3DCGソフト5選を比較・選び方を徹底解説!制作におすすめのPC5選もご紹介
2次元のイラストを卒業し、より高度な3次元のアニメーションを制作したい、そんな希望をお持ちなら3DCGソフトの利用がおすすめです。この記事では、3DCGとはどんなものなのかをはじめ、blenderなど3DCGソフト5選を比較し、制作におすすめの機能性が充実したPC5選と選び方もご紹介していきます。
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3DCGとは
3DCGとは、3Dで描かれるCGのことで、3次元の空間でオブジェクトと呼ばれる3D物体を制作します。色づけをはじめ、光を当てることや自在に動かすなどアニメーション制作も可能です。
3DCGは、オンラインゲームやアニメ、映画などエンターテインメント分野をはじめ、ファッションや建築の分野でも用いられています。
3DCGを制作できる技術を習得すれば、これからの時代の需要に応えられ、活躍の場も広がります。
個々人の技術で一から制作するというよりは、制作目的などに合わせて選んだ3DCGソフトを使って制作するのが一般的です。
2Dとの違い
2Dは縦横の平面に描くイラストなので、のっぺりとした印象になります。これに対して、3Dで描くと縦横に加えて奥行も出せるので、立体的になります。よりリアリティが出ることや迫力ある動きができるのが大きな違いです。
2Dアニメの場合、動きを付けるには事前にキャラクターの表情や行動、仕草などをすべて描いたうえで、それを動かしていきます。
これに対して、3DCGアニメでは、キャラクターを制作したらそれを動かしていくことができます。
キャラクターの動きや見た目を細かくコントロールできるので、より迫力ある動きになるのが魅力です。
3DCGソフトの選び方
3DCGソフトの選び方は以下の3つの点が重要です。
1.使用目的に合わせてソフトの種類を選ぶ
2.作りたい作品に合う機能があるか確認する
3.日本語での情報が多いソフトを選ぶ
ソフトによって機能面や仕上がりが異なるため、しっかりニーズに合ったソフトを選ぶことが大切です。ここからは、選び方を詳しく見ていきましょう。
1.使用目的に合わせてソフトの種類を選ぶ
3DCG制作ソフトは大きく2種類に分けられるため、使用目的に合わせて選ぶことが必要です。
統合型ソフト
統合型は、モデリングやアニメーション、レンダリングといった3DCG制作に必要な機能が1つに統合されたソフトです。
3DCGの制作に必要な作業を最初から最後まで、1つのソフトでできるようになっています。3DCG制作を基礎から行っていきたい初心者から上級者まで、幅広く利用されています。
多くの機能が備わっているため、やりたいことが幅広くできる一方で、操作画面が複雑で使いにくいと感じる方も少なくありません。
特化型ソフト
特化型ソフトとは、モデリングやスカルプトなど3DCG制作における特定の機能だけが備わっているソフトのことです。
限られた作業しかできない一方で、特定の機能だけを使用できればいい場合には操作がシンプルで使いやすいです。
3DCG制作において、使用目的や制作したい作品が決まっており、特定の機能だけしか使わないといった場合には、特化型ソフトを利用する方が多くなります。
特定の機能においては細かな表現ができるなど、より精緻な3DCG制作ができます。
2.作りたい作品に合う機能があるか確認する
まず、どのような作品を作りたいのか考えましょう。そのうえで、作りたい作品に合う機能があるか、しっかり確認することが大切です。
そのうえで、作りたい作品に合う機能があるか、しっかり確認することが大切です。
キャラクター作成
キャラクター作成をするには、モデリングやスカルプト機能が必要です。
モデリング機能は直方体や球体、円錐体などの基本的な形状をスムーズに作成できる機能で、スカルプト機能は筆圧や筆先の太さなどを自在に変えながら、直感的に形状を作成できる機能です。
キャラクターにリアルな表情を付けたい場合や豊かな表現をつけたい場合には、スカルプト機能が搭載された3DCGソフトをおすすめします。
リアルな造形
リアルな造形物の制作には、テクスチャ・ペインティング機能があると便利です。
リアルな質感を再現することに優れた機能で、キャラクターの服装や髪の毛をはじめ、木材や金属などの材質感を再現できます。
CGの見え方にも大きく影響するので、制作したい造形物に合わせテクスチャ・ペインティング機能が搭載された3DCGソフトを選びましょう。
アニメーション作成
キャラクターに動きを与えてアニメーションを制作するには、アニメーション機能を搭載した3DCGソフトがおすすめです。
アニメーション機能があれば、簡単にキャラクターを自在に動かすことや表情や視線の変化なども、細かく設定できます。
本格的な作品
本格的な作品を制作したい場合には、レンダリング機能に特化した3DCGソフトがおすすめです。
レンダリング機能とは、作成したキャラクターを映像化するための機能です。高品質で美しい作品に仕上げることができます。
レンダリングには、レイトレーシングやグローバルイルミネーションといった高度な技術が必要となりますが、レンダリング機能に特化した3DCGソフトであれば、よりスムーズに本格的な作品制作が可能です。
3.日本語での情報が多いソフトを選ぶ
3DCGソフトの多くは海外で開発されており、ユーザーインターフェースや操作方法など日本語対応がなされていないソフトもたくさんあります。
英語が得意という方はよいですが、英語が苦手な方は日本語に対応しているソフトのほうが使いやすいです。画面や使い方などが日本語で読みやすく、わかりやすいことに加えて、日本語によるサポートがあると便利です。
わからない点や困ったことがあれば、日本語でメールや電話でサポートしてもらえます。
3DCG制作ソフト5つを比較・紹介
ここからは、3DCG制作ソフト5つを機能面や価格などを中心に比較しながらご紹介するので、参考にしてみてください。
blender
blenderは、無料でダウンロードできる3DCGソフトウェアで、本格的な3Dアニメーションやビジュアルエフェクト、ゲーム開発ができる機能が搭載されています。
無料でありながら、リアルで迫力ある表現ができるので、世界で愛用者が多いです。
初心者向けのチュートリアルも用意されているので、初めての方も安心して利用できるでしょう。
https://dosparaplus.com/library/details/001222.html
Autodesk Maya
Autodesk Mayaは、ゲーム業界やアニメーション制作、映画制作などの現場でも広く使われているソフトです。
モデリングやアニメーション、レンダリングなどの機能が搭載されており、複雑なカメラワークや編集もスムーズに行うことができます。
キーフレームの設定や、カーブエディタを用いてアニメーションの細やかな調整も可能です。
チュートリアルもあるので、初めての方でも使いやすいといえます。
https://dosparaplus.com/library/details/001222.html
Zbrush
ZBrushは、3Dモデリングに特化したソフトで、キャラクター制作や造形物の制作をしたい方向けです。
パソコンだけでなく、タブレットでも使いやすいなど、操作性も兼ね備えています。
テクスチャやペインティング機能が優れており、スカルプトブラシを利用して、3Dモデルの表面に直接彫刻ができるなど、よりリアルな質感を表現しやすいです。
レイヤー機能を使えば、スカルプトの履歴を残した状態で、気軽にやり直しや調整もできます。
価格はやや高めですが、3Dモデルの造形にこだわりたい時におすすめです。
https://dosparaplus.com/library/details/001222.html
SCULPTRIS
SCULPTRISは、無料かつスカルプトツールが使いやすい3DCGソフトです。
スカルプトブラシには、クレイブラシやポリペイントブラシなど多彩な種類が揃っており、さまざまな表現ができます。
気を付けたいのは、レイヤー機能があるものの、スカルプトの履歴を残すことができない点です。
無料なため、できる機能に制約はありますが、初期費用を抑えて気軽に使いたい人におすすめです。
https://dosparaplus.com/library/details/001222.html
AUTODESK
Web上で操作する、無料で使える3DCG制作のためのフリーソフトです。
3Dデザインをはじめ、電子機器シミュレーションやコーディングなど本格的な3D制作も可能です。
また、iPadによるARビューア機能なども搭載されています。
STL形式の3Dプリンターをサポートしているため、制作した作品をプリントアウトすることもできます。
無料で気軽に3DCG制作の本格体験をしたい方におすすめです。
https://my-best.com/6465
3DCG制作におすすめのノートパソコン5選
3DCG制作を行うには、3DCGソフトがサクサク動くパソコンを使うことが必要です。そのためには、ある程度のスペックが必要になります。
ここからは、先ほどご紹介した3DCGソフトをスムーズに使える3DCG制作におすすめのノートパソコン5選をご紹介します。
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3DCGソフトを選ぶには、何を制作したいのか、目的や必要な機能を検討してから選ぶことがポイントです。3DCGソフトがサクサク動く、ハイパフォーマンスなPCもあわせて検討しましょう。