ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーのおすすめ12選!頻度や使い方など解説
ドラム式洗濯機の洗濯槽を掃除する際は「ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナー」の使用が適しています。酸素系と塩素系があり、パナソニックや東芝、日立など洗濯機メーカーの洗濯槽クリーナーもありますよ。この記事では、ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーの選び方とおすすめ商品、使用頻度や使い方まで徹底解説するので最後までご覧ください。
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ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーのQ&A
ドラム式洗濯機で洗濯槽クリーナーをはじめて使用する場合、さまざまな疑問もわいてくるのではないでしょうか?使用する前にQ&Aをチェックして不安を取り除いておきましょう。ここでは「使用頻度」や「使えない洗濯槽クリーナーがあるか」、また「過炭酸ナトリウムで代用の可否」などの疑問にお答えします。
どのくらいの頻度で使えばいい?
一般的なドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーは、清潔に保つために1~2か月に1回の使用が推奨されていることが多いです。ただし、高濃度の洗濯槽クリーナーであれば、半年~年1回の使用でも効果を実感できるものもありますよ。
汚れが気になる場合は、推奨されている時期よりも短い期間で使用しても洗濯機に影響はありません。
使えない洗濯槽クリーナーはある?
洗濯槽クリーナーのなかには、ドラム式洗濯機で使用できないものもあります。運転中に多量の泡が発生すると、泡を消すために排水したり自動的に停止したりするものが多いためです。
そのため、一般的な洗濯槽クリーナーを使用する場合は粉末タイプの洗濯槽クリーナーは泡立ちが多いので、液体タイプのものにしてくださいね。ただしドラム式洗濯機用と表示されていれば粉末でも使用可能です。
過炭酸ナトリウムで代用は可能?
洗濯槽クリーナーの代用品として過炭酸ナトリウムを使用することは可能です。酸素系漂白剤は主成分が過炭酸ナトリウムで、ある程度の汚れを落としてくれますよ。
ただし、粉末タイプと液体タイプでは成分が異なるので注意が必要です。粉末タイプは発泡力が強いため使用する量によっては洗濯機から泡があふれる恐れがあり、洗濯槽への使用を推奨していない場合もあります。
また、液体タイプは洗濯槽クリーナーよりも洗浄力が劣るため汚れを十分に落としきれない可能性もありますよ。そのため過炭酸ナトリウムでの代用はできますが、専用の洗濯槽クリーナーを使用したほうが安心できるでしょう。
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーの選び方
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーを選ぶ際には、自宅の洗濯機に合ったものを選ぶことが大切です。「洗濯槽洗浄コース対応」「使用成分」「容量・使用量」「純正品」などのポイントに注目し、適切な商品を選んでくださいね。
1.洗濯槽洗浄コース対応かチェック
洗濯機はドラム式と縦型の2種類があります。縦型洗濯機は洗濯槽の汚れを落とす際に水を張ってつけ置きしやすい構造ですが、ドラム式洗濯機は洗濯槽が斜めや水平になっているので、つけ置きタイプの洗濯槽クリーナーで全体をきれいにするのが難しいです。
そのため、洗濯槽全体をきれいにするには洗濯槽洗浄コースに対応しているものを選ぶのがよいですよ。ボタンを押すだけでつけ置きから洗浄、排水まで自動で行ってくれるので便利です。ただし標準コースでは使えないものもあるので、購入前にチェックしておいてくださいね。
2.使用成分で選ぶ
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーは、主に「酸素系」と「塩素系」の2種類に分類されます。それぞれ、特徴や効果が異なるので、用途に合った成分を選ぶようにしてくださいね。
酸素系
酸素系の洗濯槽クリーナーは、ぬるま湯を使って発泡させることによって、黒カビや汚れを浮かせます。洗濯槽からはがれた汚れが目に見えやすく、塩素系の洗濯槽クリーナーと比較してニオイは少ない傾向にありますよ。
洗濯槽クリーナーは直接肌に触れるものではありませんが、配合成分にこだわりのある方は、塩素系の洗濯槽クリーナーよりもニオイや刺激が抑えられた酸素系を選ぶのがよいでしょう。
塩素系
塩素系の洗濯槽クリーナーは、酸素系洗濯槽クリーナーと比較して洗浄力が高く、黒カビや雑菌に強いです。ニオイの原因となるカビの発生を抑えられるので、清潔な状態を長く保ちやすいですよ。
つけ置きが必要ないものも多いので、洗濯槽の掃除の手間をできるだけ減らしたい方にもおすすめ。ただし、塩素系の洗濯槽クリーナーはニオイが強いものもあるため、使用する際は換気するようにしてくださいね。
3.容量・使用量で選ぶ
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーは定期的に使用するもののため、コストパフォーマンスも重要なポイントとなります。そのため、容量や一度に使用する量もチェックして、洗浄力や使い勝手のよさと価格のバランスを考慮して選ぶのがよいでしょう。
使用頻度もチェック
洗濯槽クリーナーの容量や使用量に加えて、使用頻度にも注目してみてください。一度に使用する量のコストパフォーマンスがよくても、使用頻度の多いものはランニングコストがかかってしまいます。
一般的に1~2か月に1回の使用を推奨しているものが多いですが、半年~年1回の使用でも構わないものならば、手間もコストも削減できますね。
4.洗濯機メーカーの純正品をチェック
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーの種類は豊富なため、どれを選ぶべきか迷った際は洗濯機メーカーの純正品を選ぶのもおすすめです。洗濯槽クリーナーに対応している洗濯機が記載されているので、自宅の洗濯機に合うかどうかがひと目でわかります。
純正品は塩素系のものが多く、洗浄力が強くカビを溶かしてきれいにするので汚れが詰まりにくいという特徴があります。また、防食補助剤が配合されているものもあり、ステンレス槽を傷めにくいというメリットもあるので安心して使用できますね。
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーのおすすめ12選
ここからは、ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーのおすすめ商品をご紹介します。カビや汚れ、ニオイなどどのような用途で使用したいかによって適切なタイプを見つけてくださいね。
洗濯機メーカーの純正品と同等の濃度になっており、洗浄力が強いため、年1回の使用でも洗濯槽をきれいに保ちやすい洗濯槽クリーナーです。液体タイプで溶け残りがなく、泡立ちも少ないのでドラム式洗濯機にも対応しています。塩素系は汚れに浸透して除去してくれるので、洗浄後に汚れカスが洗濯槽に残ることがなくお手入れも簡単ですよ。
商品情報
成分:過炭酸塩、重曹、クエン酸、界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、酵素、抗菌剤、香料、改質剤
液性:弱アルカリ性
粉末タイプの洗濯槽クリーナーで、1箱に3回分の量が入っておりコストパフォーマンスのよさも魅力的です。ただしドラム式洗濯機専用なので縦型洗濯機には使用できません。少ない水量でもよく泡立つほか酵素と酸素の成分を含んだ泡が洗濯槽の隅々まで行き渡り、裏側に隠れたカビや汚れを分解してくれますよ。オレンジオイルの爽やかな香りもポイントです。
商品情報
成分:水(溶剤)、次亜塩素酸塩(酸化剤)、水酸化ナトリウム(アルカリ剤)、アルキルアミンオキシド(界面活性剤)、けい酸塩(防錆剤)
液性:アルカリ性
塩素系の洗濯槽クリーナーで、手に届かない洗濯槽の裏側のカビの胞子を約99.9%除去するとされています。雑菌をしっかり除菌・消臭してくれるので、洗濯槽のイヤなニオイもなくなりますよ。ドラム式と縦型の両方の洗濯機に対応しており強力な洗浄力になっているので、つけ置きの必要がありません。入れて回すだけなので、お手入れが簡単なのもうれしいですね。
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸化剤)、界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、アルカリ剤(炭酸塩)、発泡剤・Ph調整剤(重炭酸塩・クエン酸)、工程剤、消臭剤、酵素
液性:弱アルカリ性
こちらは、ドラム式洗濯機の洗濯槽専用クリーナーとして開発された商品です。ドラム式洗濯機は構造上つけ置きにあまり向いていないため、顆粒タイプで水に溶けやすいのはうれしいポイントですね。酵素と緑茶成分が配合された洗濯槽クリーナーは少ない水量でもしっかり泡立ち、汚れをしっかり落としてくれます。除菌や消臭の効果も期待できますよ。
商品情報
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、炭酸ナトリウム(58%)
液性:弱アルカリ性
粉末タイプの洗濯槽クリーナーで、ドラム式と縦型の洗濯機のどちらにも使用できます。モコモコとした泡が洗濯槽の隅々まで広がり、汚れやニオイを取り除いてくれますよ。1回分ずつ小分けされたパックが4包入っているので、コストパフォーマンスもよいですね。また、酸素系なので塩素のニオイが苦手な方も使いやすいでしょう。
商品情報
成分:過炭酸塩、炭酸塩、界面活性剤(エーテル系(非イオン))、漂白活性化剤、金属封鎖剤
液性:弱アルカリ性
一般的に酸素系は洗浄力が弱い傾向にありますが、こちらは独自の成分配合により、つけ置きなしでも除菌率99.99%とされる洗濯槽クリーナーです。ドラム式洗濯機にも対応しており、洗濯槽に入れるだけで黒カビや汚れに浸透し、根元から除去してくれますよ。ドラム式洗濯機に使用する場合は毛布洗いといった水量が最も多いコースを選択してくださいね。
商品情報
成分:金属封鎖剤(アスパラギン酸ジ酢酸4Na)、pH調整剤
液性:弱アルカリ性
金属封鎖剤とpH調整剤のみを使用した洗濯槽クリーナーです。塩素臭がしない無香料タイプなので、ニオイに敏感な方も使いやすいですよ。金属封鎖剤(キレート剤)によって、石けんカスの汚れを分解し、カビの繁殖を防いでくれます。排水時には洗濯ホースの汚れを洗浄してくれるのもうれしいポイントですね。
商品情報
成分:次亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム(1.0%)、界面活性剤(アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム)
液性:アルカリ性
ドラム式洗濯機に対応した洗濯槽クリーナーで、ステンレス槽とプラスチック槽のどちらにも使用可能です。つけ置きなしでも汚れをしっかり落としてくれるので、掃除の手間もかかりません。洗濯槽クリーナーを全量入れ、標準コースを1サイクルするだけで汚れが落ちてきれいになりますよ。
パナソニックが推奨するドラム式洗濯機用の洗浄クリーナーです。パナソニックの製品に限らず、他のメーカーのななめドラム式洗濯機にも対応しています。防食補助剤を配合しているので、プラスチック槽とステンレス槽のどちらにも使用可能。汚れを防止するために、定期的な使用が推奨されていますよ。
こちらは、東芝の純正品のドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーです。塩素系の液体タイプで、洗濯槽の裏側にある見えない汚れまで除去する効果ができます。容量は750mlで、広口タイプで注ぎやすいです。使用する際は全量を洗濯槽に入れて、洗浄してくださいね。
日立が推奨するドラム式洗濯機用の塩素系の洗濯槽クリーナーです。こちらも日立の洗濯機だけでなく、全メーカーに使用可能ですよ。防食補助剤が配合されており、サビ防止対策になるのもポイント。塩素系の商品で酸性タイプのものと一緒に使うと危険なので、使用する際は注意してくださいね。
シャープの純正品のドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーですが、こちらも全メーカーの洗濯機に対応しています。塩素系の液体タイプなので、つけ置きなしでもすばやく汚れを除去してくれますよ。一般的に純正品は濃度が高いとされており、汚れが落ちやすいですが、その分価格も高くなるので予算と効果のバランスを考慮して選びましょう。
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーの使い方
ドラム式洗濯機の洗濯槽をきれいにする際に洗濯槽洗浄コースを使用する場合、まず洗濯機の電源を入れて洗濯槽クリーナーを入れたら扉を閉め、洗濯槽洗浄コースを選択してスタートボタンを押すだけです。
洗濯槽洗浄コースがない場合は、電源を入れて洗濯槽クリーナーを注ぎ高水位まで給水します。標準コースを選択し、洗濯・すすぎ・脱水の1サイクルを運転したら洗濯槽を洗浄してください。汚れが内側に残っている場合は、再度すすぎを行いましょう。
どちらの場合も洗濯槽の洗浄が終わったら、扉やゴムパッキンに残った汚れを拭き取り、湿気がこもらないように扉を開けて乾燥させます。そうすることで、洗濯槽にカビや雑菌が繁殖するのを防ぐことにもつながりますよ。
ただし、洗濯機によって洗濯槽洗浄コースのやり方は異なる場合もあるため、説明書や公式ホームページなどで確認しておくことをおすすめします。
「混ぜるな危険」に注意しよう
洗濯槽クリーナーには「まぜるな危険」と表示されているものもあります。これは、酸素系と塩素系の洗剤や漂白剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生してしまうためです。
塩素ガスは独特の刺激臭があり、吸ったり触れたりすると人体に悪影響をもたらす恐れがあります。高濃度の塩素ガスを大量に吸ってしまった場合、塩素ガス中毒に陥る可能性もあるので注意が必要です。
使用する際は密閉した空間で使用しないように換気をすること、塩素系と酸素系を同時に使用しないこと、使用した後は成分が残らないようにしっかり洗い流すことなどに気をつけてくださいね。
おすすめ商品比較表
レック 激落ちくん 超強力 高濃度 洗濯槽 クリーナー | Aimedia 洗濯槽クリーナー | カビキラー 洗濯槽クリーナー 塩素系液体タイプ | 木村石鹸 ドラム式洗濯槽クリーナーEX | OXICLEAN(オキシクリーン) 洗濯槽クリーナー | ウエ・ルコ 超即効型洗濯槽クリーナー | LEC 激落ちくん 石けんカスを分解する 洗濯槽クリーナー | ライオンケミカル ピクス 液体 洗濯槽クリーナー | パナソニック 洗濯槽クリーナー | 東芝 ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナー(塩素系) | 日立 ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナー | シャープ 洗濯槽クリーナー(ドラム式洗濯機用) | |
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用途に合ったドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーを選ぼう
ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナーは酸素系と塩素系があり、落としたい汚れや効果、ニオイなどさまざまな点で異なります。それぞれの特徴を理解して、自宅のドラム式洗濯機に合った洗濯槽クリーナーを選んでくださいね。