Amazonで登録しないで購入する方法はある?支払い方法/情報漏えい対策を解説
Amazonでアカウント登録をせずに商品を購入する方法を探している人は多いのではないでしょうか。
インターネット上での入力に抵抗がある人は、住所やクレジットカードを登録せずに注文を完了できたら便利ですよね。
この記事では、住所やクレジットカード情報を必要としない支払い方法や、情報漏えい対策などについて詳しく解説します。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
Amazonに登録しないで購入できる?
Amazonでは、アカウントを登録しないで購入することはできません。
なぜなら、購入者の情報や支払い方法、配送先などがわからないと、商品を適切に届けられないからです。
では、Amazonに登録しないで購入したいと思う理由は何なのでしょうか?考えられる理由は以下の通りです。
- 住所やクレジットカード情報を入力したくない
- 配送業者に連絡先を知られたくない
- クレジットカードを持っていない
- 情報漏えいが心配
これらの問題は、Amazonの設定やサービスによって解決できたり、外部機能を活用してセキュリティのリスクを低減したりできます。
住所を登録しないで利用する方法
Amazonには、住所を登録しないで購入する方法があります。
お届け先住所を入力する画面で、「新しい受取スポットを検索する」を選択すればOKです。
ここでは、コンビニ受け取りとAmazonハブロッカーについて説明します。
コンビニ受け取り
Amazonの受け取りスポットでコンビニを指定すると、注文した商品をコンビニのレジで受け取ることができます。
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
- 「PUDOステーション(宅配便ロッカー)」がある店舗
商品の種類、サイズ、重量などによって、コンビニ受け取りを利用できないこともあるので、以下の項目をチェックしてから注文しましょう。
- 出品者が発送する商品
- 危険物(火気厳禁)
- 30万円以上の商品(代金引換の場合は5万円以上)
- 3辺合計が80cmを超える。または重量が10kgを超える商品
- お届け日時指定便
- Amazon定期おトク便
- Prime Try Before You Buy(試着サービス)
- Amazonパントリー
配達時間に不在にすることが多いときに便利なのが「Amazonの店頭受取」。受取スポットはファミマやローソンなどのコンビニ以外にもヤマト運輸営業所でも対応しています。 本記事では、Amazonの店頭受取の特徴やメリット・デメリット、利用方法などを中心に解説します。
Amazonハブロッカーの特徴・利用上の制限
Amazonハブロッカーとは、駅、コンビニ、スーパー、薬局などに設置されているAmazon専用の宅配ボックスのことです。Amazonのサイト上では「Amazon ロッカー - (施設名)」で表示されます。
注文や受け取りにいくつか制限はあるものの、設置数は年々増え続けており、誰とも会わずに、自分の都合の良い時間に受け取れるのでとても便利です。
- 発送重量が4.5kg未満の商品のみ
- 寸法が42x32x25cm未満の商品のみ
- Amazon.co.jpが発送する商品のみ
- 危険物を含まない商品のみ
- Amazon定期おトク便は使えない
- 保管期間は到着日を含む3日間
- 設置されている施設の定休日に利用できない場合がある
- 使いたいロッカーに空きがないことがある
Amazonで注文した商品を宅配ロッカーに配達してもらったけれど、暗証番号が配達通知書や不在連絡票に記載されておらず、暗証番号がわからなくてロッカーが開けられない!という時の対処法をお伝えします。 ほかにも暗証番号が不要な「Amazon Hubロッカー」の使い方についても紹介するので、ぜひ本記事を参考にしてください。
クレジットカードを登録しない/持っていない場合
Amazonでは、クレジットカード番号を登録したくない人や、カードを持っていない人も商品を購入できます。
クレジットカード以外で購入する方法は以下の通りです。
- コンビニ払い/ATM/ネットバンキング/電子マネー
- 後払い/ペイディ
- 携帯決済
- PayPay
- Amazonギフト券
- 代金引換
これらの支払い方法は、Amazonの注文画面(レジ)から選択できます。
支払い方法を購入時に変更する方法
Amazonで購入したい商品をカートに追加し、「レジに進む」ボタンをクリックします。「お届け先の住所の選択」で受取場所を確定すると、「お支払い方法」が変更できる画面に遷移します。
ここからは、各支払い方法について説明していきます。
1.コンビニ払い/ATM/ネットバンキング/電子マネー
Amazonで注文した商品の代金は、コンビニ、ATM、ネットバンキング、電子マネーで支払えます。どの方法を選んでも手数料は発生しません。
「お支払い方法を選択」画面で「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選んで注文を確定すると、登録メールアドレスに「お支払い番号」が記載されたメールが届きます。
支払い方法ごとに異なる手順がありますが、メール内の「お支払い方法別の手順(URL)」をクリックすれば、手順に従ってスムーズに支払いを進められます。
Amazonで購入した商品代金は、コンビニで前払いできます。商品代金は現金で支払えるので、クレジットカードを使いたくない方や持っていない方におすすめの支払い方法です。 本記事では、Amazonでコンビニ支払いにする方法や、コンビニ支払いできない原因・対処法について解説していきます。
2.後払い/ペイディ
ペイディは、1ヵ月分の利用代金を翌月にまとめて支払う「あと払い」の決済サービスです。電話番号とメールアドレスがあれば誰でもすぐに利用でき、年会費や入会金などは発生しません。
「お支払い方法を追加」>「あと払い(ペイディ)アカウントを追加」>氏名・メールアドレス・携帯番号の入力>「次に進む」をクリックすると支払い方法を変更できます。
精算方法は「コンビニ支払い」「銀行振込」「口座振替」の3つから選ぶことができ、コンビニ支払いのみ、1回につき356円(税込)の手数料が発生します。
3.携帯決済
携帯決済(=キャリア決済)は、Amazonで購入する代金を、月々の通信料とまとめて支払いできる決済サービスです。
「携帯電話会社の請求を追加する」>携帯電話会社とアカウントタイプをプルダウンで選択>「続行」をクリックすると支払い方法を変更できます。
2024年時点で支払いに使える携帯決済サービスは以下の通りです。
- NTT docomoのd払い
- au(UQ mobile含む)のauかんたん決済
- SoftBankのソフトバンクまとめて支払い
- Y!mobileのワイモバイルまとめて支払い
4.PayPay
PayPayは、スマホで利用できるQRコード決済サービスです。スマホに「PayPayアプリ」をダウンロードし、本人確認と残高をチャージを済ませることでAmazonの支払いに利用できます。
「PayPayアカウントを追加」>ユーザー情報の連携画面で「上記に同意して続ける」をクリックすることで支払い方法を変更できます。
AmazonではPayPayを使って支払いができますが、使えないケースがあるため注意が必要です。どのような状況でPayPayが利用できないのか気になる人もいるでしょう。 そこで今回は、AmazonでPayPayが使えない原因について解説します。利用時の注意点も紹介するので、参考にしてください。
5.Amazonギフト券
Amazonギフト券は、プレゼントするだけでなく、自分がAmazonで商品を購入するときにも利用できます。
アカウントの残高に直接チャージできるタイプや、店頭で購入可能なカードタイプなどがあり、どのタイプも手数料は発生しません。多めにチャージしておけば、注文毎に支払いが発生しないので便利です。
ギフト券を使用する場合、「お支払い方法を選択」画面にあるギフト券のフォームに、16桁のシリアル番号を入力します。「適用」をクリックすると、請求額からギフトカードの残高が差し引かれます。
商品情報
数億種の商品・サービスに利用できます。 ※Amazonギフトカードなど、細則に基づき一部制限あり。
ギフトカード1枚が封筒に封入されています。
有効期限は発行から10年です。
6.代金引換
代金引換は、送料や手数料を含む合計代金を現金で配送業者に支払う方法です。
配送方法の選択で「できる限り商品をまとめて発送」を選択すると、商品数にかかわらず330円(税込)、「準備ができた商品から順に発送」を選択すると、注文した商品1個につき330円(税込)の手数料がかかります。
情報漏えい対策を行う
ネットショッピングやその他のWebサービスでは、100%安全と言えるシステムは存在しません。そのため、利用者自身が住所やクレジットカードなどの個人情報を保護する必要があります。
不正アクセスなどのリスクを低減するには、2段階認証などの情報漏えい対策が有効です。
2段階認証
2段階認証とは、IDとパスワードの確認に加えて、有効期限のあるワンタイムパスワード(セキュリティコード)を入力することで、より安全にログインできる仕組みのことです。
なお、ワンタイムパスワードは、「SMS認証(電話番号認証)」と「認証アプリ」で発行できます。Amazonの設定で両方を「オン」にしておくことで、何らかの理由でSMSが届かない場合でも、認証アプリのバックアップによって安全にサービスを利用できます。
ここでは、「Amazon ショッピングアプリ(iOS版)」で二段階認証の設定をオンにする手順を紹介します。Android版もほぼ同じ操作です。
SMSの設定のやり方
アプリ下部のメニューから「人型アイコン」>「アカウントサービス」をタップします。
ログインとセキュリティを選択
「アカウント設定」一覧にある「ログインとセキュリティ」をタップします。
2段階認証の設定を編集を選択
「2段階認証:」>「オンにする」をタップします。
2段階認証の設定画面に移動
「2段階認証(2SV)」の画面上部にある「開始する」ボタンをタップします。
1.SMSで設定する
2段階認証に使用する携帯電話の番号をフォームに入力して、「続行」ボタンをタップします。
SMSに届いた認証コードを入力して設定完了
スマホのSNSに6桁のワンタイムパスワードが送信されます。入力フォームにワンタイムパスワードを入力し、「続行」ボタンをタップして完了です。
2.アプリで設定する
アプリ(=認証アプリ)とは、ワンタイムパスワードを生成して認証を行うためのアプリです。二段階認証の設定をする前に、認証アプリをスマホにダウンロードしておきましょう。
認証アプリにはいくつか種類がありますが、ここでは、「Google Authenticator(iOS版)」を使用します。
初めに、「Amazon ショッピングアプリ」の「2段階認証手段を登録」画面で「認証アプリ」を選択します。
記載されているコードをコピー
そのまま画面を下にスクロールして、「セットアップキー」をコピーします。このセットアップキーは、後ほど「Google Authenticator」のフォームに貼り付けます。
次に、「Amazon ショッピングアプリ」を開いたまま、画面切り替え(マルチタスク)操作で「Google Authenticator」を開いてください。
「Google Authenticator」を開くと、「アカウント」と「セットアップキー」の入力が求められます。
1段目のアカウント名に決まりはないので、Amazonログイン用とわかる適当な文字列を入力します。2段目に先ほどコピーしたセットアップキーを貼り付けて、右下の「追加」ボタンをタップしてください。
アプリでワンタイムパスワードを生成
画面上に6桁の「ワンタイムパスワード(30秒のみ有効)」が表示さるので、パスワードを暗記するか、ロングタップ(長押し)でコピーしましょう。
アカウント情報の入力でコードを入力
画面切り替え(マルチタスク)操作で「Amazon ショッピングアプリ」を開き、ワンタイムパスワードを貼り付けて「ワンタイムパスワードを確認して次に進む」ボタンをタップしてください。
最後に「わかりました。2段階認証を有効にする」ボタンをタップして設定は完了です。
フィッシングメールや詐欺には注意
Amazon名義のフィッシング詐欺が増えており、被害も拡大しています。これらは「アカウント停止」や「クレジットカード有効期限切れ」などを強調し、受信者を焦らせることで本文のURLをクリックさせます。
そしてそのまま偽サイトに誘導し、不正にIDやパスワードなどを詐取することが狙いです。Amazonを名乗る違和感のあるメールを受信した場合は、焦らず適切に対処しましょう。
配送条件や支払い方法を工夫してAmazonの商品を購入しよう!
Amazonで商品を購入するには、アカウント登録が必要です。しかし、住所やクレジットカード情報を入力せずに、注文を完了できる方法が複数用意されています。
また、2段階認証などのセキュリティ機能も搭載しているため、これらを有効に活用しながらサービスを利用することで、不正アクセスなどのリスクを低減できます。
※本記事に掲載している情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。
※記事経由で商品を購入すると、売上の一部がクラシル比較に還元されることがあります。