日本酒の人気アイテム11選!プレゼントにもおすすめな銘柄をご紹介
国内のみならず海外でも人気を集めている「日本酒」。さまざまな高級銘柄や特定名称酒の種類があるため、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、おいしいと話題のおすすめの日本酒をご紹介します!老若男女問わず飲まれているものを集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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日本酒とは?
日本酒とは別名「清酒」とも呼ばれていて、主な原料に米・米麹・水を使い発酵させて造る、醸造酒に分類されたお酒のことです。産地やその土地の原料によって感じる味わいはさまざまで、独自の酵母や造り方でも味に変化が生まれます。繊細で奥行きのある日本らしい酒として国内外で愛されていますよ。
日本酒の魅力
日本酒は酒類の中でも珍しい、米やアミノ酸などの旨味が豊富に含まれたお酒です。幅広い食事と好相性で、素材の味をより引き立たせてくれるのが魅力。また、香りや味のインパクトが強い料理にも負けないといったメリットもあります。
さらに、銘柄や好みに合わせていろいろな温度で楽しめるのも魅力のひとつ。暑い夏はキリッと冷酒で、寒い冬は温かな熱燗でというように、同じ日本酒でも違った味わいが楽しめます。
日本酒選びの2つの基本
ひとことで日本酒といっても、産地や原料、造り方などによって味わいはさまざま。自分の好みに合う種類を知っておくことで、お気に入りの日本酒を見つけやすくなりますよ。ここでは、「特定名称酒の種類」と「酒米の種類」について詳しく解説します。
1.特定名称酒の種類
日本酒は大きく分けて8つの特定名称酒に分類されています。
「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「特別純米酒」は、米と米麹が原料で米本来の香りと丸みのあるまろやかな味わいが特徴。
一方、「吟醸酒」「大吟醸酒」「本醸造酒」「特別本醸造酒」は、アルコールを添加していて清涼感のあるシャープな印象に仕上がります。
大吟醸酒は甘口が多い傾向があり、りんごやバナナを思わせるフルーティな香りや、吟醸香と呼ばれるフローラルな香りの日本酒が代表的です。さっぱりとしつつも華やかな印象の日本酒を好む方は、大吟醸酒や純米大吟醸酒などを選ぶとよいでしょう。また、旨味と豊かなコクを感じられる日本酒を好む方は、純米酒や本醸造酒を選ぶのがおすすめですよ。
2.酒米の種類
全国には約120品種以上の酒米があり、この酒米は日本酒の香りに大きく影響しています。みかんの早生や晩生のように酒米も同じような分類がされていて、どちらを使うかで味わいが変化するのも特徴ですよ。
全国の酒米の中でも、早生の代表的な米は新潟県の「五百万石」。硬い米質で液体に溶け出しにくいため、引き締まった淡麗辛口な味わいに仕上がります。
また、全国の酒米の中でも晩生の代表的な米は兵庫県の「山田錦」。やわらかな米質で液体に溶け出しやすいため、まろやかで広がりのある味わいに仕上がります。
日本酒全体の約6割をこの2つの品種がカバーしているので、まずはこれらを比較してから他の品種を試してみましょう!
【シーン別】 人気の日本酒をご紹介
日本酒を探す際は、シーンに応じて選ぶのがおすすめ!初心者でも飲みやすいものや、コスパよく楽しめるもの、プレゼント向きの商品などをピックアップしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者さん必見!定番日本酒3選
日本酒に慣れていない初心者の方にもおすすめの種類をご紹介します。米の甘味と旨味が特徴で純米酒系の飲みやすい商品ですよ。
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(355件)
商品情報
アルコール度数: 15.5%
透明感のある綺麗な味わいと、ふわっと広がる上品な甘やかさ。
ブラント名: 八海山
メーカー名: 八海醸造
八海醸造の「八海山」は、山田錦と五百万石を45%まで精米し、長野県の美山錦を加えた純米大吟醸酒。透明感のあるきれいな味わいで、ほのかに香る甘味とキレのよさが魅力です。
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(435件)
商品情報
生産地:新潟県
主要原料米/ 米、米麹 アルコール度数 15~16% 容量 1800ml
種別 /純米大吟醸
柔らかくふくらみのある味わいで、贈答品としても人気のある商品です。
朝日酒造の「萬寿 久保田」は、1986年の発売以来ロングセラーとなった定番人気の純米大吟醸酒。ふくらみと柔らかさが調和し、深みのある味わいに仕上げています。
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(2,507件)
商品情報
アルコール度数: 16%
味わい:中口・バランスが良い・華やか
23%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使い、最高の純米大吟醸に挑戦しました。
商品サイズ (高さ×奥行×幅): 85mm×85mm×295mm
旭酒造の「獺祭(だっさい)」は、山田錦を極限まで精米した純米大吟醸酒。華やかな香りとはちみつのような甘味が特徴で、後味のよさがあり続く余韻を楽しめる一本です。
コスパよし!手軽に楽しむ日本酒3選
ここからは、コスパのよい日本酒を探している方におすすめの種類を紹介します。飲みきりサイズでお試しにもぴったりですよ。
八海醸造が製造する「八海山」は、大容量の1800mlから飲み切り容量の720mlまで展開されています。飲み切り容量は2000円代で購入できるのでコスパよく試せるでしょう。
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(7件)
商品情報
創業150年にわたる酒造りの英知の結晶。最新技術と職人技が融合した究極の1本です。
地元再為の酒造好適米「さけ武蔵」を使用。水は秩父山系の伏流水を蔵内の井戸からくみ上げて、そこに麻原亜酒造の自社酵母を合わせました。
麻原酒造の「 素敵白」は、埼玉県の酒米であるさけ武蔵を100%使用した純米大吟醸酒。
低温でじっくり仕込んでいて、フルーティーな香りとやわらかな味わいをお手頃価格で楽しめますよ。
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(174件)
商品情報
メーカー:萬乗醸造
萬乗醸造の「醸し人九平次 」は、山田錦を50%まで精米した純米大吟醸酒。ワイングラスで飲むことでフルーティーな味と風味をより一層楽しめるほか、どんな料理とも合いますよ。
プレゼントやパーティーに!高級日本酒5選
ここからはプレゼントやパーティーにおすすめの高級日本酒をご紹介します。高級感のあるパッケージで、贈り物に喜ばれること間違いなしですよ!
【 獺祭 その先へ 720ml 】
旭酒造が製造する「獺祭(だっさい)」を、 720mlの飲み切り容量にして化粧箱に詰めた商品です。杜氏や蔵人が腕によりをかけて醸した日本酒は、贈り物にしても喜ばれますよ。手提げ袋が付いているのもうれしいポイントです!
十四代 本丸 秘伝玉返し 1.8L 桐箱入り
高木酒造の「十四代 本丸 秘伝玉返し」は、原料に五百万石を使用した本醸造酒。アルコールを添加し純米粕を取り除いているため、米本来の香りや濃厚な味わいを楽しめます。1800mlと大容量なので、パーティーの手土産にもおすすめですよ!
黒龍 純米大吟醸 720ml
黒龍酒造の「黒龍」は、山田錦を精米し低温でじっくりと熟成させた純米大吟醸酒。上品なふくらみのある味わいが魅力です。潤み塗りの越前漆器に納めた、特別なシーンに贈りたい商品です。
而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 1800ml
木屋正酒造の「而今(こじん)」は、 山田錦を使用したバランスのよさが人気の純米吟醸酒。品切れになってしまうこともある希少銘柄として知られていて、プレゼントにもおすすめの商品ですよ。
【醸し人九平次】山田錦 EAU DU DÉSIR2022 純米大吟醸 (1,800ml)
萬乗醸造の「EAU DU DÉSIR2022 醸し人九平次」は、希望の水をコンセプトにした純米大吟醸酒。花をイメージさせる上品な香りやバランスの取れた味が話題となり、数々の賞を受賞した日本酒です。
日本酒の楽しみ方
日本酒は飲む温度帯を変えることで、豊富な味のバリエーションを楽しむことができます。また、日本酒の種類に合う料理とペアリングすることで、より素材の味を引き立たせることもできますよ。自分なりの楽しみ方で、日本酒を堪能してみてくださいね。
お料理とのペアリング
これまでの日本酒は料理の邪魔をしないものがよいとされていましたが、近年では日本酒と食事を組み合わせて、ともに楽しむ人が多くなりました。特定名称酒以外にも、「薫酒」「爽酒」「熟酒」「醇酒」の4つのタイプに分かれていて、種類やタイプに合う料理とペアリングすることでより一層深まった風味や味わいが楽しめます。
薫酒
フルーティーな香りとまろやかな甘味を感じる薫酒は、純米吟醸酒・純米大吟醸酒・吟醸酒・大吟醸などが該当します。華やかな吟醸香を持つ薫酒には、サーモンの香草焼きやハモの梅肉添えなど、ハーブや柑橘系の料理が好相性ですよ。
爽酒
軽快でシンプルな香りを持つ爽酒は、普通酒や本醸造などが該当します。控えめな香りでキレのある味わいは、刺身・冷やっこ・天ぷらなどと合わせるのがおすすめですよ。
熟酒
はちみつやドライフルーツのように、凝縮した複雑な味わいを持つ熟酒は、古酒・熟成酒・秘蔵酒などが該当します。重厚感のある味わいを持つ熟酒は、チョコレートケーキ・ブルーチーズなど、味の濃い料理とのペアリングにぴったりです!
醇酒
ふくよかな香りとコクを持つ醇酒は、純米酒・特別純米酒などが該当します。繊細で深みのある風味が持ち味の醇酒は、ステーキ・鮭のホイル焼き・ぶり大根といった肉や魚料理とよく合いますよ。
また、日本酒の中には食中酒を推奨しているものもあります。気になる方はチェックしてみてくださいね。
気分や季節に合わせて温度を変える
日本酒は飲む温度帯を変えることで、さまざまな味わいを楽しめるのも魅力。冷酒から燗酒まで、温度ごとに情緒ある名称が付けられていますよ。
冷酒
冷酒と呼ばれる温度帯は、5℃「雪冷え」・10℃「花冷え」・15℃「涼冷え」があります。冷やして飲むことで、キリリとした爽やかな味わいを楽しめるのが特徴です。
燗酒
燗酒と呼ばれる温度帯は、30℃「日向燗」・35℃「人肌燗」・40℃「ぬる燗」・45℃「上燗」・50℃「熱燗」・55℃「飛び切り燗」があります。原料の米の存在感を引出し、豊かな味わいとふくよかな香りが楽しめるのが特徴。温度が上がれば上がるほど辛口になり、味や風味が増していきますよ。
冷酒と燗酒を飲み比べて、好みの温度帯を探すのも楽しみのひとつです。
様々な割り方で楽しむ
日本酒を飲む際は割り方を工夫することで、温度帯とは違った味わいを楽しむことができます。
ロック
徐々に氷を溶かしながら飲むため、辛口でもまろやかな口当たりになります。
水割り
水で割ることでアルコール度数が下がり、飲みやすくなります。日本酒の風味を損なわないので、度数は下げたいけど日本酒の香りを楽しみたい!という方におすすめ。割合は、日本酒8:水2を目安にしてみてくださいね。
お湯割り
お湯割りは寒い冬におすすめの飲み方。湯気とともに日本酒の香りがふわっと立ち上ります。こちらも水割りと同様アルコール度数が下がるため、日本酒を飲み慣れていない方も飲みやすいですよ。
ソーダ割り
日本酒のソーダ割はさっぱりとした味わいで、アルコールの風味がやわらいで飲みやすくなります。割合は1:1を目安にお好みで調整してくださいね。柚子やかぼすなどの柑橘をスライスして入れるとまた違った味わいを楽しめますよ!
緑茶割り
日本酒を緑茶で割った飲み方。割合を1:1にすることで日本酒・緑茶どちらの味わいも楽しめます。純米酒・特別純米酒・本醸造などを用いるのがおすすめですよ。
カクテル
日本酒にジュースやスパイスを入れた飲み方です。日本酒の原料である米の甘みや香りは、意外にもフルーツと相性抜群!アルコール度数を下げてアルコールの香りもやわらぐため、飲みやすくなるのがメリットですよ。
おすすめ商品比較表
好みの日本酒を見つけよう!
日本酒は全国各地の酒蔵で造られており、産地や使う酒米によって味わいが異なります。特定名称酒の種類によっても味や風味が違ってくるため、いろいろな日本酒を飲み比べながら自分好みのものを見つけてみましょう。お気に入りの種類を見つけたら、温度帯や料理とのペアリングなども試してみてくださいね。
※製品画像はAmazon/楽天より