり寝るのは無理だとあきらめている方は、一度キャンプマットを使ってみてください。底冷えに悩まされることなく、熟睡できる環境へと変えてくれますよ。テント内でより快適に過ごすアイテムとして、ぜひキャンプマットを取り入れてみましょう。