バニラエッセンスおすすめ11選!バニラオイルとの違いや用途別の選び方を解説
お菓子などに甘いバニラの香りを加えるバニラエッセンス。卵や牛乳の臭みをやわらげる役割もあり、おいしい料理を作るときに重宝する香料です。今回は、使い道に合わせたバニラエッセンスの選び方、代用品や値段などをご紹介します。焼き菓子や冷菓など用途によって使い分けることで、より風味やおいしさを引き出せますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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バニラエッセンスの選び方
バニラエッセンスは、「用途別」または「原材料別」で選ぶのがおすすめです。それぞれの選び方を詳しくご紹介しますので、あなたの目的に合った選び方を見つけてください!
用途に応じた種類を選ぶ
バニラ香料には、大きく5つの種類があります。その中で、いちばんポピュラーなものがバニラエッセンスです。バニラ香料には、相性のよい用途(調理法など)があります。この用途にマッチしたバニラ香料を選ぶことで、香りが失われることなく、食欲をそそる豊かなバニラの芳香を楽しめるようになります。ここでは、用途別にバニラ香料の選び方をご紹介します。
冷菓・生菓子には「バニラエッセンス」
バニラエッセンスは、エタノールなどのアルコールで抽出したバニラの香り成分です。水溶性で水に溶けやすく、加熱すると香りが飛んでしまう特徴をもっています。適した温度帯は、-20℃~40℃。アイスクリームや加熱しないプリンなどの冷たいお菓子作りに適しています。
濃縮度が高く、数滴加えただけでも甘く濃厚なバニラの香りが広がっていきます。天然のバニラ香料をアルコールで薄めたものや、人工香料を薄めたものなど、いろいろなバリエーションが販売されているので、ご予算や使用量に合わせて選んでみてください。
焼き菓子には「バニラオイル」
バニラオイルは、バニラを油に漬け込んで抽出したバニラの香り成分です。バニラ香料の中でも、香りが強く、少量で濃厚な香りづけができます。油性のため、バターなどを多く使った生地になじみやすく、180℃以上の熱を加えても、香りが消えにくくなっています。そのため、焼きプリンやクッキーなどの焼き菓子に適しています。
冷菓に使うと油分が凝固し、香りが薄れるため、避けた方がベターでしょう。また、商品によっては、香りの強さが変わることもあるため、香りを確認しながら使用量を調整してみてくださいね。
冷菓・生菓子のバニラを主張させたいときには「バニラエクストラクト」
バニラエクストラは、天然バニラビーンズをウォッカなどのアルコールに漬け込んで抽出したバニラの香り成分です。バニラエッセンスとの大きな違いは、人工香料を使用していないこと。天然の材料だけで作られたナチュラルな香料で、冷菓や生菓子に自然なバニラの香りを加えたい方におすすめです。
濃縮度が低いため、バニラエッセンスに比べて、使用量が増えてしまうケースもあるでしょう。適した温度帯は-20℃~40℃になっています。
バニラ本来の香り「バニラビーンズ」
バニラビーンズは、バニラの木になった鞘(さや)を数か月発酵させた乾燥果実です。黒く木の枝のような形をしており、鞘の中には小さな粒が詰まっています。濃厚で香ばしいバニラ本来の香りを楽しめるでしょう。熱に強く、冷菓・生菓子・焼き菓子問わず、幅広く使えます。
使用する際は、「鞘をカットし、種を削ぎ取り、シロップやミルクなどで煮る」というひと手間が必要ですが、リッチなバニラ本来の香りや風味を味わえます。ひと手間かけて、本格的なお菓子作りを楽しみたい方にぴったりです。
汎用性が高い「バニラペースト」
バニラペーストは、バニラビーンズをペースト状に加工したものです。とろっとしたペースト状の液体で、濃いバニラ色の中に、黒い小さな粒々が入っています。バニラの食感や見た目をより本格的に仕上げたいという場合に向いています。バニラビーンズ同様、熱に強くなっているため、冷菓・生菓子・焼き菓子など、あらゆるお菓子作りに最適です。
バニラペーストは、バニラビーンズを使うときに必要な加工の手間を省けるため、時短にもつながるでしょう。開封後の保存期間が4~5年と長いこともうれしいポイントです。ひと手間かける時間はないけれど、バニラの香りにこだわりたいという方はチェックしておきましょう。
原材料で選ぶ
続いて、原材料で選ぶときのポイントをご紹介します。バニラエッセンスは、人工香料などの添加物や化学物質が使用されている商品も多くあります。そのため、妊娠中の方や健康志向の方、お子さんのいる方は、パッケージに記載の原材料や成分表をチェックしてみてください。気になる成分を避けられたり、よりナチュラルなものを選べたりして安心です。
天然バニラ使用で選ぶ
本格的なバニラの香りを楽しみたい方は、天然バニラビーンズが使われているかをチェックしてください。天然バニラビーンズは、高価な材料なので、製品の魅力としてパッケージ表面に記載があったり、裏面の原材料欄に記されていたりします。
また、天然バニラを使っていても100%でなかったり、色合いや風味を天然に近づけるため、カラメル色素などの添加物を使用したりしているケースもあります。より詳しい原材料を知りたいときは、公式HPなどを確認してくださいね。
成分をチェック
添加物が気になる方は、パッケージの成分表を注意深く見ておきましょう。バニラエッセンスの中には、天然バニラビーンズがまったく使われていないものもあります。人工香料などの添加物だけで作られたバニラエッセンスは、「においが甘すぎる」「強すぎる」と感じることも。できるだけ添加物などを避け、ナチュラルなバニラエッセンスを選びたい方は、購入時にパッケージや販売ページの成分をチェックしてみてくださいね。
オーガニックで選ぶ
農薬の有無が気になる方は、オーガニック製品を選ぶのがおすすめです。そもそもバニラビーンズは、使う前に洗ったり皮をむいたりできない食材です。そのため、残留農薬があっても避けるのが難しいケースがあります。使用量は数滴ですが、「オーガニック製品を使うほうが安心」と感じる方もいるでしょう。できるだけオーガニック製品を選びたい場合は、オーガニックという表記があるものや、有機JASマークの表記があるものを選んでみてください。
バニラエッセンスは代用できる?
バニラエッセンスは、バニラビーンズ、バニラオイル、バニラシュガーで代用できます。バニラエッセンスを使う目的は、主にバニラの甘い香りづけです。そのため、バニラの香りづけができるものであれば、代用は可能です。
バニラビーンズは、人工香料を使用したものを除き、バニラエッセンスの原材料です。カットするなどのひと手間が増えますが、バニラエッセンスの代わりになってくれます。
バニラオイルも、代用品として使えます。バニラオイルは油性なので、加熱するとバニラの濃厚な香りが広がりやすくなるため、焼き菓子におすすめです。
バニラシュガーは、バニラの香りをつけた砂糖です。レシピ内にある砂糖の分量を調整すれば、バニラエッセンスの代わりとして十分使えるでしょう。
代用時のポイントを踏まえながら、バニラの香りを楽しんでくださいね。
バニラエッセンスおすすめ11選
続いて、おすすめのバニラエッセンス11選をご紹介します。少量タイプから大容量タイプまで、用途にぴったりのバニラエッセンスを探してみてください!
少量タイプ8選
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商品情報
サイズ:105mm×100mm×70mm
内容量:28ml×6本
バニラの濃厚な香りが特徴のバニラエッセンスです。主に、アイスクリームやプリン、ムースなどの冷菓を作るときに適しています。材料100gにつき3~5振りで甘いバニラの香りづけができ、お値段もお手頃です。スーパーでも取り扱いが多く、常備用としてまとめ買いするのもおすすめですよ。
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商品情報
サイズ:95mm×40mm×40mm
上質なバニラビーンズから抽出した上品な香りを楽しめるバニラエッセンスです。ムースやゼリー、ソルベなどの冷菓子に適しています。優雅なバニラの香りが楽しめ、より本格的なお菓子が作れるでしょう。少量タイプのバリエーションとしては、価格は中程度なので、コスパ重視の方は他商品と比較して選んでみると良いでしょう。
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商品情報
※カラメルは香料製剤の識別の目的で使用
プロ用の業務品を家庭サイズで販売する「ママパン」のバニラエッセンスです。クッキーやマフィンなど、加熱するお菓子作りに適しています。オーガニック食品を多く手がける「イシダフーズ」が製造しているため、安心してご利用いただけるでしょう。少量タイプの中でも、お手頃な価格で入手できるため、コスパを重視する方にもおすすめです。
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商品情報
サイズ:75mm×35mm×35mm
青と銀のパッケージで親しまれる「GABAN」のバニラエッセンスです。濃厚なバニラの強い香りが特徴です。菓子パンやワッフルなどの製菓パンや各種料理の香りづけに適しています。使用量の目安は、材料1kgにつき1~3ml。料理のプロフェッショナルたちも認めるGABANブランドのバニラエッセンスは、幅広い料理やお菓子作りの場で活躍してくれるでしょう。少量タイプの中では、お値段が少し高めですが、本格的なバニラの香りを追求したい方にぴったりです。
ふんわりとした軽快なバニラの香りが特徴のバニラエッセンスです。耐熱性がないため、加熱する工程のない飲み物やゼリー、ヨーグルトパフェなどのお菓子作りに適しています。バニラの香りがよく広がるのも魅力のひとつで、デザート作りにも重宝します。少量タイプの中では、お値段が少し高めですが、プロフェッショナルな香りを再現したい方はチェックしておきましょう
商品情報
シンプルで飽きのこないバニラの香りを楽しめるバニラエッセンスです。お菓子作り講座を開催しているJhc(ジャパンホームメイドケーキチェーン)が販売元で、パフェやシャーベット、ムースなどの熱を加えない冷たいお菓子作りに適しています。コスパも良く、レトロな緑のラベルが印象的です。「まずは少量で気軽なものを」と考える初心者の方にもおすすめです。
大容量タイプ3選
続いて、大容量タイプのバニラエッセンスを紹介します。大容量のバニラエッセンスは、業務用も多く、家庭用のバニラエッセンスよりも、本格的な香りづけが期待できます。また、コスパもよいため、お菓子や料理をよく作る方にとっては重宝するアイテムだと言えますね。プロも愛用する本格タイプも複数市販されていますので、あなたの好みやスタイルに合わせて選んでくださいね。
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商品情報
サイズ:186mmx76mmx76mm
ハイクオリティなおいしさを世界から取り揃える老舗のスーパーマーケット「明治屋」のバニラエッセンスです。マイルドで自然な香りが特徴で、生クリームやプリン、アイスクリームなどの冷たいお菓子作りに適しています。大容量タイプの中では、比較的容量は少なめとなっていますが、誕生日会やホームパーティーなど、いつもよりたくさん調理する必要があるときにも使いやすいでしょう。
商品情報
マダガスカル産の天然バニラビーンズを使用した、本格的な香りを堪能できるバニラエッセンスです。マダガスカル産のバニラビーンズは、世界の三大バニラのひとつと評されるほど、上品な香りが楽しめます。本格的なお菓子作りに挑戦したい方、毎日バニラエッセンスを使う方にもぴったりでしょう。熱を加えない調理や冷たいお菓子、飲み物などにお使いください。
気になるAmazonでのランキングをチェック!
ここまではバニラエッセンスの種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらにバニラエッセンスを探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
ホームメイド 共立食品 ホームメイド バニラエッセンス 28ml×6本 | プティパ プティパ バニラエッセンス 30ml | ママパン ママパン バニラエッセンスGK 30cc | GABAN(ギャバン) GABAN バニラエッセンス 30ml | marugo(マルゴ) marugo バニラエッセンス 100g | Jhc アワジヤ バニラエッセンス 30ml | 明治屋 明治屋 バニラエッセンス 500ml | ゴールデンケリーパテント バニラエッセンス 1kg | |
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用途に合ったバニラエッセンスを選んでおいしいお菓子を作ろう!
今回は、バニラエッセンスとバニラオイルの違いや、用途別の選び方などをご紹介しました。使い道に合わせて最適な選び方をすることで、お菓子や料理をより本格的に仕上げることができるでしょう。使用量に気をつけながら、バニラエッセンスを使ったお菓子作りを楽しんでくださいね!
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