キャンプで便利なシングルバーナーのおすすめ10選!分離型や一体型など人気のアイテムをご紹介
登山などのアウトドアやソロキャンプにぴったりな「シングルバーナー」。CB缶やOD缶などの種類があり、おしゃれなモデルから安いモデルまでバリエーションも豊富です。そこで今回は、シングルバーナーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。安全性が高い分離型にも触れているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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基礎知識1:燃料の種類
シングルバーナーと一口に言っても、使われる燃料に違いがあります。主にOD缶とCB缶と2種類があり、OD缶は火力が高く、CB缶はリーズナブルなのが特徴です。 サイズ感や使い勝手、使用に適したシーンなどもそれぞれ異なるため、特徴をチェックして用途に合ったものを選ぶ必要があります。ここからそれぞれの特徴を解説するので、自分に合ったものを選んでくださいね。
OD缶
「OD缶」はアウトドアの略で、名前のとおりアウトドアでの使用を想定して作られたガス缶のことを指します。 CB缶に比べて火力が高く、外気温の影響を受けにくいので火力が安定するのがメリットです。高出力で風や寒さに強いので、冬の時期や山など高所での使用に向いています。 形状もコンパクトなものが多いので、テーブルに置いてもスペースを取りにくいですよ。
また、OD缶はシングルバーナーの燃料としては主流なタイプなので、種類も豊富に展開されています。一方で、CB缶に比べて価格が高く、ホームセンターやアウトドア専門店などでしか取り扱っていないのは難点です。
CB缶
「CB缶」はカセットボンベが由来になっており、家庭用カセットコンロで主に使用される燃料です。 価格がリーズナブルなだけでなく、ホームセンター以外にもドラッグストアやスーパーなどで幅広く取り扱われているため、初心者でも入手しやすいのが魅力といえます。シングルバーナーには横向きにセットするため、ゴトクの位置が低くなっており、安定しやすいのも特徴です。
しかし、CB缶は外気温の影響を受けやすいため、低温下で出力が安定しないのはデメリット。気温の低い場所での使用には向いていないため、夏のキャンプや屋内での使用におすすめです。
基礎知識2:シングルバーナーの種類と特徴
シングルバーナーには、主に一体型と分離型の2種類があります。一体型はOD缶とガスバーナーが一体になったタイプで、分離型はOD缶とガスバーナーをチューブで接続して使うタイプです。 使い方が異なるのはもちろん、サイズ感や使い勝手などにも違いがあるため、用途や使用シーンに合ったほうを選びましょう。ここからは、一体型と分離型の特徴やメリット、デメリットを詳しく解説します。
一体型
一体型のシングルバーナーは、OD缶とガスバーナーが一体になっています。シンプルな構造のため初心者から上級者まで扱いやすく、コンパクトなのでリュックに入れて持ち運びやすいですよ。 クッカーなど調理器具の中にも収納できるため、保管場所を取らないのも魅力ですね。小さいテーブルの限られたスペースで使いたい場合にも向いています。
ただし、一体型のシングルバーナーは背が高いため、重心が高くなり倒れやすいのはデメリットです。 凹凸のある地面に置くと不安定になるため、平らな地面や水平なテーブルの上で使う必要があります。大きい調理器具の使用には向かないものが多いので、持っている調理器具の大きさと見比べて選ぶことが大切です。
分離型
分離型のシングルバーナーはガス缶とガスバーナーが分かれており、チューブで接続して使います。ガス缶を横に置くため重心が低く、安定性が高いのが魅力です。 キャンプ場など凹凸がある地面でも使いやすいですよ。また、耐荷重が高いモデルも多く、スキレットやダッチオーブンのような重くて大きい調理器具が使えるものも。火元とガス缶の距離が離れているため、輻射熱によるトラブルを防ぎやすいのもポイントです。
一方、ガス缶をガスバーナーの横に置いて使うため、その分テーブルの上のスペースを取ってしまうのはデメリット。ファミリーキャンプのように複数人で使う場合におすすめです。
シングルバーナーの選び方のポイント
シングルバーナーと一口に言っても、燃料やタイプによってさまざまな種類があるため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。シングルバーナーを選ぶ際は、次のポイントにも着目すると用途や使用シーンに適したものが選べますよ。 ・持ち運びやすさ ・火力 ・安定性 ・耐風性 ・点火装置の有無 ここから、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.持ち運びやすさで選ぶ
キャンプでは、シングルバーナーの他にもテントやキャンプチェアなど必要なグッズがたくさんあります。 特にソロキャンプなら、ひとりで荷物を運ぶ必要があるため、できるだけ荷物のかさを減らしてコンパクトに持ち歩きたいですよね。 持ち運びやすいシングルバーナーを選びたいなら、コンパクトに折りたためるものがおすすめです。専用の収納ケースが付いているものだとすっきりまとめて収納でき、保管にも便利ですよ。
また、シングルバーナーの重さも重要なポイントです。なかには100g以下と軽量で、荷物が多くても負担が少なく持ち運べるものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2.火力(発熱量)で選ぶ
シングルバーナーの火力(発熱量)は使い勝手を左右する重要なポイントです。発熱量はkcal/hで表され、この数字が大きいほど火力も高くなります。 お湯を沸かすだけの単純な調理に使うなら2,000kcal/h、料理にも使いたいなら2,500kcal/hを目安に選びましょう。3,000kcal/h以上ある高火力なものだと、ダッチオーブンを使用した本格的な料理も作れますよ。 高火力だと幅広い料理に使えて便利な反面、ガス消費のコストパフォーマンスが悪くなる点には注意が必要です。使用頻度や用途に合わせて、火力を選ぶようにしてくださいね。
3.安定性で選ぶ
シングルバーナーに乗せた調理器具が倒れてしまわないように、シングルバーナーの安定性も確認しましょう。 安定性をチェックする際はゴトクの本数を確認するのがポイントです。ゴトクが3本のものだと大きい鍋を置いた際に不安定になりやすいですが、4本あると安定して置くことができますよ。 さらに、ゴトクのサイズも大切なチェックポイントです。 使用する調理器具に対してゴトクが小さいと、バランスが取りにくく安定しません。
逆に、調理器具に対してゴトクが大きすぎても調理器具がうまく置けず不安定に。所持している調理器具の大きさに合わせてゴトクのサイズも選ぶようにしましょう。
4.耐風性をチェック
シングルバーナーが風に弱いと、強風が吹いた際にすぐに火が消えてしまうため、風に強いかどうかもチェックしましょう。 バーナーの周りを囲むように風防が付いているものなら、風の影響を受けにくく屋外でも安定して使えます。なかにはゴトクが板のような形状をしていて風防の役割を兼ねているものもありますよ。
また、併せてバーナーヘッドの形状にも着目することがポイントです。バーナーヘッドがすり鉢状になっていると、風に強いまっすぐな炎が出るため安定した火力が出せます。調理器具に集中して炎が当たるため、お湯も短時間で沸かせて便利ですよ。
5.点火装置の有無で選ぶ
シングルバーナーを使う際は、マッチやライターなどを使って火をつける必要があります。 しかし、マッチやライターなどを火元に近づける必要があるため、手が火元に触れて火傷をしてしまう恐れも。 安全に点火したいなら点火装置が備わっているものを選ぶのがおすすめです。点火装置があればボタンを押すだけで点火できるので、火元に手を近づける必要がなく、安心して使用できますよ。 簡単な操作で点火できるため、シングルバーナーを使い慣れていない初心者にもぴったりです。
さらに、ガスの開閉部分はつまむタイプのものが便利!指先で細かく調節しやすいため、簡単に好みの火加減にできますよ。
一体型のシングルバーナーのおすすめ5選
一体型のシングルバーナーは、持ち運びやすさを重視する方におすすめです。バッグに入るほどのコンパクトなものもあり、コーヒーを淹れたり朝食を作ったりと簡単な調理に向いています。 冬のキャンプや冬山への登山をしたい方にも、一体型のシングルバーナーはぴったりですよ。ここでは、おすすめの一体型シングルバーナーを5つご紹介します。
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(332件)
商品情報
材質 チタン
商品の寸法 12.5L x 12.5W x 7.6H cm
電源 ガス式
最大エネルギー出力 3.3 Kilowatt Hours
2007年に発売されたマイクロマックスシリーズを徹底的に軽量化したウルトラライトモデルです。金属パーツを見直し、最高出力2,800kcal/hを維持しながらも56gという超軽量を実現しています。3枚の板状のゴトクは安定感があり、風防の役割も兼ね備えていて便利ですよ。収納時はハンドルを本体下に折りたたむことができ、収納袋にコンパクトに入れられます。
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(163件)
商品情報
ガス消費量: 183g/h
燃焼時間: 75分 (IP-250ガス使用時)
本体重量: 113g
ゴトク径: φ110mm
シンプルな作りで、初心者から上級者まで幅広く使えるシングルバーナーです。低重心設計で安定性が高く、頑丈な作りになっています。可動部が少ないため破損のリスクも抑えられており、キャンプ場から過酷な極地まで幅広いシーンで使えますよ。バルブを調節すれば細かい火力調節も可能です。
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(586件)
商品情報
燃料タイプ LPガス
材質 プラスチック
商品の寸法 11L x 9.5W x 9.5H cm
電源 ガス式
着火装置が付いているため、マッチやライターなどを別途で用意する必要がなく、すぐに使用できます。簡単に着火できるため、シングルバーナーを使い慣れていない初心者にもおすすめです。ゴトク形状で風にも強く、安定した火力をキープできますよ。また、ゴトクは折りたたみ式になっており、閉じてコンパクトに収納することも可能です。専用のプラスチックケースが付いているのも、便利なポイントですね。
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(874件)
商品情報
燃料タイプ ガス
材質 ステンレス・樹脂
商品の寸法 21.8L x 19.3W x 10.6H cm
電源 ガス式
4本のゴトクでクッカーをしっかり支えることができ、ゴトクを持ち上げてフックにかけるだけで簡単にセットできます。バーナーヘッドはすり鉢状になっており、風に強くまっすぐな炎を出せますよ。折りたたむと手のひらサイズになり、専用の収納ケースにコンパクトに収納可能です。重さもわずか81gと軽量なので、バッグに入れて持ち運べます。
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(33件)
商品情報
燃料タイプ ブタン
材質 ゴム, 金属
電源 ブタン
最大エネルギー出力 4.2 Kilowatts
ガスとバーナーが分かれており、ガスカートリッジ上部のバルブにバーナーをねじ込んで使用します。軽量でコンパクトながら、3600kcal/hと火力も十分。4本のゴトクで安定性も高く、点火装置を垂直に配置しており、スマートなデザインになっています。持ち運びもしやすく、ハイキングから高所の登山にまで幅広いシーンで活躍してくれますよ。
分離型のシングルバーナーのおすすめ5選
スキレットやダッチオーブンなどの大きい調理器具で使用するなら、分離型のシングルバーナーがおすすめです。耐荷重に優れたモデルもあり、ひとつあれば料理の幅も広がりますよ。ファミリーキャンプや複数人でのキャンプにも向いています。ここでは、おすすめの分離型シングルバーナーを5つご紹介します。
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(274件)
商品情報
燃料タイプ ガソリン
商品の寸法 17.9L x 0.6W x 24.8H cm
電源 ガス式
最大エネルギー出力 3223.84 Watts
ウィスパーライトはMSRの定番モデルであり、ホワイトガソリン専用のシングルバーナーです。ゴトクや脚をカチッと固定できるため安定性もあり、折りたたんで専用の収納袋に入れたら持ち運びにも便利。高火力なため氷点下でもお湯を沸かすことができ、雪山などの過酷な環境でも使えますよ。さまざまなシーンで長く使い続けたい方におすすめです。
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(2,267件)
商品情報
燃料タイプ ガス
材質 ステンレス鋼
商品の寸法 41L x 12W x 9H cm
電源 ガス式
16.5cmの大型4本ゴトクで安定しており、さまざまなサイズのクッカーで調理できます。鍋底の直径が8〜24cmのものまで使うことができ、ダッチオーブンでの調理も可能です。SOTO独自構造のレギュレーターを搭載しており、外気温に影響されにくく安定した火力を維持できますよ。5℃から25℃の環境下でも常に一定の火力をキープできるので、使い勝手も抜群です。
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(11件)
商品情報
燃料タイプ LPガス
商品の寸法 17L x 17W x 10H cm
電源 ガス式
最大エネルギー出力 3.5 Kilowatts
ブレードタイプのゴトクが4本あり、脚部と一体型になっているので安定性に優れています。X字状に設置された延長ゴトクは、風防も兼ねているんですよ。プレヒートパイプによる燃焼熱でガスの気化を促進させることで、安定した燃焼を実現しています。ガスの出力が安定するため、雪山のような気温の低い場所でもお湯を沸かしたり調理をしたりすることができますよ。
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(235件)
商品情報
燃料タイプ OD缶
材質 ステンレス鋼
商品の寸法 14L x 43W x 10H cm
電源 ガス式
外気温に影響されにくく安定した火力を保つことができ、厳しい環境下でも安定した高火力を発揮してくれます。標高1500m以上の場所や冬山などで使いたい方にもぴったりです。大きい3本のゴトクが付いており、鍋底径7〜22cmまで幅広いクッカーに対応しています。すり鉢型のバーナーヘッドで一点集中のまっすぐな炎が出るため、湯沸かしのような単純作業に適していますよ。
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(47件)
商品情報
燃料タイプ ガス
材質 バーナー部:スチール 汁受け・ゴトク:ステンレス
商品の寸法 20L x 20W x 9H cm
耐荷重が約15kgあり、ダッチオーブンのような重い調理器具も使用できるシングルバーナーです。大鍋だけでなく、ファイグリル用鉄板も使えて便利ですよ。直径約20cmの汁受けが付いており、輻射熱と吹きこぼれを軽減してくれるため卓上でも安心して使えますね。汁受けがある分サイズが大きいため、車に積んで持ち運ぶ方におすすめです。
おすすめ商品比較表
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コンパクトなシングルバーナーを活用しよう
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※製品画像はAmazonより