Amazonの容量無制限のストレージ「Amazon Photos」を徹底解説!

Amazonの容量無制限のストレージ「Amazon Photos」を徹底解説!

Amazon Photosは、プライム会員であれば容量無制限で使えるストレージサービスです。容量無制限のほかにも数多くの便利なサービスがあり、一般会員でもアカウントさえあれば利用可能な点も見逃せません。

この記事ではAmazon Photosの使い方や料金プラン、注意点などについて詳しく解説します。

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Amazonの容量無制限ストレージ「Amazon Photos」

「Amazon Photos」は、Amazonのプライム会員と一般会員(無料会員)が利用できるオンラインストレージサービスです。写真や動画の保存に特化しており、とくに条件次第でストレージの容量が無制限になる点は見逃せません。

とはいえ、一部制約も存在します。ベーシックなサービス内容は写真や画像の保存が重視されており、動画の保存容量は5GBまで(無料会員は写真と動画を合わせて5GBまで)という制限があります。

しかし、後述する有料プランを利用すればその限りではなく、動画の保存に関しても利便性を高めることができるでしょう。

対応デバイスも多く、デスクトップPC、スマートフォン、タブレットなどに対応しています。使いやすいアプリも提供されているため、効率的な管理や共有が可能です。

また、対応している写真形式が多いことにも注目です。JPEG、BMP、PNG、GIF、一部を除くTIFF、HEIF、HEVC、iOSバースト写真、iOSLive Photos、HEIC、ProRaw、JP2、WEBP、iOS Liveなど、スマートフォンやデジタルカメラで撮影するほとんどの写真が取り扱えます。

Amazonによると、今後さらにAmazon Photosに注力する方針とのことです。Amazonユーザーならプライム会員、一般会員を問わず、有用なフォトストレージとして活用できるのではないでしょうか。

Amazon Photosはどんな使い方ができるのか

Amazon Photosは、アルバムのアップロード、ダウンロード、表示、編集、作成が簡単におこなえます。共有もスムーズにできるため、家族や友人たちと大切な思い出をいつでも共有できるでしょう。

デバイスごとの操作性も分かりやすく、デジタルデバイスの操作があまり得意ではない人でも使いやすくなっています。

アプリを利用すればいつでも操作できるため、旅行やイベントの記録をリアルタイムで手軽に共有したい、すぐに保存しておきたい人にもおすすめです。

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Amazon photos図解ガイド!ファミリーフォルダなど基本の使い方を解説

Amazon Photosは写真や動画の保管・共有に便利なサービスです。本記事ではAmazon Photosの使い方を図解を交えながら解説。 動画の扱い方、共有の方法、ファミリーフォルダの使い方などを紹介します。写真や動画の管理ツールをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

手軽なアップロードと自動整理

フォルダごとに写真を手軽にアップロードできることも便利な一面です。

ストレージサービスによっては1枚ずつアップロードする必要がありますが、Amazon Photosは作成したフォルダを一気にアップロードできる仕様になっています。

また、画像認識機能を使えば写真の要素(人物、場所、物)によって自動的に整理することも可能です。効率よく写真管理をしたい人には欠かせない機能ではないでしょうか。

写真が圧縮されない

Amazon Photosはアップロードしても写真が圧縮されず、カメラで撮影したままの高画質が保たれます。一般的な他社のサービスでは画像が圧縮されることがあるのですが、Amazon Photosではその心配がありません。

思い出の写真や画像などを高画質で保存・共有したいユーザーにとって非常に便利な一面です。容量無制限のため、高画質のままでもストレージ容量を気にしなくてよいことは大きなメリットでしょう。

ファミリーフォルダで自由な共有

Amazon Photosは、ファミリーフォルダ、リンク、SNSを使った共有方法が設定されています

とくに注目したい共有方法はファミリーフォルダです。ファミリーフォルダは最大5人までのメンバーを自由に招待し、写真が共有できるようになっています。

招待されたメンバーは、ファミリーフォルダ内で自由に写真をアップロードできます。家族や友人同士で写真を通して思い出を共有し、にぎやかに交流することも可能です。

便利なファミリーフォルダですが、注意したい点もあります。ファミリーフォルダに招待できる対象は、Amazonアカウントを持っている人に限定されています。ただし、プライム会員に限定されるわけではなく、一般会員であれば問題ありません。

なお、ファミリーフォルダのオーナーになれる人(招待する側になれる人)はプライム会員に限ります。任意のグループでファミリーフォルダを利用したいのであれば、グループ内に1人はプライム会員が必要です。

ファミリーフォルダは招待されたユーザーも容量無制限に

ファミリーフォルダはオーナーだけでなく、招待されたユーザーも容量無制限で写真をアップロードできる仕様です。

この機能はプライム会員に限らず、一般会員にも適用され、参加者の属性に関わらず全員が利用できる嬉しい機能といえるでしょう。

ただし、アップロード先や閲覧先、共有対象は招待されたグループ内のフォルダに限られます。

その点は不自由を感じるかもしれませんが、この機能がほかのメンバーのプライバシーを守りながら写真を共有できるという、大切なメリットを生み出していることも確かです。

Amazon Photosの料金

Amazonアカウントがあればプライム会員、一般会員の区別なく無料でAmazon Photosを利用できます。

ただし、動画は5GBまでしかアップロードできません。動画をアップロードするための追加ストレージが欲しい人は以下の料金プランで購入可能です。

容量月払い年払い
100GB250円2,490円
1TB1,300円13,800円
2TB2,600円27,600円
3TB(なし)41,400円
4TB(なし)55,200円
5TB(なし)69,000円
6TB(なし)82,800円
7TB(なし)96,600円
8TB(なし)110,400円
9TB(なし)124,200円
10TB(なし)138,000円
20TB(なし)276,000円
30TB(なし)414,000円
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プライム会員と一般会員の使える機能の比較

Amazon PhotosはAmazonアカウントがあれば誰でも利用できますが、プライム会員と一般会員では使える機能が異なります。

割り当てられるストレージの容量が異なる

Amazon Photosは容量無制限ストレージが大きな魅力ですが、実際に無制限(動画は5GBまで)の対象になるのはプライム会員のみです。一般会員は「写真と動画と合わせて5GBまで」という制限が適用されます。

5GBの容量が多いか少ないかは個人の考えによりますが、必要であればプライム会員へのアップグレードを検討することも視野に入れたほうがよいでしょう。

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検索と絞り込み機能、ファミリーフォルダ、思い出

アップロードした写真の検索と絞り込み、ファミリーフォルダ機能、スライドショー機能「思い出」はプライム会員のみが利用できます。一般会員は利用対象外です。

ただし前述の通り、ファミリーフォルダに招待されていれば、フォルダ内に限り一般会員でも容量無制限でアップロード可能です。

クラウド写真保存サービスとの比較

他社のクラウド写真保存サービスとAmazon Photosの違いを見てみましょう。ここではiCloud、Googleフォトと比較します。

容量と料金プラン

無料の場合、Amazon Photosは写真と動画を合わせて5GBiCloudは5GBGoogleフォトは15GBです。

ただしGoogleフォトはほかのサービス(Gmail、Googleドライブ)の容量も含まれているため、写真以外のアップロードデータが容量を圧迫することがあります。

有料の範囲になると、Amazonは写真のみであれば容量に制限がありません。5GBを超える動画をアップロードしたければ追加料金が求められますが、写真のみならどれくらいの容量でも無料のままです。

一方、iCloudは5GB以上50GBまで月額130円、50GB以上200GBまで月額400円…と容量に応じた料金プランが用意されています。

GoogleフォトもiCloudと同様に、無料分の15GBを超えると100GBまで月額250円、200GBまで月額380円…とやはり容量に応じたプランでの料金が必要です。

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画質

Amazon Photos、iCloud、Googleフォトのいずれも、基本的に画質を落とさずアップロードできます。ただ、Amazon Photosは(写真の場合)容量が無制限であることに対し、iCloudとGoogleフォトは前述の通り容量次第で別途料金が発生します。

iCloud、Googleフォトの場合、人によっては容量制限を気にして画質を落とす必要があるかもしれません。

Amazon PhotosとAmazon Driveの違いは?

Amazon Photosと似たサービスに「Amazon Drive」があります。

Amazon Driveは写真や動画のほか、一般的なファイル形式(ZIP、PDF、DOCXなど)も無料で5GBまでアップロードできるサービスです。Amazon Photosよりも扱えるデータの種類が多いことが大きな特徴といえます。データ共有機能もあり、基本的にはAmazon Photosと大きな違いはありません。

使い方次第で利便性の高さを実感できるサービスでしたが、Amazon Driveは2023年12月31日をもって提供が終了しました。Amazonによると、今後はAmazon Photosの機能やサービスを充実させることに注力するそうです。

Amazon Photosを利用する際に注意すること

Amazon Photosを利用する際、注意しておくべきことがあります。場合によってはデータが削除されることもあるため、大切な写真を守るためにぜひ参考にしてください。

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Amazonフォトを利用しようか検討するにあたって「具体的な使い方について知りたい」「安心して利用できるか不安」と感じる人は多いのではないでしょうか。 本記事では、Amazonフォトの使い方を徹底解説します。サービスの特徴やメリット・デメリット、注意点なども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

アップロードデータが削除される条件がある

Amazon Photosは無条件でデータを保存しておけるサービスではありません。2年間(730日間)を過ぎてAmazon Photosを利用した形跡がない場合、すべてのデータが削除されてしまう可能性があります

ただし、18カ月(547日)を過ぎた頃にAmazon Photosから連絡が来るため、予告なく削除されることはありません。

とくに利用する必要がないときでも、定期的にAmazon Photosにログインしてデータを守りましょう。

個人利用のみに限られる

Amazon Photosは個人利用に限られます。業務利用、営利目的での利用はできません。

容量無制限の上に多機能なため、業務データの保存・共有や顧客サービスに利用したいと考えるかもしれませんが、ビジネスでの利用は規約違反になってしまいます。必要であればほかのサービス導入を検討しましょう。

プライム会員解約後は5GBまでしか利用できない

プライム会員を解約し、一般会員になると、Amazon Photosに保存しているデータのうち5GBを超えた分は共有・同期できなくなります。また、追加アップロードもできません。ダウンロードのみ可能です。

共有や同期が必要なデータは、プライム会員解約前に必ず処理しておきましょう。

アプリ設定に注意

アプリの「自動アップロード」設定をオンにしておくと、アプリを開いた時に自動的にアップロードがスタートします。

保存し忘れることがなく便利な機能ではありますが、写真は容量が大きいため、通信量が気になる人もいるのではないでしょうか。

もしも通信量に配慮する必要があるのなら、アプリの自動アップロード機能をオフに設定しておきましょう。また、スマートフォンやタブレット本体で「Wi-Fi利用時のみにアップロードする」などの設定をしておくのも有用です。

容量無制限で使えるAmazon Photosを活用しよう

プライム会員なら容量無制限で使えるAmazon Photosは、写真や動画を保存するだけでなくファミリーフォルダ機能など機能を提供しています。思い出の写真や画像を高画質で保存し、効率的に管理・共有したい人は、ぜひ有効活用していきましょう。

※本記事に掲載している情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。

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