薪割り斧のおすすめ7選!キャンプなどアウトドアで焚火を楽しもう
焚火がブームになっていますが、キャンプなどアウトドアで広葉樹などを薪割りして使うには、どんな斧があると便利なのでしょうか。
大型で重量があるものより、手軽に使えるものでいいのかなど、選び方が気になる方も多いでしょう。
この記事では、薪割り斧の選び方やハクスバーナといったブランド斧などのおすすめをご紹介します。
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薪割り斧とは
斧と言えば、堅牢な刃に木の枝などの柄が付いた形状のもので、木を割ることや切るのに使う道具です。
その中でも、薪割り斧というのは、薪を割るためや細かく切断するための道具になります。
そのほかの種類では、木の伐採や根切りに用いる根切り斧もあります。また、手斧は伐採、枝打ち、薪割りと幅広い用途に使える斧です。
斧は用途に沿った形状で作られているので、根切り斧で薪割りをするのはおすすめできません。薪割りをするなら、薪割り斧か手斧を使うのがおすすめです。
薪割り斧は、長さと重さのバランスに優れた斧で、ほかの斧とは持ち手の太さに違いがあるのが基本です。力が伝わりやすい形状になっており、力まずに薪を割ることができます。まとめて薪割りをしても、疲れにくい設計になっています。
一般的に薪割りというと、ドラマや映画のワンシーンに出てくるような、斧を振り上げて、立てた丸太の芯を割るといったイメージを持たれるかもしれません。薪ストーブの薪を割るなど、一から丸太を割るなら、大型の薪割り斧が必要になります。
一方、キャンプなどアウトドアで使う薪は、丸太から切り出すのではなく、アウトドア用品店などで、あらかじめ細く割られた薪を使うケースが多いのではないでしょうか。
そうした場合は、細い形状になった薪を細かく砕くのがメインの作業になります。というのも、焚火をするために薪をくべる場合、大型の状態ではなかなか火がつきません。薪を細かくすることで、空気に触れる面積が増えるので、火がつきやすくなります。
そのため、市販の細く割られた薪を、薪割り斧を使って、細かく砕く作業が必要になります。
アウトドア用品店などで市販されている薪は、どんなに太くても直径10cmほどしかありません。キャンプで焚火をするなどアウトドアで市販の薪を使うなら、手斧や小型で重量の軽い薪割り斧で十分と言えます。
なお、キャンプで薪をくべて焚火をし、そこで料理をするなら、火持ちが長く、かつ煙が少ない広葉樹の薪を使うのがおすすめです。もっとも、広葉樹は材質が硬くて、木目も複雑なので簡単には割れません。
ナタやナイフ、ハンマーなどでは割ることはできないため、薪割り斧を用意しましょう。
薪割り斧の選び方
では、薪割り斧はどのように選べばいいのでしょうか。
人気ブランドの薪割り斧を選ぶにしても、種類が豊富なので、用途や使う方に合った薪割り斧を選ぶのがおすすめです。
以下で、選び方のポイントを見ていきましょう。
刃の素材
薪割り斧の刃の素材で多いのは鋼の全鋼製です。素材は硬いほうが鋭い刃を制作しやすいですが、硬さに影響を与えるのは含まれている炭素量です。
炭素量が多いほど鉄は固くなり、少ないほど柔らかな素材になります。
鋼は炭素が多い硬い鋼材で、切れ味が鋭いです。一方、硬いので柔軟性がなく、割れやすいので耐久性は劣ります。
全体が硬いので研ぐ際に時間がかかり、メンテナンスしにくいのもデメリットです。もっとも、刃としては主流の素材であるため、手頃な価格で買えるものも多く、コストパフォーマンスに優れています。
これに対して、鋼付や付鋼製と呼ばれる素材は、硬い鋼と柔らかな軟鉄を組み合わせた二層鋼製の刃です。下層には硬い特殊鋼を用い、上層には粘りのある軟鉄を用いています。
硬いために割れやすくもろい鋼の弱点を補うために、粘りのある軟鉄でカバーする感じです。
付鋼製は全鋼製よりも切れ味に優れ、耐久性にも優れています。上層が軟鉄なので研ぎやすくなりますが、水気や汗には弱いので、使用後は乾いた布で水気をしっかり拭き取ることが大切です。
大きさ・重さで選ぶ
太く大きな丸太を割るなら、大きく、重量のある斧のほうが割りやすいです。一方、キャンプなどアウトドアで、あらかじめカットされた細い薪を割るなら、長さも短めで、軽めの重量のものでも十分と言えます。
キャンプでの薪割りなら、全長35~45cmほどで、持った時に疲れにくい重量のものがおすすめです。重量は重いほどパワフルに割ることができますが、その分腕への負担が大きく、疲れやすくなります。
たとえば、手斧はハンドアックスやハチェットとも呼ばれる小さな斧ですが、1点に力が集中できる設計になっているので、重量を利用してスムーズに木の繊維を引き裂くことができます。小さい斧といっても、ナタやナイフに比べると刃は分厚く、重量もずっしりとしておりパワフルです。
また、刃の形状によって選ぶ方法もあります。刃の形状は大きく分けると、和斧と洋斧で違いがあります。
和斧は、付け根から刃先まで真っ直ぐに伸び、薄めの刃が特徴です。
和斧は薪割り斧と呼ばれるくらい、薪割りに特化した斧です。繊維が真っ直ぐな杉などの薪にスッと入りやすい形状になっています。
これに対して、刃先が薄く、付け根が太いのが洋斧の特徴です。洋斧は薪を左右に押し分けやすい形状になっています。
そのため、ブナやコナラといった広葉樹など、繊維が複雑で硬い薪を割るのにおすすめです。
機能性で選ぶ
機能性としては、たとえば使いやすさが挙げられます。
重めでパワフルなタイプの薪割り斧でも、グリップの形や長さによっては重さを感じにくく疲れにくいものもあります。最近では、人間工学にもとづいた設計や素材で作られたグリップも増えてきました。
また、キャンプなどアウトドアで使うなら、薪割り以外の用途にも使えると便利かもしれません。ハンマーで薪割りはできませんが、薪割り斧がハンマーとしても使える設計のものもあります。
薪割り斧のおすすめ7選
ここからは、キャンプなどアウトドアで薪割りをするのにおすすめの薪割り斧7選をご紹介しますので、参考にしてみてください。
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商品情報
重量::500g
材質:手製鍛造・柄/ヒッコリー
付属品:エッジカバー
農林造園業機械などを製造するメーカーであり、斧ブランドとして人気のハスクバーナのキャンプ用斧です。
木の柄タイプの斧は、スウェーデン製の鋼を職人が手作りして鋳造した高品質なものです。ハンドルは米国のヒッコリー材が使用されています。
強靭性と鋭利さを合わせ持っていて、キャンプ用斧38cmのほか、作業の用途に合わせてさまざまな斧が造られています。
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商品情報
商品の寸法 38.5長さ x 15幅 cm
ハンドル材質 木材
色 ブラック
ヘッドタイプ ハチェット
CARBABYは、2015年に設立された比較的新しいアウトドアブランドです。
全長38cm、重量800gで片手でも使いやすいです。40cm前後の手斧は、持ち運びにストレスも感じにくいのでアウトドアに適しています。
人間工学にもとづいた握りやすい形状をしており、触り心地が柔らかな木製グリップなので、長時間使っていても疲れません。
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商品情報
商品の寸法 90長さ x 7幅 cm
ハンドル材質 グラスファイバー
色 ブルー
ヘッドタイプ 薪割り
折れにくいグラスファイバー素材の柄で、柄の長さは86cm、頭の重量は2,000gで、薪割り斧としては一般的なサイズです。
割る作業に特化した羽根付型の斧で、刃先が鋭角になっているので、食い込みに優れています。
本格的なキャンプで、森林に分け入って丸太を拾ってくるなどして、太い丸太を割りたい時にもおすすめです。
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商品情報
商品の寸法 20長さ x 13幅 cm
色 ウッド, シルバー, ホワイト
ヘッドタイプ 超硬度65マンガン鋼
商品の重量 0.75 キログラム
斧頭の長さ13cm、斧刃8.5cmで、全長20cmしかないミニサイズの薪割り斧です。重量はヘッド部分600gで、全体でも750gほどしかありません。
柄は耐久性と強度に優れた白樫の木材が採用され、短いながらも湾曲し、グリップ性と操作性が高められた形状です。斧頭の重さとのバランスが良く、手に馴染みやすく、しっかりと握れます。
超硬度65マンガン鋼の鋼材ヘッドは強度に優れ、耐摩耗性も高いです。
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商品情報
商品の寸法 33長さ x 14幅 cm
ヘッドタイプ ハチェット
商品の重量 790 グラム
スタイル キャンプ
柄はヨーロピアンアッシュと呼ばれるブナを採用しており、堅さに優れています。全長33cm、刃渡り8.5cm、柄長は28cmで重量790g、刃の材質は1045炭素鋼です。女性でも使いやすい長さと重量で、切れ味も良く、薪割り初心者にもおすすめです。
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商品情報
商品の寸法 36長さ x 15幅 cm
ブレードの材質 炭素鋼
刃には硬度が高い炭素鋼S45Cを採用しています。熱処理をすることで硬度を高めながらも、刃先の耐摩耗性や耐久性もアップさせているのが魅力です。
柄は強度と耐久性に優れ、衝撃や振動を吸収しやすい北米産ヒッコリー材を使っているので、使いやすく、手に負担がかかりくいので、安定性も高くなっています。
柄の長さは約32cm、重量は約800gなので使いやすく、女性なら両手で、男性なら片手でも気軽に使える手斧です。初心者も薪割りがスムーズにできるよう、イラストありの取扱説明書も付いています。
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商品情報
商品の寸法 70長さ x 21幅 cm
ハンドル材質 木材|プラスチック
色 オレンジ
ヘッドタイプ 薪割り
ヘッドは摩擦が少なく、木に入りやすいテフロン加工が施されています。ヘッドに重心があるので、強力なインパクトを発揮でき、大型の丸太も割れるパワフルな薪割り斧です。
ハンマータイプのヘッドなので、木に挟まりにくく、広葉樹などの硬い木の薪割りにも向いています。柄は軽くて振動が伝わりにくい強化プラスチック製で、滑りにくく握りやすいです。
ヘッド後部はハンマーとしても利用でき、機能性にも優れています。
おすすめ商品比較表
ハスクバーナ・ゼノア ハスクバーナ キャンプ用斧 | CARBABY CARBABY 斧 野外キャンプ用品 薪割り | ビッグマン(Bigman) ビッグマン 薪割り | 森の家FOREST HOME 森 手斧 | NedFoss NEDFOSS 鍛造斧 | STINBELL STINBELL 斧 | ハスクバーナ・ゼノア ハスクバーナ スプリッティングアックス | |
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用途やニーズに合わせた薪割り斧を選ぼう
キャンプで焚火で癒され、料理を作るなどアウトドアをするなら、薪割り斧を用意しましょう。
大型で重量のあるものでなくても、アウトドアなら手斧や小型の薪割り斧でも十分です。ただし、料理をする際は煙が出にくく、火持ちがいい広葉樹の薪を使うのが適しています。
広葉樹は硬くて割りにくいので、ハスクバーナなどの海外ブランドの洋斧が使いやすいでしょう。