AmazonでPayPay(ペイペイ)が使えない原因と注意点を解説!連携方法もあわせて紹介

AmazonでPayPay(ペイペイ)が使えない原因と注意点を解説!連携方法もあわせて紹介

AmazonではPayPayを使って支払いができますが、状況によってはPayPayを使えないケースがあるため注意が必要です。

PayPayユーザーの中には、どのような状況でPayPayが利用できないのか気になる人もいるでしょう。

そこで今回は、AmazonでPayPayが使えない原因について解説します。他にも、AmazonでPayPayを利用するための準備や、利用時の注意点も紹介するので、参考にしてください。

この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

AmazonではPaypay(ペイペイ)を利用可能

前提として、Amazonでは商品購入時の支払い方法でPayPayを利用できます。以前はPayPayを利用できませんでしたが、2022年4月から一部ユーザーでPayPayでの支払いが可能になり、2022年5月には全ユーザーが利用できるようになりました。

Amazonでの支払いにPayPayを利用すれば、AmazonポイントとPayPayポイントの二重取りが可能になるなど、お得な一面を持ち合わせた支払い方法となっているのが特徴です。

ただし、AmazonでPayPayを利用するためには、PayPayでの本人確認を完了させておく必要がある他、Amazonでの初回利用時にはAmazonとPayPayのアカウントを連携させる必要があります。

また、Amazonでの支払いに利用できるのは、PayPay残高とPayPayポイントのみとなっている点には注意が必要でしょう。

AmazonでPayPay(ペイペイ)を利用するための準備

  ここからは、AmazonでPayPayを利用するために必要な準備について詳しく解説します。 前述のとおり、AmazonでPayPayを利用するためには、PayPayでの本人確認を完了させる必要があります。 PayPayで本人確認を行うための方法は、次の3つです。

PayPayで本人確認を行うための方法
  • マイナンバーカードを利用した本人確認
  • 運転免許証を利用した本人確認
  • 顔認証と本人確認しょついを利用した本人確認

それぞれの方法について解説します。  

マイナンバーカードを利用して本人確認を行う

  マイナンバーカードに搭載されたICに格納されている「署名用電子証明書」を利用して、本人確認の申請をする方法です。 具体的な手順は次のとおりです。

マイナンバーカードを利用した本人確認の手順
  • 1.PayPayアプリを開き、ホーム画面右下にある[アカウント]をタップする
  • 2.次の画面で画面右上の[詳細]をタップする 
  • 3.次の画面で[本人確認・口座認証]をタップする
  • 4.次の画面で[マイナンバーカード]を選択する 
  • 5.手順を確認したのち[はじめる]をタップする 
  • 6.年齢、職業、利用目的を入力する 
  • 7.署名用電子証明書の暗証番号を入力する 
  • 8.マイナンバーカードのICチップをスキャンする 
  • 9.カナ氏名、国籍を入力する 
  • 10.申請内容を確認して[本人確認申請を申し込む]をタップする 
  • 11.審査が完了すれば本人確認は完了

マイナンバーカードで本人確認を申請する場合、PayPayアプリのアップデートが必要になる場合があります。バージョン3.19.0以上のアプリ以外ではマイナンバーカードを使った本人確認申請ができないため、注意しましょう。

また、マイナンバーカードの電子証明書を読み取れるスマートフォン(NFC対応)が必要になる他、iPhoneを使用する場合iOSが13.0以上になるため、事前に確認しておきましょう。  

運転免許証を利用して本人確認を行う

  運転免許証に搭載されたICチップの情報を利用して本人確認申請を行う方法です。具体的な手順は次のとおりです。

運転免許証を利用した本人確認の手順
  • 1.PayPayアプリを開き、画面右下にある[アカウント]をタップする 
  • 2.次の画面で画面右上の[詳細]をタップする 
  • 3.次の画面で[本人確認・口座認証]をタップする 
  • 4.[運転免許証]を選択する 
  • 5.手順を確認した後[はじめる]をタップする 
  • 6.運転免許証で設定した暗証番号を入力する 
  • 7.運転免許証のICチップをスキャンする 
  • 8.申請用の顔写真を撮影する 
  • 9.枠内に顔を合わせてまばたきをする 
  • 10.カナ氏名、国籍、職業、利用目的を入力する 
  • 11.申請内容を確認した後[本人確認申請を申し込む]をタップする 
  • 12.審査が完了すれば本人確認は完了

運転免許証を使った本人確認申請でも、バージョン3.39.0以上のPayPayが必要になる他、運転免許証のICチップを読み取れるNFC対応スマートフォンが必要になります。  

顔認証と本人確認書類を利用して本人確認を行う

  顔認証と本人確認書類の提出によって本人確認を申請する方法です。具体的な手順は次のとおりです。

顔認証と本人確認書類を利用した本人確認の手順
  • 1.PayPayアプリを開き、ホーム画面右下にある[アカウント]をタップする 
  • 2.次の画面で画面右上の[詳細]をタップする 
  • 3.次の画面で[本人確認・口座認証]をタップする 
  • 4.本人確認に利用する書類を選択する 
  • 5.手順を確認し[はじめる]をタップする 
  • 6.本人確認書類の表面を、白い枠内にいれて撮影する 
  • 7.書類に対してスマートフォンを45度傾けて撮影する(厚み確認) 
  • 8.本人確認書類の裏面を撮影する 
  • 9.顔写真を撮影する 
  • 10.枠内に顔をあわせてまばたきをする 
  • 11.氏名や住所などの情報と利用目的を入力する 
  • 12.申請内容を確認した後[本人確認申請を申し込む]をタップする 
  • 13.審査が完了すれば登録が完了  

PayPay(ペイペイ)で本人確認済みかどうかを確認する方法

  PayPayで本人確認ができているかどうかを確認する方法は、次のとおりです。

PayPayで本人確認済みかどうかを確認する方法
  • 1.アプリを開きホーム画面右下にある[アカウント]をタップする 
  • 2.次の画面で画面右上にある[詳細]をタップする 
  • 3.次の画面でアカウント情報が表示されるので[本人確認・口座認証]の項目が[完了]になっていれば本人確認は完了済み

上記の方法で[本人確認・口座認証]の項目が完了になっていない場合は、PayPayでの本人確認は完了しておらず、Amazonでの支払いにPayPayが利用できないため、注意しましょう。  

AmazonでPayPay(ペイペイ)を利用する場合の初期設定

  PayPayで本人確認を完了させてAmazonでの支払いに利用する場合、初回のみ支払い方法を追加する必要があります。 支払い方法にPayPayを設定する具体的な手順は次のとおりです。

Amazonの支払い方法にPayPayを設定する手順
  • 1.Amazonアプリを開き[アカウントタブ]をタップする 
  • 2.次の画面で[お客様の支払い方法]をタップする 
  • 3.次の画面で[追加]をタップする 
  • 4.次の画面で支払い方法の一覧から[PayPayアカウントを追加]をタップする
  • 5.展開した画面でもう一度[PayPayアカウントを追加]をタップする 
  • 6.PayPayアプリが起動したら[上記に同意して続ける]をタップすれば連携は完了

上記の手順に沿ってAmazonアカウントとPayPayアカウントを連携させれば、支払い方法でPayPayを選択できるようになります。  

Amazonで利用可能なPayPay(ペイペイ)残高の種類

  PayPayでの本人確認と、Amazonアカウント・PayPayアカウントの連携が完了すれば、Amazonでの支払いにPayPayが利用できる状態になります。ただし、Amazonでの支払いに利用できるPayPay残高が限定されている点には注意が必要です。

Amazonでの支払いに利用できるPayPay残高は次のとおりです。

Amazonでの支払いに利用できるPayPay残高
  • PayPayマネー
  • PayPayポイント

PayPayマネーライトやPayPayボーナスライトは、Amazonでの支払いに利用できません。また、PayPayのクレジットカード支払いもAmazonでは利用できないため注意しましょう。

なお、PayPayマネーは銀行口座、ヤフオク!の売上金、PayPayフリマの売上金、現金(セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMからのチャージ)でチャージできます。一方、PayPayポイントは特典やキャンペーンなどで付与されるポイントであるため、チャージすることはできません。  

AmazonでPayPay(ペイペイ)が使用できない場合の原因

  Amazonでの支払いにPayPayは利用できますが、状況によっては利用できない場合があります。 次のケースに該当する場合は、PayPayを支払いに利用できないため注意しましょう。

AmazonでPayPayが使用できない原因
  •  PayPay(ペイペイ)では決済できない商品・サービスがある ・PayPayマネーライトまたはPayPayボーナスライトの残高しか残っていない ・PayPayカードからチャージしている  

それぞれについて以下で詳しく解説します。  

PayPay(ペイペイ)では決済できない商品・サービスがある

Amazonで販売されている商品やサービスの中には、PayPayで決済できないものがあります。

具体的には、次の商品・サービスの支払いにPayPayは利用できません。

PayPayでは決済できない商品・サービス
  • 一度の注文金額が税込30万円以上となる場合
  • Amazonギフトカードの購入
  • kindle本やkindle Unlimitedを除く一部のデジタルコンテンツの購入
  • ライフ・バローのネットスーパーを利用する場合
  • Amazonフレッシュを利用する場合
  • Amazon Payの利用分を支払う場合
  • 定期おトク便を利用する場合
  • Amazonビジネスを利用する場合

これらの商品・サービスの支払い画面では、PayPayが選択できないようになっています。なお、Amazonプライム会員の年会費については、PayPayでの支払いが可能です。

PayPayマネーライトまたはPayPayボーナスライトの残高しか残っていない

AmazonでPayPay残高を利用する場合、PayPayマネーライトとPayPayボーナスライトで支払うことはできません。

繰り返しになりますが、Amazonでの支払いに利用できるPayPay残高はPayPayマネーもしくはPayPayポイントの2種類のみです。

また、Amazonでの支払い時にコンビニ払いを選択した場合、実際にコンビニで支払う際は現金のみの対応となります。ここでもPayPayを利用することはできないので事前に確認しておきましょう。

PayPayカードからチャージしている

  PayPay残高をPayPayカードからチャージしている場合も、Amazonでの支払いに利用できなくなります。

PayPayカードを利用してチャージしたPayPay残高は「PayPayマネーライト」として扱われるためです。

前述のとおり、PayPayマネーライトはAmazonでの支払いに利用できないため、残高をチャージする際は気を付けましょう。  

AmazonでPayPay(ペイペイ)を利用した場合のポイント還元率

AmazonでPayPayを利用した場合、ポイントが還元されます。ここでは、Amazon・PayPayそれぞれのポイント還元率について解説します。

PayPay(ペイペイ)側のポイント還元率は基本0.5%

Amazonでの支払いにPayPayを利用した場合のPayPay側のポイント還元率は、基本0.5%となります。

また、PayPayでのポイント還元率がアップするポイントプログラム「PayPayステップ」に該当する場合、Amazonでの支払いで還元されるのは最大1.0%となります。

PayPayステップでは、1ヶ月間に200円以上の支払いを合計30回以上、加えて合計10万円以上を支払うことで、ポイント還元率が0.5%アップします。

また、クレジットカードやPayPayカード、PayPayカードゴールドで支払うことで、さらに0.5%ポイント還元率がアップしますが、これらはAmazonでの支払い方法に利用できないため、Amazon利用時にポイントが還元されることはありません。

多くのユーザーが0.5%還元、PayPayのヘビーユーザーで最大1.0%還元になると認識しておきましょう。

Amazon側のポイント還元率は一定ではない

Amazonでの支払いにPayPayを利用した場合の、Amazon側のポイント還元率ですが、これは一定ではありません。

なぜなら、Amazonポイントの還元率は、運営側が決めるのではなく、販売者がそれぞれ決定しているためです。

基本的にはポイント還元率を1.0%に設定している販売者が多いですが、まれに0.5%還元としている販売者がいるため、商品・サービスの購入時には確認した方がいいでしょう。

AmazonでPayPay(ペイペイ)を利用するとポイントの二重取りが可能

冒頭でも紹介したとおり、Amazonでの支払いにPayPayを利用することで、AmazonポイントとPayPayポイントの二重取りが可能になります。

ポイントを二重取りしたい場合に、特別必要な手順はなく、Amazonで買い物をする際に、支払い方法でPayPayを選択するだけで二重取りが可能です。

ただし、AmazonポイントとPayPayポイントの二重取りは、ポイント還元率が高いとはいえないため、メリットが大きいとはいえません。

そのため、ポイントの還元率やお得感にこだわりたい場合には、無理にPayPayを利用する必要はありません。

どのような支払い方法であれば、ポイントをお得に貯められるのかを以下で解説します。

Amazonでお得にポイントを貯めたいならPayPay(ペイペイ)以外の支払方法がおすすめ

Amazonで買い物をする場合、PayPay以外の支払い方法を選択することで、ポイントをお得に貯められるケースがあります。

例えば、Amazon Prime会員であれば「Amazon Prime Mastercard」を利用すれば、Amazon利用時のポイント還元率が2%になります。PayPayステップに該当しない場合、ポイント還元率は1.5%となるため、0.5%ポイントをお得に貯められるでしょう。

また、ドコモが提供する決済サービス「d払い」を利用できるドコモユーザーの場合、専用ページからエントリーした上で毎週金曜日・土曜日にAmazonでの買い物にd払いを利用すると、ポイント還元率が2%プラスされます。

このように、Amazonでの買い物に利用できる決済方法の中には、お得にポイントを貯められるものがあるため、状況に応じて利用を検討するといいでしょう。

こちらもチェック!
Amazon Prime Mastercardとは?基本情報やメリットを解説

Amazonを利用している方の中には、「Amazon Prime Mastercard」について気になっている方も多いのではないでしょうか。 しかし、他のクレジットカードと何が違うのか分からない方も多いでしょう。 そこで本記事では、Amazon Prime Mastercardの年会費や特典などの特徴について詳しく解説します。

AmazonでPayPay(ペイペイ)を利用する場合の注意点

  Amazonでの買い物にPayPayを利用する場合、以下の注意点があります。

AmazonでPayPayを利用する場合の注意点
  • PayPay払いは他の決済方法と併用できない
  • PayPayあと払いはAmazonでの決済に利用できない

それぞれをこれから詳しく解説します。  

PayPay(ペイペイ)払いは他の決済方法と併用できない

  Amazonでの支払いにPayPayを利用する場合、決済方法によっては併用ができなくなっています。 AmazonでPayPayを利用する場合に併用可能な支払い方法は以下のとおりです。

AmazonでPayPay
  • Amazonギフト券での支払い
  • Amazonポイントでの支払い

逆にいえば、上記以外の決済方法は、PayPayでの支払いと併用することはできません。例えば、PayPayとAmazonギフト券やAmazonポイントを併用して支払いをするつもりでも、各残高の合計が商品代金に満たない場合、決済を完結させられません。

そのため、PayPayを利用して支払いしたい場合は残高を確認し、事前にチャージしておくなどの対応が必要になります。PayPayではAmazonで利用可能な残高のチャージ方法も限られるため、注意しておきましょう。  

PayPay(ペイペイ)あと払いはAmazonでの決済に利用できない

PayPayでの支払い方法の1つである「PayPayあと払い」は、Amazonでの支払いに利用できない点にも注意が必要です。

前述のとおり、Amazonでの支払いに利用できるPayPayの残高は「PayPayマネー」と「PayPayポイント」のみとなります。PayPayあと払いに加えて、PayPayマネーライトやPayPayボーナスライトも利用できません。

どうしてもあと払いを利用したい場合は、クレジットカードで決済するか、Paidyを利用するなど、PayPay以外の方法を選択するようにしましょう。

AmazonでPayPay(ペイペイ)を有効活用しよう!

今回はAmazonでの支払いにPayPayが使えない場合の原因や注意点について解説しました。PayPayでの本人確認や初回利用時のアカウント連携など、事前の準備が必要になりますが、正しく利用できればPayPayで便利に決済ができるようになります。

ただし、利用できるPayPay残高やチャージ方法が限定されていることを理解しておきましょう。AmazonでPayPayを利用できない場合は、本記事を参考にトラブルを解決してください。

※本記事に掲載している情報は、記事更新時のものになります。

※各種セールは必ず開催があるとは限りません。本記事記載のセール・キャンペーンは予告なく終了となる場合があります。

※売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

この記事に関連するおすすめ記事

Amazon入門ガイドのカテゴリー

その他のAmazonお得情報カテゴリー

新着記事

カテゴリー