
揚げ物鍋のおすすめ10選!少ない油で揚げる・はねないなど選ぶポイントを紹介
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本記事では、「揚げ物鍋」の選ぶポイントについて解説します。油がはねない構造になったものや、少ない油で揚げられる使い勝手の良いものを使えば、格段にフライ調理が楽になりますよ!ホーローや鉄など素材の違いについても紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
揚げ物鍋ってどんな鍋?
唐揚げや天ぷらなど、揚げる調理をするときに適したフライ用の鍋が「揚げ物鍋」です。揚げ物鍋の大きな特徴は、油にしっかりと食材が浸るよう深型のものが多いことと、熱伝導率のよい材質が使われていること。食材を入れても油の温度が下がりにくいので、天ぷらやフライをサクッと揚げられます。
以下でもご紹介しますが、揚げ物鍋にはホーロー製や鉄製など、さまざまな素材の商品があります。最近はIHクッキングヒーターをお使いの家庭も多いので、IHを使用している方はIHに対応しているものを選ぶようにしましょう。ほとんどの製品がIHに対応していますが、銅製品は対応品がないのでご注意ください。
揚げ物専用の鍋が必要なのはなぜ?
深型のフライパンでももちろん揚げ物は作れますし、浅型のフライパンで少量の油で調理することも可能ですよね。では、どうして揚げ物専用の鍋が必要なのかというと、「油の温度を保つ」という点が大きく異なるからです。蓄熱性が低い鍋で揚げ物をすると、油の温度が安定せず、べチャッとした仕上がりになってしまうことが多くあります。
また、「本格的な揚げ物はハードルが高い」と思われがちですが、温度計が付いているものや油はね防止のガードが付いているものなど、揚げ物専用の鍋こそ揚げ物のハードルを低くしてくれます。「もっと簡単に揚げ物がしたい」「揚げ物のクオリティを上げたい」という方は、ぜひ揚げ物専用の鍋を使ってみてくださいね!
揚げ物鍋を選ぶポイント
揚げ物鍋は、使い勝手や仕上げりにこだわったさまざまな製品が販売されています。どれを選べばいいか分からないという方は、以下の4つのポイントに着目して選んでみてください。
- サイズ
- 素材
- 形状
- 使い勝手
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます!
サイズで選ぶ
まずは、使用する揚げ物鍋のサイズを決めましょう!家族が多い場合、小さい鍋で人数分のおかずを揚げるとなるとかなり時間がかかってしまいますよね。かと言って、大きすぎても油が無駄になってしまいます。
1~2人分の調理をするなら直径16~20㎝、3~4人分なら直径21~24㎝を選ぶときの目安にしてみてください。
1~2人分や付け合わせの調理に便利な小さめサイズ
小さめの揚げ物鍋は、1~2人分の調理をするだけでなく、副菜用に食材をさっと揚げる時など、1つあればなにかと重宝します。カレーなどに素揚げのナスやレンコンをトッピングするのもいいですね!
収納スペースに限りがある場合も、コンパクトな小さい鍋がおすすめ。オイルポットと一体型になっているタイプなら、さらに収納スペースを減らすことができて便利です。
商品情報
ステンレス鋼の2つの鍋と濾し網、揚げ網がセットになった揚げ物鍋です。同じ形状の鍋がセットになっているので、もう一つは油を濾して保存するオイルポットとして使用可能。次はオイルポットにした鍋を調理用にするなど、鍋を交互に使いまわせて便利です。濾し網は油はねガードとして使うこともできますよ。 14㎝・16㎝・20㎝と3つのサイズ展開ですが、14㎝のみIH非対応なのでご注意ください。
ファミリー向けの大きめサイズ
家族の人数が多いご家庭は、大きめの揚げ物鍋があると便利!小さいもので何度も揚げていると時間がかかりますし、油もどんどん汚れてしまいます。4~5人分を揚げるなら、24㎝以上のものがおすすめですよ。
24㎝と大人数の揚げ物に対応した揚げ物鍋です。満水時の容量は3.2Lなのでたっぷりと揚げられます。鉄製なので熱伝導率が高く、食材を入れた時にも温度が下がりにくいです。また、底に施された打ち出し加工によって、熱を均一に伝えてくれるのが特徴。油切りができる網が付いていてIH(200V)やガスコンロ、シーズヒーターといった6種類の熱源に対応しています。
素材で選ぶ
ある程度鍋の大きさを決めたら、次は鍋の素材に注目!素材によってお手入れのしやすさや仕上がりに違いが出ます。揚げ物鍋に使われているのは、ホーローや鉄、ステンレスや銅など。それぞれの素材の特徴について、紹介していきますね。
蓄熱性に優れたホーロー製
「キッチンアイテムは見た目にもこだわりたい」という方におすすめなのがホーロー製の揚げ物鍋。もちろん見た目だけでなく、蓄熱性が高いので食材を入れた時にも温度が下がりにくいといった特徴があります。焦げ付きにくく汚れが落としやすい上に、匂いが付きにくいのもメリットです。油が劣化しにくいので、使用後の油を濾して次の揚げ物に使うこともできますね。
重さがあり衝撃に弱いので、ぶつけたり落としたりしないよう注意して使う必要があります。ホーロー鍋には揚げ物に対応していない製品もあるので、必ず揚げ物ができるか確認してから選びましょう。
商品情報
・本体重量(約):690g
・素材・材質:本体/ほうろう用鋼板、表面加工/ほうろう加工
揚げ物だけでなく、卓上でチーズフォンデュなどもできるホーロー製の鍋です。熱源はガス火、卓上IH(100V、200V)に対応。鍋の内側が白くなっていることで、揚げ物の揚がり具合や油の汚れ具合がわかりやすいのがうれしいポイントです!
プロの味を目指すなら銅製
熱伝導率が最も高いのが銅製の揚げ物鍋。天ぷら屋さんなどプロも多く愛用しています。短時間で油の温度を上げてくれるので、てんぷらもサクッと仕上がりますよ。
ただし、ホーロー製に比べると油が劣化しやすいので、油を再利用するのには不向きでしょう。揚げ物が終わった後は錆び防止のためすぐに汚れを落とす必要があるなど、家庭用としてはやや使いにくい点もあります。
商品情報
満水容量:2.3L、適正油量:930g
サイズ:約27×20.3×9.8cm
生産国:日本
純銅製の揚げ物鍋。熱伝導率が高いので、食材を入れても油の温度が下がらずカラッと揚げられるのがうれしいポイント。ムラにならず食材の芯まで火が通るので、ジューシーさを失わずに揚げ物をおいしく仕上げてくれます。使い込むとあめ色に変化していき、味わい深さを楽しめますよ。IHには非対応で、ガスコンロ専用となっています。
仕上がりを重視するなら鉄製
「扱いやすさと仕上がり両方こだわりたい」という方におすすめなのが鉄製品です。銅に次いで熱伝導率が高いので、高温で早く揚がりサクッと仕上がります。
錆びやすい材質なので、洗った後はしっかりと乾燥させてから保存してくださいね。また、油を酸化させやすい性質があるので、使用後の油を何度も再利用するのは控えましょう。
商品情報
重量:約1333g
本体:鉄(シリコン焼付塗装)
IH対応の鉄製の揚げ物鍋です。蓋の部分が油切りとしても使えるので省スペースで揚げ物ができますね。油はね防止ガードや温度計が付いているのもうれしいポイント!初めて使う方や揚げ物が苦手な方でも使いやすい鍋になっています。
お手入れのしやすさも考慮するならステンレス製
お手入れの手間を省きたいなら、ステンレス製の揚げ物鍋も選択肢に入れてみましょう。錆びにくく耐久性も高いので、お手入れのしやすさで選ぶならステンレス製がおすすめです。
鉄製やホーロー製に比べると熱伝導率は低いので油の温度が上がるまで時間はかかりますが、蓄熱性は高いので温度を一定に保ってくれますよ。
直径約20㎝のステンレス製天ぷら鍋です。シンプルなつくりですが、便利な揚げアミや注ぎ口がついていて使いやすさは抜群!熱源はガス火やIHのほか、シーズヒーター、ハロゲンヒーターなどにも対応しています。油の汚れ具合がわかりやすいのもうれしいポイントです。
形で選ぶ
揚げ物鍋と言えば丸型のイメージがありますが、最近では四角い形タイプも販売されています。四角形なら長細い食材も揚げやすいので、アスパラガスやエビフライ、串揚げなどを揚げたい方におすすめですよ!
少量の油で揚げたいなら「四角い揚げ物鍋」がおすすめ
四角い形の揚げ物鍋は、細長い食材を揚げるのに向いているだけでなく、少ない油で調理できるのもメリットです。さらにコンパクトに収納できるのもうれしいポイントで、バットや網がセットになっているものも多く、すぐに揚げ物を始められますよ。
キッチンを明るくしてくれるピンク色がかわいい、ホーロー製の四角い揚げ物鍋です。揚げ網やバット、温度計がセットになっていますが重ねてコンパクトに収納でき、使う時もさっと取り出すことができますよ。IHやガスコンロ、オーブンなどさまざまな熱源に対応しています。角の部分を使えば、オイルポットにも注ぎやすく後始末も簡単。表面がガラス質なので臭いや汚れがこびりつきにくいのが魅力です。
使い勝手で選ぶ
素材や大きさ、形を選んだら、あとは使い勝手の良さがポイントになってきます。使いやすさで揚げ物鍋を選ぶなら、お手入れのしやすさだけでなく、使う油の量や油のはねにくさなども考慮したいですよね。
温度計がついているものであれば、温度調節がしやすく調理が楽になります。使い勝手の良さで揚げ物鍋を選ぶポイントについて、もう少し詳しく解説していきます。
もう揚げ物が怖くない!油がはねない設計の鍋
「油がはねるのが怖い」という方は、鍋のフチに油の飛散を防止するガードが付いているものがおすすめ!全くはねないわけではないですが、横へ飛び散るのが減るだけでも思わぬやけどを防げるでしょう。
鍋の間口が狭くなるので食材は少し投入しにくくなりますが、とんかつなど大きめの食材を調理する時にはガードを取り外すことができますよ。
商品情報
容量: 満水容量 2.8L、適正油量 1.0L
重量:1,220g
対応熱源:ガスコンロ(直火)、IH(200V)、シーズ、ハロゲン、エンクロ、ラジエント
ホーロー製の揚げ物鍋です。24㎝と大型なので、複数人の調理をするときにも頼りになります。フチに油はね防止ガードが付いているので、油がはねる心配も軽減してくれますよ!油はねガードには温度計をセットできるので、油の温度を確認しながら調理できます。IH(200V)に対応。キッチンにそのまま置いてあってもおしゃれなデザインです。
深型なら少量の油で調理可能!
少量の油で揚げたいなら、先ほど紹介した四角い揚げ物鍋のほかに深型になっているものがおすすめ。口径が小さいので少量の油でも高さが出ます。深型なので油がはねても手に当たりにくいですが、一度にたくさんは揚げられません。
商品情報
重量:1080g(フタ込)。
本体の高さ12.5cm。
深さ:12cm。
本体内径:16cm。底厚:4.8mm(はり底を含む)。
調理アイテムを増やしすぎたくないという方には、「マルチポット」という選択肢も!これ1台で煮る・炊く・揚げる・炒めるなど何役もこなしてくれます。こちらのマルチポットは底面が3層構造になっており、熱伝導が優れています。素早く均一に食材に火が通るため、ムラのない仕上がりが期待できます。独自のコーティングで汚れもこびりつきにくく、お手入れも楽々。IHに対応しています。
温度計付きで火加減楽々!
揚げ物の調理で苦労するのが、油の温度の管理ですよね。温度が高すぎると食材の中心部まで火が通る前に表面が焦げてしまいますし、低すぎるとべチャッとした仕上がりになってしまいます。
それを防ぐために導入したいのが温度計!温度計がセットになっている揚げ物鍋なら、調理の際に邪魔になりにくく便利です。油の量が少なすぎると温度計が油にしっかりと触れず正しい温度が測れないので、温度計の先が油に浸かっているか確認しながら調理してくださいね。
商品情報
鍋の深さ:(約)8cm 表面加工:本体・取っ手・フード/シリコーン樹脂塗装
温度計付きの揚げ物鍋です。油はねガードに温度計が設置できるタイプなので、調理の際に邪魔になりいくいメリットがあります!鉄製なので熱伝導率もよく、カラッとした揚げ物が楽しめるでしょう。油はねガードには食材ごとの適性温度が書かれていますので、迷うことなく調理ができますね。かわいいツートンカラーで調理が楽しくなりますよ!IHにも対応しています。
気軽に美味しく揚げ物を楽しもう!
揚げ物鍋は熱伝導率が良い素材が使われているので、食材を入れた時に油の温度が下がらずカラッとした仕上がりになります。プロの味を目指すなら銅製品がおすすめですが、使い勝手やお手入れのしやすさを考慮するならステンレス製やホーロー製もいいですね。 油はねガードや温度計が付いているものなら、やけどの心配や温度管理の難しさも減るので、気軽に揚げ物が楽しめるようになりますよ!お気に入りの揚げ物鍋を見つけてサクサクの揚げ物を味わってください。
少量の揚げ物料理を作りたい際に活躍する「小さい天ぷら鍋」。丸型から四角型までさまざまな種類があるため選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで今回は、小さい天ぷら鍋の選び方とおすすめの商品をご紹介します。IH対応のものや、日本製でリーズナブルな価格帯のものを紹介していますのでぜひ購入の参考にしてくださいね。

揚げ物がカラッとおいしく仕上がる「天ぷら鍋」。さまざまな商品があるため、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。この記事では、天ぷら鍋のおすすめの選び方について解説します。鉄やホーローなどの素材、温度計や揚げ網などの付属品など、チェックすべきポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
