この記事で紹介されている商品
フォールディングナイフのおすすめ9選!アウトドアの調理で大活躍

フォールディングナイフのおすすめ9選!アウトドアの調理で大活躍

登山やキャンプなどアウトドアで活躍する折りたたみ式の「フォールディングナイフ」。スパイダルコやオピネルなどのブランドから数多く販売されていて、刃の素材やロック形式の種類も豊富なため、どれを選べばよいか迷いますよね。そこで今回は、フォールディングナイフの選び方やおすすめ商品をご紹介します。

この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

この記事で紹介されている商品
もっとみる

フォールディングナイフとは

フォールディングナイフとは、コンパクトに設計された携帯用ナイフのことです。ハンドル部分に刃を折りたためるため、収納ケースが必要ないのが特徴です。アウトドアでは食材をカットしたりロープを切断したりなど、さまざまなシーンで活躍します。ブレードの素材や形状などが多様で、用途に合わせて選択可能です。

フォールディングナイフの使い方

キャンプや登山、釣りなど、さまざまなアウトドアで役立つフォールディングナイフには以下のような使いみちがあります。

  • 食材を切る
  • 魚をさばく
  • ロープを切る
  • 木の枝を切る
  • 袋の封を開ける など

ただし、フォールディングナイフは太い木を割るバトニングといったハードな使いみちは向いていません。その理由は刃が折りたためる構造のため、通常のナイフに比べると強度が弱いからです。大きな力が加わると壊れてしまう可能性があります。そのため、フォールディングナイフはロープや細い枝などを切るような繊細な作業におすすめです。

バトニングをする場合には、折りたたみ式ではない「シースナイフ」を選びましょう。シースナイフとは鞘(さや)に刃をおさめるタイプのナイフで、頑丈なつくりの製品が多く販売されています。

フォールディングナイフを選ぶポイント

数多くの商品が販売されているフォールディングナイフ。素材や形状が異なるため、選び方を間違えると使用シーンによっては不便になるので注意が必要です。ここからは、フォールディングナイフの選び方について解説するので、目的に合ったものを探してみてください。

1.刃の素材

フォールディングナイフで用いられる刃の素材は主に「ステンレス鋼」「炭素鋼(カーボンスチール)」「セラミック」の3種類です。ここからそれぞれの特徴についてご紹介します。

ステンレス鋼

ステンレス鋼のフォールディングナイフはサビに強いのが特徴です。刃持ちもよく頻繁なメンテナンスを必要としないため、気軽に使いたい方にうってつけ。比較的リーズナブルな価格で手に入るのもうれしいポイントです。ただし、硬度が低いため切れ味は炭素鋼に劣ることがあります。

炭素鋼(カーボンスチール)

カーボンスチールは炭素の含有量が高いため硬度が高いことが特徴。刃を細い形状に仕上げることができ、切れ味に優れているメリットがあります。一方、サビには弱いためメンテナンスを怠ると錆びる可能性もあるので、頻繁なお手入れが必要です。

セラミック

セラミックは軽量で切れ味がよいのが特徴です。非金属であるセラミックは金属の匂いが付着しないため、サラダに使用する生野菜のカットなど、料理に適しています。また、サビの心配もないためお手入れが楽なのもメリットです。ただし、刃こぼれしやすく耐久性には劣るため、固い食材を切るのには向いていません。

3.刃の形状・厚さ

フォールディングナイフの刃の形状は、主に「直刃」「波刃」「半波刃」の3種類です。

直刃はストレートな形状で、オールマイティに使いやすいのが魅力的。料理用にフォールディングナイフを使用したい方におすすめです。

波刃はノコギリのようにギザギザした形状で、対象物を引っかけて切断できるのが特徴です。滑りやすいロープや硬い枝を切断するシーンに重宝します。

半波刃は直刃と波刃を組み合わせた形状をしています。直刃と波刃の2つの機能を兼ね備えていて、汎用性が高いことがメリットです。ただし、波刃が根元にあることから直刃はやや使いにくいため、ナイフ上級者向きといえます。

フォールディングナイフを選ぶ際は、厚さにも注目しましょう。基本的に2mm前後の薄い刃の方がスムーズにカットでき、調理がはかどります。ただし刃が薄いタイプは刃先が折れやすく、耐久性に問題が生じやすいことがデメリットです。刃が肉厚なほどタフな使い方も可能になります。刃の厚みは使用目的に合わせて選びましょう。

4.刃渡り

刃渡りはフォールディングナイフの使いやすさのカギを握る重要なポイントです。刃の長さは約6cm~10cmの製品が多く展開されています。使いやすさを優先するなら9.5cm以上長さがあるモデルがおすすめです。この程度の刃渡りがあれば、大きな食材でも簡単に切ることができますよ。

一方、刃が短いタイプは大きい食材は切りにくいですが、軽量でコンパクトなのが魅力的。持ち運びやすさを優先したい方は刃渡り6cm前後をチェックしてみてくださいね。

5.ハンドルの握りやすさ

安定感を求めるならハンドルの握りやすさは見逃せないポイントです。手にしっかりとフィットするものを選びましょう。手元が安定すると正確な切断をでき、効率的に作業を進められます。また、疲れにくいことから長時間の切断作業も快適に行えるでしょう。

木の枝やロープなど固いものを切断するときには、ハンドルに凹凸を施したタイプや人間工学に基づいてデザインされた滑りにくいモデルなどがおすすめです。

6.ロック形式

フォールディングナイフは折りたたんだときに刃が飛び出ないようにロック機能が備わっています。ロック機能の主な種類は「ライナーロック」「ロックパック」「ツイストロック」です。それぞれの特徴について解説します。

ライナーロック

ハンドル内にあるライナーという部分を押すとロックが外れて刃を閉じられるタイプです。開くだけでロックが自動でかかり、片手でも簡単に出し入れできるため使い勝手に優れています。ただし、刃を閉じる際に指を切ってしまう恐れがあるため注意が必要です。

ロックバック

ハンドル後方にあるロックスイッチを押すことによってロックを解除する方式です。ライナーロック式と同じく、使用時には刃を開くだけでロックがかかります。ほかのタイプと比較してロックが外れにくく安全性が高いのが魅力的。刃がはみ出てしまって怪我をする危険性を軽減します。ただし、ロックを外す際には強い力が必要です。

ツイストロック

刃を開いたあとに刃の根元にある金具をひねることでロックや解除を行います。刃を閉じるときに手を切ってしまうリスクが少ないのがメリットです。ただし、両手で行う必要があるため手間がかかります。また、ロックのかけ忘れには注意が必要です。

フォールディングナイフのおすすめブランド

ここからフォールディングナイフのおすすめブランドをご紹介します。それぞれのブランドの特徴をチェックして、購入時の参考にしてください。

スパイダルコ

クモのトレードマークが特徴のスパイダルコは、1976年にアメリカで誕生したナイフメーカーです。高品質で耐久性の高いナイフが多く、切れ味や使い心地のよさに定評があります。ヒマラヤ山脈遠征にスパイダルコのナイフが採用されたことが話題になりました。

スパイダルコのナイフは刃の根元に「サムホール」と呼ばれる大きな穴が空いているのが特徴です。このサムホールにより、片手だけでも固定や解除できる優れた操作性を誇ります。

オピネル

1890年にフランスで創業したオピネルのナイフは、シンプルで機能的なデザインが特徴です。リーズナブルな価格であることから、初めてフォールディングナイフを購入する方にもおすすめですよ。

オピネルの刃の素材はカーボンスチールとステンレススチールの2種類が揃っています。刃の長さは豊富にラインナップされており、幅広い用途に合わせて選べるのがメリットです。また、木材を使用したハンドルは高級感があって握りやすく、デザイン性や耐久性も高く評価されています。

ガーバー

1939年にアメリカでスタートしたアウトドアナイフのトップブランドです。近年では、イギリスの特殊部隊出身の冒険家「ベアグリルス」が監修したサバイバルシリーズを発表して話題になりました。堅牢なつくりで耐久性に優れたガーバー社のナイフは、各国の警察や軍でも採用されています。

ガーバーのフォールディングナイフはハンドルのグリップ力が高くタフに使えるため、野外活動にぴったりですよ。高機能で優れたデザイン性も持ちながら、比較的リーズナブルな価格で手に入るのもメリットです。

バック

1902年に誕生したアメリカが誇る世界的ナイフブランドです。革新的な構造と洗練されたデザインによって数多くのヒット商品を世に送りだし、ナイフ業界に変革をもたらしました。

代表作である「フォールディングハンターナイフ #110」は通称「ワンテン」と呼ばれ、多くの登山家やキャンパーに愛用されています。また、このワンテンの登場によって、今ではどのブランドでも主流のロックバック式が世界中に普及しました。

Gサカイ

創業は1958年の日本の刃物メーカーです。刀剣造りの秘伝に新しい技術を加え、最高レベルの切れ味をもつナイフを世に送り出しています。

熟練の職人が自社工場で高品質なナイフを製造し、その技術の高さからスパイダルコやガーバーなど世界的ナイフブランドにも生産を委託されています。1977年にガーバーを共同開発して100万本を超えるベストセラーとなった「シルバーナイトシリーズ」は、日本の技術レベルの高さを世界に伝えるきっかけとなりました。

おすすめのフォールディングナイフ9選

ここから、おすすめのフォールディングナイフを9つ厳選してご紹介します。有力ブランドの定番商品や小型で初心者向けのモデルも登場するので、用途に合ったアイテムを見つけてみてください。

スパイダルコ レディバグ3

商品情報

ブランド:Spyderco
全長:111mm
刃長:49mm
重量:18g
ブレード材:VG-10
ハンドル材:FRN ガラス繊維強化ナイロン

スパイダルコのアイテムでもっともコンパクトなサイズのナイフです。ロック形式はロックバック方式で、ブレードにはスパイダルコ特有のサムホールがあいています。サムホールによって片手でも開閉がスムーズになり、利き手に関係なく使いやすいのがメリットです。

スパイダルコ ドラゴンフライ

商品情報

ブランド:Spyderco
全長:140mm
刃長:57mm
重量:56g
ブレード材質:VG-10
ハンドル材質:G-10

ユニークなハンドル形状は手のサイズに快適にフィットし、滑り止めも効いていてグリップしやすい一品。ブレードの鋼材は日本製の高性能ステンレスを使用し、切断力に優れ錆びにくいことも特徴です。チョイル部には人間工学的デザインが施されているので、人さし指で刃をコントロールしやすくなっています。

オピネル アウトドアナイフ No.10

商品情報

ブランド:オピネル
サイズブレード:長さ約10cm
素材ブレード:ステンレススチール
ハンドル:ブナ

錆びにくくメンテナンスが簡単で初心者の方でも扱いやすいステンレススチール製のナイフです。刃渡りは10㎝と長めで大きめの肉やチーズなどをカットする際にも重宝します。ブランド独自の安全ロック機構「ビロブロック」を採用しており、使用時も折りたたんだときも刃をしっかりと固定できるのが特徴です。

ガーバー フォールディングナイフ ベア・グリルス

商品情報

ブランド:カーバー
オープン時全長:約18.7cm
クローズ時全長:約10.5cm
ブレード長さ:約7.5cm
重量:約68g
ブレード材:炭素鋼

イギリスの冒険家ベア・グリルス氏の名が由来のサバイバルシリーズです。ブレードは炭素鋼でロックバック式の直刃と波刃のコンビになっています。ブレードの両側にサムスタッドがついているので、片手でも開閉でき、利き手を選びません。ハンドル下部にソングホールが空いているため、紐やベルトに通しやすく持ち運びにも便利です。

重厚感のあるマッカサルエボニー(縞黒檀)のハンドルが印象的なバック社の定番モデルです。指がかかる部分にフィンガーグルーブを設け、波型の形状は握りやすさを向上。ブレードには耐食性や耐摩耗性に優れたステンレス素材を使用しています。先端が鋭い形状で細かい作業にも便利です。

Gサカイ 折りたたみナイフ プレッピー

商品情報

ブランド Gサカイ
サイズ 開時 約130mm
ブレード長さ 約53mm
刃厚 約1.7mm
重量 約18g
ブレード材質 VG-10
ハンドル素材 カーボンファイバー

ブレードには日本刃用に開発された鋭い切れ味を持つ「VG-10」を使用していて、錆びに強く研ぎ直しが簡単なのが特徴です。ハンドル部分には軽量で丈夫なカーボン材を採用。重量がわずか18gなので超軽量タイプの折りたたみナイフをお探しの方におすすめです。

ビクトリノックス ハンティング Pro M

商品情報

ブランド:VICTORINOX(ビクトリノックス)
サイズ:136 X 40 X 16 mm
重量:162g
ブレード: ステンレススチール
ハンドル:ポリプロピレン

プロも使える高性能なナイフとして開発され、強靭なラージブレードが採用されています。太いロープを切ったり、薪を割ったりも可能な頑丈さです。サムホール付きでブレードは片手でも簡単に取り出せます。人間工学に基づいて設計されたハンドルは優れたグリップ性を誇り、過酷な使用条件下でも確実な作業が可能です。

ウマレックス フォールディングナイフ Elite Force EF141

商品情報

ブランド:ウマレックス(Umarex)
全長:21.2cm
刃渡:8.6cm
刃厚:4mm
重量:187g 
ブレード鋼材:440A
ハンドル素材:ポリマー

440Aステンレス鋼製の滑らかなエッジの刃は、2本のピンを使用して片手で開けることができます。人差し指を置くスペースを確保することによって利き手を問わず、操作性の高さを実現。持ち手の先にはロープを入れる穴が開いており、背面にはベルトにかけられるようねじ込み式のクリップが付属しています。

冒険倶楽部 フォールディングナイフ 3-1

商品情報

ブランド 冒険倶楽部(BOHKEN CLUB)
サイズ:幅17×高さ150×奥行14mm
折りたたみ時サイズ:幅26×高さ90×奥行14mm
収納ケースサイズ:幅50×高さ120×奥行5mm
刃渡り:55mm
本体:ステンレス鋼
ハンドル:ステンレス鋼、積層材
収納ケース:ナイロン

スタンダードなデザインのロック式フォールディングナイフです。アウトドアでの包丁代わりから日常の作業まで、マルチに使えるカッターナイフとして重宝。刃は手仕上げで研磨しているため、優れた切れ味を誇ります。

ナイフを持ち運ぶ際は銃刀法に注意

ナイフを持ち運ぶ際には、銃刀法に注意が必要です。 以下4項目を厳守するようにしましょう。

注意事項
  • 銃砲刀剣類所持等取締法では、刃渡り6cmを越える刃物は正当な理由がなければ持ち運びできません
  • 6cm未満であっても軽犯罪法の対象になる場合があります
  • キャンプ場などで使用する場合には、しっかり保管をして安全に持ち運びをしましょう
  • 帰宅後は速やかに自宅の安全な場所に保管をしましょう
全9商品

おすすめ商品比較表

スパイダルコ レディバグ3

スパイダルコ ドラゴンフライ

オピネル アウトドアナイフ No.10

ガーバー フォールディングナイフ ベア・グリルス

バック 110 フォールディングハンター

Gサカイ 折りたたみナイフ プレッピー

ビクトリノックス ハンティング Pro M

ウマレックス フォールディングナイフ Elite Force EF141

冒険倶楽部 フォールディングナイフ 3-1

Amazonカスタマーレビュー
4.3222
4.6197
-
-
-
-
4.6165
4.411
3.6191
最安値
¥21,862
¥13,170
¥10,780
タイムセール
¥2,885-24%
参考価格¥3,800
購入リンク

フォールディングナイフで快適なアウトドアを

今回は、フォールディングナイフの選び方やおすすめ商品をご紹介しました。刃の素材や形状などさまざまなモデルが販売されているので、対象物をカットしやすい1本を探してみましょう。この記事を参考に、使用目的に合ったフォールディングナイフを見つけてみてくださいね。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

この記事に関連するおすすめ記事

その他のアウトドア・キャンプカテゴリー

新着記事

カテゴリー