熱燗器のおすすめ10選!レトロでおしゃれな卓上タイプなど人気のアイテムをご紹介
寒い季節には日本酒を温めて熱燗にして楽しみたいですよね。そんな時に役立つのが「熱燗器」。熱燗器には電気で加熱する電気式やお湯の熱を伝導して温める湯煎式があり、中にはレトロなデザインで、インテリアとして楽しめる商品もあるんですよ。この記事では、熱燗器を使った日本酒の温め方や素材による違い、おすすめの商品をご紹介します。
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熱燗器とは?
熱燗器は酒を温めて燗酒にするためのアイテムで、「酒燗器」と呼ばれることもあります。金属製のちろりや陶器で作られる燗徳利は古くから使われている酒器です。
熱燗器は本体にお湯を入れて酒を入れた酒器をセットして温める湯煎式が多かったのですが、現在は電気を使いヒーターによって酒を温める電気式も販売されています。
また、熱燗器はレトロなデザインの容器や酒器が多く、インテリアとしても楽しませてくれますよ。寒い季節に燗酒が恋しくなる方は、自分に合った熱燗器があれば毎日の晩酌がより楽しい時間になるでしょう。
熱燗器の選び方
自分に合った熱燗器の選び方は、以下の5つのポイントに注意しましょう。
- 温め方
- 容量
- 素材
- 機能性
- お手入れ
これらのポイントのほか、デザインで選ぶのもよいでしょう。お気に入りのデザインの商品を見つけられれば、愛着が湧いて長く使えますよ。ここからは、5つの選び方のポイントを詳しく解説していきます。
1.温め方で選ぶ
熱燗器には電気式と湯煎式があり、それぞれのタイプによって酒の温め方が違います。
電気式は本体に内蔵されたヒーターによって温める方法で、湯煎式は容器にお湯を入れて酒を温めます。2つのタイプによってそれぞれメリットやデメリット、特徴は異なりますので自分に合ったタイプを選びましょう。
電気式
電気式熱燗器は、電気を使い本体に内蔵されているヒーターで酒を温めます。一般的なものは保温部分と酒器で分かれており、好みの温度に設定して燗酒を作ります。ぬる燗、熱燗など初心者でも気分によって飲みたい燗酒の温度を簡単に調整できるのが特徴です。
湯煎式のものは一度酒を温めたら温度を保つことは難しいですが、電気式の熱燗器は保温機能が備えられている商品も多く販売されており、時間をかけてゆっくり燗酒を楽しみたい場合でも長時間温かい酒を楽しめますよ。
コンセントが近くにないと使えないというデメリットはありますが、電気式熱燗器は手軽に燗酒を作れる便利なアイテムです。あまり手間をかけずに燗酒を楽しみたいという方や、来客用に燗酒をさっと出したいというときにも役立ちますよ。
湯煎式
湯煎式熱燗器は、お湯を使って酒を温める熱燗器です。一般的な湯煎式熱燗器は容器と酒器がセットになっており、容器に沸かしたお湯を入れて酒を注いだ酒器をセットし燗酒を作ります。
酒は急激に温度を上げると香りを損なうことがあるため、ゆっくりと酒の温度を上げられるものが重宝します。湯煎式の容器に使われる素材は銅や錫、ステンレスなどの金属が使われるちろりのようなタイプや、陶器または陶磁器のタイプがあります。
金属素材は熱伝導率が高く陶器製は熱伝導率が低い分酒の温度を上げるのには金属製よりも時間がかかりますが、保温性が高く酒の温度を長時間保てるのがポイント。湯煎式熱燗器は電気を必要としないため、近くにコンセントがなくても使えるのもメリットです。酒の香りを損なうことなく楽しみながら、ゆっくりと燗酒を楽しみたい方におすすめですよ。
2.容量で選ぶ
熱燗器を選ぶなら酒器にどれだけ酒が入るのか容量をあらかじめ確認しておきましょう。
一人で飲む場合は大きい容量のものを選ぶと飲み切れなくなってしまいますし、複数人で飲む場合に小さい容量のものを選んでしまうと酒が足らずに何度も温める必要があります。使う人数や普段酒を飲む量によって、熱燗器の容量を決めましょう。
ひとりでしっぽり飲むなら「1.5合」がおすすめ
熱燗器には様々なサイズがありますが、ひとりでしっぽり飲むなら1.5合サイズが燗酒をじっくり味わうことができるちょうどよいサイズです。1.5合はお酒を冷まさずに楽しめるだけでなく、ほかの大容量の熱燗器と比べると場所をとらないコンパクトなサイズなので、一人暮らしの方やキッチンが狭い方にもおすすめです。
複数人や酒を飲む量が多いという方はも少し大きめの容量の商品を選ぶようにしましょう。
複数人で楽しむなら「2合以上」がおすすめ
一人ではなく二人などの複数人で熱燗器を使うならば、容量が2合以上の熱燗器を選びましょう。2合はおよそ360mlのサイズで一度に酒をたっぷりと入れられます。しかし、あまりにも大きいものを選んでしまうと飲み切れずに熱が冷めやすくなってしまうので、使う人数を考えてちょうどよいサイズを選びましょう。
また、複数人だけではなく酒をよく飲むという方も2合以上のものを選ぶと酒を注ぐ手間を省けますよ。
3.素材で選ぶ
熱燗器を選ぶには素材にも注目するとよいでしょう。電気式、湯煎式によって使われる素材が異なり、素材によって酒の温まりやすさや扱いやすさなどが変わるので大切なポイントです。
ここからは、熱燗器によく使われるステンレス製と陶器製の素材を解説します。
ステンレス製
ステンレス製の熱燗器と言えば「ちろり」が有名です。ちろりとは取っ手と注ぎ口が付いており、湯煎で燗酒を作る酒器として古くから親しまれてきました。ステンレスは熱伝導率が高く、丈夫で壊れにくいという特徴があるので扱いやすくお手入れも簡単です。
また、湯煎だけではなく直火でも温められるので、キャンプなどのアウトドアに持っていけば鍋などの重い器具を使うことなく燗酒が作れるので便利ですよ。扱いやすく比較的安価な素材なため、熱燗器を買うのが初めてという初心者の方にもおすすめの素材です。
陶器製
主に湯煎式の熱燗器に使われることが多いのが陶器です。冒頭でも触れましたが陶器は熱しやすく冷めにくいという特徴があり、酒を入れるとゆっくりと温められるので好みの温度の燗酒を作りやすいという特徴があります。保温性が高いので一度酒を温めておけば長時間温かい酒を楽しめますよ。また、陶器製の盃は厚みがあり口が広いため、口当たりをまろやかにしてくれる効果があります。
陶器製の熱燗器と盃がセットになっている商品もあるため、まろやかな酒を楽しみたいという方にもおすすめです。
4.電気式は温度調節機能をチェック
電気式の熱燗器は、酒を好みの温度に温められる温度調整機能が付いているものがあります。温度調節機能の使い方は簡単で、酒器に酒を入れて本体にセットし好みの温度に設定するだけ。
商品によって、ぬる燗である40℃や熱燗の50℃など決められた温度に調整ができるものと、自分で自由に温度調整ができるものがあります。好みの燗酒の温度がある方は自由に温度調整ができるタイプを選ぶとよいでしょう。
また、設定した温度に達すると自動で加熱が停止するタイプや、設定した温度のまま保温してくれるタイプがあります。容量が大きい熱燗器を使う場合やゆっくりと時間をかけて酒を楽しみたいという方は、保温機能が付いているものを選ぶと温かい酒を長く楽しめますよ。
電気式熱燗器は自分の酒の飲み方に合ったものを選ぶと長く使えます。
5.簡単にお手入れできるものが便利
熱燗器は酒を入れて使うものなのでお手入れが欠かせません。お手入れが簡単な熱燗器が欲しい場合は素材や形状、表面の加工に注目しましょう。
素材はステンレス製のものがおすすめ。ステンレスは耐久性が高く、汚れも落ちやすいという特徴がある扱いやすい素材です。陶器製ものは落としたり、衝撃を与えると割れてしまうことがあるので取り扱いには注意しましょう。形状は凹凸が少ないものが汚れがたまりにくくお手入れが簡単です。また、取り外し可能なパーツが多い熱燗器は細かい部分まで洗えてより清潔に使えますよ。
ステンレス製以外の熱燗器でも表面にコーティング加工されているものは汚れが付きにくく、食器用洗剤で洗えるのでお手入れも簡単です。熱燗器の中には食洗器に対応している商品もあるので、よりお手入れの手間を省きたいならば対応しているものを選ぶといいでしょう。
【電気式】熱燗器のおすすめ5選
ここからは、電気式熱燗器のおすすめ商品をご紹介します。電気式熱燗器は、レバーやスイッチで温度を指定するだけで酒の温度を調整してくれる手軽さが一番の魅力です。
商品によって機能性やデザインが違いますので、自分に合ったものを探してみてくださいね。
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商品情報
容量 300 ml
材質 AL、PP、PBT+30%GF
一合半(約300ml)の、呑み切りサイズの電気式熱燗器です。35℃の人間肌、45℃の上燗、50℃の熱燗、55℃の飛切燗の4段階に温度を調整できます。黒く塗装された酒器は全面フタになっており、一升瓶からも酒が注ぎやすくひれ酒などの変わり酒も楽しめますよ。和の雰囲気があるため、インテリアとしても楽しめる商品です。
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商品情報
色 ブラック
ブランド 丸山技研(MARUYAMA GIKEN)
材質 プラスチック
商品の個数 1
スタイル シンプル
12段階の温度調節ができる商品です。40℃前後のぬる燗から、50℃前後の熱燗まで、レバーを調整するだけでお手軽に好みの温度にできますよ。全面フタで注ぎ口が広いので、お手入れが簡単で細かなところまで洗いやすいの魅力です。使いやすいため、初めて熱燗器を購入するという初心者の方にもおすすめです。
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商品情報
温度設定範囲:35~59℃
容器にお湯を入れた後に徳利などの酒器を入れて温めるタイプの電気式熱燗器です。好みの酒器をそのまま使えるため、愛用の酒器で酒が飲みたいという方にもおすすめ。徳利だけではなく、カップ酒を湯煎して熱燗にできるため、少しだけ熱燗が飲みたいという時にも役立ちます。電気式ながら湯煎で温めるので、まろやかな酒の風味が楽しめますよ。
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商品情報
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:250W
容量:450ml(2.5合)
黒い急須のような形の陶磁器製徳利が特徴の電気式熱燗器です。陶磁器製酒器は酒をじっくり温めるので、酒の香りを引き立てます。温度調整は無段階調整可能なレバー式なので、細かい温度に調整が可能です。また、徳利と本体が分離するので徳利だけ洗いたいという時も手洗いが簡単に行えますよ。
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商品情報
陶磁器製の電気式熱燗器で、酒器は美濃焼が使われています。美濃焼とは岐阜県の東美濃で作られる、丈夫で軽く使いやすい陶磁器です。本体には温度調整レバーがあり、好みの温度に調整可能。酒器は2.5合、約450mlと大ぶりで、陶磁器ならではの和の雰囲気があるインテリアとしても映える商品です。
【湯煎式】熱燗器のおすすめ5選
容器にお湯を入れて酒を温めるのが湯煎式熱燗器です。先述のとおり電気を必要としないため、近くにコンセントがなくても使えるのが利点です。また、湯煎式熱燗器は陶器製のものが多く、和の雰囲気にこだわりたいという方にもおすすめですよ。
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商品情報
素材:磁器
美濃焼の湯煎式熱燗器です。酒器と外器の構造になっており、外器にお湯を注いで酒器を入れるだけで湯煎で熱燗が作れます。容量は約300mlで、晩酌がしたいときにもぴったりの商品です。ゆがみがある外器は和の雰囲気があり、和風のインテリアにも違和感なく溶け込んでくれますよ。
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商品情報
ブランド エールネット
材質 陶器
色 黒
容量 300 ml
特徴 食洗機対応可, 電子レンジ対応可
磁器製の保温器付き熱燗器のセットです。80℃から95℃程度のお湯を容器に入れ、徳利を容器に差し込むと3分から5分ほどで熱燗が作れます。お湯の代わりに氷水を入れれば冷酒も作れますよ。熱燗器、徳利のほかに盃が2個付いているので、酒器を一から揃えたいという方にもおすすめの商品です。
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商品情報
ブランド セトモノホンポ(Setomonohonpo)
色 ブラック
特徴 日常使用
行事 結婚式, クリスマス, ハウスウォーミング, 敬老の日, 誕生日, 母の日, 父の日
旅館や料亭、飲食店などでも使われる業務用の熱燗器です。容器の内側にはお湯を注ぐ目安ラインが入っているので、熱燗器を使ったことがないという方でも扱いやすいのが特徴。また、コンロを使用することで、より長く温かさをキープできます。丸みを帯びた容器のデザインが可愛らしく、ギフトとしてもおすすめです。
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商品情報
素材・材質:陶器
原産国:日本(美濃焼)
容量:徳利/125cc
セット内容:徳利×1個 湯燗器×1個 盃×2個
美濃焼で手付きの湯煎式熱燗器です。熱燗器は熱湯を入れると容器が熱くなり持ち運びが難しくなってしまうものもありますが、この商品は取っ手が付いているため運びやすく、酒も注ぎやすいのが特徴です。美濃焼なので保温性も高く、一度熱燗を作れば長く温かさが保たれますよ。セット商品で盃も2個付属しています。
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商品情報
商品サイズ 135×135×H155mm
材質 陶器
取っ手の付いた本体と陶器製の容器、ちろりが入った卓上熱燗器です。ちろりには取っ手と注ぎ口が付いているのでそのまま盃に注げます。この商品のちろりは錫製のため熱伝導が高く、素早く燗酒が作れますよ。レトロな雰囲気がありインテリアとしても楽しく部屋を彩ってくれる商品です。
おすすめ商品比較表
TWINBIRD(ツインバード) ツインバード 酒燗器 1.5合 電気式 | 丸山技研(MARUYAMA GIKEN) 丸山技研 酒燗器 2.5合 電気式 | 三ッ谷電機 三ッ谷電機 電気酒燗器 のんべえ横丁 | テスコム(TESCOM) テスコム 酒燗器 | 丸山技研(MARUYAMA GIKEN) 丸山技研 ゆめここち 電気酒燗器 2.5合 | 林金之助商店(Hayashikinnosuke) 林金之助商店 美濃焼 酒燗器 大 | エールネット(Ale-net) エールネット 黒結晶 保温器付き酒器(大) 盃2個付 | セトモノホンポ(Setomonohonpo) 酒燗器 備前吹一号酒燗器 140cc | 万葉庵 万葉庵 手付き燗冷器セット いぶし | アドキッチン アドキッチン 卓上酒燗器 ミニかんすけ・匠 | |
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お気に入りの熱燗器で晩酌を楽しい時間に!
熱燗器は電熱式と湯煎式があり、どちらも手軽においしい燗酒が作れる酒好きにはたまらないアイテムです。お気に入りの熱燗器を見つければ、寒い季節の晩食をより楽しい時間にできますので、愛用の商品を見つけてくださいね!
この記事では、熱燗に合う日本酒の選び方と辛口・甘口のおすすめ商品をご紹介します。スーパーやコンビニで買える手軽で安いパック商品などもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。