タジン鍋のおすすめ5選！簡単においしい蒸し野菜ができる！失敗しない選び方をご紹介
とんがり帽子のような形の蓋が特徴的な「タジン鍋」。水を使わずに無水調理ができ、どんな食材もおいしくなるんです。この記事では、直火や電子レンジなどの熱源や、陶器やシリコンなどの素材など、タジン鍋を選ぶ際のおすすめポイントを解説します。おしゃれなデザインの商品もピックアップしていますので、参考にしてみてくださいね。
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タジン鍋の特徴
タジン鍋とは、モロッコやチュニジアなどの北アフリカの地域で使われている、伝統的な調理器具のことです。タジン鍋といえば、先の細い帽子のような円錐型の蓋が特徴ですよね。この蓋の形状のおかげで、食材の水分が蒸気となって鍋の中に巡ります。そして、蓋の部分に溜まった水分が鍋のほうに戻ることで、肉や野菜のもつ水分だけで無水調理ができるんですよ。
使い方はとても簡単で、鍋に食材を入れて蓋をし、火にかけて蒸すだけ。蒸し煮の状態で調理された食材は旨味が凝縮され、シンプルなのに驚くほどおいしく仕上がります。油も調味料も最小限で済むので、健康を気にする方にもおすすめです。
タジン鍋の選び方
タジン鍋を選ぶ際には、チェックしたいポイントがいくつかあります。たとえば、ご家庭の熱源がガスなのかIHなのかで、使える鍋の種類が変わってきます。また、タジン鍋の素材は陶器が多いですが、シリコンやホーロー製の商品などもあるんです。家族の人数に応じたサイズ選びや、お手入れのしやすさなども確認しておきたいですね。以下で詳しく見ていきましょう。
熱源で選ぶ
タジン鍋は、使いたい熱源によって使える種類が異なります。ガスコンロの場合は、陶器をはじめとした多くの素材が使えるので、選べる幅も広がりますよ。一方でIHの場合は基本的に陶磁器が使えないので、IH対応なのかを確認する必要があります。また、電子レンジで使えるかどうかもチェックしてみましょう。
直火可・電子レンジ可
キッチンの熱源がガスの場合は、直火可の商品を選ぶ必要があります。直火で使えるものは電子レンジでも使えるものが多いので、利便性の高さも魅力です。タジン鍋には火の通りが速い分焦げやすく、火加減の調整が少し難しいという側面があります。電子レンジに対応していれば火加減の調整が必要なく、焦げ付きの心配もないので、初心者の方でも扱いやすいですよ。
こちらの商品はセラミック製で、直火で使用することができます。電子レンジにも対応しているので、使い勝手のよい商品です。シンプルなデザインなので、そのまま食卓に出すことができますよ。
IH可
タジン鍋に多い陶器製の商品は、IHでは使えないことも多いので購入前に確認してみましょう。また、IH対応のものは底が金属になっており、電子レンジでは使用できないため注意が必要です。
こちらはIH対応のタジン鍋です。直火、オーブンなどもOKで、電子レンジ以外の幅広い熱源で使うことができます。鍋の部分は鋳物にホーロー加工がされており、熱の通りがよく保温性にも優れていますよ。
蓋や本体の素材で選ぶ
タジン鍋は陶器が原型ですが、最近では人気の高まりからさまざまな素材のものが販売されています。蓋の部分が耐熱ガラスになっているものや、軽くて柔らかいシリコン製など、便利で扱いやすい素材のものもありますよ。それぞれの素材の特徴について、詳しくご紹介します。
耐熱ガラス
蓋の素材が耐熱ガラスになっているタイプなら、蓋を開けずに中の様子が確認できます。蒸気を逃がすことなく調理できるため、時短にもなりますよ。
こちらの商品は、蓋の部分が耐熱ガラスでできています。食材の火の通りを確認しながら調理できるので、タジン鍋を使い慣れない方でも失敗しにくいですよ。食洗機も使えたり、鍋のつまみは取り外して洗えたりと、お手入れのしやすさも魅力です。
シリコン
やわらかい素材のシリコンは蓋を折り畳むことできる商品が多いため、限られたスペースでもコンパクトに収納できるのが魅力です。ほかの素材に比べて軽いので、キャンプなどで持ち運びたいときにも便利といえます。電子レンジで気軽に使えるので、タジン鍋をはじめて手に取るという方にもおすすめですよ。
シリコン製のカラフルなタジン鍋で、蓋が畳めるので収納場所も取りません。冷凍・冷蔵ができるだけでなく、食洗機にも使用できる使い勝手のよい商品です。価格も手ごろなので、気軽に試せるのもうれしいですね。
陶器
タジン鍋はもともと素焼きの鍋が使われていることもあり、日本で販売されているタジン鍋も陶器製が多いようです。陶器のなかでも、耐熱陶器やセラミックなど、加熱に強い素材が使われています。有田焼などの有名な焼き物のものもあり、重厚感のあるデザインがお好みの方にもおすすめですよ。 しかし、重さがあって持ち運びには不便なので、収納場所には考慮する必要があります。
大きさで選ぶ
タジン鍋は、家族の人数に応じたサイズを選ぶと使いやすくなります。1～2人なら20cm前後の小さめのもの、3人以上なら25cm前後の大きいものがおすすめです。直径が大きくなれば蓋の高さも高くなるので、保管場所に余裕があるかも確認しておく必要があります。
直径20cm前後
20cm以下のコンパクトなサイズなら、一人暮らしの方にもおすすめです。鍋に肉や野菜などを並べると、ひとりごはんにちょうどよい量になりますよ。21～23cm程度の大きさなら、2人分に適したサイズ感です。
直径25cm前後
3人以上なら、25cm前後の大きめのものを選びましょう。タジン鍋は普通の鍋料理と違って、途中で具材を追加することが難しいという特徴があります。はじめから人数分の食材を鍋に入れておく必要があるので、人数が多ければ適した鍋のサイズも大きくなります。
食洗機対応で選ぶ
タジン鍋の蓋は、先が細い特徴的な形をしているため、少し洗いづらいと感じるかもしれません。そんなときに食洗機対応なら、手の届かない蓋の先端まで、手をかけずにきれいに洗うことができますよ。お手入れを簡単にしたい場合は、食洗機対応かもチェックしてみてくださいね。
好みのデザインで選ぶ
タジン鍋は、落ち着いた色合いのシックなものから、カラフルでポップなものまで、さまざまなデザインの商品が登場しています。キッチンの雰囲気やお好みに合わせて、デザインを重視して選ぶのもおすすめです。
こちらは、有田焼の黄唐草文様が特徴的なタジン鍋です。鮮やかな黄色が目を引くデザインで、テーブルも華やかな印象になります。鍋の部分はセラミック製でオーブンでも使えるため、耐熱皿としても使える汎用性が魅力ですよ。
素材のおいしさを引き出す！タジン鍋を使ってみよう
特徴的な形が目を引くタジン鍋ですが、使い方は食材を入れて蒸すだけととても簡単です。無水調理ができるため、どんな食材も驚くほどおいしく仕上がりますよ。素材やデザインなども多様ですので、ぜひ記事を参考にしていただき、お好みのタジン鍋を探してみてはいかがでしょうか。
熱々の鍋やフライパンを置くときに必要な「鍋敷き」。陶磁器製や木製、シリコン製、金属製などさまざまな素材が使われており、おしゃれなデザインやお手入れしやすいものなども多く販売されています。この記事では鍋敷きのおすすめの選び方について解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね！
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※製品画像はAmazonより