おすすめのバックアップソフト6選!重要性やメリット・選び方を徹底解説
「バックアップソフト」を使ってパソコンやサーバのバックアップを取っておかないと、万が一データが消失した時や災害などでパソコンやシステムを失った時に事業の継続が難しくなるなど、大きな損害が生じます。この記事では、バックアップの重要性やバックアップソフトを使うメリットや選び方、おすすめのバックアップソフト6選をご紹介していきます。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
バックアップソフトとは
バックアップソフトとは、パソコンやシステムに蓄積されているデータや使用しているデータが消失しないよう、別の場所で保存、管理し、万が一の場合にはデータの復旧ができるソフトのことです。
バックアップは、企業にとって大切な財産であり、業務上重要なデータの消失を防ぐために、外付けHDDやUSBメモリなどの別の媒体に保存しておくことを言います。
もっとも、専門知識がないとバックアップができなかったり、手間がかかったり、保存が必要なデータを網羅できないことがあります。
こうした状況をサポートし、専門的な知識がなくても、簡単な操作や設定でバックアップができるように支援してくれるのがバックアップソフトです。
バックアップをとる重要性
企業や個人事業主など、ビジネスをしている方はもちろん、一般個人であっても、これまで蓄積してきたデータや使用しているデータを失うことは大きな損失です。
ビジネスの場合は、業務にも支障が出るほか、顧客情報や財務情報などを失えば、信頼の喪失や業務の継続が難しくなることさえあります。
パソコンがまったく動かなくなったり、ディスクの故障やシステム障害といった物理的な損傷やウイルスなど侵害されたり、うっかりデータを消すなどの人為的トラブル、災害などによってあらゆるシステムが焼失したり使えなくなるといったアクシデントから大切なデータを守るために、バックアップしておくことが欠かせません。
別の場所やクラウド上にデータが保存されていれば、災害などが生じても事業継続が可能となります。
バックアップの取り方の種類
バックアップの取り方の種類として、フルバックアップ、差分バックアップ、ミラーバックアップ、増分バックアップがあります。
ソフトウェアによってできる種類が異なることもあるため、どのような形式でバックアップを取りたいか検討しておきましょう。
1.フルバックアップ
フルバックアップとは、パソコン内のすべてのデータやシステム全体をまとめて一括でバックアップする方法です。
パソコン内に保存されている顧客情報や機密情報をはじめ、ファイルや画像などすべてのデータはもちろん、インストールされているアプリケーションソフト、各種設定などシステム環境そのものを丸ごと保存できるので、災害などの大きなトラブルがあった際も、業務の復旧や事業継続に役立ちます。
一方、保存するには大容量のディスクスペースが必要になり、バックアップに時間がかかるのがデメリットです。
2.差分バックアップ
差分バックアップとは、最初に全データのフルバックアップを取った後、2回目以降のバックアップ時は最初のデータと変更があった部分のみをバックアップしていく方法です。
つまり、保存するデータの更新をしていく手法になります。
最初のフルバックアップ時は、データ量によって時間がかかる場合もありますが、2回目以降は作業がスピーディーになり、使用するストレージ容量も少なくできるのがメリットです。
ただし、復元時にはフルバックアップのデータと差分データを組み合わせなくてはならず、手間がかかります。
3.ミラーバックアップ
ミラーバックアップは、データを外部ディスクにリアルタイムで同期していく方法です。
システムやパソコン内のデータと同じ内容が常にバックアップされているので、映し鏡のような状態になることから、ミラーバックアップと呼ばれています。
バックアップの取り忘れが防げ、最新の状態を常に保全できるのがメリットです。問題は、パソコン内などでデータが削除されると、バックアップからも削除されてしまう点です。うっかりデータを消してしまった時に、データを復旧させたくても元に戻すことができません。
4.増分バックアップ
増分バックアップとは、最初にすべてのデータについてフルバックアップを取った後、2回目以降のバックアップではその後に変更された箇所のみを上書きしていく方法です。
差分バックアップとの違いは、更新された部分をどのデータを基準にして比較しているかです。差分バックアップの場合は、一番最初に行ったフルバックアップのデータを基準にしますが、増分バックアップは前回のバックアップデータが基準になります。
前回のバックアップ以降の変更点のみを抽出して更新するので、バックアップにかかる時間が短縮でき、ディスク容量も最小限に抑えられます。
ただし、復元時にはすべての増分データを順番に適用していかなくてはなりません。そのため、復旧に時間がかかります。
バックアップソフトを導入するメリット
バックアップの重要性がわかったところで、バックアップソフトを導入するメリットはどんな点にあるのでしょうか。大量のデータをスムーズに保存、復旧するために役立つバックアップソフトのメリットを見ていきましょう。
1.データ消失リスクを最小限にできる
バックアップソフトを使うと、手作業でデータのバックアップを取るよりもスムーズかつスピーディーに行え、さらに保存すべきデータをバックアップし忘れるといったリスクを抑えることができます。
バックアップソフトは、単にデータの保存をするだけでなく、万が一使用しているパソコンやシステムのデータが失われた場合には、速やかに復旧できる機能も備えています。
そのため、データ消失リスクを最小限にできるのが大きなメリットです。
2.作業を効率よく進めることができる
バックアップを行う方法としては、自分で外付けのHDDなどを用意し、バックアップしたいデータを指定して行う方法もあります。
アナログに行うと、パソコン1台ずつバックアップをしていかなければならず、時間も手間もかかります。担当者やスケジュールを決めておかないと、バックアップのし忘れや放置されるリスクもあるのがデメリットです。
一方、バックアップソフトを導入すれば、簡単操作でバックアップを効率良く行えます。
バックアップのスケジュールなどもあらかじめ設定でき、毎日や毎週、毎月と定期的に行っていけるので、データを失うリスクが最小限に抑えられます。
用意されたHDDやクラウド上などに自動的に保存されていくので人手も不要です。
バックアップソフトの選び方
バックアップソフトはさまざまなメーカーから販売されており、機能なども異なります。行えるバックアップの種類や作業効率を高める機能などにも差があるので、比較して選ぶことがおすすめです。
バックアップソフトの選び方のポイントをチェックしていきましょう。
1.バックアップの対象が何かを確認する
バックアップの対象が何かを確認することは重要なポイントです。
たとえば、一般個人であれば、パソコンに取り込んだ画像や資料、スマホに保存されている写真や動画、友達のアドレスなどで十分かもしれません。
ですが、ビジネスの場合は顧客情報や機密情報などの重要なデータをはじめ、システム全体をフルバックアップできることが求められます。
もちろん、企業によってニーズは異なりますので、何がバックアップできるのかよく確認しましょう。
2.対応しているOSを確認する
せっかくバックアップソフトを購入しても、OSに対応していないとバックアップができません。Windows、MacOSの別だけでなくバージョンでも異なるので、よく確認しましょう。
たとえば、オフィスで使用しているパソコンにWindows8など古いバージョンのものと、Windows11以降など新しいバージョンのものが混在している場合、それぞれに対応するバックアップソフトが必要になります。
3.対応しているデバイスを確認する
どのデバイスのバックアップをしたいのかに応じて、対応しているバックアップソフトを選ばなくてはなりません。
職場内で使用しているパソコンや業務用のシステムをはじめ、業務でスタッフ各自に持たせているノートパソコンやタブレット、スマホ、SDカードなども保存したいなどの場合には、対応しているデバイスをよく確認しましょう。
おすすめのバックアップソフト6選
バックアップの重要性を理解し、バックアップソフトを導入するメリットを理解したところで、実際にどんなバックアップソフトがあれば便利でしょうか。
おすすめのバックアップソフト6選をご紹介しますので、選び方のポイントを参考に検討してみましょう。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(230件)
商品情報
復元が必要となった時も、作成した起動メディアから簡単に行えます。
1ライセンスで3台まで利用できるので低コストです。
バックアップスケジュールをあらかじめ設定して自動で実行できるので、バックアップのし忘れも防げます。
パソコンを使用しながらバックアップをすることもできるので、業務にも支障が出ません。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(81件)
商品情報
簡単な操作で作業ができるので、パソコン初心者の方にも使いこなしやすいです。
スケジュール設定による定期的なバックアップをはじめ、USBデバイスを接続した際に自動バックアップを行う機能なども搭載されており、バックアップのし忘れを防げます。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(38件)
商品情報
スマホやパソコン内の画像や動画、音楽データ、資料などのファイルをはじめ、メールデータやアプリケーション、USBやSDカードなどの外部メモリの復元も可能です。
未フォーマットのHDD、4Kセクタの大型HDD、BitLockerで暗号化されたドライブ、損傷したCDやDVDまで復元できます。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(94件)
商品情報
差分バックアップや増分バックアップをはじめ、ファイル・フォルダ単位でのバックアップにも対応しており、効率的にバックアップ作業が行えます。
スケジュール設定もできるので、バックアップのし忘れを防げるのも便利です。
万が一パソコンのOSが起動しなくなっても、作成した起動ディスクから速やかに復旧できます。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(17件)
商品情報
また、週や月、イベント発生時などのタイミングをあらかじめ指定しておけば、自動でバックアップしてくれるので、バックアップのし忘れも防げます。
通常のファイルを快適に保存するファイルバックアップ機能と、深刻なシステム障害が生じても、短時間での復旧を可能とするイメージバックアップの2つのバックアップ機能を備えているので便利です。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(76件)
商品情報
Windows、Macをはじめ、Android、iPad、iPhoneにも対応しています。
パソコンやスマホが壊れた場合やデータをうっかり消してしまっても、クラウド上に保存されているのでデータが失われる心配がありません。
万が一デバイスを紛失した時にはデータを遠隔から消去できるセキュリティ機能も搭載されており、必要に応じてファイルを復元できるので便利です。
おすすめ商品比較表
パラゴンソフトウェア Paragon Hard Disk Manager 17 Professional | アーク情報システム アーク情報システム HD革命/BackUp Next Ver.5 Standard 通常版 1台用 | SOURCENEXT ソースネクスト 救出データ復元 12 ULTIMATE | AOSデータ AOSデータ ファイナル 丸ごとバックアップ (V14) | SOURCENEXT SOURCENEXT Acronis Cyber Protect Home Office アドバンス 1台用 1年版 | SOURCENEXT ソースネクスト | Dropbox Plus 3年版| クラウドサービス | Windows・Mac・Android・iOS対応 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | ||||||
購入リンク | ||||||
バックアップの重要性を理解してソフトを選ぼう
バックアップを取っておかないと、万が一データを消失した時や災害などでシステムが損傷して使えなくなった時などに大きな損害となり、業務に支障が出る場合や事業継続が困難になる場合があります。
バックアップソフトを使えば、専門知識がなくても効率良くスピーディーにバックアップが取れ、万が一の際の復旧もしやすいです。