弓道弓のおすすめ6選!重さや長さ・種類など選び方を徹底解説
弓道で矢を射るために使用する「弓道弓」。長さや重さによってさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか迷いますよね。そこで今回は、弓道弓の選び方について詳しく解説します。グラスファイバー製や竹製などおすすめの商品もあわせてご紹介するので、ぜひ最後まで読んで自分に適した弓道弓を見つけてみてくださいね。
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弓道弓は引ける強さが決まってから選ぼう
初心者の方が弓道弓を購入する場合は、まず自分の引ける強さを把握しておきましょう。弓道弓は種類が豊富で、素材や長さなどによっても使い勝手に違いがあります。まずは期間を設けて練習し、自分の引く力に合う弓道弓を選ぶのがポイントです。
初めて弓道弓を選ぶ場合は、店舗で実際に実物を触ってから購入すると失敗するリスクを減らせるでしょう。実際に引いてみることで自分に合うかどうかを確認でき、さらに店舗のスタッフに相談することもできますよ。
また、部活や道場の指導者に相談するのもおすすめです。弓道の経験がある指導者に聞くことで、自分の実力に適した弓道弓を選べるでしょう。
弓道弓の選び方
弓道弓を選ぶ際は、次の6つのポイントに着目しましょう。
- 素材
- 体重・握力
- 弓の長さ
- 握りの太さ
- 付属品
- 経験年数
それぞれ詳しく解説します。
1.レベルに合わせた素材で選ぶ
弓道弓には、主にグラスファイバー・カーボンファイバー・竹の3種類の素材が使用されています。それぞれ特徴をチェックしましょう。
グラスファイバー製
弓道初心者の方におすすめなのが、グラスファイバー製の弓道弓です。反発力が高いため矢が勢いよく飛び、遠くに飛ばしやすいのが特徴。耐久性が高く変形や破損もしにくいため、弓を使い慣れていない方でも扱いやすいですよ。
また、他の素材に比べて価格がリーズナブルなのも魅力です。3万円台で購入できるものもあり、費用を抑えて購入できるので学生の方にも適しています。
一方で、伸び縮みしにくく硬いグラスファイバーを縮めて反発力を出しているため、その分手に振動が伝わりやすくブレやすい点は難点と言えるでしょう。
カーボンファイバー製
小柄で弓を引く力に自信がない方は、カーボンファイバー製の弓道弓を選ぶとよいでしょう。カーボンファイバーはグラスファイバーよりも軽量な素材で反動が少なく、小さい力でも矢を遠くに飛ばしやすいのが魅力です。グラスファイバーと同じく耐久性があり、変形しにくいため長く使えますよ。
価格は4〜8万円と、グラスファイバー製のものよりも高価な傾向にあります。また、矢どころや射型が乱れやすい特徴があるため、弓の扱いに慣れていない方だと扱いづらい可能性も。正確に的を射ることを目指す中〜上級者の方におすすめです。
竹製
上級者や本物志向の方は、竹製の弓道弓をチェックしましょう。天然素材である竹と木材を貼り合わせて作られており、使い込むほどに風合いが増して愛着も湧いていきます。伸び縮みする素材なので矢を射る際に振動が伝わりにくく、きれいな矢型を保ちやすいのが魅力。弓道としての品格があり、段位を上げたい方におすすめです。
ただし、天然素材なので気温や湿度に左右されやすく、弓の強さが変化してしまうのは注意しておきたいポイント。変形や破損もしやすいため、こまめにお手入れすることが大切です。矢が飛びにくく的中させるのが難しいので、5段以上を目安に選ぶとよいでしょう。
2.体重・握力で選ぶ
弓道弓を選ぶ際は、自分の弓力に合わせて選ぶのがポイントです。弓力とは弓を引く力を表したもので、弓力によって適した弓も異なります。「体重の3分の1×70〜80%」「握力の半分×70〜80%」で目安となる弓力を計算できるので、参考にして弓道弓を選ぶとよいでしょう。
自分の弓力に合っていない弓を選ぶと体に負荷がかかりやすく、矢をうまく飛ばせない可能性があります。弓力はあくまで目安にし、実際に道場や店舗にある弓を引いて確認することがおすすめです。
3.弓の長さで選ぶ
弓の長さは体格や身長に合わせて選びましょう。主に以下のように分けられます。
- 三寸詰(約212cm)
- 並寸(約221cm)
- 伸寸(約227cm)
- 四寸伸(約233cm)
身長170cm以下の方は並寸、170cm以上の方は伸寸を目安に選びましょう。左手を真横に伸ばし、喉の中心から左手の中指の先までの長さを表す矢束が90cm以上ある方は、伸寸を選択するのが一般的です。また、三寸詰は身長155cm以下、四寸伸は身長180cm以上を目安に選ぶとよいでしょう。
ただし、弓の素材や熟練度などによっても異なるので、あくまでも目安にして選んでくださいね。
4.握りの太さで選ぶ
弓の握りの太さは手の大きさに合わせて選ぶのがポイントです。握りが太いとうまく力が伝わりづらく、握りが細いとかえって力を入れすぎてしまい、的中率にも影響が出てしまいます。手が大きい方は太め、小さい方は細めなど、自然に握れるものを選びましょう。
店舗に足を運べる場合は、実際に握って確かめると失敗するリスクを減らせます。また、握りが細すぎた場合は、握り革を重ねて貼ることで太さを調整できますよ。
5.付属品も要チェック
弓道を始める際は、弓道弓以外にもさまざまな道具が必要です。弦や矢はもちろん、弓を収納するための弓袋や、雨から弓を保護するための雨袋も準備する必要があります。初めて弓道弓を購入する方は、必要な道具一式が付属しているものがおすすめです。ひとつずつ購入するよりも費用を抑えられ、少ない手間で道具を揃えられます。
初期費用をあまりかけたくない方は、中古品の弓を選ぶのも検討してみてください。グラスファイバー製やカーボンファイバー製の弓は変形しにくいため、中古品でも扱いやすいでしょう。
6.経験年数で選ぶ
弓道弓は種類が豊富なので、経験年数を参考にして選ぶのもひとつの方法です。初心者の方は射型が安定していないため、扱いやすいグラスファイバー製のものを選ぶとよいでしょう。丈夫で長く使えるうえに価格も比較的リーズナブルなので、コストパフォーマンスにも優れています。
スキルアップを目指したい中級者の方は、より軽量で矢を遠くに飛ばせるカーボンファイバー製のものがおすすめです。勢いよく矢を飛ばすことで的中率の上昇も期待できます。
上級者の方は、射型が乱れにくい竹製が向いているでしょう。こまめにお手入れをすれば自分になじんでいきますよ。
弓道弓のおすすめ6選
ここからは、おすすめの弓道弓を6つご紹介します。素材や長さなどをチェックし、レベルに合わせて選んでくださいね。
商品情報
サイズ:二寸伸
材質:グラスファイバー
グラスファイバー製で矢を遠くに飛ばしやすく、学生や弓道初心者の方にぴったりの弓道弓です。価格も3万円台と比較的リーズナブルなので、予算を抑えて購入したい方にもおすすめですよ。弦1本に加えて内袋と雨袋が付属しており、初期費用を抑えて道具を揃えられるのもポイントです。鹿革の握り革が巻かれた状態で届きます。
商品情報
サイズ:二寸伸
材質:グラスファイバー
弓力10kgの弓で、弓道を新しく始める学生にも適しています。グラスファイバー製で扱いやすく、耐久性が高いため長く使えますよ。弓を握る部分に巻く革は鹿革を採用しており、赤や緑など7色から1色が選ばれて巻かれています。弓が1張り入る雨袋や内袋、弦など必要な道具がセットになっているのもうれしいですね。
Amazonカスタマーレビュー
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(2件)
商品情報
グラスファイバーと竹を組み合わせて作られており、グラスファイバーの扱いやすさと竹のしなりやすさを兼ね備えています。矢飛びをサポートして的中率アップの練習にも使え、スキルアップを目指す中・上級者の方におすすめです。弓力は9kgから20kgまで1kg単位で細かく展開されており、自分の力や体格に合わせて選べますよ。
商品情報
サイズ:四寸伸
素材にカーボンを取り入れており、弾性が高く耐久性にも優れているのが魅力です。本体カラーは黒とワインレッドの2色があり、上下にシルバーのラメが施されていて上品な雰囲気を演出しています。弦に加えて内袋や弓袋、雨袋の計4点がセットになっており、赤や緑など7色から握り革の色を選べますよ。
商品情報
サイズ:並寸
矢飛びの改善と約16%の軽量化を施した「英修」がを生まれ変わったものがこちらの「瑞雪」です。しなやかで高反発な竹を素材に採用しており、減衰性が高く性能に優れています。風格と高級感を感じられるシンプルなデザインで、白い文字で書かれた銘がワンポイント。弓力は8kgから18kgまで展開されているので、練習頻度が少ない方にもおすすめです。
商品情報
サイズ:二寸伸
籐巻き:五ヵ所巻き
竹弓のように曲げに強いヴォールト構造になっており、従来のカーボン弓よりも硬く高精度な矢飛びをサポートしてくれます。弓力を10%落としても従来品と同じ性能があるとされ、上級者にもおすすめですよ。弓力は13kgから20kgまで1kg単位で選べ、弦や内袋、雨袋などの付属品もセットになっています。
おすすめ商品比較表
練心 二寸伸 | Elements of Design 直心1 二寸伸 | Elements of Design 直心3 並寸 バンブー | 粋 四寸伸 | 瑞雪 並寸 | Elements of Design 鵠心 二寸伸 | |
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弓道弓の選び方とおすすめの商品をご紹介しました。弓道弓には素材や長さによってさまざまな種類があるため、自分の体格やレベルに合わせて選ぶのがポイントです。ぜひこの記事を参考にして、自分に適した1点を見つけてみてくださいね。