薄力粉のおすすめ3選!お菓子にぴったりなアイテムと選び方をご紹介
料理やお菓子作りに欠かせない「薄力粉」。じつは、タンパク質や灰分の含有量、産地などによってそれぞれ特徴があり、仕上がりも変わってくるんです。そこでこの記事では、薄力粉の選び方を詳しく解説!おすすめの商品もご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
薄力粉の選び方
小麦粉はタンパク質の含有量によって分類されており、タンパク質が多い順から「強力粉」「中力粉」「薄力粉」となっています。
小麦粉に水を加えてこねると、タンパク質が結びついて粘性と弾力性をもつグルテンが形成されます。最もタンパク質の量が少ない薄力粉は、ほかの小麦粉に比べて弾力がなく、サクサク、ふんわりとした食感を生み出すことが可能です。そのため、薄力粉はケーキやクッキーなどの菓子類や天ぷらの衣などに向いています。
薄力粉の中でもタンパク質の含有量が異なる商品があり、用途によって適した薄力粉を選ぶことで、仕上がりに差が出てくるんですよ。また、産地や灰分量によってもそれぞれ特徴があります。以下で選び方のポイントを解説しますので、参考にしてみてくださいね。
1.タンパク質の含有量で選ぶ
薄力粉に含まれるタンパク質の含有量は、6.5~9.0%前後と幅があります。タンパク質が少ないほど粘りが出にくく、キメが細かくやわらかな生地になり、タンパク質が多い薄力粉は、含有量が少ないものに比べて滑らかな生地になります。また、タンパク質の含有量が多い薄力粉のほうがサラサラとして扱いやすいため、お菓子作りに慣れていない方はタンパク質が多いタイプを選ぶのもおすすめです。
6.5%前後
タンパク質の含有量が6.5%前後と少ないタイプの薄力粉は、キメが細かくふんわりとした仕上がりが特徴です。お菓子作りなら、スポンジケーキやシフォンケーキなど、しっかりと膨らませたい、ふんわりとしたソフトな口当たりが好まれるものに向いています。また、焼き菓子に使うとサクサクとした軽い食感に仕上がります。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
ブランド プティパ
商品の重量 600 グラム
パッケージ重量 0.61 キログラム
商品の形状 粉
原産地 アメリカ
スーパーバイオレットは、お菓子作りの定番として人気の高い薄力粉です。ソフトな口当たりが特徴で、スポンジケーキはしっとりとした焼きあがりに、クッキーなどの焼き菓子はサクサクとした食感に仕上がりますよ。
9%前後
タンパク質の含有量が9%前後の薄力粉は、6.5%前後の薄力粉に比べて、目が詰まったしっかりとした仕上がりが特徴です。クッキーやサブレなどの焼き菓子に向いていて、サクサク、ホロホロとした食感になる傾向にあります。
北海道産小麦を100%使用した製菓用薄力粉は、なめらかでしっとりとした食感が特徴です。小麦本来のほんのりとした甘みと香りを存分に楽しむことができ、クッキーやスコーン、パウンドケーキなどの焼き菓子作りに最適ですよ。
2.産地で選ぶ
薄力粉は産地によっても特徴が異なります。日本国内で手に入る薄力粉は、ほとんどがアメリカなどの外国産です。スーパーなどで手に入るものはアメリカ産が多く、製菓材料の専門店などでは、国内産のほか、フランス産やカナダ産、オーストラリア産のものも手に取ることができますよ。
国産
国産の薄力粉は、小麦の風味が強いのが特徴です。比較的タンパク質の含有量が多く、しっとりとした仕上がりになります。海外産に比べると流通量は少ないですが、小麦の栽培に適した気候の北海道産のものが多く出回っています。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
原産地 九州地方
内容量 500g×6
こちらの商品は、佐賀県産の小麦粉を100%使用しています。ケーキやクッキーなどのお菓子作りだけでなく、天ぷらなどの料理にも使えますよ。国産小麦にこだわりたいという方におすすめです。少量なので、短期間で使い切りたい場合にもぴったりです。
アメリカ産
スーパーに並んでいる、一般的なメーカーの薄力粉の多くがアメリカ産です。手に取りやすい価格が魅力なので、お菓子作り初心者の方でも気軽に挑戦しやすいですね。比較的タンパク質の含有量が多いため、ボリュームのあるふっくらとした仕上がりになる傾向にあります。お菓子作り全般に使用でき、ホットケーキなどにも向いています。
フランス産
フランス産の薄力粉は比較的高価な商品が多く、一般的なスーパーではあまり見かけないかもしれません。製菓材料の専門店やインターネットなどで手に入りやすいです。タンパク質の含有量が多く、サブレなどのヨーロッパの伝統的な焼き菓子特有のホロホロと崩れるような食感が再現できます。
3.灰分で選ぶ
薄力粉を選ぶ際に、タンパク質量と合わせてチェックしたいのが灰分量です。灰分とは、小麦粉の外皮や胚芽部分に含まれるリンやマグネシウムなどのミネラルのこと。灰分が多いほど小麦粉の風味が強くなり、くすんだ灰色がかった色味になります。灰分が多く小麦の香りが立つ薄力粉は、タルトやクッキー、スコーンなど粉の使用量が多い焼き菓子に向いています。
4.容量で選ぶ
薄力粉を選ぶ際には、容量もポイントになります。薄力粉はにおいや虫がつきやすいため、開封後は早めに使い切るのが理想です。使用量や使用頻度に応じて選ぶとよいでしょう。頻繁にお菓子作りをする、粉の使用量が多い焼き菓子を作ることが多い場合は大容量のものが便利です。頻繁に使わない場合は、500g~1kg程度の小容量のものを選ぶと使い切りやすいでしょう。
Amazonで人気の薄力粉をチェック!
ここまでは薄力粉の特徴や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらに薄力粉を探したい方は、Amazonで売れ筋の小麦粉をチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
自分好みの薄力粉を探してみよう!
いかがでしたか。薄力粉は、タンパク質や灰分の量、産地などによって特徴が異なることが分かりましたね。同じレシピでも、どの薄力粉を使うかによって仕上がりが変わってきます。ぜひ記事を参考にしていただき、お好みに合った薄力粉を見つけてみてくださいね。
料理やお菓子作りに使ったり、トーストしたパンに塗ってもおいしい「バター」。スーパーでも市販されており、無塩バターや発酵バターなど種類も豊富なのでどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、バターのおすすめ商品をご紹介します。バターの選び方についても詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
おうちでスイーツ作りに挑戦するときに便利な「タルト型」。いろいろなタルトを作れるほか、キッシュやパイの型として使うこともできます。タルト型には、大きさや素材、底抜けタイプかどうかなどさまざまな種類があるので、ひとつを選ぶのは難しいですよね。今回は、タルト型の特徴や選び方を解説し、おすすめレシピをご紹介します。